日  誌
2009年10月②

10月①へ 10月③へ
 2009年日誌
スケジュール

2009年民主労総全国労働者大会の日程が確定
11月7日(土)前夜祭(場所未定)
11月8日(日)本大会(場所未定)

10月6日(火)
5日の夕食、鶏料理 芋煮汁 差入れのクサヤの干物
たくさんの本の寄付を整理します
昼食は焼き鯖と豚汁 キムチ納豆
夕食は豚肉のスペアリブ風

 だ  ん   け  つ
2009年10月5日
№212
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
10・3東京集会、
11・1労働者集会1万人結集へ熱気あふれ
 10月3日、阿佐ケ谷産業商工会館で「11・1労働者1万人決起で国鉄1047名解雇撤回、道州制・民営化を阻止しよう! 10・3東京集会」が開かれ、全都から260人の労働者・学生が結集した。参加者は、熱気あふれる討論をつうじて11・1労働者集会への1万人結集は必ずできるという確信を形成、1カ月の猛然たる組織化の闘いに勇躍突入する決意をともに固めた。

 
 北部の青年労働者が基調報告を行った。「資本主義の終わり」と8・30総選挙情勢について明らかにし、「ブルジョア政権・自民党の打倒に続き、首切りと戦争の民主党・連合結託政権を打倒し、プロレタリア革命に突き進もう。その鍵は民営化絶対反対!労働者派遣法撤廃!国鉄1047阿解雇撤回闘争だ。労働組合を主戦場に闘い、闘う労働組合をよみがえらせよう。地区党をつくろう。結論は11月集会だ。大党派闘争にかちぬき、1万人を組織しよう」。1万人結集が圧倒的に可能な情勢に来ていることが路線的・実践的確信をもって明らかにされた。

 国労5・27臨大弾圧と闘う国鉄労働者の羽廣憲さんは5・27被告団は有罪解雇の覚悟をもって旧弁護団を解任したからこそ裁判の主体として自らを取り戻し、1047名解雇撤回闘争を貫くことができている。11・1に1万人集めるために全力を尽くす」と決意表明した。

 動労千葉の清水匠執行委員は、9月26日に千葉県三里塚集会をDC会館で行い、37―28日に定期大会を開いた後、10月1日に幕張車両センターでストライキを貫徹したことを報告した。動労千葉が外注化を阻止し、青年労働者を獲得し組織を拡大している上に、東京高裁が動労千葉運転士登用差別事件に逆転勝利判決を出すなどの事態に、当局は追いつめられて組織破壊攻撃に出てきたことを明らかにした。そして全労働者階級の課題として国鉄分割・民営化絶対反対・1047名解雇撤回闘争に取り組み、大失業と戦争に抗し連合を打倒する労働組合の力を示すために11月集会を成功させようと訴えた。

 全逓労働者、自治体労働者、教育労働者は、「絶対反対を貫いてきたからこそ、今の職場の状況がかちとられた。破綻した新自由主義の道州制・民営化に突き進まざるをえない鳩山政権と体制内労組指導部をぶっ飛ばす団結と決起が始まっている」などと語った。

 「8・30情勢だからこそ、職場で闘うことが11月1万人結集をつくり出す」「8・30で革命か首切り・戦争かめぐる大党派闘争となっている。時代認識と路線があるから職場で闘える。マル青労同に結集しよう。地区党をつくり出そう」

 職場で体制内指導部と激突し、資本・当局と激しく闘いを進める仲間たちから次々と積極的な意見が表明された。資本のでたらめさの暴露には参加者全員で怒り、闘いの前進に全員が喜んだ。ひとたび労働者が団結して立ち上がれば資本・当局・体制内労働運動指導部は実に情けない姿をさらけ出す。壇上の労働者の姿は、労働者は必ず立ち上がること、労働組合の力と可能性、労働者は資本主義を打倒し革命をやる力をもった存在だということを示し、全体を沸き立たせ、勢いづかせた。

 集会をとおして参加者全員が「よおし、11・1集会1万人結集を絶対にかちとる。できる」と高揚感をもって決意し確信した。あと4週間、徹底的に闘いぬいて東京4千人、全国1万人の決起へ突き進もう。(東京 K・G)

外環、前原はやっぱり推進
八ッ場ダムは「やめる」と言っても、外環はやっぱり推進。怒り心頭です!
住民の意識も民主党幻想から急速に冷め対決に変わっています。11・1組織化が勝負です!

●外環道容認に反発の声
国交相発言「政権公約に反する」
 練馬―世田谷区間で建設が計画されている東京外郭環状道路(外環道)について、前原国交相は29日、建設を容認する方針を示し、計画中止を求めてきた沿線自治体の住民団体からは「無駄な公共事業の廃止をうたった民主党のマニフェスト(政権公約)に反する」と反発の声が上がった。


 前原国交相はこの日の記者会見で、高速道路建設の決定権を持つ「国土開発幹線自動車道建設会議」(国幹会議)の廃止を表明した上で、過去の同会議での決定については、覆す考えがないことを明言。今年4月の同会議では外環道着工が決定しており、発言は事実上、これを認めたことになる。
 前原国交相らにあて、国幹会議の決定無効化などを求める要望書を24日に提出したばかりの「市民による外環道路問題連絡会・三鷹」は29日夜、三鷹市内で緊急会合を開き、メンバーからは「非常に残念」などの声が相次いだ。
(2009年9月30日 読売新聞)
 

●前原国交相は29日の閣議後会見で、高速道路の整備計画などを審議する国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)について「急に招集されて説明を受け、議論は数分という、正当性を与えるための機関でしかない」と述べ、同会議を廃止する考えを明らかにした。
前政権時代の4月の国幹会議で決めた、外環道練馬 - 世田谷間などの整備計画への格上げについては「(同会議に)民主党議員も入っていたので責任がある。前政権で決まったものは踏襲していく」と述べて変更しない考えを示した。
 
今後の高速道路整備については「費用対効果など明確な選定基準を設けて、透明性を持った事業選定が行われる仕組みを作りたい」と述べ、国幹会議に代わる新たな仕組みを作る考えを示した。2009年9月29日(火) 15時52分

●今年4月に着工が決まった東京外郭環状道路(外環道)練馬-世田谷間について、建設反対派の市民団体が24日、今年度補正予算の事業費分の執行中止などを求める要望書を前原誠司国土交通相らに提出した

 要望したのは地元住民や学識経験者らでつくる「市民による外環道路問題連絡会・三鷹」。国交省が補正予算事業に関し、凍結か継続かなどを精査しているのを受け、提出した。(毎日新聞)【馬場直子】


10月5日(月)
法大暴処法弾圧、報告集会で初公判闘争の勝利を確認
 暴処法弾圧裁判初公判後には、弁護士会館において報告集会が開催されました。冒頭、公判傍聴をともに闘ったス労自主の山川中央執行委員、10・1ストライキをうちぬき、組合つぶし攻撃と激しい組織戦を闘い抜いている動労千葉の後藤執行委員が発言。

 続いて学生からの公判総括。5名の冒頭意見陳述を引用しながら、①8名が元気に法廷に登場し闘い抜いていることがまず大勝利であること、②闘いの争点は大学とはいかにあるべきかということであり、「教育の民営化」絶対反対の闘いに学生の未来があること、③そして今回当局が引きはがされたとされたと主張する看板の不正義性を徹底的に弾劾し、④いまこそ「すべての怒りを行動にしよう」と10・16法大集会から11・1労働者集会への決起を訴えました。また、鈴木達夫弁護団長は、「刑事裁判は被告が胸を張って何を主張するかが一切。今回の初公判では獄中の学生の活動家としての飛躍が敵権力を圧倒した」と5学生の圧倒的なアジテーションに初公判闘争の勝利を確認しました。

 さらに集会では、警察・検察による切り崩し攻撃をはねのけ、被告の家族、法大生、法大OBが参加・発言し、より一層団結が深まっています。この団結は、現場の闘いから逃れたところで『やり方が間違っている』などと批判し、闘いの中から分断を組織する者たちとの激しいやり合いの中で生み出されたものでもあります。団結破壊を目的とした暴処法弾圧は、曖昧(あいまい)なものをぶっ飛ばし、すべてを「力勝負、団結勝負」に持ち込んだということです。10・7公判-10・11三里塚-10・16法大集会とますます団結を拡大することが勝利の道です。そして11・1の1万人結集で決着をつけましょう!(T)
法大5・15暴処法弾圧初公判、5人の仲間の飛躍と団結に感動
 10月5日、ついに法大5・15暴処法裁判の初公判が、東京地裁刑事第1部で行われました。70名以上もの傍聴者がつめかけ、廊下にあふれ出しました。

 法廷には織田陽介君、恩田亮君、内海佑一君、増井真琴君、新井拓君が元気に登場しました。5ヵ月半もの勾留をはねのけ、互いに見つめ笑い合う姿がとても印象的でした。

 織田君は、「学生注目!」と気合いを入れ、「3年半に及ぶ法大闘争の切り開いた勝利は、団結の復権であり、8人が元気に出廷していることだ」と力強く断言しました。

 恩田君は、法大当局が行ってきた数々の学生弾圧を、当局者たちの実名をあげて具体的に怒りをもって告発しました。
 増井君は、ノート一杯に書き込んだ意見書を、早口で読み上げました。誰もが驚く豊かな内容で、新自由主義大学の現実を批判し、あるべき大学とは何かを論じきりました。

 内海君は暴処法弾圧の反動性を暴き、法大闘争の正義性を、傍聴席の方を向きながらアジテーションしました。
 新井君は、弾圧に加担する裁判所を徹底的に批判し、「闘いにかけた思いは、仲間への熱い思いだ。支配をくつがえす力は、誰もが持つこの思いにある。力関係を変えよう」と呼びかけました。

 闘いのリーダーとしての5人の仲間の飛躍と団結を実感し、感動に包まれた初公判でした。暴処法弾圧を粉砕し、獄中の仲間を奪還し、10・16法大闘争、11・1労働者集会を全力で闘おう。(T)(写真は裁判所前での街宣)
「制度廃止の日まで」闘う、裁判員制度いらない全国集会 
 10月2日、「裁判員制度はやっぱりいらない! 10・2全国集会」が東京・四谷区民センターで開催された。「裁判員制度はいらない!大運動」の主催で450人の労働者・市民・学生が全国から集まり、「制度廃止の日まで、国会に、政府に、最高裁に、そして権力翼賛の日弁連執行部に、私たちの怒りをたたきつけましょう!」と集会宣言を発した。

 集会では、裁判員裁判の実態が暴露され、ますます盛り上がる全国各地、各層の裁判員制度廃止の闘いが報告された。
 藤田正人弁護士は裁判員裁判の実態について、「『市民参加』という名の刑事裁判ショー。そして、簡易・迅速・重罰の『お白州』だった」と言い表した。「お白州」とは江戸時代の奉行所などに置かれた法廷のこと。裁判員裁判では、裁判員や被害者の参加によって、検察側と弁護側が対等に主張・立証を行い裁判官が第3者として冷静に判断するという「当事者主義の原則」は投げ捨てられ、被告人の裁判を受ける権利は完全に踏みにじられていると指摘した。さらに司法への「市民参加」なる偽装についても暴露。最高裁による「高い出席率」の演出とは、呼出対象者から呼出状発送段階で拒否した人々を含めないで計算した数値であり、実際の出席率は東京47%、高松29%など拒否者続出だという。藤田弁護士は、この制度の目的は結局、「市民・国民に治安維持を担わせ、権力の思想に染めることだ」と批判した。

 弁護士、町内会、市民運動、労働運動の各層が登壇したパネルディスカッションは、制動廃止の運動がますます強固となって広がっていることを実感させた。愛知の弁護士は9月に東海3県の弁護士ら約200人が制度廃止の声明を発表したと報告、弁護士会でも廃止決議をあげたいと意気込んだ。町内会でも会長自ら運動の先頭に立ち地域を組織している。市民運動でも絶対廃止以外にないとますます確信を深めている。労働運動ではス労自主の棚橋竹三郎副委員長が登壇した。

 また各地の報告では、福岡、岡山、大阪、東海、神奈川、埼玉、千葉のどの各運動体も裁判員裁判実施に絶対反対の抗議の声をたたきつけ大きな反響を生み、地域の結集軸になっていることが報告された。実施されてからもなお、運動はますます大きく広がっているのだ。

 まとめのあいさつに立った「大運動」の呼びかけ人の高山俊吉弁護士は、「裁判員裁判の実施はこの国の政治権力の危機を示している。支持なく始めるざるを得なかった。途方もない矛盾をかかえている。われわれの勝利の証だ」と確認し、「修正は違う。廃止以外にない。われわれが制度廃止の旗を掲げているから「いやだ」というたくさんの人がいる。さらにその旗を高くかかげよう」と呼びかけた。方針は「各地の学習会を運動の拠点にし全国で連携していく」ことだ。「大運動」は各地の裁判員裁判の真実を知らせるための「裁判員いらない全国情報」を発行していくという。

 11月以降さらに裁判員裁判の件数ひと月200件ほどに激増し矛盾も拡大していく。制度廃止の旗を高々とかかげ、いよいよ廃止に追い込もう!(東京 KN)

10月4日(日)
10・3東京集会、11・1労働者集会1万人結集へ熱気あふれ
 10月3日、阿佐ケ谷産業商工会館で「11・1労働者1万人決起で国鉄1047名解雇撤回、道州制・民営化を阻止しよう! 10・3東京集会」が開かれ、全都から260人の労働者・学生が結集した。参加者は、熱気あふれる討論をつうじて11・1労働者集会への1万人結集は必ずできるという確信を形成、1カ月の猛然たる組織化の闘いに勇躍突入する決意をともに固めた。

 集会は、5・9全都労働者集会の時以上に4大産別の職場での闘いが前進し、7・25東京青年労働者集会の時以上に青年労働者が全体を数の上でも基調報告を始めとする発言においても牽引(けんいん)した。東京に第2、第3の動労千葉をめざす拠点労組、拠点職場が生まれている。すべての仲間が職場で資本や当局の攻撃に怒りを爆発させて「絶対反対」を貫き「階級的団結」を総括軸に生き生きと闘いぬいている。こうした階級的労働運動路線の実践こそ情勢を動かす力であり、11月労働者集会1万人結集へのうねりをつくり出している。

 北部の青年労働者が基調報告を行った。「資本主義の終わり」と8・30総選挙情勢について明らかにし、「ブルジョア政権・自民党の打倒に続き、首切りと戦争の民主党・連合結託政権を打倒し、プロレタリア革命に突き進もう。その鍵は民営化絶対反対!労働者派遣法撤廃!国鉄1047阿解雇撤回闘争だ。労働組合を主戦場に闘い、闘う労働組合をよみがえらせよう。地区党をつくろう。結論は11月集会だ。大党派闘争にかちぬき、1万人を組織しよう」。1万人結集が圧倒的に可能な情勢に来ていることが路線的・実践的確信をもって明らかにされた。

 国労5・27臨大弾圧と闘う国鉄労働者の羽廣憲さんは5・27被告団は有罪解雇の覚悟をもって旧弁護団を解任したからこそ裁判の主体として自らを取り戻し、1047名解雇撤回闘争を貫くことができている。11・1に1万人集めるために全力を尽くす」と決意表明した。

 動労千葉の清水匠執行委員は、9月26日に千葉県三里塚集会をDC会館で行い、37―28日に定期大会を開いた後、10月1日に幕張車両センターでストライキを貫徹したことを報告した。動労千葉が外注化を阻止し、青年労働者を獲得し組織を拡大している上に、東京高裁が動労千葉運転士登用差別事件に逆転勝利判決を出すなどの事態に、当局は追いつめられて組織破壊攻撃に出てきたことを明らかにした。そして全労働者階級の課題として国鉄分割・民営化絶対反対・1047名解雇撤回闘争に取り組み、大失業と戦争に抗し連合を打倒する労働組合の力を示すために11月集会を成功させようと訴えた。

 全逓労働者、自治体労働者、教育労働者は、「絶対反対を貫いてきたからこそ、今の職場の状況がかちとられた。破綻した新自由主義の道州制・民営化に突き進まざるをえない鳩山政権と体制内労組指導部をぶっ飛ばす団結と決起が始まっている」などと語った。

 「8・30情勢だからこそ、職場で闘うことが11月1万人結集をつくり出す」「8・30で革命か首切り・戦争かめぐる大党派闘争となっている。時代認識と路線があるから職場で闘える。マル青労同に結集しよう。地区党をつくり出そう」

 職場で体制内指導部と激突し、資本・当局と激しく闘いを進める仲間たちから次々と積極的な意見が表明された。資本のでたらめさの暴露には参加者全員で怒り、闘いの前進に全員が喜んだ。ひとたび労働者が団結して立ち上がれば資本・当局・体制内労働運動指導部は実に情けない姿をさらけ出す。壇上の労働者の姿は、労働者は必ず立ち上がること、労働組合の力と可能性、労働者は資本主義を打倒し革命をやる力をもった存在だということを示し、全体を沸き立たせ、勢いづかせた。

 集会をとおして参加者全員が「よおし、11・1集会1万人結集を絶対にかちとる。できる」と高揚感をもって決意し確信した。あと4週間、徹底的に闘いぬいて東京4千人、全国1万人の決起へ突き進もう。(東京 K・G)
10・2郡山労働者集会大成功! 11・1への総決起を誓う
 10月2日、郡山市ビッグ・アイで、「国鉄1047名解雇撤回!道州制・民営化粉砕!10・2郡山労働者集会」が、会場を埋める60名の参加で勝ち取られました。

 「4・25尼崎闘争」のDVD上映の後、司会の「福島・星野文昭さんを取り戻す会」の労働者は、この日行われた全国一斉の不当家宅捜索に抗議し、「全国一斉ガサに負けずに本集会を成功させよう!」と力強く開会を宣言しました。

 主催者を代表して、国労郡山工場支部の橋本光一さんから基調が提起されました。橋本さんは「労働者階級は8・30総選挙で自民党を打倒した。これは壮大な階級決戦の始まりだ。8・30をもって、時代は労働者・労働組合をめぐる攻防が階級闘争の一切を決する情勢に突入した」と時代認識を鮮明に提起しました。さらに、「8・30情勢は1047名解雇撤回闘争に新たな生命力を注ぎ、その巨大な意義を浮き彫りにした。1047名闘争を先端とする首切り反対・解雇撤回の闘いは、今や6千万労働者の課題となっている。『国鉄1047名解雇撤回』を掲げる11月の集会は、大恐慌・大失業と対決する最前線の闘いだ」と11・1日比谷野音1万人にともに闘うことを熱烈に訴えました。

 続いて、特別アピールが国労5・27臨大闘争弾圧被告団長の富田益行さん、解雇撤回を闘う国労秋田闘争団の小玉忠憲さんの二人からなされました。
 富田さんは、「体制内派との分岐は路線をめぐる問題、労働者階級と資本家階級は非和解、絶対反対論、階級的団結論しかない。5・27は国労をめぐる路線の問題、あくまで国労本部打倒で闘う」とした上で、「われわれだけが唯一11月労働者集会で路線を示している」と11月労働者集会への結集を訴えました。

 小玉さんは、JR体制の矛盾を明らかにし、「今の社会の様々な矛盾の、すべてのルーツは国鉄・分割民営化にある」と国鉄分割・民営化攻撃の本質を改めて確認し、「5・27闘争は国鉄1047闘争そのもの。今の国労本部は絶対許さない」と怒りを込めて弾劾しました。さらに「国鉄1047解雇撤回闘争を全国でやる、11・1に1万人集めたら世の中変わる!」と11月労働者集会への結集を呼びかけました。

 民間の女性労働者のカンパアピールのあと、参加した労働者・学生からのアピールがなされました。
 地元福島からは国鉄、自治体、郵政、医療福祉の労働者が職場での取り組みと決意を語りました。また、仙台からかけつけていただいた全金本山の長谷副委員長、東北せっけん労組の洞口委員長、東北大学学生自治会の石田委員長からも力強いアピールをいただきました。

 集会のまとめとして国労の橋本さんが発言しました。橋本さんからは集会が大成功したことへの全参加者への御礼と、10・2労働者集会に至る過程で地区のとりわけ地元郡山の労働者の団結がより一層深まったことが喜びを込めて語られました。最後に「本集会の参加者全員が団結のかたまりとなって闘って行こう!」と行動方針を提起し、「団結ガンバロー!」を三唱し、11・1労働者集会1万人結集へ全力で闘いぬくことを確認しました。 

 交流会は富田さん、小玉さん、長谷さん、洞口さんも含め、集会参加者の半数以上も参加する大交流会となりました。集会の大成功を確認するとともに、さらに団結を固め、11月1万人結集を誓い合いました。

 なお、この日は、集会に先立ち朝は全学連の仲間たちと国労郡山工場支部のあるJR郡山総合車両センターへのビラ撒き、昼は全学連の仲間たちは福島大学に登場し、夕方にはJR郡山駅頭での街頭宣伝と文字通りの終日闘争として闘いぬきました。(福島県労組交流センター・O)
福島地裁前で裁判員制度廃止を呼びかけ
 9月29日、福島県初の裁判員裁判となった福島地裁・郡山支部で、午前8時と午後1時から各1時間の抗議の情宣と制度廃止請願署名行動を取り組みました。百万人署名運動・福島県推進委員会の呼びかけに福島県労組交流センターとふくしま合同労組の働く仲間が合流し、「つぶせ!裁判員制度」「11・1労働者集会へ」の幟が裁判所の正門脇を制圧しました。

 支部開催であること、起訴罪名を巡り被告側が争う裁判になることなど全国初のケースという点でマスコミ各社の報道がヒートアップする一方、80人から47人に絞り込んで呼び出された裁判員候補者のうち、出席は36人にとどまり11人が欠席、これまでの最低の出席率を記録したのでした。呼び出しに応じた候補者にしても「自分に人が裁けるのか」「自信がない」「出来れば来たくなかった」「なりたくない」とマスコミ取材に対して正直な胸の内を吐露していました。危機感を抱いた裁判所側が、選任されずに帰宅する候補者への「取材」妨害ともとれる対応にでて、マスコミ労働者らから弾劾されるという一幕もありました。

 午後からは雨もあがり、わずか16席をめぐる傍聴席抽選には562人が並び、ほとんどがマスコミ各社のアルバイトで集められた人たちですが、皆が好意的にチラシを受け取り、なかには署名に応じてくれる人も。午後からの正門前情宣を開始していた私たちに、「こういうことやるのは共産党の人たちだと思っていたけど、チラシを読んで違うんだとわかった。反対をあくまで貫こうとしている理由がよくわかりました。頑張ってください」と60代の男性がわざわざ寄ってきてコメントを残してくれたり、午前中のあいにくの雨に、チラシが濡れて署名ができないことを一緒に残念がってくれたマスコミ労働者も。絶対反対の意志を行動で貫いている私たちの登場は、実に決定的で確実に労働者の心を捉えていると確信できる瞬間でした。

 国会が全政党一致で成立させたにもかかわらず、国民の8割以上が背を向けている。戦後半世紀以上に渡る自民党支配を崩壊に追い込んだ力は、こうした労働者人民の力です。絶対反対の結集軸となる1047名闘争勝利に向け、10・2郡山労働者集会と11・1日比谷野音1万人結集を訴えきりました。10・7の福島地裁での抗議行動も断固取り組みます。(福島S)
外環、前原はやっぱり推進
八ッ場ダムは「やめる」と言っても、外環はやっぱり推進。怒り心頭です!
住民の意識も民主党幻想から急速に冷め対決に変わっています。11・1組織化が勝負です!

●外環道容認に反発の声
国交相発言「政権公約に反する」
 練馬―世田谷区間で建設が計画されている東京外郭環状道路(外環道)について、前原国交相は29日、建設を容認する方針を示し、計画中止を求めてきた沿線自治体の住民団体からは「無駄な公共事業の廃止をうたった民主党のマニフェスト(政権公約)に反する」と反発の声が上がった。

 前原国交相はこの日の記者会見で、高速道路建設の決定権を持つ「国土開発幹線自動車道建設会議」(国幹会議)の廃止を表明した上で、過去の同会議での決定については、覆す考えがないことを明言。今年4月の同会議では外環道着工が決定しており、発言は事実上、これを認めたことになる。

 前原国交相らにあて、国幹会議の決定無効化などを求める要望書を24日に提出したばかりの「市民による外環道路問題連絡会・三鷹」は29日夜、三鷹市内で緊急会合を開き、メンバーからは「非常に残念」などの声が相次いだ。
(2009年9月30日 読売新聞)

●前原国交相は29日の閣議後会見で、高速道路の整備計画などを審議する国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)について「急に招集されて説明を受け、議論は数分という、正当性を与えるための機関でしかない」と述べ、同会議を廃止する考えを明らかにした。
前政権時代の4月の国幹会議で決めた、外環道練馬 - 世田谷間などの整備計画への格上げについては「(同会議に)民主党議員も入っていたので責任がある。前政権で決まったものは踏襲していく」と述べて変更しない考えを示した。
 
今後の高速道路整備については「費用対効果など明確な選定基準を設けて、透明性を持った事業選定が行われる仕組みを作りたい」と述べ、国幹会議に代わる新たな仕組みを作る考えを示した。2009年9月29日(火) 15時52分

●今年4月に着工が決まった東京外郭環状道路(外環道)練馬-世田谷間について、建設反対派の市民団体が24日、今年度補正予算の事業費分の執行中止などを求める要望書を前原誠司国土交通相らに提出した

 要望したのは地元住民や学識経験者らでつくる「市民による外環道路問題連絡会・三鷹」。国交省が補正予算事業に関し、凍結か継続かなどを精査しているのを受け、提出した。(毎日新聞)【馬場直子】

10月3日(土)
11・1労働者集会、1万人決起実現、毎週土曜日、第4波、全日ストライキ決行中!
昼食はチャンポン 鶏肉のいそべ揚げ
3時のお茶
夕食はカレー
サラダ アジフライ
第一隊は陽和病院へ
第2隊は杉並集会へ。11・1労働者1万人決起で、国鉄1047名解雇撤回、道州制・民営化を阻止しよう! 
10・3東京集会に260名!
羽広さん 中村さん 動労千葉・清水さん
青年労働者の大量決起で、

集会、11・1労働者1万人決起へ

大爆発!

スゲエ!

 本物だ!



10月①へ 10月③へ
 2009年日誌
inserted by FC2 system