日  誌
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 2009年日誌
スケジュール

12月8日(火)
関のボロ市
12日9日(水)~10日(木)
朝から夜中まで、
1年で2日だけ、武蔵関が原宿状態になる日
去年の様子は、コチラ
三里塚の大根・里芋の煮込み
田舎から送られてきました
ス労組物販のホッケ  飯田さん差入れのマグロを漬けに

 だ  ん   け  つ
2009年12月8日
№254
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

12・3 JR西本社包囲闘争に決起
JR体制打倒へ火ぶた切る
 12月3日、関西、中国・四国、東海の労働者・学生130人がJR西日本本社包囲闘争に決起した。国労5・27臨大闘争弾圧裁判の11・27判決の勝利の地平を受け、国鉄1047名闘争勝利、JR東日本の検修全面外注化絶対阻止、JR体制打倒の5カ月間決戦の火ぶたを切った。包囲行動に先立ち、5・27弾圧被告団を先頭にJR西日本本社とJR貨物に申し入れ行動を行った(写真)。「有罪=即解雇」を粉砕されたJR西日本は門を固く閉ざして、申し入れを一切拒否。貝のように閉じこもることしかできなかった。

 誰が勝利者かは明らかだ。われわれは「罰金刑を口実とする新たな解雇策動を許さない。最後まで闘う」と戦闘宣言をたたきつけた。富田益行被告団長は「“私鉄に負けるな!稼げ!”――それが尼崎事故を生み出した西日本の本質だ」とJR体制打倒を宣言した。続いて大阪駅前で、JR西日本本社を弾劾する街頭宣伝を行った。

 午後4時から西梅田公園で総決起集会を開いた。「暴処法」適用と「共謀」を粉砕した11・27判決の勝利で参加者の意気は高い。富田被告団長が基調報告を5点にわたって提起した。①暴処法・共謀を粉砕して勝利したこと。この勝利は1047名闘争の勝利に直結している。すべての弾圧をぶち破る糧になる。②1047名闘争の責任勢力として登場した。4者4団体派との激突に勝ち抜いたゆえの勝利だ。③JR西の尼崎事故を徹底的に弾劾して闘う。分割・民営化との決着をつける大闘争に入った。④JR東によ検修外注化の大合理化を絶対に許さない。奴ら資本家は車両に手をつけた。安全をかなぐり捨てて動労千葉、動労水戸の破壊攻撃にかじを切った。⑤道州制、労組破壊・民営化との闘いは煮詰まった。われわれは一歩も引かず、世界の労働者と団結して闘う。――全体が拍手で応えた。

 次に国労5・27臨大闘争弾圧被告団の東元さん、原田隆司さん、小泉伸さんが登壇し決意表明した。1047名の当該でもある羽廣憲被告は、「1047名闘争に責任をとる」と宣言した。さらに、米子の国労共闘の仲間は、来年の伯備線事故弾劾集会を呼びかけ、動労西日本の青年労働者は「勤務時間外のビラ配りに対する訓告処分を許さない」と、闘う決意を表明した。

 決戦の渦中にある豊中市職、八尾北労組、全学連からの連帯アピールが行われた。最後に被告団の橘日出夫副団長が、「検修の全面外注化は、労働者の団結を破壊する攻撃だ。勝利の鍵は反合・運転保安闘争をJRすべての職場で繰り広げ、平成採の青年労働者を獲得することだ」と鮮明に提起した。集会後、退勤時の労働者の圧倒的注目の中、JR西日本包囲デモを闘った。(関西)

関空の軍事空港化を企む橋下に
抗議たたきつける!
 関西新空港絶対反対泉州住民の会は、12月3日午後、大阪府空港戦略室に抗議申し入れに行ってきた。11月19日に続き2回目だ。2日には下地幹男衆院議員(国民新党政調会長)と阿部知子衆院議員(社民党政審会長)が府庁に来て橋下知事と会談し、米軍普天間基地の一部機能の関西空港への移設問題が話し合われた。11月30日橋下知事が記者会見で「政府から正式に話があれば、基本的に受け入れる方向で検討したい」と、民主党政権に関空移設を誘導していることについて抗議し、米軍基地化に反対するよう強く申入れた。

 空港戦略室からは4人出てきて、若い官僚が答えましたが、核心をはぐらかすふざけた内容だ。「安保・防衛政策は国の専権事項。府が答えられる立場にない」と恥知らずの回答だ。住民の会は怒りまくって「これまで歴代知事は何と言ってきたのか知らないのか! 関空は純粋民間空港、軍事使用はしない、と明確に述べてきたではないか」と批判し、「はぐらかすな! 関空の軍事空港化に反対するのか、賛成するのか、明確に答えろ」と次々に追及した。その間、約1時間半に及んだ。

 住民の会の立場は、「戦争のためにある米軍基地は、沖縄にも関空にもいらない。即時撤退すべきである」ということでである。これまで沖縄名護市の辺野古にも何回も闘争に参加した。宜野湾市にも行ってきた。その結果の見解です。当日は、新聞記者達も来ていて、夕方のニュースになった。

 泉州住民の会は、結成当初から関空の軍事使用に反対してきた。開港から15年目、ついに出てきた米軍基地化問題。計画当初は当時の岸知事も向江市長も「軍事空港論は“ためにする議論”」と言って否定してきましたが、この事態を前にどう責任を取るのか反対するのか。われわれは今こそ労働者、住民と共に強く反対運動を起こしていく決意でである。泉州住民の会を追い出した関実はどうするのか。「米軍基地再編に反対する」「関実は関空闘争の主体だ」と言っていたが、どうしたのか?

 世界恐慌が深まる中、資本主義の危機は底なしに深まっている。帝国主義は民営化と首切り、そして戦争に突入するしかなくなっている。われわれ労働者、住民の闘いは、資本主義を打倒する闘いにどんどん絞り上げれている。関空の軍事空港化との闘いもいよいよ重要になってきた。みなさん、ともに闘いましょう。(泉州住民の会・国賀祥司)
法政大学での学生弾圧ー長期拘留を許さない!
8学生奪還、5000万円カンパを!

12月7日(月)
夕食は動労千葉物販のソバ ロースト・ビーフ
おっとぉ~~っ!

大きい札のカンパが入ります!
「もんじゅ」運転再開阻止へ、労働者・学生1000人が決起
 12月5日、高速増殖炉「もんじゅ」を廃炉へ全国集会が福井県敦賀市現地で行われ、約1000人の労働者・学生・市民が結集した。この日、全学連と労組交流センターの仲間は「もんじゅの運転再開を策動する鳩山・連合政権打倒!」「法大弾圧粉砕!8学生年内奪還」を掲げて登場した。午前の現地闘争と、市内での集会・デモと、一日行動を闘い抜いた。95年12月のナトリウム漏れ事故から14年。今回の「もんじゅ」闘争は来年2~3月運転再開情勢という緊迫した中で闘われた。

 鳩山・民主党政権は「もんじゅ」運転再開を激しく策動している。今年の4月5日には米オバマ大統領が「米はいつでも核の先制攻撃をできる」という〈核戦争と核独占〉を宣言した。このオバマに対して鳩山政権が打ち出したのが、「東アジア共同体」構想であり、大恐慌下で帝国主義としての生き残りをかけ、アジアの勢力圏化に向かうためのものだ。そのためにも憲法の改悪と核武装が必要であり、高速増殖炉もんじゅと核燃料サイクルを絶対に手放すことができないのだ。

 午前中、全国から続々と労働者が敦賀市白木海岸に結集してくる。「鳩山・連合政権打倒!」を掲げる勢力が他に誰もいない中で、全学連と労組交流センターの仲間だけが「民主党打倒!」「労働者の団結こそ『もんじゅ』を廃炉にできる」と鮮明にして登場した。ビラがドンドン受け取られていく。ゼッケンの「民主党政権打倒」に引きつけられてビラを受け取る労働者も多い。そうだ! 「もんじゅ」闘争の展望は労働者の団結の中にこそある!

 この勢いで11時からの抗議集会が闘い抜かれた。集会後、「もんじゅ」の正門までデモ行進。労働者が正門前へ詰めかけ、日本原子力研究開発機構へ申し入れ行動を行い、「もんじゅの運転再開阻止」のシュプレヒコールを叩きつけた。全学連と交流センターのデモ隊列はひときわ解放的にデモを打ち抜き、全体を牽引した。

 昼からは敦賀市内で屋内集会が開かれ「法大暴処法弾圧粉砕!教育の民営化阻止!8学生奪還」のビラまきと署名が行われた。「教育が営業権を掲げるなんておかしい」「あまりにも不当!」「労働者も民営化にさらされている」など討論の輪が広がり、労働者が怒りを表明しながらドンドン署名に応じていく。法大弾圧に誰もが怒り、法大闘争の闘いが労働者と結合した。

 全国集会では3人の報告者が発言。14年間のもんじゅ運転中止の中で、その老朽化と危険性が全面的に暴露され、再処理工場・核燃料サイクルの計画も破綻していることが明確になった。しかし「もんじゅ」の再開が鳩山・民主党政権の生命線になっており、だからこそ何としても再開させようとしている。報告を聞いた誰しもが「もんじゅ」運転再開を阻止しようと改めて確認した。主催者から来年冒頭にも緊急闘争が取り組まれる運びであるとアピールされ、全国からさらなる行動への呼びかけがなされた。

 集会後、敦賀市内デモに打って出た(写真)。集会会場の向かい側では原発推進勢力の催しが開かれているが、労働者1000人の大隊列は圧倒的な存在感を示し、街頭からも大注目であった。一日行動をやり抜いた学生と労働者は、総括集会で労働者階級の団結した力で鳩山政権打倒を闘い「もんじゅ」を廃炉に追いつめようと確認した。
 ちなみに、他方、カクマルは全国結集でありながら全く元気がない。「民主党打倒」も「日本の核武装」もまったくふれることができない。“CO2削減の名による原発開発反対”なる体制内イデオロギーで鳩山政権を擁護するのみである。また塩川一派は会場に到着するやいなやカクマルの防衛隊の後ろに隠れ、惨めな姿をさらけ出した。
 11月集会の大勝利から反戦・反核の闘いを更に圧倒的に進めよう! 労働者の団結こそが、オバマの核戦争、日帝・鳩山政権の核武装を阻止できる。もんじゅの再開進める鳩山政権を打倒しよう! (富山大学 KM)
裁判員制度はいらない!12/5千葉県集会
動労千葉を支援する会のホームページから転載

M・ムーア監督 新作映画『キャピタリズム~』 東京新聞 2009年12月4日 朝刊
 ブッシュ前米大統領を痛烈に批判したドキュメンタリー映画「華氏911」(2004年)で社会現象を巻き起こしたマイケル・ムーア監督の新作「キャピタリズム~マネーは踊る~」が完成した。「資本主義」に真っ向から挑んだ作品だが、どんなメッセージを込めたのか? プロモーションで初来日したムーア監督に話をきいた。(石原真樹)

 住宅ローンが払えず家を差し押さえられ、保安官に強制退去させられる家族。工場が銀行の融資を断られたため、突然解雇を言い渡される従業員-。作品は、普通の人が普通の生活を送ることがかなわない米国の現実を突きつける。

 元凶は資本主義体制にある、とムーア監督は主張する。作品には、証券会社の元会長に付き添われて演説する故レーガン元大統領の姿や、議員にはローンを優遇していたと明かす元住宅ローン会社社員の証言が登場。これらの映像を通じ、ウォール街のトップが長い時間をかけて政府や連邦議会を支配し富の独占に成功した実態と、彼らを許す現代資本主義のゆがみをあぶり出し、「すべての人のためになる民主主義と取り換えるべきだ」と訴える。

 「資本主義が悪」との思いは、自動車会社ゼネラル・モーターズに大量解雇された従業員の姿をとらえた第一作「ロジャー&ミー」(1989年)の撮影時からあったという。

 「『華氏911』も医療を扱った前作『シッコ』も、問題の根本にあるのは資本主義。だったら、それを描いてやろうと思った」といい、「現代の資本主義は少数の富裕層を守る制度になっている。その欲望のシステムを暴きたかった」と狙いを話す。

 ムーア監督の持ち味といえば、アポなし突撃取材と編集の妙。その突撃取材は今回、影を潜めた。有名になりすぎたため、声を掛ければ無視され、電話口で名前を告げると切られてしまうからだ。

 一方で、編集手腕はさえ渡る。ブリタニカ百科事典による提供映像「古代ローマ人の生活」や故ルーズベルト大統領の演説、ローン会社のテレビCMなど、古今東西問わず集めた映像を、監督の皮肉に満ちたナレーションとポップな音楽をスパイスにユーモラスに調理。「ドキュメンタリーは編集室で作られているといっても過言ではない」とムーア監督。

 エンドロールで流れる歌「インターナショナル」が印象的だ。旧ソ連の国歌として知られるが、実は一八七一年、フランスで労働者階級が立ち上がった「パリ・コミューン」の際に作られた革命歌。

 「社会主義者だと誤解されるリスクはわかった上で選んだ。労働者のための歌で、今の世の中が失ってしまった理想がそこにある。僕はこの歌を信じる」

 ドキュメンタリーに詳しい映画評論家・村山匡一郎さんは「ムーア監督のドキュメンタリーは“状況”を描いており、“個人”に焦点を絞ることの多い日本とは異なる」と解説。「重く、つまらなく、暗いイメージのドキュメンタリーをエンターテインメントに仕上げ、一般の観客にアピールした功績は大きい」と話す。

     ◇

 「ドキュメンタリーは多分これで最後」とムーア監督は言う。「今回すべて出し切った感がある。二十年間同じことをやって、批判も受け、正直疲れた」。これは本音だろう。

 だが、人々のために戦う姿勢は終わらない。米国の変化の象徴として作品に登場させ支援もしてきたオバマ大統領が一日、アフガニスタンへ米兵を追加増派すると表明。ムーア監督はすぐにホームページで「戦時大統領になるつもりか」と非難した。

 「民主主義はすべての人が活動家でなければ成り立たない。僕も、あなたも」と強調する。「フィクション映画や本でも言いたいことは言える。今は演劇を書いている。そしていつか、またドキュメンタリーを撮る日がくるかもしれない」

   ×   ×

 「キャピタリズム~マネーは踊る~」は、東京・有楽町のTOHOシネマズシャンテで五日から先行上映、来年一月八日まで。翌九日から全国公開。

12月6日(日)
休日だが、谷中まで引き取りに  長~い、付き合いのお寺
東西めぐりん・バス 豆腐屋さん 上野で30年、そして谷中に
煎餅屋さん
見かけは良いけど、味は…
やぐら時計
台湾のデザート・ 愛玉子(オーギョーチィ)
神奈川から食べに来た人と
戻って夕食。豚カツ弁当 三里塚の大根と里芋の煮物 愛玉子

12月5日(土)
タニー作・干し柿 練馬産イチゴの差入れ
昼食は付け麺 タニーの漬物
8学生奪還・カンパ
夕食はブリ・サーモン・イワシの刺身  残りの鍋にカキを加えて 鶏皮のカリカリ炒め
差入れの松前漬け 9~10日は、関のボロ市 差入れの仙台蒲鉾
 今夜も徹夜で働く、立て看板。


良い仕事してます


ジュゴンの家日誌
 

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