日 誌 |
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2009年日誌 |
スケジュール |
2009年民主労総全国労働者大会の日程 |
11月7日(土)前夜祭(場所未定) 11月8日(日)本大会(場所未定) |
10月27日(火) |
保育園の生徒が通ります | ||
昼食は野菜チャンプルーそば | 鮭チャーハン | カニ・シュウマイ |
清水さんから北海道の珍味の差入れ | 夕顔(カンピョウ)販売中 | |
夕食は焼肉 男前豆腐 |
団結祭りで11・1大結集を呼びかける圧倒的な宣伝戦 |
10月25日朝、10・16JR東日本本社緊急抗議行動を動労千葉・動労水戸・動労連帯高崎とともに闘い抜いた国労共闘、東京労組交流センターの仲間は、団結祭り会場の木場公園に登場。終日、11・1への総決起を訴える圧倒的な宣伝戦を貫徹した。小雨にもかかわらず、会場のメイン入り口前では随所で討論の輪が広がり、終了の午後3時までに、150筆をこえる署名と、40枚ものチケットが販売された。 その場で、友人を誘って参加を表明する人。古くからの国鉄闘争支援者で、1047名解雇撤回をメインに掲げた11月集会の内容に注目し、共感して賛同を表明する労働者。団結祭りに集まった若者から高齢者まで、1047名解雇撤回を訴える11月集会の熱気と息吹が次々と伝わった。 この日用意した3種類のビラ、1200枚も昼過ぎまでには手から手へ配布された。とりわけ10月16日のJR東日本本社への緊急抗議行動を伝えるビラは、これを準備した10・1動労千葉ストライキと4波におよぶ動労水戸のスト決起とともに、多くの国鉄労働者に電撃のように伝わった。各テントでも、この報告チラシに圧倒的に注目が集まり、その場で11月の組織賛同を表明する労組も現れた。 一方、事前の団結祭りの実行委員会から動労千葉派を問答無用で排除した4者4団体の一部幹部たちは、10・16をめぐる闘いの報告と11月集会の息吹がガンガン伝わる中、ひとことの反論もできず、この闘いの正当性と迫力に何の妨害・排除もできなかった。なお会場内には裁判員制度に反対するテントも出店し、参加者が次々に立ち寄って署名した。ここでも裁判員制度をめぐる熱い討論の輪が広がった。 4者4団体は、この団結祭りの最後に、当面の方針を、①10・26からの上京行動、②11月末星陵会館で集会、③12月末までに解決のメドをつける総行動、④来年2・16には日比谷野音での勝利報告集会、なるものを発表した。だがその中身は徹底した民主党・連合政権への土下座運動であり、11月末集会にはなんと鳩山とともに前原をよびたいと表明するなど、彼らの政治決着路線の完全な破綻性とドンヅマリの危機性をさらけ出した。 11・1労働者集会の位置はいよいよ決定的だ。残り1週間あらゆることをやりきり、1万結集を実現して1047名解雇撤回へ、情勢のヘゲモニーを握りしめよう。(A) |
11・1に向けてワーカーズアクションにいがた打ち抜く! 10・25 |
秋晴れの10月25日、13時から約40名の結集で、「国鉄1047名解雇撤回-すべての首切り絶対反対!労働者派遣法をなくせ!道州制-360万人解雇反対!法政大弾圧許すな!民主党・連合政権倒せ!11・1日比谷野音に1万人を集めよう!ワーカーズアクションinにいがた」が大成功した。何よりも11・1に向けた新潟での総決起闘争として、路線的に打ち抜かれた。 集会では、冒頭、法政大の闘いが紹介された「報道発ドキュメンタリー宣言」ビデオを上映。その後、法政大学生弾圧と闘う学生が、弾圧の経緯と意義、勝利の展望は大学当局の「見せしめ」に屈せず、労働者と学生が連帯して、新自由主義攻撃に反撃することにある、と11・1集会への参加を熱く呼びかけた。また、法政大暴処法裁判弁護団の弁護士から、公判や接見での学生たちの元気な様子が報告された。 つづくリレートークでは、国労・自治労を始めとする4大産別や地域一般労働組合、港湾労働者など地域・職場で闘う仲間6人が発言、「仲間を作り、国労本部を打倒し闘う国労に再生させたい」「政権が変わったが、何も変わっていない。解雇されてからみなさんと知り合い、熱いハートに触れて頑張れる」「職場の体制内は専従手当を1.5倍にする一方、青年は低賃金で強労働を強いられている。許せない。11・1に結集しよう」と、次々にアピール、11・1への熱気が一気に高まった。 集会アピールでは「今の2000万青年の生きられない現状を作ったのは、国鉄分割・民営化をやった奴らだ!怒りを爆発させよう」「今、現場では、国鉄分割・民営化そのものとの対決になっている。1047名闘争で職場と社会を変えよう」とJRのもとで働く青年が訴えた。 会場から新潟駅前を通り、ノボリ旗を林立させ新潟市中心部の繁華街をデモ行進した。4人の青年がシュプレヒコールで、JR資本を弾劾、解雇絶対反対、非正規職撤廃、派遣法撤廃、民主党連合政権打倒、11・1結集へと元気良く訴え、沿道からは声援と拍手が送られた! 11・1集会を目前にして、決定的な闘いを打ち抜いた、あと一週間、この勢いで11.1へ一気に攻め上ろう!!(新潟 S) |
10月26日(月) |
動労千葉を支援する会のホームページから転載 | ||
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10.18労働者集会を大衆的に実現、11月集会への全力結集へ |
10月18日「国鉄1047名解雇撤回!」「道州制・民営化攻撃粉砕!」「タクシー規制緩和絶対反対!」「闘う労働組合を甦らせよう!」北海道労働者集会を20名の結集でかちとりました。実行委員会をつくり大衆的に討論を重ね、試行錯誤しながらも実現できたことは、今後の運動にも大きな意義があったと感じています。 動労水戸の「オヤジ達は熱く燃えた」DVDを見て気分も高まったところで、いよいよ集会開始です。 司会者から「プエルト・リコで解雇阻止!民営化阻止!をかかげゼネストが起きている。本集会とまったく同じスローガンだ。労働者が闘えばスローガンは同じになる。彼らと連帯して集会をかちとろう」とあいさつがありました。 タクシー労働者から「6000万労働者の中に闘う団結を甦らせ、11.1労働者1万人集会をもぎとろう!」と力のこもった基調提起がありました。「大恐慌の中で支配階級の大崩壊が始まった今、労働組合を巡る攻防こそ最大の階級決戦である。道州制を動労千葉のように闘って粉砕しよう。国鉄1047名解雇撤回は、すべての労働者の未来をかけた闘いだ。11月日比谷に結集しよう」と訴えました。 つづいて動労千葉の繁沢敬一副委員長から近況報告を受けました。10.1ストを、「安全を無視して動労千葉を運転からはずすJRに対する反撃」「安全破壊、組合破壊のJRを許さない」闘いとしてやりぬいた。また「JR総連革マルが、あろうことか1047名闘争を国際的団結の破壊のために利用し、韓国やフィリピンで策動している」と、怒りをこめて弾劾しました。 後半は労働者からの発言です。自治体労働者、福祉労働者、タクシー労働者、道南ユニオン、青年労働者などから、職場の状態や闘いの報告がされました。 全体で11月集会へ全力で結集する意志を固め、集会はあふれる闘争心のなか終了しました。(北海道・小松青海) |
10月25日(日) |
池袋、街宣! |
タクシー労働者は団結しよう! |
労組交流センター のブログから転載 |
戦争と民営化に立ち向かう11・1労働者集会に集まろう 東京、そして全国で働くタクシー労働者の仲間のみなさん!
私たちは、タクシーやバス、トラックなど民間交通運輸部門で働く仲間たちの連帯・団結体をつくり出すために日々奮闘しているタクシー労働者です。 民主党政権も労働者の敵だ民主党・連合政権なるものが、こうした社会を変えてくれるのか?労働者の未来を託せるのでしょうか? NOです。鳩山首相や閣僚はみな、自民党出身や資本家と身も心も一体化した御用組合の総元締め「連合」幹部たちではありませんか。「民主党・連合政権」は、もはや命脈が尽きている資本主義の最後の救済者でしかありません。 労働者が今本当に目ざすべき道は、鳩山民主党・連合結託政権をも打倒し、労働者が主人公の職場・社会を実現する闘いに立ち上がることです。 タクシー新法で職場は良くならない!出来高払い賃金撤廃で闘おう タクシー車両を適正台数に近づけるためと称して制定された「タクシー適正化・活性化法」が10月1日に施行されました。 全世界に私たちの仲間がいる11・1労働者集会に集まろう! 新自由主義の始まりである国鉄分割・民営化に対決して2波のストライキ闘争に立ちあがり勝利してきた動労千葉の闘いと1047名解雇撤回闘争が、今や全国の労働者の結集軸になっています。 来る11月1日、全国で闘う仲間、そして韓国・アメリカ・ブラジルなどの労働者が一堂に会して、日比谷野外音楽堂で全国労働者集会が行われます。闘う労働組合の全国・全世界のネットワークづくりをめざして動労千葉が呼びかける11・1全国労働者集会にタクシー労働者は共に結集しよう! |
東生き連10月例会を開催 |
東生き連 のブログから転載 |
10月22日に、10月例会を開催しました。 まず、小泉さんによる『資本論』第5回学習講座「労働日」の項を提起してもらい、討論となりました。
小泉さんの提起は、9月29日の「朝日新聞」朝刊に「病院へ行けぬ生徒」「格差拡大 健康まで」との見出しで掲載された、北海道立高校の養護教諭の話、10月4日のNHKスペシャル「セーフティネット・クライシス しのびよる貧困 子供を救えるか」で放送された、貧困のため食事もとれない、病気になっても病院にも行けない子どもたちの話、その映像を見ながら山井厚生労働大臣政務官、ローソン社長・新浪、貧困ネット事務局長・湯浅誠の3人が話し合う番組の中でも明らかとなった失業と貧困、それに対する鳩山政権の政策がいかにインチキで問題を解決しないどころか悪化させるものであるかということから始まりました。 さらに、『資本論』第8章「労働日」の解説が行われました。人間の労働力の価値は、人間が生きていく上で必要な生活手段を生産するためにかかる労働時間によって規定されるとした上で、いったい一日の労働時間のうち、労働者の生活にとってどれだけが必要な労働で、それを超える分を資本家が取り分とするか、と問題を立てます。一日に必要な労働時間が4時間だとすると1日8時間働く場合、4時間は必要な労働、4時間は不払い労働=資本家のために働く労働時間ということになり、搾取率=剰余価値率は100%です。労働によって生産されたものの半分を自分のために半分を支配者のためにという関係は封建制社会と同じくらいの搾取率で、資本主義社会の初期はそんなものだった。この労働時間の延長をめぐる攻防は資本と労働者の歴史的攻防であり、長い間闘われてきたし、資本主義を転覆するまでは続く闘いとなる。「資本はすでに死んだ労働であって、この労働は吸血鬼のようにただ生きている労働の吸収によってのみ活気づき、それを吸収すればするほどますます活気づく」(『資本論』第2分冊12頁 大月書店)関係です。 小泉さんは、新自由主義というのは無制限・無制約で資本が労働者から搾取をすることを自由に行わせろということだ。これが資本主義の本質であり、新自由主義なのだ。この新自由主義に節度や理性を求めてなどと資本に哀願を求めるあり方が間違いなのだとして、以下のように結論付けました。 『資本論』に描かれている事実は決して過去のものではない。過労死、年間の自殺者が10年連続で3万人を超え、精神的・肉体的に病気になり職場に行けなくなっている労働者も沢山いる。大量の派遣切り、ワーキングプア状態は『資本論』に描かれた工場法以前の状態よりもすさまじい。少なくとも当時は剰余価値率=搾取率は100%か110~120%だ。現在は700%とも800%ともいわれている。こんな資本主義は1日も早く打倒しなければならない! そのために、11・1に労働者1万人が集まることが社会を変えることとなる。11・1に参加しようと提起をまとめました。 討論では、生活保護を受けてもぎりぎりの生活でしかない現状に対する怒りが次々と出されるとともに、「どうしたら社会を変えられるのか」、「湯浅さんの派遣村には世話になったがあれはあれでいいのでは」といった率直な意見が出され、みんなで討論しました。 湯浅誠氏も政府の国家戦略会議に参加することとなった鳩山政権が今やろうとしていることは、結局生きていく上で最低限のわずかばかりの金で救ってやる、ほどこしてやる(それでも年間3万人以上が自殺に追い込まれている)ことで、ぎりぎりのところに叩き込まれている労働者の怒りをだまくらかして、今の資本主義社会を維持しようとしていることが明らかになっていきました。『資本論』でいう「搾取率」とは労働者からどれだけ絞り取るのかということであり、今はそれが700~800%にもなっているということは本来なら労働者は少なくとも今の7倍、8倍の賃金分の生産をしているということであり、資本家に搾り取られることがなくなったら(=資本主義を倒して労働者の社会にしたら)ずっといい暮らしが出来るようになるということ。湯浅氏の言う「セーフティネット」とは、労働者を永久に奴隷としてしばりつけておくための涙金を渡してだまそうとするもの。ふざけるんじゃない! そもそも全部が労働者から絞り取ったものではないか。それをさらに増税して絞り取ろうなんて、ほんとにとんでもないことだ。 だんだん、みんなの怒りがかきたてられ、11・1労働者1万人結集は、これからの闘いの出発点。そこから労働者の反乱が始まるのだ。だから11・1にあつまって社会をひっくり返そう、となりました。 実際、埼玉ユニオンによる日研総業との団交では、これまで住み続けてきた寮から11月で出てくれと会社側は通告してきたとのこと。11月から年末・年始にかけて、08~09年をも超える大変な「生きさせろ!」の闘いとなります。ほんとに労働者が一つになって社会を変える、そのための出発点として11・1に1万人の軍勢を登場させる。まさにこれです。労働者は救済の対象じゃない。闘って自らの解放をかちとる誇り高い労働者だ。派遣村を契機に集まった私たち東生き連は、湯浅氏のように資本に取り込まれるのではなく、国鉄1047名解雇撤回、派遣法撤廃、非正規雇用撤廃を求め、労働者を賃金奴隷として縛りつけ搾取し続ける資本主義の打倒と労働者が主人公となる社会をかちとるために断固闘う。東生き連はいっそう団結して闘っていきましょう! |
東日本解放共闘が狭山総決起集会 |
11・1労働者集会1万人結集へむけ激戦激闘のただ中の10月24日、東京・江東区のカメリアプラザ(亀戸文化センター)に、部落解放東日本共闘会議の労働者・学生126人が結集。「8・30情勢」と狭山闘争が結合することに打ち震える民主党・連合政権が策動する「3者協議」を使った新たな狭山闘争破壊を打ち破り、無実の部落民・石川一雄さんと団結して第3次再審闘争の勝利を切り開く総決起集会を意気高くかちとった。 集会は、10・16法大解放闘争での2学生不当逮捕をはねのけ進撃する全学連の中島宏明君の司会で元気よく始まった。解放共闘議長として主催者あいさつに立ったのは、11・1へ息つく暇もなく駆けめぐる田中康宏動労千葉委員長だ。田中委員長は、石川さんの10・31寺尾差別判決35カ年糾弾・第3次再審闘争勝利への決意を込めたメッセージは国家権力との関係が1ミリのあいまいさもない、階級社会そのものの廃絶の中に部落解放がある、このかんの路線的分裂・対立の核心がここにある、と鋭く提起。戸塚秀夫論文に典型的な資本主義を救済し戦争への道を準備する体制内派を厳しく批判した。さらに国際連帯闘争の意義と前進を踏まえ、腐りきった資本主義を打倒するプロセスが11・1で始まる、と力を込めて1万人結集への組織化を訴えた。 つづく東日本解放共闘の基調報告では、「3者協議」路線をひた走る既成解同と全国連中央を徹底弾劾。大恐慌下、動労千葉を先頭とする国鉄1047名闘争と狭山闘争の勝利の一体性が鮮明にされた。全国連杉並支部・品川支部と関東の仲間の特別報告では、今秋狭山闘争への決起が呼びかけられた(11・2対東京高裁行動など)。さらに、職場で資本と闘うため労組に結集した仲間が差別分断を打ち破って労働者として階級的団結を固めていることが生き生きと報告され、11・1集会の成功に部落解放の未来があるとの確信がいっそう深まった。 「狭山事件は冤罪であり、明確な権力の差別犯罪として徹底糾弾の貫徹を通して無実の罪を晴らしていく固い決意」で第3次再審にかける石川一雄さんの10・31メッセージが読み上げられ、断固応える決意が会場全体にみなぎった。全国連西郡支部のメッセージの紹介と住宅闘争へのカンパが呼びかけられた後、決意表明を開催地の東京・東部労組交流センター、石井真一動労水戸委員長、婦人民主クラブ全国協、北島邦彦杉並区議、全学連が行い、解放共闘が一丸となって今秋闘争に決起することを誓い合った。まとめと行動提起に立った大西文夫東京西部ユニオン書記長は、11・1へ「倒れるまで闘おう」と残り1週間の奮起を促し、団結ガンバローでラストスパートに突入した。(T) |
寺尾差別判決35カ年糾弾!〈広島〉狭山集会 |
10月24日、広島市西区福島町の西地域交流センター(旧西隣保館)で、「74年10・31寺尾差別判決35カ年糾弾!〈広島〉狭山集会」(主催:部落解放広島共闘会議)が開催され、45人が集まった。集会は、11・1労働者集会1万決起へ職場・地域で闘う労働者、学生、市民の熱気に満ち、資本・権力に対する絶対反対の闘いと階級的団結の拡大こそが、石川一雄さんの不屈の闘いにこたえ、狭山第3次再審闘争の勝利を切り開く唯一の道であることを鮮明にさせた。 司会の医療労働者が、「74年当時いっしょに闘った全国連中央派のKは、福島町でビラの1枚もまかず、闘争への敵対のみをやっている。しかしわれわれは職場で団結をつくり、村の中で狭山集会を開いている。ここに展望がある」と確信に満ちて開会のあいさつを述べた。ついで石川さんの「10・31メッセージ」が読み上げられ、広島解放共闘議長の教労の仲間が基調を提起した。 基調提起では、狭山闘争解体を策す民主党・連合政権下での「3者協議」に絶対反対の立場が表明された。「狭山事件はえん罪であり、明確な権力の差別犯罪として徹底糾弾の貫徹を通して無実の罪を晴らしていく」――これが石川さんの「10・31メッセージ」の核心だ。この石川さんの不屈の決意と闘いに真にこたえ、共に勝利していく道は、大恐慌情勢-8・30情勢の下で、74年11万決起をのりこえる巨大な階級的団結をつくりだし、その力で資本・権力を打倒していく以外にない。この労働者階級の決起と団結の力に確信をもてずに権力に投降した与田残党の全国連中央派は、解同本部派といっしょに「3者協議」にすがりついている。そして彼らは、石川さんを死刑にしようとした差別犯罪の下手人・東京高等検察庁に証拠開示をお願いする「電話・ハガキ要請運動」なるものに一切をかけているのだ。基調は彼らをとことん弾劾し、国鉄1047名解雇撤回を結集軸とする11月集会1万人結集の力こそ狭山闘争勝利の根源的力だと核心的に訴えた。 カンパアピールと西郡支部、杉並支部、八尾北医療労組、東日本解放共闘からのメッセージ紹介後、闘う決意が共闘の労働者から述べられた。地元福島町で住宅闘争を闘いぬいている広島連帯ユニオン草津病院支部の医療労働者が「石川さんと共に闘う。私は団結で生きたい。11月集会ははじめての参加ですがよろしく」と決意を述べ、拍手が巻き起こった。続いて草津病院支部委員長の青年労働者が「資本への怒りを忘れさせ、団結させないようにしているのが『広島差別事件糾弾』なるものだ」と全国連中央派の打倒を訴え、「道州制粉砕へ闘う八尾北労組とともに11月1万組織化へ最後まで闘いぬく」ときっぱりと表明。さらに広島市役所で働く自治体労働者、広島東郵便局解放研の青年労働者、動労西日本の大江委員長、「8・6処分」撤回を闘う広教組の青年労働者、広島星野文昭さんを救う会、広大生らが、11月集会オルグや動労千葉物販の拡大など、職場・学園での実践と闘いを生き生きと報告しながら決意を表明した。まさにこうした闘いが、帝国主義の差別・分断を日々うち砕き、階級的団結を広げているのだ。最後に広島県労組交流センター事務局長からまとめと行動方針が提起され、団結がんばろうで締めくくった。集会参加者の多くはそのまま広島市中心街での11・1結集を呼びかける大街頭宣伝にうって出た。 こうした広島解放共闘の力強い団結の拡大にすくみ上がる全国連中央派は、会場の「すぐ隣り」に住んでいながら姿を現すことすらできず、集会場の管理者に「会場を貸さないでほしい」とこっそり哀願することしかできなかった。この卑劣さに「広島差別事件糾弾闘争」なるもののデッチあげ性が、あますところなく示されている。与田残党どもよ、何が「狭山とならぶ二大糾弾闘争」だ。国家権力と不屈に闘いぬく石川さんと狭山闘争をおとしめるのもいい加減いせよ! 恥を知れ! 広島の労働者・学生は、10・24狭山集会で団結をさらにうち固め、11・1へ最後のうねりをつくり出している。(広島・M) |
10月24日(土) |
滝口さん、帰ります | ||
ハーゲンさんから差入れ | いただき団子 | |
タクシー労働者は? | ハネやん、夕食の買い物に | |
手抜きして、ウニ・鯛・サーモンの刺身 | ブーちゃんだ、にゃ~ぁ! |
11・1の爆発に怯える警視庁の前進社襲撃を弾劾する! |
10月23日、警視庁は、10・16法大闘争での「公安条例違反」デッチ上げによる学生の不当逮捕を口実に、前進社を5時間にわたって不当捜索した。それは「捜索」とは名ばかりの違法・無法きわまりない政治的襲撃であり、前進社の建物の破壊と、機関紙誌の発行を始めとした宣伝活動や闘いの妨害を露骨に狙ったものだった。何よりも11・1労働者集会1万人結集の実現に恐怖し、これを必死に阻もうとする日帝権力のあがきである。断じて許すな! 全党・全労働者階級人民の怒りを込めて粉砕し、11・1の大爆発へ猛然と突き進もう! この日警視庁がやったことは、まさに破壊のための破壊だ。来るなり入り口のドアをいきなり破壊し、さらに社内のデスクから数千点にのぼる大量のフロッピー、MO、CD、USBメモリなどを、中身の確認も一切拒否し、立会人をも排除して片端から押収した。それらは『前進』の2001年以来の全報道写真を保存したCD150枚を始め、研究・理論学習用のデータや労働運動関係の資料など、捜索令状とはおよそ無関係なものである。まったく未使用の新品のフロッピー類も大量に、また携帯電話、横断幕、トラメガまでも強奪した。国家権力をかさに着た完全な政治的強盗行為である。絶対に許さない! 全社会的に告発し、必ずこの責任を取らせる。 この弾圧は、11・1の大爆発が今や不可避となりつつあることに、日帝権力が心底から恐怖していることの現れだ。同時に、民主党・連合政権の反階級的、反人民的正体を満天下にさらけだすものである。敵は墓穴を掘った。この怒りを猛然たる闘志に変え、1万人結集を絶対にかちとり、労働者階級の圧倒的な団結の力を今こそ敵にたたきつけよう! 残された一週間を、全力で11・1日比谷へ!(S) |
11・1全力決起へ「10・18北陸労働者集会」打ち抜く |
「10・18北陸労働者集会」が豊中市職の深町加代子さんを呼んで富山市内で開かれました。深町さんは、「私自身、日々状況が激変する激動の中にいる。道州制攻撃は現場ではすでに始まっている。道州制・民営化との闘いを圧殺する体制内との激突、実践を通して絶対反対で階級的団結ができることをつかんだ。体制内執行部を批判することをあいまいにして、階級的団結はない。自分が置かれている状況に合わせてトコトン自分が絶対反対派の主体になることだ。ここで分岐をつくることだ。今すべては労働組合をめぐる攻防にある。国鉄1047名解雇撤回闘争は決定的な闘いだ。11・1労働者集会に1万人を結集し、資本主義を終わらせ、労働者の社会をつくろう!」と自らの職場での闘いにふまえた確信とその闘いの自己解放性が参加者にビンビン伝わってくる提起を行いました。 つづいて特別アピールを動労千葉の滝口誠さんが行いました。滝口さんは、動労千葉の10・1ストをはじめとした闘い、国鉄・1047名闘争の意義を明確にし、最後に「みなさんもぜひ職場で仲間をつくって欲しい、第2、第3の動労千葉をつくって欲しい。11・1集会に1万人を集めましょう。青年を連れてくる義務がある。」と檄を発せられました。 2人の発言を受けた討論ののち、教育現場で闘う青年労働者から「解雇攻撃に対して絶対許せないと労働委員会闘争も含めて闘ってきた。民主党連合政権の正体を暴露し、職場で仲間をつくっていく。動労千葉物販を広げていきたい」と、この間の職場闘争にふまえた決意が述べられました。 富山大学の学生からは、「新樹寮廃寮の攻撃に対し、絶対反対で闘う。10・20学内集会をやり抜き、11・1へ全力で闘っていく」「一緒に闘う仲間をつくっていく」と決意表明がありました。 百万署名運動富山県連絡会から、裁判員制度絶対反対で10・27裁判員裁判抗議行動をやり抜き、11・1へ全力で闘うアピールをうけました。 最後に集会宣言として、青年労働者が11月集会への総決起を提起し、「団結頑張ろう!」で集会を締めくくりました。 その後、会場から富山駅前へデモを行いました。デモを見た青年や学生が一緒にこぶしを振り上げシュピレヒコールを行うなど圧倒的に注目を集めました。残り一週間あまり、北陸の労働者・学生は職場で、大学で11・1へ全力で闘い抜きます。(北陸 K) |