日  誌
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 2009年日誌
スケジュール

2009年民主労総全国労働者大会の日程が確定
11月7日(土)前夜祭(場所未定)
11月8日(日)本大会(場所未定)

裁判員制度、廃止、全国集会ビデオ

10月2日(金)
田舎から新米と梨が来ました
昼食はつけ麺 餃子
リッちゃんの誕生日です
書道家・竹洞さんから色紙とお赤飯の差入れ
タニー作、夕食。鮎です ヒヨコ豆のカレー マグロとイシモチの魚カレー
わたしの拒否をみんなの拒否に みんなの拒否で裁判員制度廃止を!
裁判員制度はやっぱりいらない!10.2全国集会(表面)

労     働     者     魂
2009年10月2日
№4
東京北部ユニオン
 「街」分会
 青年部
動労千葉が幕張で
全一日の緊急ストに決起! 
 動労千葉は10月1日、幕張支部の吉野六郎副支部長、高田昌史書記長の不当配転攻撃に抗議し、その白紙撤回などを求めて全一日のストライキを打ち抜いた。幕張支部の全組合員がストに入った。スト拠点となった幕張車両センターには早朝から怒りの声が響き渡った。「不当配転攻撃を許さないぞ!」「動労千葉のベテラン労働者を検査業務に戻せ!」「検修外注化を許さないぞ!」「ともにストに立とう!」。ストに突入した組合員・支援、約百人が車両センターを包囲し、怒りのシュプレヒコールをたたきつけた。

 おそれをなした当局は庁舎の中に縮こまり、毎日やっている体操も中止、スト対策に大わらわの状態だ。「今日の闘いは効いてるぞ」。手応え十分だ。

 今回の配転には1ミリの正当性すらない。JR資本は、ただただ動労千葉の組織を破壊するために車両の検査・修繕(検修)業務からベテランの動労千葉組合員を排除し、安全も何もかも投げ捨てるようなことをやっている。その結果、現実に車両の検修が満足にできない事例が続出している。動労千葉の組合員は、「こんなことを続けていたら間違いなく本線上での大事故が起こる」「これが民営化体制の本質だ」と当局のやり方を激しく弾劾している。しかも、組織拡大闘争の最先頭で闘ってきた幕張支部役員をねらい打ちで本来業務から外し、検査派出へ強制配転して職場から排除するとは言語同断の不当労働行為ではないか。

 早朝行動を終えた組合員はDC会館に移動。10時から幕張支部のスト突入集会が開催された。幕張支部は、8月1日から非協力闘争(公休出勤・超過勤務の拒否)を今後も継続することを確認した。山田支部長は「この間、支部全体が本気になって組織拡大オルグに決起した。この中でスト破りを断る若い仲間も出てきている。これからも頑張っていこう」と提起した。

 午後1時からはスト貫徹!動労千葉総決起集会が開催された。全支部から駆けつけた組合員、支援の労働者・学生で会場はぎっしり埋まった。あいさつに立った田中康宏委員長は、「今日は新たな攻防の始まりだ。検査派出での退職が続く中、この闘いは約1年間続く。背景にあるのは民営化体制の破綻だ。何波ものスト、頑強な職場抵抗闘争をとおして幕張支部は外注化を止め、組織拡大を実現してきた。攻めているがゆえの反動だ。ここに確信を持とう。今こそ、分割・民営化攻撃にわれわれの側から決着を着ける時が来ている」と檄を発した。配転攻撃を受けている当該組合員は、「この攻撃は、支部破壊のための露骨な狙い打ちだ。絶対に許せない。これからも断固闘う」と怒りをたたきつけた。幕張支部の青年労働者、木更津支部、鴨川支部の代表も、ともに闘う決意を表明した。

 続いて、9月30日に運転士登用差別事件で高裁逆転勝利判決を勝ち取った当該組合員が前列に勢ぞろいした。代表して発言した内田晃さんは「分割・民営化を強行した中曽根や、今の内閣にも一矢報いることができた。飯も食えない現実に追い込まれている多くの労働者を少しでも励ますことができた。爪から血がにじむような悔しい思いもしたが、これからも自分は動労千葉で闘っていく」と感動的アピール。会場全体が一つになった。基調報告を行った長田敏之書記長は、「幕張支部への攻撃が、逆に動労千葉を勢いづかせたということを当局に見せつけよう。この力を組織拡大に結実し、1047名闘争の復権をかけて11・1労働者集会への1万人結集をかちとろう」と呼びかけた。
 ストに先立つ連日の総武線沿線での街頭宣伝では、動労千葉のストライキに対する圧倒的支持・共感が数多く寄せられた。(O)

東京北部ユニオン「街」分会、青年部が参加しました
動労千葉が高裁で逆転勝利判決かちとる
東京高裁は9月30日、動労千葉組合員に対する運転士登用差別事件について、東京地裁が出した一審判決を破棄し、組合側完全勝利の判決を出した。高裁判決は主文で、「動労千葉組合員13名を1998年1月1日付けで運転士に発令したものとして取り扱わなければならない」としている。これは、同じ運転士登用差別事件を巡って昨年12月に出された動労水戸に対する最高裁勝利判決に続く決定的勝利だ。(写真は動労千葉の10・1スト貫徹総決起集会で勝利の報告をする川崎執行委員と当該組合員)

 この事件は、1980年、81年、82年に国鉄に採用された動労千葉組合員が、国鉄時代に運転士免許を取得していたにもかかわらず、動労千葉の組合員であるというだけの理由でJRになってからも運転士に登用してこなかったというものだ。この極悪の不当労働行為を巡って、千葉地労委は93年6月に組合側勝利の救済命令を出した。しかし、中労委は11年11カ月にわたってこの問題を放置したあげく、2006年11月に千葉地労委の救済命令を取り消すとんでもない反動命令を出したのだ。そして、東京地裁は08年に、この中労委命令を追認する反動判決を出していた。
 動労千葉は国鉄分割・民営化以来、本務からの排除=駅や売店への強制配転攻撃とともに、この運転士登用差別事件の解決を最重要課題と位置づけ、闘いの中心に据えて闘い続けてきた。この事件の当該組合員は、分割・民営化の後、長い間、駅や売店をたらい回しのように強制配転され続けてきた組合員が多い。JR東日本当局と東労組カクマルが結託した異常な労務支配の中で、20数年にわたって動労千葉組合員への露骨な差別・選別がくり返されてきたのだ。希望する職場で働くことさえ否定し、「動労千葉にいたら運転士にはなれない」という恫喝で組合弱体化を狙い、強制配転先で「塩漬け」にするという卑劣きわまりない攻撃だ。一人ひとりの組合員がこうした攻撃に激しい怒りを燃やし、労働者としての誇りを守り、動労千葉のもとに団結して闘い抜いてきた。

 今回の高裁判決は、あまりに当然の判決だ。動労千葉のゆるぎない鉄の団結、そして不当労働行為徹底追求の粘り強い闘いが、反動の牙城=東京高裁をしてJR資本の悪行を断罪せざるを得ないところに追い込んだのだ。JR東日本は、当該組合員を直ちに運転士に登用しろ!(O)

動労千葉が幕張で
全一日の緊急ストに決起! 
動労千葉が高裁で逆転勝利判決かちとる
米空母ワシントン横須賀母港化抗議!3500名の労働者が決起
 9月26日、『空母母港化36周年・原子力空母ジョージ・ワシントン横須賀基地母港化1周年抗議・原子力空母配備撤回を求める9.26全国集会』が、横須賀市のヴェルニー公園で行われた。神奈川労組交流センターと婦人民主クラブ全国協議会は、鳩山民主党・連合結託政権打倒を真正面から掲げ、何よりも11・1日比谷への結集を全ての労働者に訴え、大合流をかちとった。

 集会には実際には3500人とも4000名とも言われる労働者が大結集した。しかし主催者発表は2800名。前代未聞の事態だ。現場の怒りとエネルギーが与党化した体制内勢力の制動を突き破った。

 昨年9月25日の原子力空母ジョージ・ワシントン入港以来1年。8月には同じく原子力空母ニミッツが入港した。大恐慌と戦争の激化のなかで、米軍横須賀基地の侵略拠点化が進められている。もう我慢ならない! ミッドウェー配備以来36年。その間、米第7艦隊の拠点であり、米軍にとって空母の国外の唯一の母港とされ、この瞬間もイラク・アフガニスタン侵略戦争の出撃拠点となっているのだ。

 この中で、鳩山は日米首脳会談-国連総会をとおし「日米同盟強化」など戦争政権の本質をあらわにした。集会においても民主党議員・首藤が「オバマ大統領とも協働して核兵器廃絶をはじめ、新たなる両政権で新たな世界平和をつくっていかねばなりません」とメッセージ。同じく地元から出馬した民主党・横粂も「単純に配備反対言えぬ」(9月24日「朝日」)とぬけぬけと言い始めた。塩川一派の民主党尻押し運動は戦争推進運動だ。これらは横須賀闘争への反動的であり反革命だ。

 しかし現場には怒りが渦巻き、体制内勢力をぶっ飛ばし、労働者の団結こそが戦争を止める力だというエネルギーが間違いなく溢れている。
 「組合は、選挙では民主党支援しろといい、戦争には反対という。全くおかしい」と述べ「腹を固めて現場から労働運動を甦らせよう」という呼びかけに応え、快く11月集会の賛同に応じる青年労働者が次々とあらわれた。「民営化絶対反対」というメッセージも多い。国鉄1047解雇撤回闘争の勝利こそ、民営化を阻止することを多くの青年労働者がつかんだ。また「労働組合は何のためにあるのか」「労働組合こそ革命の主体ではないか」という大討論の輪もできた。

 民主党・連合政権の登場こそ、連合を打倒し、労働運動を甦らせる大チャンスだ。8・30情勢が示した労働者の怒りはこの瞬間も体制内勢力を破綻に追い込んでいる。労働者の怒りはこんなものではない! 国鉄1047名解雇撤回を掲げた11・1集会がどれだけ労働者に伝わるのかに勝負がかかっている。現場には怒りがある! 11月1万人へ全力で突き進もう!(神奈川 F)
広島連帯ユニオンNTT関連支部I君がストライキ
 広島におけるNTT資本による派遣切り解雇攻撃に対し、9月30日、広島連帯ユニオンNTT関連支部に所属するI君がストライキに決起した。連帯ユニオンの組合員をはじめ40人の仲間が支援にかけつけ、職場前スト集会とデモをやりぬいた。9・30NTT派遣切り粉砕ストライキとデモは10・1の動労千葉ストと連帯し、11月1万決起の号砲となるたたかいとしてたたかいぬかれた。

 8月24日、NTT基町ビルにおいて突然、9月末での部署廃止・外部委託化が発表され、20名の非正規労働者が雇い止めとなることが発表された。派遣社員は次の仕事もなく、完全な派遣切りだ。しかも廃止されるのは広島連帯ユニオン・NTT関連支部の拠点職場だ。大恐慌下、連合が政権与党となってクビ切り・賃下げを強行するために職場の団結破壊を目的とした攻撃そのものだ。絶対許せない。 広島連帯ユニオン・NTT関連支部と広島県労組交流センター電通部会は正規・非正規を貫く固い団結のもと約1ヶ月間広島市内の全NTT職場へのべ5000枚のビラまきを行い、職場の労働者を組織してたたかいぬいてきた。国鉄1047名解雇撤回、道州制・民営化粉砕のたたかいと一体で、「NTTによる派遣切りを許すな」「クビ切り許すな、仕事よこせ」「派遣法撤廃」「非正規職撤廃」を掲げ、職場の怒りとむすびついて1ヶ月間徹底的にたたかってきた。

 派遣元のテルウェルは「紹介できる次の仕事はない」といいながらインターネットで急募の求人をかけるというふざけきった対応に出たため、職場の怒りに火がついた。このなかで正規・非正規の壁をこえ、職場の労働者のさまざまな決起が生み出された。「国鉄1047名解雇撤回! 11月集会へ」をかかげた9・19広島労働者総決起集会には、新しい仲間も参加し、その中で11月集会への結集も生み出されている。

 9月30日は勤務最終日のストライキ決起だ。朝の門前ビラまき終了後、I君がハチマキ・ゼッケンで2階の職場に突入。朝礼を完全に制圧して約100名の職場の労働者全体に「部署廃止・外部委託絶対反対!」「クビ切りは人殺しだ。派遣切り、首切りを絶対に許さない。仕事をよこせ」「団結しよう! 職場に闘う労働組合をつくりだそう!」と訴えた。職場の全員が起立して真剣に聞いてくれている。管理者は弱々しく「業務に関係ないことを言うな」というばかりでまったく手が出せない。その後、職制と対峙しつつ職場の全員に「ストライキ決行中!」のビラを配布。8階の社長(=支店長)室前で「派遣切り解雇許さんぞ!」のシュプレヒコールをたたきつけた。

 昼休みはNTT基町ビルを包囲するデモに決起。職場の仲間や支援の労働者40名でデモを貫徹。「NTTの派遣切りを許さないぞ!」「派遣法撤廃!」「国鉄1047名闘争とともににたたかうぞ!」のコールが昼休みの繁華街に鳴り響いた。沿道からは高校生や労働者が手を振る。デモがNTTビルに帰ってくると職場の仲間が手を振っている。

 デモの最後にI君が「全国で派遣切りの嵐が吹き荒れる中、労働者の怒りは地に満ちている。自民党を打倒したのはこの怒りだ。NTT労組幹部は今回の派遣切りを容認しその先兵となった。これが民主党・連合政権の正体だ。11月1万人結集こそが労働者階級の回答だ。職場に闘う労働組合をよみがえらせよう」と訴えた。16時半には職場に復帰。再度終礼を制圧してアジテーション。解雇撤回まで闘い抜くことを宣言した。職場の仲間は皆「よくやったねえ」と明るい顔。反動管理者どもだけが憔悴しきっている。大勝利だ。
この力をバネに11月1万人結集を勝ち取ろう!(広島 M)

10月1日(木)
動労千葉は10月1日、幕張支部の副支部長、書記長の不当配転攻撃に抗議し、その白紙撤回などを求めて全一日のストライキを打ち抜いた。幕張支部の全組合員がストに入った。


車両センター入り口でスト破り弾劾行動と街宣  

ストに突入した組合員・支援、約百人が車両センターを包囲し、怒りのシュプレヒコールをたたきつけた。

午後1時からはスト貫徹!動労千葉総決起集会が開催された。全支部から駆けつけた組合員、支援の労働者・学生で会場はぎっしり埋まった。

【2008年 8月27日 運転士登用差別事件控訴審 第1回公判での予科生当該・関 道利君の控訴審意見陳述】
 私たちはこの20年間、所属していた運転職場から駅、売店等に強制的に配転され、「塩漬け」にされてきた。ここ数年で電車の検査・修繕職場に戻ることができた者がいるとはいえ、差別は今も続き運転士への道は未だひらかれていない。JR東日本は「社員を大事にする」と言うが、私たちに対しては、組合所属に基づく差別を行い、労働者としての誇りを踏みにじる卑劣な行為が行われてきた。これは、自分自身の存在が否定されてきたに等しいことだ。
 今でも職場では公然と組合差別がまかり通り、脱退強要が行われ、争議行為への介入が露骨に行われて処分が乱発されるなど、動労千葉に対する差別が続けられている。
 一方、JR総連に所属する者らは次々と運転士に登用されてきた。この一点で私たちに対する運転士への登用拒否が差別であり、不当労働行為であることは間違いない。 私は、1989年に行われた車掌の補完教育を希望し、千葉支社において面談を受けたが、この中で「ストライキについてどう思うか」という趣旨の質問が行われた。補完教育で組合活動に関する質問が出ること自体不当労働行為だ。結局、会社は、組合活動を理由にして補完教育を希望した私たちを候補者から落としたのだ。
 こうした事実を東京地裁の段階でも証言したが、これらを無視した東京地裁判決は絶対に間違いであり許すことはできない。
 裁判所においては、私たちの希望が叶えられるように慎重に審理を行い、正当な判断が下されるよう、切に要望する。
(写真は1987年ミルクスタンドへの強制配転された関さん)

「街」分会から青年部3人が行ってきます
その頃、「街」の昼食は讃岐うどん お稲荷さん 三里塚の薩摩芋、スパム、エリンギの
天ぷら
大根おろし、ネギ、テンカス
夕食は、焼き鯖 ブリカマの塩焼き
イカの沖漬け メインは芋煮
今夜のソウル・ワーカーズ・屋台 月見酒
マッちゃんの夕食、別メニュー
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