日  誌
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 2009年日誌
スケジュール
2009年民主労総全国労働者大会の日程
11月7日(土)前夜祭(場所未定)
11月8日(日)本大会(場所未定)

10月23日(金)
昼食の一部
滝口誠さん・動労千葉を迎えて、物販に 昼休み
夕方から交流会
   生まれました!
午後11:47に2598gの元気な女の子が生まれました
 
これで心おきなく11月集会に行ける
 
この子達の未来を守る為に教労の仲間も自治体の仲間も全逓も国鉄も民間も
全ての労働者は11月に結集して闘おう
 
みんな!11月で会おう
法大暴処法弾圧裁判の第2回公判
 10月21日、法大暴処法弾圧裁判の第2回公判が、東京地裁刑事第1部で開かれた。
 公判は、10・7の「4・24集会弾圧グループ」初公判における登石裁判長の被告への不当な退廷処分、8名に対する長期勾留と接見禁止の拡大、10・16法大集会での2名の不当逮捕への徹底弾劾から激しく始まった。

 織田陽介君は、「裁判所のやっていることは、裁判を妨害し、陰険な嫌がらせや制裁をすることだ。裁判所自らが裁判を破壊する無法状態だ」と怒りを込めて断罪。続く恩田亮君も、「紙切れ一枚の接見禁止決定で、ちり紙やシャンプーなどの日用品や、裁判準備に必要な文具までが買えなくなった。こんな状況が一週間も続いた。繰り返したら許さない」と、裁判長に突きつけた。裁判所前での登石裁判長弾劾のビラまきと一体で、獄内外が不当弾圧を1ミリも許さず闘い抜いた。

 この日は、検察側証人として、法大で夜間警備をしている柴田敏男と松本和久が登場。柴田は、今年の2月19日の未明に入構禁止看板が破壊される状況を目撃したと言う。しかし被告・弁護団の反対尋問が、実際には「暗くて何人いたのかも、顔もわからない。看板が構内に投げ込まれるのを見て、音や声を聞いただけ」だということを暴いた。 

 また、松本は、「直前に大学の周囲を巡回したが、すべての看板に異常は無かった。その後壊され、写真撮影した」と証言。しかし実際は「看板の設置時期もわからない」、看板に関心など払っていない人物であったことが明かとなった。

 追い詰められた法大当局は、この日の傍聴に学費を使ってバイトを雇い、抽選で当たっても傍聴せず、ただ仲間の傍聴を妨害するという卑劣なことまでやってきた。断じて許せない! 学生を先頭に、「金で魂を売るな!」と徹底弾劾して闘った。
 次回11月4日は、警察官証人3名が登場する予定だ。デッチあげを許さず、獄内外の団結で勝利しよう。(T)

10月22日(木)
10.22日誌 
今日は駅南口で客待ちをしているタクシー労働者と話をした。
売り上げが毎月40万円ぐらい。
半分を会社に持っていかれるから、手取り20万を切る月のほうが多い、という。

「会社は車の台数ばっかり増やすけど、客が不景気で減っているから、売り上げががた落ちさ」

ここ最近でガタッッと、売り上げが減った。
「会社が半分取る、って当たり前だと思ってたけど、そういやぁ、ひでえなぁ」
昨夜は、東京北部ユニオン、全体会
今日の石神井川…平和。


東京都の計画では、

10月に住民説明会をする予定だが、

その前段の「測量」をまだ、

やっていない。やらせていない。
則子さん、アラカン(アラウンド還暦)誕生日
夕食はモズク雑炊



← 三里塚の里芋煮
    ついに西川を打倒したぞ! 次はJP労組中央打倒だ!
日本郵政・西川社長が辞任表明 「新政権方針と隔たり」
 郵政小包を子会社化し日通との統合事業とするJPEX計画の破産など、郵政民営化の破綻が広がる中で、日本郵政社長・西川善文が20日、ついに辞任に追い込まれた。民営化による猛烈な労働強化や人員削減、非正規雇用の拡大(首切りの自由化)などに対する現場労働者の怒りと闘いが高まり、西川体制を最後的に打ち倒したのである。西川を後ろ盾に横柄な振る舞いを続けてきた職制たちは狼狽(ろうばい)し、「西川応援団」を自認してきた御用組合=JP労組中央本部は顔色を失っている。

 小泉「構造改革」の柱とされた郵政民営化は、労働者人民の資産を一部の資本家が私物化・簒奪(さんだつ)し、その一切の矛盾を現場労働者に転化する攻撃だった。かんぽの宿売却の巨額横領・背任事件、西川利権そのものである三井住友による郵貯カード事業の私物化、障害者割引制度悪用による背任と汚職、博報堂への広告一括発注による裏金作り等々。民営郵政の闇は、表面化したものだけでも万死に値する。来年度に予定されていた郵貯と簡保の300兆円にのぼる超大型の株式上場計画は、こうした一部資本家による郵政資産争奪戦の頂点だったのだ。

 この一方で、民営化後の全国の郵政職場で要員削減が進み、労働密度は3倍になり、健康を破壊する深夜勤務が限度を超え、"自爆営業"や"ただ働き"が横行し、いつでも首を切られる非正規雇用が全労働者の65%にまで広がった。

 そしてこれらすべての民営化施策を容認し、「スト絶滅宣言」まで出して現場労働者の闘いを押さえつけ、西川体制に協力してきたのがJP労組中央本部だった。

 しかし闘う全逓労働者は、この民営化攻撃に絶対反対を掲げ、JP労組中央の度し難い裏切りを突き部って、3年間にわたる職場生産点でのあらゆる抵抗闘争を組織してきた。そしてこの闘いは、民営郵政の「戦略事業」とされたJPEX子会社化攻撃に対する全面的な反撃の開始をテコに、全国で現場労働者の怒りと結びつき、ついにJPEX計画そのものを完全破綻に追い込んだのである。

 これらの現場労働者の闘いが、8・30総選挙での全国の労働者人民の"一票革命"となって爆発し、日本郵政・西川体制への致命的な打撃となった。
 西川体制を打倒した全国の郵政労働者は、「民営郵政を倒せ!」「職場は現場労働者のものだ!」「西川の手先となってきたJP労組中央を打倒せよ!」と叫び、新たな闘いを開始している。資本家の支配に終止符を打つための闘いは、これからが本番だ。11・1労働者集会に総結集し、産別や国境を越えた労働者階級の怒濤の進撃を切り開こう!(KS)
<日本郵政グループ労働組合綱領>
1.日本郵政グループ労働組合は、すべての郵政関連企業において、自由にして民主的な労働運動を指標とし行動する労働者の結集体である。

2.私たちは、人間の尊厳と社会正義を基調に、左右の全体主義を排除し、自由にして民主的な労働組合の発展をめざして行動する。

3.私たちは、公正・透明な組合民主主義に徹し、労働者の団結と組織の一体性を守るため、いかなる外部からの支配・介入を許さない。

4.私たちは、働く者の社会的、経済的地位の向上をはかり、組合員の雇用の安定と労働諸条件の改善に向け、合法的な手段をもって運動を推進する。

5.私たちは、労使の信頼関係に立脚し、日本郵政グループの健全な成長発展が雇用の安定と労働諸条件の向上につながることを前提に、産業民主主義の原則に立って生産性運動を推進する。

6.私たちは、組織の健全な発展に向け、組合員相互の信頼と協力によって団結を強め、国内外の労働者組織との連帯によって世界の恒久的平和のために努力する。
竹内委員長講演内容
  1. 竹内委員長民主党による今後の政権のあり方 JP労組としては、今のところ政権交代後の政治運営を注意深く見守っていく段階
  2. 郵政事業の見直しについて JP労組が方向性をしっかりと決めないとまた郵政事業の見直しが「政争の具」とされてしまう。例えば、
    • 郵便局会社の金融業としての位置付けについて、独自法を作ればまた問題視されるおそれがある。
    • 郵便事業会社と郵便局会社が統合した場合の経営の自由度問題及び金融業と運送業の切り分け問題等
  3. 社長の人事問題  現在、西川社長の進退問題について騒がれているが、郵政に行くと出身企業のイメージが悪くなるとして、誰もやりたがる人がいない。
  4. JPEXについて  JPEXは100%郵便事業会社の子会社にするのが良いと考える。
<普天間移設>米長官「大統領訪日前に結論を」…外相は難色 10月22日12時8分配信 毎日新聞
 20日に行われた岡田克也外相とゲーツ米国防長官との会談で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について、ゲーツ長官が11月12~13日に予定されているオバマ米大統領の来日までに結論を出すよう求めていたことがわかった。

 関係者によると、ゲーツ長官は会談で「現行計画は唯一実現可能なもの。11月のオバマ大統領訪日までに普天間問題の結論を出してほしい」と強調した。普天間問題が大統領来日に悪影響を及ぼすことを米側が強く懸念していることを示したものだ。

 これに対し、岡田外相は22日午前のTBSの報道番組で「選挙(衆院選)で示された民意がある。短期間に『米国の言うことを受け入れてやります』という結論にはならない」と述べ、来日までに結論を出すことに否定的な考えを示した。

 一方で外相は、鳩山由紀夫首相が来年1月の同県名護市長選挙後に先送りを表明したことに対しては「選挙、選挙と言っているとどんどん先送りされる」として、年内の結論を目指す考えを改めて示した。また、平野博文官房長官も22日午前の会見で「オバマ米大統領の来日時(まで)に政治的判断をするのは、首相の発言を踏まえると難しい」と述べた。【西田進一郎、野口武則】

10月21日(水)
昼食は、つけ麺 鮭チャーハン この前、ジャンべの皮が破れたので、
新しいのが到着。
早速、ジャンベの試し打ち
タクシー労働者のミネちゃんが客待ち 
 数年ぶりにシュウちゃん発見 3時のオヤツです
夕食は鍋。豚肉・カキ・エビ・特製シメジなど…
最後に水菜を乗せて…
食後にビラまき

 戸塚、樋口らのJR総連=松崎革マル擁護運動を粉砕しよう! 

 国鉄分割・民営化での動労革マル=松崎の大裏切りはどうあがいても絶対消せない。しかし、いま戸塚秀夫、樋口篤蔵らを先頭に、動労の裏切りは「組織を守るため、階級的労働運動を守るための一つの戦術」と「擁護論」を展開し、「JR総連は国労の採用差別事件に対し人権という視点からも解決しなければならない、と言っている」「JR総連との共闘を」と国鉄闘争陣形の中で蠢き、1047名闘争破壊の策動を行っている。絶対に許すことはできない。今回「国鉄分割民営化とは何だったのか、動労革マルは何をやったのか」を、動労千葉の映画「檄」の一部と、当時のNHK報道で紹介する。

動労千葉を支援する会のホームページから転載
普天間移設 ゲーツ米長官「現行計画実施を」 外相に要求 10月20日20時31分配信 毎日新聞
 岡田克也外相は20日、来日したゲーツ米国防長官と外務省で会談した。長官は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画について「現行計画は唯一実現可能なもので日米合意に従って着実に実施することが必要だ。早期に結論を出してほしい」と述べ、キャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への移設計画を履行するように強く求めた。11月のオバマ米大統領の訪日を前に日本側に決断を迫るもので、来年に先送りする意向を示していた日本政府は厳しい状況に追い込まれそうだ。

 ゲーツ長官は会談冒頭から「米軍再編の課題を進展させたい」と切り出した。これに対し、外相は「日米合意の存在は十分認識している。日本国内の政治状況は変化している。できるだけ早期に結論を得たいが、困難な政治状況を理解してほしい」と述べるにとどめた。また、外相は現行計画を検証した後に結論を出す考えを伝えた。

 9月のニューヨークでの日米首脳会談などで米側は現行計画の履行を求める姿勢を示していたが、長官はさらに踏み込んで現行計画の本質的な変更は認められないとする立場を鮮明にした。

 アフガニスタン支援を巡って、長官は「いかなる支援を行うかは日本が決定すること」と述べ、海上自衛隊のインド洋での給油活動中断を容認。外相は「日本の得意分野を生かした支援をまとめている」と述べ、職業訓練などの民生支援を強化する方針を伝えた。

 会談は、ルース駐日米大使や外務省事務方ら計約20人で約35分、行った。その後、外相側の提案で外相、長官を含め計4人程度に絞り約15分間、個別に会談を行った。

 ゲーツ長官は21日、鳩山由紀夫首相、北沢俊美防衛相と会談する。【野口武則】

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3つの労働組合が呼びかけ10・18福岡労働者集会
福岡市の天神で10・18福岡労働者集会が開催されました。九州の3つの労働組合が呼びかけての集会で、現在戦闘的に且つ先鋭的に闘っている労働者からの発言にピリリと締まった集会であり、なによりも11・1への総決起集会として勝ち取られた集会でした。

 冒頭の主催者あいさつの後に、まずは合同労組レイバーユニオン福岡の青年労働者が時代認識1047名闘争を強調する内容で基調を提起。続けて前半の闘いの報告が始まり、雇い止め解雇を許さず解雇撤回を闘う、若い派遣労働者が発言。自治体労働者からは、自治労熊本大会に決起して、民主党を支える自治労本部打倒闘争に登場したこと。教育労働者からは、分会でのビラまき活動で分岐をつくり出し体制内と激突している状況や、広島の教育労働者への8・6大行動参加に対する処分攻撃を徹底弾劾する発言がありました。国労闘争団員からは国鉄1047名闘争の意義やその位置、政治解決絶対反対の決意が語られ、動労千葉からは、11・1集会に結集し全世界の闘う労働者と団結して世の中を変えていこうと力強いアピールが発せられました。

 その後の休憩中には韓国双龍自動車労組の闘いをDVDで紹介しました。そして後半は、様々な闘いからのアピールで始まりました。
 国労5・27臨大闘争弾圧を弾劾し国労5・27基金への加入を要請するアピール。学生からは法政大学への大弾圧への怒りと勝利感が報告され、開始された裁判員制度を廃止に追い込むまで闘う決意も述べられました。また、つい先日不当な弾圧を跳ね返して奪還された長崎県労組交流センターの仲間から、今回の弾圧が今の民主党―連合政権による闘う労働運動つぶしの攻撃であることと、完全黙秘-非転向が勝利のカギだということが訴えられました。

 後半の闘いの報告では、福祉施設での解散・解雇攻撃と闘う労働者から、裁判闘争や労働委員会闘争を駆使して不屈に闘い抜いている報告と闘いへの結集が呼びかけられました。運輸労働者からは、「労働組合だから出来ることがある。これからも労働組合運動を続けていく」という宣言が。合同労組レイバーユニオン福岡の仲間からは、組合員が1人であっても職場全体の獲得を目指して団体交渉を申し入れ闘い抜いているという報告がされました。

 最後にまとめの行動提起を羽廣憲さんが行い、まさに九州・福岡の労働運動の大きな前進を実感できる、圧倒的な内容の集会として成功しました。

屋内集会終了後に天神を突っ切るデモンストレーションに出発しました。注目度満点で、道行く青年も一緒にシュプレヒコールをあげたりと、街頭の怒りと一体になれた感じがしました。総括集会では11月1日、日比谷野音へ仲間を連れて行くことを全体で確認し、団結ガンバローで締めくくりました。(福岡H)
勝利報告10・10集会、ついに共謀罪を阻止したぞ!
 10月10日、破防法・組対法に反対する共同行動主催で、共謀罪反対闘争勝利!報告集会が、東京しごとセンター(飯田橋)で開催された。衆院解散、8・30総選挙過程で労働者階級の怒りが3度目の共謀罪法案をぶっとばし、自民党支配をなぎ倒した。集会は、戦後階級闘争史上、希有な治安立法成立阻止の勝利の地平を共有しつつ、進行した。

 冒頭、共謀罪廃案に向けた10年間の闘いを、事務局メンバーがスライドで紹介。国会前座り込み、ハンスト、街宣、集会、デモ、署名活動、議員オルグ......。小泉・安倍・福田・麻生の自民党政権と対決して、あらゆる闘争方法を駆使し、ついに廃案をもぎりとった闘いの軌跡が次々と映し出された。

 続いて事務局から基調報告がおこなわれた。国際的組織犯罪条約に警鐘を鳴らす闘いから始まり、その国内法としての共謀罪法案上程以降6年半、15国会を執拗に闘い、06年春激突以降の3年間に渡って共謀罪法案の審議入りを許さず、廃案に追い込んで戦争・治安管理国家化に風穴をあける巨大な成果をかちとったと闘争勝利を宣言。「話し合っただけで罪になる」「現代の治安維持法」と共謀罪に正鵠を射たレッテルを貼って広範な世論を獲得しつつ、現場の弾圧への怒りとの結合を原動力に反撃していったことが制定阻止の大きな要因と指摘した。

 次にリレートークに移った。法大5・28暴行デッチあげ裁判で無罪をかちとった法大生は、団結すれば勝てる、暴処法弾圧と獄中で闘う8人を必ず奪還する、新自由主義大学の攻撃を打ち破って法大キャンパスを学生の手に取り戻すと熱烈に訴えた。また裁判員反対大運動の武内更一弁護士が、権力の治安維持に国民を動員することを狙う「現代の赤紙」=裁判員制度を、共謀罪もろとも大衆的な力でつぶすまで闘おうと、連帯の決意を述べた。さらに迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧と闘う板垣宏さんが1審無罪判決破棄の控訴審判決を弾劾、でたらめな「共謀共同正犯」論を徹底的に批判した。そして実行行為なしでも弾圧を無際限に可能にする共謀罪の完全廃止まで闘い抜くと檄を発した。その他、新左翼への初適用である組対法弾圧、労働争議のデモ・情宣に対する1億数千万もの損害賠償請求の攻撃などと闘う諸団体からの発言があった。

 最後に足立昌勝関東学院大学教授がまとめをおこない、「おとり・潜入捜査」「司法取引」導入、「警察盗聴の拡大」などの「ダーティーな捜査手法」、警察国家化を策動する新国家公安委員長・中井洽(ひろし)の弾劾声明を満場一致で採択した。

 発足と同時に、不当な逮捕攻撃、労組破壊の全国一斉家宅捜索・弾圧にうって出てきている民主党・連合政権を、11・1の大爆発でぶっとばそう。団結破壊の権力の究極の武器=共謀罪の根を労働者の団結の力で焼き尽くそう。(東京 W)
10・7「詐欺罪」でっち上げ不当弾圧、勾留延長許さず16日に奪還!
 10月7日、長崎県警はA同志を「詐欺罪」をでっち上げて不当逮捕した。しかし、A同志の完全黙秘の闘いと政治的反撃で、勾留延長を許さず16日に奪還した。決定的な勝利だ。

 A同志は長崎市内のアパートを借り、反戦運動や労働運動の先頭に闘っている同志で、闘いを訴えるビラに自分のアパートを連絡先として書いてきている。あろうことかそれを根拠に「3年前にアパート契約をした時に、事務所として使用する意図であったのにそれを隠して個人の住居として契約したから詐欺罪だ」とでっち上げて逮捕したのだ。しかも、逮捕直後にアパートの現場検証を行い、2日後の9日には17時半すぎにアパートに突入して何と3時間にもわたってものものしい家宅捜索を行った。そこで不当にもパソコン2台を押収した。

 警察権力は、おどろおどろしく事件をでっち上げ、マスコミに発表して11・1に向けて奮闘している長崎での闘いを何とか圧殺し、拠点化を叩き潰すことをねらった弾圧であることは明らかだ。これまでも不当な家宅捜索をしてきて、そこが事務所として使用されていないことを百も承知ででっち上げてきたのである。このような国家権力の政治弾圧をわれわれは絶対に許さない。

 検察庁は、A同志の完全黙秘の闘いと長崎の仲間を先頭にした長崎地裁・検察庁・長崎県警弾劾のビラまきに打撃を受け、勾留延長請求すらできずに敗北した。団結の力が国家権力の狙いを完全に粉砕した。弾圧は長崎の闘う仲間たちを逆に奮起させ、団結を固めることになった。
 長崎交流センター(準)は、大恐慌下、戦争と大失業に対決して今夏8・9長崎反戦闘争をオバマ打倒を鮮明に掲げて闘い抜き、階級的労働運動の発展をかけて11・1にむけ全力で闘っている。11・1へさらに仲間を増やして進撃しよう。(長崎 B)
国鉄1047名解雇撤回! 10.18秋田集会・デモが大成功!
 10月18日、秋田市内で「国鉄1047名の解雇撤回せよ!道州制・民営化許すな!生きさせろ!派遣法撤廃せよ!10.18秋田労働者総決起集会」が60名の結集で勝ちとられた。この日は午前11時から駅前街頭宣伝行動、午後1時半から集会(第一部)、午後4時半から駅前一周デモ(第二部)、そして午後6時からは大交流会(第三部)の全一日行動として闘われ、11月集会結集への予想を超える圧倒的高揚のもとに勝ちとられた。

 東北各地から結集した仲間と共に、わずか1時間の駅頭街宣で11月集会賛同署名が31名も寄せられた。労働者がまともに生きられない社会への怒りが充満しているのだ。集会には40通に及ぶ賛同メッセ-ジと多額のカンパが寄せられる中、「ともに闘う会」共同代表のAさんの熱い開会の挨拶から始まった。特別報告①は、解雇撤回を投げすてた4者4団体路線と非和解的に闘い抜いている当該の小玉忠憲さんだ。「尼崎事故を見よ!信濃川水泥棒を見よ!最高裁判決に従わないJRを見よ!下請労働者が次々と殺されていく国鉄の分割・民営化は絶対に許してはならない。こんなJRと和解し、警視庁公安部と結託する国労本部は必ず打倒する。国鉄赤字を作った張本人の小沢・鳩山に土下座する路線は裏切りだ。社会には怒りが満ちあふれている。23年間の闘いがいよいよ光輝くときがきた。11月1万人結集で新自由主義にとどめをさそう!国鉄分割・民営化に今こそ決着をつけよう!全員が日比谷へ!」という熱烈アピ-ルは全参加者を奮い立たせた。

 さらに特別報告②として、10月7日、秋田で初の裁判員裁判で「反対のタスキで選任手続き」に立ち上がったBさんだ。淡々とした語り口の中にも、こんな不当な制度は絶対に許してはならないという不屈の決意が述べられ、参加者をさらに奮い立たせるに充分だった。

 国鉄、自治体、全逓、教育の4大産別と学生の仲間から次々と決意表明が行われ、連帯の挨拶は全金本山労組、東北石けん労組、あおもり合同労組から行われた。それぞれが解雇撤回闘争を闘い抜いてきた同志であり、国鉄1047名闘争は自らの闘いそのものであること、11月結集へ全力で闘うことが表明された。

 お礼の挨拶は国労秋田闘争団家族の小玉由利子さんだ。23年間にわたる不屈の闘いの経過や労働者の団結のすばらしさを、涙を流して語られる姿は、全参加者に改めて深い感動を呼び起こした。閉会の挨拶には「ともに闘う会」共同代表のCさんが立ち、闘いの勝利に向けて責任をとって闘うという堂々たる決意が述べられ、ただちに全体が駅前一周デモ立った。

「1047名解雇撤回!」のデモ行進は、小玉さんが解雇されてから初めてのことだ。国労本部、秋田地本旧今井一派、そして現在の日共・革同執行部の闘争圧殺と総屈服の状況をうち破り、ついにわが革命的勢力こそが責任勢力として登場したのだ。先頭は自ら宣伝車にのりこんで「資本主義を打ち倒そう!」とコ-ルするAさんだ。そしてデモ隊列の先頭は当該小玉夫妻とCさんが横断幕を持ち、何物も恐れない隊列に沿道の多くの人が期待を込め、手を振って応えた。

 デモ終了後の「大交流会」では一人一人の参加者から、集会の内容に感激したことや職場での闘いの状況が語られた。圧巻は、「11月集会は迷っていたがこの場で参加することに決めました」という青年の発言が出て、締めくくりは全員がインタ-ナショナルの大合唱となり、10.18秋田集会はプレ11月集会として大成功を勝ちとった。秋田は小玉さん夫妻を先頭に11月へ全力で闘う。(秋田MG)


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