日  誌
2009年12月⑥

12月⑤へ 12月⑦へ
 2009年日誌
スケジュール


12月25日(金)
5名の保釈決定が出ました。検事は最後の悪あがきで抗告してますが、
今夜中(遅くても明日)に奪還できそうです。
3・14法大弾圧を許さない法大生の会  のブログから転載
 検察官の抗告許すな
地裁刑事1部が暴処法弾圧の5人に保釈を認める決定。

しかし許しがたいことに検察官が高裁に抗告。

現在裁判所前で抗議行動中です。

高裁はただちに棄却決定を出せ! 5人の保釈を認めよ!
朝から座り込み!
刑事第一部の秋吉裁判長は今すぐ5人を保釈しろ!

これ以上の長期勾留を許さない!保釈決定を出すまで座り込むぞ!
本日暴処法裁判!
3人奪還した力で5人を今すぐに取り戻すぞ!

本日も朝から地裁前でドンドン署名が集まっています!
昼食 5学生奪還カンパ、今日も集まります
北島区議からエゾ鹿肉のお裾分け 与論島からインゲンが来ました
夕食は国労物販のがんこもん ライブで作ります
 国労物販のからし高菜、明太子

白ゴマ、チャーシュウをトッピング

 だ  ん   け  つ
2009年12月25日
№268
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
あと5学生奪還へ、
5000万円カンパを!
残る5学生奪還へ、東京地裁前一日行動を貫徹
 12月24日、一昨日に勝ち取った3学生奪還の高揚を引き継ぎ、法大弾圧救援会と全学連は残りの5学生も年内に奪還するため、朝から夕方までの東京地裁前一日行動に決起しました。「ついに3学生を奪還したぞ! 秋吉裁判長は残る5学生を直ちに釈放しろ!」の訴えは、地裁前を通る労働者・学生・市民の圧倒的注目を浴びました。「大学の看板を取り外しただけで8ヶ月も勾留されるなんて信じられない」と署名してくれる人や、「がんばってね」とカンパをしてくれる人。東京大学の学生は署名のメッセージ欄に「全学連の活動に全面的に賛同します」と書き、「裁判にも参加します」と言ってくれました。

 用意した1500枚のビラはすべてなくなり、署名が72筆、カンパも12500円集まりました。

 今日は、5学生の年内奪還に向け、多くの労働者や学生が入れ替わり立ち代り地裁前に駆けつけました。座り込み部隊にタイ焼きや肉マンの差し入れをしてくれた人。時間の合間を縫ってビラ配りをしてくれた人。仕事帰りに地裁前に駆けつけてくれた青年労働者。昼には、迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧裁判に結集した人々とも合流し、ともに5学生奪還のアジテーションを東京地裁に叩きつけました。「残る5学生を必ず年内に奪還する」という思いと、保釈を拒否し続ける秋吉裁判長への怒りとで、地裁前は一日中熱気に包まれました。

 夕方には、5学生の保釈をめぐる弁護団と秋吉裁判長との面接も行われました。弁護団は断固として5学生の保釈を要求し、回答なしで面接を打ち切ろうとする卑劣な秋吉を徹底追及。連日の地裁前行動と3学生奪還の高揚が秋吉裁判長を完全に崖っぷちに追い詰めています。すべては25日の公判闘争と地裁前行動にかかっています。すべての労働者・学生・市民のみなさん! 25日、残る5学生の保釈を何が何でも勝ち取るために東京地裁に総結集しよう!(学生・A)

千葉/法大署名で2万7000円のカンパ
 「労働者の団結の力で学生を奪還しよう」――12月下旬、千葉県柏市で獄中8学生と連帯しての団結署名集めを行いました。短時間のうちに2万7000円のカンパが寄せられました。まずは夕刻、地元の市役所で退勤時の自治体労働者へ訴えた。職場ビラと法大救援会のビラの2種類を渡すと、あちこちで討論の輪ができて、「いつも道州制のビラまきをしている方ですか?」と話しかけられました。社会保険庁の1000人解雇の話や道州制の闘いと、学生の闘いがつながりました。

 その後、柏駅前へ移動。ここはさすが多彩な人たちがいる柏らしく、元安保ブンド、民主党職員、法大OBなど多数の人が署名してくれました。明らかに年金生活者と思われる人が多額のカンパを寄せて下さり、学生の闘いが労働者の闘いと結びついていることを実感。「教育の民営化に反対して、闘う学生に続いて労働者も立ち上がろう」と力強く訴えました。

 今回の街宣は地区の労働者の決起による組織戦として勝利しました。職場の闘いと一体で、街頭へどんどん出ていきましょう。22日の3学生保釈奪還に続き、年内に残り、暴処法弾圧の5学生を奪還しよう!(千葉・SK)
京大で『前進』を広げクラス討論
 11月集会への過程から、京大ではクラス討論に徹底的にこだわってきました。授業前の教室に「全学連です!」と入り、「8学生を奪還し、教育の民営化を止めて、キャンパスを学生の手に取り戻そう」と訴えてきました。教室は支配の場所です。学生はそこで単位に縛り付けられ、予習に必死で、自分の意見を言う場などではありません。その重苦しい空気を打ち破って、議論をつくり出すことに苦闘してきました。

 京大でも学生は本当に分断されているので、提起した後に「どうですか?」と聞いて回ってもなかなか反応はありません。クラス入りのたびに仲間で「何がかみ合い、何がかみ合わなかったのか」という総括をていねいにしました。そしてアジテーションを練り直し、次のクラスに入りました。

 この試行錯誤の中で、『前進』が結合のカギだとつかんできました。「これは私たちが出している労働運動・学生運動の新聞です!」と言って呼びかけ、実際に議論関係がたくさん生まれてきています!
 最近非常によく聞かれるのは、「教育の民営化止めて、“その先”はどうするんですか?」という質問です。それは学生が商品としてしか生きていけない社会をひっくり返すことなのですが、私たちは何か客観的な「その先」を見せたいのではなくて、この現実に対して一緒に腹の底から怒り、今ここで一緒に闘いたいのです。「クラス入りは見ていてすごいと思う。でも自分にはできない」という声も聞くようになりました。現に分断をのりこえて、学生が政治的に結合し議論が成立している。ここにすごい力があるんじゃないのか! これこそが大学の奪還じゃないのか! 未来はこの団結の中にあるんだ! 新年の京大はこの地平で「前進新年号&共産党宣言」学習会を巻き起こしていきます!(京大・H)

 だ  ん   け  つ
2009年12月25日
№269
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

迎賓館・横田裁判 
3同志への重刑求刑弾劾! 
 12月24日、東京地裁で、迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧裁判差し戻し審の公判が開かれ、検察官による論告求刑が行われた。検察は許せないことに、須賀武敏同志に懲役15年、十亀弘史同志と板垣宏同志に懲役13年もの重刑を求刑した! その最大の理由は、“1986年の東京サミットと昭和天皇ヒロヒトの在位60年式典を粉砕した迎賓館と米軍横田基地へのロケット弾戦闘が国家権力に大打撃を与え、その影響は今日に及んでいる。中核派は現体制の転覆を叫んでおり、3被告はその一員であり、かつ自らの思想・信条を何一つ変えていない危険人物だ”というものだ。ふざけるな! 次々と飛ぶ怒号に、おびえる検事。だが裁判官は制止の声ひとつ発することができない。

 この重刑求刑は、闘いの前進に土壇場まで追い詰められた日帝権力の悲鳴である。検事の論告は最初から最後まで弁明に終始した、実にお粗末なものだった。それもそのはずだ。東京高裁は、一審の裁判所が「関連性がない」として排除した証拠群を調べれば有罪にできるはずだと強弁して差し戻し決定を出したが、それを受けて開始された差し戻し審は逆に、権力のデッチあげと3同志の無実をますます明らかにする場に転化してしまったからである。2時間を超える論告で検事が必死に展開したのは、“弁護側の主張だけでは3人が事件と何の関係もないことを100%立証はできない”という一点だ。だが立証責任を負っているのはどちらなのか!? デッチあげ逮捕・起訴を強行した検察官にこそ3同志と事件との関係を立証する責任があり、それができなければ直ちに起訴を取り下げ、3同志に謝罪せよということだ! 起訴された側が自ら無実を証明できなければ有罪だというのなら、それはもはや裁判ではない!

 地裁前ではこの日、法大弾圧の残る5学生奪還の座り込み闘争が闘われ、3同志の裁判闘争と一体で地裁を二重に包囲し、追いつめる闘いとなった。(写真は地裁前でマイクを握る板垣さん)

 次回の公判はいよいよ、被告・弁護団の最終弁論となる。3月23日と24日の2日間にわたって行われる最終弁論公判に総結集しよう。2010年、民主党・連合政権打倒の階級決戦の爆発の中で、再度の無罪判決を必ずもぎとり、あらゆる弾圧の完全粉砕へ突き進もう。(千)
 ふざけるんじゃない!この不当な論告求刑に対して、世界の労働者階級と共に必ずや、「大恐慌を革命へ」を実現することで、回答をする!!
東日本解放共闘が総会かちとる
東日本解放共闘が総会かちとる
 12月20日、部落解放東日本共闘会議の第18回総会が渋谷勤労福祉会館で開催され、103人の労働者・学生が結集した。既成解放同盟や解同全国連中央が民主党・連合政権の懐に飛び込み権力の手先に成り下がる中で、解放共闘こそが部落解放運動の主流派であることを圧倒的に確認。「3者協議」路線を粉砕し石川一雄さんとともに狭山第3次再審闘争と八尾北医療センター民営化阻止・西郡住宅闘争に決起する方針を確立。終始、解放感あふれる総会としてかちとられた。

 司会は、このかん4波のストを打ち抜き遠距離配転攻撃を粉砕した動労水戸が務めた。解放共闘議長である動労千葉の田中康宏委員長が主催者あいさつ。田中さんは、解放共闘の闘いの原点はマルクス主義=階級闘争の立場に立った当たり前の部落解放運動を取り戻すことにあると鮮明に提起した。
 つづいて井上長治事務局長が、議案にもとづき総括と方針を提起した。井上さんは初めに、「11・1労働者集会の勝利の上に総会を迎えた。これに追いつめられた全国連中央本部が西郡・杉並・品川の3支部に対して統制処分に踏み切ってきた」と怒りを込めて報告した。
 西郡支部と八尾北労組からのメッセージを受け、杉並支部の田中れい子支部長が、本部による統制処分を弾劾し戦闘宣言を発した3支部連名の声明を発表。会場から「よし!」の声が上がった。11月集会から逃亡し「動労千葉とともに革命をめざす部落解放運動」を否定し憎悪する全国連本部。しかし本部はもともと「革命をめざして全国連をつくった」と言っていたではないか。処分は本部の敗北宣言であり、解放共闘のこの1年間の前進を一層際立たせるものだ。
 東京西部交流センター、動労千葉、動労水戸、婦民全国協関東ブロック、全学連の決意表明に続き、杉並支部と品川支部が登壇。杉並支部は、全国連中央が路線的に破産していることを突き出し、「労働者階級の解放の中に部落解放がある」と断言、マルクス主義にもとづく部落解放闘争路線で闘うと表明した。品川支部は、3支部の強固な団結を破壊しようとする策動への怒りをたたきつけ、「存亡をかけて八尾北民営化と闘う」と決意を語った。
 JR検修外注化阻止決戦と一体で2010年決戦に躍り出る決意を込めて、参加者全員が肩を組みインターナショナルを斉唱した。(T)
あと5学生奪還、
5000万円カンパを!

12月24日(木)
昼食は野菜チャンプルーそば 餃子 仕事明けのモリちゃんも食べます
全然知らない人が、法大カンパとして、
大金を持ってきてくれました。「街」の立
て看板を読んで事情は理解してたとの
こと。労働者って凄い!
夜は、東京生きさせろ連絡会の忘年会
 北島区議を含めて浅草橋戦闘の人が4人もいる。拘留年月、計、30年。星野
さん一人にも及ばない。もっと頑張らなくっちゃ!2010年は星野奪還の年に
しよう!
第二光陽苑・団交から戻って合流。

 だ  ん   け  つ
2009年12月24日
№267
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
ドイツ紙が3人奪還を報道
ドイツ、リンケ・ツァイトゥングが、8人奪還の裁判所行動と22日の3学友奪還を報じています。
http://www.linkezeitung.
  Tokio: 3 der Hosei 8 sind frei  

 Erfreuliche Nachrichten aus Japan kurz vor Weihnachten. Seit dem 21.Dezember 2009 findet eine "Sitz-Kundgebung" vor dem Distriktgericht Tokio gegen die andauernde Haft für die seit März bzw April in Untersuchungshaft einsitzenden Studenten statt. Diese überlange Dauer der Untersuchungshaft vor jeder Gerichtsverhandlung stellt eindeutig eine Schikane dar und den Versuch, die betroffenen Komilitonen zu brechen.Aktivisten von Zengakuren, von der Föderation kultureller Clubs der Hosei-Uni sowie verbündeter Organisationen und Verbände wechseln sich bei dieser Art Mahnwache ab.

Im Rahmen dieser Dauerkundgebung, die lebhaftes Interesse bei Passanten fand, wurden auch Solidaritätsbotschaften verlesen.
Begeisterung erzeugte dabei die Tatsache, dass es Unterstützungsaktionen auch im fernen Deutschland gab (Artikel in der Linken Zeitung und Solidaritätsaktion von "Roter Fisch", roterfisch[at]gmx.de).
Gestern am 22. Dezember(so um 22 Uhr) wurden nun 3 der 8 verhafteten Studenten überraschend freigelassen. Das Tokioter Distriktgericht (Vorsitzender TOISCH) sah sich gezwungen, die drei Studenten nun doch gegen Kaution freizulassen.


国家権力と大激突を開始した
トルコ労働者
 トルコでは民営化や外注化に反対し、労働運動弾圧に反対する労働者階級の巨大な決起が開始された。11月25日に、公務員労組連盟(KESK)は進歩的労組連盟(DISK)との連携の下、団体交渉権、ストライキ権を求めて断固たるストライキを貫徹した。11月29日には、全国からアンカラに結集した数十万人のKESKとDISKの戦闘的な集会とデモが行われた。この集会でDISKの委員長は「労働者諸君、今や行動するときだ。経済危機はわれわれを直撃した。政府が議論している危機の解決策とはボスどもや資本家を救済しようとするものだ。これはわれわれの危機ではなく、資本主義制度の危機だ」と語った。(写真はDISKの集会、12月8日)

 労働者階級の怒りを集約したDISK、KESKの総決起闘争に危機感を抱いた国家権力は、激しい弾圧を開始している。11月25日に一日の「警告ストライキ」を実施した鉄道労働者たちは、スト参加者16人の解雇処分攻撃を受けた。
 だが、鉄道労働者たちは12月16日には反撃の反処分ストライキに打って出た。「処分粉砕、弾圧でわれわれを止めることはできない」というスローガンを掲げたこのストライキは、この40年間で最大規模の鉄道ストといわれている。

 12月15日、民営化と外注化・非正規職化に反対するTEKEL(タバコ、アルコール公社)の数千人の労働者は、全国各地からのデモ隊を首都に結集させまいとして築かれた警察のバリケードを粉砕して首都アンカラに結集した。デモ隊は政権党の公正発展党の事務所前でデモを行った。このデモに対して、知事はデモ禁止を通告、政府は多数の警官を派遣し、公正発展党の事務所の前には戦車が配備された。だが労働者たちは道路封鎖を回避して首都に突入し、デモを貫徹した。TEKEL民営化反対の集会・デモは17日にも闘われ、警察機動隊による暴力的襲撃を打ち破って、多数の労働者が逮捕されながらも闘いを継続した。(写真は17日、警察の襲撃と闘う労働者)

 こうした労働者の闘いは、完全にトルコ政府を追い詰めた。労働運動の爆発的発展情勢と、クルド人の民族独立をめざす闘いが同時並行的に展開される中で、国家権力は労働運動への大弾圧とクルド人への弾圧を全面的に開始した。12月17日の闘争以降今日までに、DISKの組織局長や事務局長、運輸労組の委員長を始め多くの指導部と組合員が逮捕された。だが、労働者階級は逮捕された労働者の釈放を要求して激しい反撃の闘いに出ている。

 他方、階級情勢の激化の中で、トルコの労働者階級とクルド人民の独立闘争の結合を恐怖するトルコ政府によるクルド独立闘争への弾圧も急激に激化している。

 アルジャジーラの報道によれば、12月11日、トルコの憲法裁判所は、「武装した分離主義戦士と関係をもっている」として、クルド人と連帯して闘っている民主社会党(DTP)を閉鎖し、非合法化した。DTP党首のアーメット・チュルクを含むこの党の2人の国会議員を国会から追放し、さらに数十人の党員に5年間、他の政党に加入することも禁止した。DTPは2005年にクルド労働者党(PKK)との協力を理由として解散されたクルドのいくつかの政党が合併して形成された党である。この判決は、クルド人の独立国家を求めて闘っているPKKの創設者であるアブドラ・オジャラン氏に対する刑務所の取り扱い方への怒りの抗議行動で、警察と衝突するデモが数週間続いた後に出された。クルド陣のデモ隊への襲撃事件も頻発している。

 世界大恐慌情勢下で、トルコでも労働者階級人民の闘いが爆発的発展段階に入った。われわれもこのトルコ労働者階級人民と連帯し、プロレタリア革命に向かって断固たる進撃を開始しよう。(T)
あと5学生奪還、
5000万円カンパを!

12月23日(水)
夕食は、モツなべ

 だ  ん   け  つ
2009年12月23日
№266
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
ついに獄中3同志を奪還したぞ! 
あと5人の年内奪還へ!
  
 12月22日、4・24法大集会弾圧裁判の第6回公判後、同裁判被告全員の保釈決定を勝ち取りました! そして夜には、被告のうち暴処法グループに含まれない齋藤郁真君(法大文化連盟委員長)、倉岡雅美さん(全学連副委員長)、冨山小太郎君(全学連書記長)の3人を東京拘置所から奪還しました! 検事抗告を断念させ、極反動裁判官・登石をして「保釈しなければどうなるか分からない」と心胆を寒からしめた、画期的な勝利です。何より、11・1を頂点としてうねりを上げて前進してきた階級的団結の拡大の勝利です。多くの学生、労働者、全人民の圧倒的な支援、連帯、そして獄中の不屈の闘いが勝ち取った勝利です。

 そして5・27国労臨大闘争弾圧裁判での無罪―検事控訴断念という勝利や、この間の連日の裁判所弾劾闘争が最後的に検察・裁判所を追い詰めたのです。奪還された同志はただちに檄を発しています。

「新自由主義と対決する法大闘争の団結は世界的な闘いだ。われわれは全世界の仲間と団結する!」(齋藤君)。
「仲間との団結の勝利だ。獄壁をぶち破った団結が、連日の転向強要や長期勾留を打ち砕いた」(倉岡さん)。
「09年の闘いは力関係を変えた。国家権力を追い詰めているのはわれわれだ。残る5人の奪還で決着つけよう」(冨山君)
 法大闘争は09年、4・24で不当処分撤回の1500人決起を勝ち取り、新たな地平を切り開いた。これに襲いかかった暴処法弾圧も6・14―15の労学連帯の力で打ち破り、11・1労働者集会へと攻め上った。「大学・教育・未来をとり戻せ」は今や全世界の学生のスローガンだ。8同志は教育の民営化と闘う世界の仲間のリーダーとなり、その奪還は国際連帯の証となった。教育の民営化を粉砕し、全国大学ゼネストで民主党・連合政権を打倒する2010年の決戦へ! 残る5人を何が何でもただちに奪還するために、さらに闘いを爆発させよう!

 あと数日が勝負だ。24日と25日、地裁前座り込みにかけつけよう。12月25日、法大暴処法弾圧裁判の第6回公判に結集し、5同志の保釈決定を何がなんでももぎりとろう!(学生・N)

三里塚反対同盟相川芝山町長弾劾の声明
 三里塚反対同盟は、相川勝重芝山町長が周辺自治体に対して成田空港の深夜・早朝の発着制限緩和を提案し、危機を深めるNAAと一体化して三里塚闘争つぶしに公然と動き出したことに、激しい怒りの弾劾声明を発した。相川は「第3滑走路の建設」まで要求し、今や農地強奪の最先兵として行動し始めている。断じて許すな。以下、反対同盟の弾劾声明を紹介します。
【弾劾声明】 三里塚芝山連合空港反対同盟
 12月15日、「成田空港圏自治体連絡協議会」が開かれ、相川勝重芝山町長が成田空港の深夜・早朝時間帯の制限緩和を提案し、了承されたことが報道された。地域住民の命と暮らしをあずかる自治体の長が、いっそうの生活破壊を提案するなどは言語道断。かつて聞いたこともないこの暴挙に、反対同盟は心底からの怒りを抑えることができない。

 相川芝山町長や小泉一成成田市長と周辺首長は、日々空港被害にさらされる天神峰・東峰や飛行直下の住民の暮らしをどのように考えているのか。住民は耐え難い騒音と生活破壊のもとにおかれている。23時から6時までの飛行禁止は内陸空港・成田に課された最低限の規制である。

 自治体は、空港によるこの生活破壊から住民の命と暮らしを守ることに力を尽くすべき立場にある。ところが相川町長は、その長であるにもかかわらず飛行時間の延長と深夜10時台の規制見直しを提案した。そればかりか暫定滑走路の再北伸や東側にずらしての第3滑走路建設までもあげつらっている。「新たに農地を収用せよ! 組合道路を強奪せよ!」と叫んでいるのだ。小泉市長は、空港予定地の農家に対して「交差点の中に住むようなもの。早く移転しろ」(11/27毎日新聞)と開き直っている。

成田市と芝山町は、これまでも空港利権にしがみつき、地域住民の生活を顧みることがなかった。だが、この住民不在の政治はいまや一線を越えた。住民の命と暮らしを空港に差し出すこれらの言動は、自治体としての自殺行為であり、地元住民を攻撃する暴挙だといって過言でない。

 前原国交相の「羽田空港ハブ」発言で、「羽田・成田の内際分離」は「一体的運用」へと転換した。成田空港がアジア・ハブから陥落したことが正式に確認された。このゆきづまりは、地元住民の反対の声を力で踏みにじって強行した空港建設の結果である。

 おいつめられた空港会社は「年間飛行30万回」を打ち出し、これまで危険だとして禁止してきた「同時平行離着陸」と、市東孝雄さんの家屋・畑を空港の中に取り込む「第3誘導路」計画をうちだした。暫定滑走路の北延伸と、「東峰の森」を破壊し地区を分断した東側誘導路建設に続くこれらの計画は、無理と無謀を重ねる成田を象徴している。木に竹を接ぐような際限のない拡張工事で、成田空港は別物となった。その行き着く先は24時間空港と軍事空港だ。利益優先による人命軽視と人権侵害は絶対に認められない。自治体がこれらを推進するなどもってのほかだ。空港一辺倒の利権政治が続く限り、空港は永遠に完成しない。このような空港は廃港にすべきである。

 行財政破たんによって、八ッ場を始めとするダム建設や地方空港、道路建設など大型公共事業の利権構造と無計画性が明らかとなった。反対同盟は地元住民の立場から43年間一貫して、国策を掲げた農地収用・地域破壊と闘ってきた。これは人々の権利と命、地域社会を守る普遍的な闘いである。相川町長と小泉市長は、この正義の闘いの対極にある。

反対同盟は自治体連絡協議会の暴挙を、怒りを込めて弾劾する。現闘本部破壊策動を粉砕し、農地法による市東さんの農地取り上げの違法と闘う。反対同盟は正義と勝利を確信し不屈に闘う決意である。

2009年12月18日
あと5学生奪還、
5000万円カンパを!




12月22日(火)
4・24保釈確定
3・14法大弾圧を許さない法大生の会 のブログから転載
4・24裁判をたたかう学友の保釈が確定しました。

これから齋藤くん、倉岡さん、冨山くんの3人が出てきます。

内海、増井、恩田の3君は暴処法裁判の被告でもあるため刑事1部の保釈決定待ちです。

速やかに全員をとりもどすぞ!
拘置所前でかわるがわる
はやくでてこい! マイクアピール。「早く荷物まとめんかい!
めんどくさい手続きなんかいらん!」
倉岡さん奪還! 冨山くん!
3人そろって
残る5人も取り戻すぞ!
公判予定
■12月22日(火)
4・24集会弾圧裁判
第6回公判(刑事17部・登石裁判長)
(斎藤、恩田、増井、倉岡、富山、内海)

■12月25日(金)
暴処法弾圧裁判
第6回公判(刑事1部・秋吉裁判長)
(恩田、増井、織田、内海、新井)

午後1時30分 東京地裁429法廷。開廷1時間前に玄関脇傍聴券配布所集合
昼食はアジの干物 納豆 冬至なのでカボチャ煮
漬物に、豚汁
夕食は、もずく雑炊 カキフライ&アジフライ
三里塚反対同盟が相川芝山町長弾劾の声明
 三里塚反対同盟は、相川勝重芝山町長が周辺自治体に対して成田空港の深夜・早朝の発着制限緩和を提案し、危機を深めるNAAと一体化して三里塚闘争つぶしに公然と動き出したことに、激しい怒りの弾劾声明を発した。相川は「第3滑走路の建設」まで要求し、今や農地強奪の最先兵として行動し始めている。断じて許すな。以下、反対同盟の弾劾声明を紹介します。
【弾劾声明】
三里塚芝山連合空港反対同盟
 12月15日、「成田空港圏自治体連絡協議会」が開かれ、相川勝重芝山町長が成田空港の深夜・早朝時間帯の制限緩和を提案し、了承されたことが報道された。地域住民の命と暮らしをあずかる自治体の長が、いっそうの生活破壊を提案するなどは言語道断。かつて聞いたこともないこの暴挙に、反対同盟は心底からの怒りを抑えることができない。

 相川芝山町長や小泉一成成田市長と周辺首長は、日々空港被害にさらされる天神峰・東峰や飛行直下の住民の暮らしをどのように考えているのか。住民は耐え難い騒音と生活破壊のもとにおかれている。23時から6時までの飛行禁止は内陸空港・成田に課された最低限の規制である。

 自治体は、空港によるこの生活破壊から住民の命と暮らしを守ることに力を尽くすべき立場にある。ところが相川町長は、その長であるにもかかわらず飛行時間の延長と深夜10時台の規制見直しを提案した。そればかりか暫定滑走路の再北伸や東側にずらしての第3滑走路建設までもあげつらっている。「新たに農地を収用せよ! 組合道路を強奪せよ!」と叫んでいるのだ。小泉市長は、空港予定地の農家に対して「交差点の中に住むようなもの。早く移転しろ」(11/27毎日新聞)と開き直っている。

成田市と芝山町は、これまでも空港利権にしがみつき、地域住民の生活を顧みることがなかった。だが、この住民不在の政治はいまや一線を越えた。住民の命と暮らしを空港に差し出すこれらの言動は、自治体としての自殺行為であり、地元住民を攻撃する暴挙だといって過言でない。

 前原国交相の「羽田空港ハブ」発言で、「羽田・成田の内際分離」は「一体的運用」へと転換した。成田空港がアジア・ハブから陥落したことが正式に確認された。このゆきづまりは、地元住民の反対の声を力で踏みにじって強行した空港建設の結果である。

 おいつめられた空港会社は「年間飛行30万回」を打ち出し、これまで危険だとして禁止してきた「同時平行離着陸」と、市東孝雄さんの家屋・畑を空港の中に取り込む「第3誘導路」計画をうちだした。暫定滑走路の北延伸と、「東峰の森」を破壊し地区を分断した東側誘導路建設に続くこれらの計画は、無理と無謀を重ねる成田を象徴している。木に竹を接ぐような際限のない拡張工事で、成田空港は別物となった。その行き着く先は24時間空港と軍事空港だ。利益優先による人命軽視と人権侵害は絶対に認められない。自治体がこれらを推進するなどもってのほかだ。空港一辺倒の利権政治が続く限り、空港は永遠に完成しない。このような空港は廃港にすべきである。

 行財政破たんによって、八ッ場を始めとするダム建設や地方空港、道路建設など大型公共事業の利権構造と無計画性が明らかとなった。反対同盟は地元住民の立場から43年間一貫して、国策を掲げた農地収用・地域破壊と闘ってきた。これは人々の権利と命、地域社会を守る普遍的な闘いである。相川町長と小泉市長は、この正義の闘いの対極にある。

反対同盟は自治体連絡協議会の暴挙を、怒りを込めて弾劾する。現闘本部破壊策動を粉砕し、農地法による市東さんの農地取り上げの違法と闘う。反対同盟は正義と勝利を確信し不屈に闘う決意である。

2009年12月18日

 だ  ん   け  つ
2009年12月22日
№265
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
8学生を釈放しろ!」
東京地裁前座り込みを開始!
12月21日、法大弾圧救援会と全学連は年内の法大8学生奪還をかけて、ついに東京地裁前での座り込み行動を開始した。朝一番から「奪還するまで座り込むぞ!」のチラシがどんどん受け取られ、9時30分から座り込みに突入した。強風でなんども横断幕が吹き飛ばされながら、何とかベストポイントを確保し、机を出して署名を置くと、何人もの人が「何の座り込みなの?」と聞いてきて、署名をしてくれる。ある年配の男性は、「法政大といえば『共産党宣言』を翻訳した大内兵衛が初代学長じゃなかったかな? ずいぶん変わったもんだね」とカンパもしてくれた。
 若い弁護士も「頑張って下さい」と5000円もカンパしてくれた。警察にひどい目にあったので裁判所に訴えに来たという夫婦は、法大弾圧にあきれ、怒り、目の前でマスクをして弾圧に来ている公安警察を一緒ににらみつけた。地裁前に宣伝に来る様々な人々が、法大弾圧弾劾の座り込みに「頑張って」と言ってくれる。アジテーションで声がかれた学生に、のど飴が差し入れられた。みな権力とその手先になっている東京地裁に怒っているのだ。裁判所は不当にも座り込みに対して「違法だ、禁止だ」とかいって弾圧しようとしてきたが、みんなの怒りを前に何もできなかった。まさに闘えば勝てるのだ。

 あす12月22日は、4・24集会弾圧裁判の第6回公判と保釈面接です。ここが保釈決定をかちとる最大の山場です。この勝利をもって、年内最後の12月25日の暴処法弾圧第6回公判での保釈決定をもぎり取るのです。朝のチラシまきからの座り込み、12時30分からの傍聴券獲得闘争、1時30分からの傍聴行動と並行で、地裁前座り込み闘争を終日行い、保釈決定を勝ち取って東京拘置所に駆けつけます! 皆さんの総決起を訴えます!(SU)

8学生奪還、5000万円カンパを!

JR西日本岡山支社
包囲闘争に決起!
 「安全切り捨て・契約社員使い捨てを許さないぞ!」――12月20日、動労西日本の山田和広副委員長を先頭に30人が結集し、JR西日本岡山支社包囲闘争に立ち上がった。暴処法と共謀の適用を完全粉砕する歴史的大勝利をかちとった5・27臨大闘争弾圧被告団から富田益行さん、東元さんをはじめ、関西、広島、そして山陰からも闘う仲間がかけつけ、寒風を吹き飛ばす熱気あふれる闘いを貫徹した。

 この日正午、JR岡山駅の真正面に結集した仲間たちは、JR岡山支社包囲デモへの参加を呼びかける街頭宣伝に起った。用意した500枚のビラがどんどん吸い込まれて行く。
 山田さん、富田さんをはじめ交替でマイクを握り、JR東の検修業務外注化、JR西の尼崎事故報告書改ざんに見られるような安全切り捨て、岡山駅での組合ビラ配布という当たり前の組合活動に対する山田さんへのデタラメな訓告処分攻撃を弾劾する熱烈なアジテーションを行なった。そして安全の根幹を担う駅職場で、1年契約・最長5年で問答無用の首切りという非正規労働者がすでに4割以上を占めていること、同じように全社会的に進行する非正規・不安定雇用労働者の切り捨てに対して、国鉄1047名解雇撤回闘争23年間の闘いを結集軸に反撃に転じようという訴えに、街頭からも「頑張ってください!」との激励が多く寄せられた。

 結集した仲間たちは、JR岡山支社へのデモ行進に起った。「1047名闘争に勝利するぞ」「安全切り捨てを許さないぞ」「契約社員制度を廃止しろ」「ビラまき処分を粉砕するぞ」というシュプレヒコールの前に、部屋の明かりがついた支社社屋からは職制ひとり姿を現すこともできない。デモの解散点の支社門前で、山田さんが動労西日本の申し入れ書を読み上げ、改めてシュプレヒコールをたたきつけた。

 その後、会場を移して「5.27国労臨大闘争弾圧裁判勝利報告集会」を行なった。富田被告団長が「暴処法」「共謀」を完全粉砕した大勝利を意気高く報告した。富田さんは「闘ったら弾圧される、闘ってもつぶされるということに対して、労働者の団結の力を示すことができた。団結して闘ったら勝てるんだということをはっきりと証明した」と確信に満ちて訴えた。そして「JR東の検修業務外注化攻撃は青年労働者の中に圧倒的な怒りを巻き起こしている。青年労働者を獲得する決定的なチャンスだ。検修外注化阻止の闘いを全国闘争化しよう。動労千葉が呼びかける2.13全国労働者総決起集会に結集しよう」と呼びかけた。

 被告団の東さんは「大恐慌と戦争の時代、勝利と正義はわれわれにある。資本主義を打倒する絶好のチャンスととらえ、闘っていこう」と訴えた。許さない会・岡山の代表である矢山有作・元衆議院議員は「暴処法は治安維持法と一体の労働運動弾圧法だ。暴処法の適用ができなかったのであれば、結論は完全無罪しかない。業務外注化に対して、下請け・関連会社の労働者とも団結を強化して闘おう」とよびかけた。動労西日本・山田副委員長は「青年労働者を使い捨てにする契約社員制度は絶対に許せない。私に対する組合ビラまき処分は、JR西労組幹部が会社に密告して行なわれたものだ。絶対に撤回させる」と決意を明らかにした。さらに自治体労働者、合同労組で闘う仲間、動労千葉を支援する会・岡山の仲間が決意表明に立った。

 この日の闘いは大恐慌・大失業情勢下で国鉄決戦を軸に6000万労働者、2000万青年労働者の団結をかちとり、階級的怒りを解き放つことがまったく可能だということをはっきりと示した。団結を打ちかため、10春闘ゼネスト・検修業務外注化阻止決戦に攻め上ろう。(岡山労組交流センター・N)

12月21日(月)

 だ  ん   け  つ
2009年12月21日
№264
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
動労千葉鉄建公団訴訟で
元国鉄官僚が重大証言
 12月16日、動労千葉鉄建公団訴訟の第23回口頭弁論が東京地裁で開かれ、元国鉄官僚の伊藤嘉道証人への証人尋問が行われた。ここで、JR不採用とされた動労千葉組合員12人は、当初は採用候補者名簿に登載されていたという決定的事実が明らかになった。にもかかわらず、鉄道労連(現JR総連)カクマルの“不良職員は採るな”という突き上げを受けた「不採用基準」の作成・適用によって名簿から排除されたということだ。伊藤証言によって、その不当労働行為性が初めて暴かれた。(写真は公判終了後、地裁前)

 今回、裁判所が採用した伊藤嘉道証人は当時、国鉄職員局長・住田、職員局次長・葛西らのもとで職員局補佐として新会社への採用候補者名簿作成の実務を取り仕切り、87年2月7日のJR設立委員会に名簿を搬入した当事者。現在はJR東日本高崎支社長だ。

 名簿作成当時の様子を生々しく証言した伊藤は、①職員からの希望調査を集約して各新会社(現JR7社)に振り分けた最初の名簿ができたのは87年1月中頃である②その中には不採用となった動労千葉組合員12人を含めて本州でJR不採用となった職員(計117人)も含まれていた③「停職6カ月、または停職2回以上」の不採用基準に該当する者を名簿から排除するよう指示したのは葛西である④基準を適用して名簿を作り直したのは2月7日の設立委員会直前である――と証言した。
 総括集会で川崎昌浩執行委員は、「動労千葉組合員12人を排除した張本人が葛西だった。葛西の証人尋問をかちとり、解雇撤回へ闘いを強めよう」と呼びかけた。当該の中村仁さんは「分割・民営化に賛成した組合がわれわれを排除した。それを当局も認めた。勝てる裁判だ。JRに復帰して私は運転士になる」と決意表明した。検修外注化阻止決戦と一体で、1047名解雇撤回へさらに闘いを強めよう。
8学生奪還、5000万円カンパを!

動労総連合大会、検修外注化阻止へ決戦態勢築
 動労総連合は第24回定期全国大会を12月13~14日、千葉市のDC会館で開催し、この間の巨大な前進を勝利的に総括するとともに、組織の存亡をかけた決戦として「検修・構内業務全面外注化阻止、組織拡大」を柱とする10春闘に総力で立ち上がる方針を確立した。「反合闘争を闘い抜けるかどうかが労働組合の試金石」(川崎昌浩書記長)として、全面外注化攻撃に立ち向かうとともに、国鉄1047名闘争の勝利に責任を取りきる立場から来春2月の集会を全国結集の大闘争として呼びかける方針を提起した(2月13日〔土〕東京・代々木公園)
  討論では、大江照己・動労西日本委員長がこの間の動労西日本再建の経過を報告。動労水戸からは「何波ものストライキで情勢を変え、強制配転を止めた」と勝利感あふれる報告が次々と行われた。運転士不登用事件の当該で運転士を希望した3人が12月1日から本線乗務に就いたことが報告され、拍手がわき上がった。動労千葉幕張支部の山田護支部長は「外注化はすごい攻撃ではあるが決定的なチャンスでもある。本気で組織拡大を実現し勝負する」と決意を表明した。動労連帯高崎の代議員は「いつ尼崎のような事故が起きてもおかしくないと現場でひしひしと感じる」と検修職場の現状を危機感をもって報告。他の単組からも「当局は場当たり的な対応ばかり。技術継承もへったくれもないのが現状」と深刻な安全崩壊の現実が突き出された。

 石井真一副委員長は「破綻し、追い詰められているのは当局だ。他労組も含め現場は外注化に全員が反対。職場に怒りは満ちている」と強調した。君塚正治委員長は総括答弁で「外注化問題は反合・運転保安闘争の根本の部分。きっちり闘いきれば展望がある。この闘いに組織拡大の成否もかかっている」と檄を飛ばした。
 スト権が全会一致で批准され、大江照己さんが新たに本部執行委員に選出された。団結ガンバローを行い、年末から来春の決戦に打って出る決意を固めた。(詳報は2421号に掲載)

12月20日(日)

 だ  ん   け  つ
2009年12月19日
№263
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
私たち、地元住民は、インター建設に絶対反対だ!
補正予算見直しで、外環予算9割が執行停止
用地買収・着工の予算はなく、来年度の見通しも立っていない。
私たち地元住民は、インター計画の白紙撤回を求める!
・地元住民はインター建設に絶対反対!
・外環の見通し不透明な中での姑息な測量開始!
・地元との話し合いの最中の突然の説明会開催。
外環道の説明会へ 冒頭、元関町一丁目町会長が抗議文を叩きつける!
 地上部にインターが造られる私たち地域では、100軒以上が立ち退きを強制され、生活が破壊されます。
当該・住民から、測量などでの地域の立ち入りはキッパリ拒否する!絶対反対・実力闘争で闘う!
怒りのアピールが叩きつけられた。
「事業説明」1時間、質疑応答30分でアリバイ的な事業説明会に住民の怒り 
国内自動車販売台数、31年ぶりの低水準 2008年12月18日 17:00
 日本自動車工業会(自工会)は18日、2009年自動車国内総販売台数(軽自動車含む)が486万台にとどまるとの見通しを発表した。国内自動車販売台数は1978年以来31年ぶりに500万台を下回る。

 景気低迷の影響や若者の生活行動変化の影響などにより消費者が当面買い控えるとの見通しだ。国内でも米国同様自動車大手各社が大規模な生産調整や人員削減に踏み切っており、今回の発表を受け今後さらなるコスト削減策が強いられるとみられる。
 外環の必要性、東京都のパンフから
「慢性的な道路渋滞が発生し…」 必要性なんてないだろう!
 善福寺出身のヒップ・ホップバンド ディー・ノート
吉祥寺生まれの男3兄弟(2MC、1DJ)+従兄弟1人(シンガー)からなる血縁HIP HOPユニットD-naughtの新作。小気味いいラップを聞かせるMC:Ko-派、強いインパクトの暴れん坊MC:NOIZZ.T、その対極にいるクリスタルボイスの持ち主シンガー:KAZZKI。それぞれの個性がそれぞれを際立たせる絶妙なバランスが特徴。高速道路インター建設計画のため失われてしまうあるのどかな公園への思いがモチーフとなったリーダー楽曲「大切」は自然破壊に対する強いメーッセージが歌われている。
1. GOLDEN TIME
2. I love music
3. ひまわり
4. あの空の向こうへ
5. ポジティブ
6. Lonely
7. Thank you
8. Hey!!!
9. 大切
10. Snow Magic
Hello world 
  XNGR-10001 2009.11.18発売
XNGR-10001
2,300yen(税込)
善福寺公園の池は湧水で、高速道路ができた場合、その湧水の水脈がなくなってしまうので、池も一緒になくなるそうです。

善福寺公園には「大切」に出逢う前に一度、出逢った後に一度、足を運んだ事があります。
緑豊かな、素晴らしい公園ですね。

もしも、この公園を守るためのアクションを起こされるのなら、D-naughtのファンの一人として、私も微力ながら協力したいです

私も善福寺公園には一度だけ遊びに行った事があります(^^)  とっても素晴らしい公園ですね!
Dーnaughtの「大切」を初めて聴いた時、真っ先に善福寺公園を思い浮かべました。皆さんの想いが少しずつでも届くように、これからも力いっぱい歌い続けて下さい!
「大切」有線で1位に! 視聴は、http://listen.jp/store/album_xngr10001.htm
ドイツの学生が獄中
8学生連帯の緊急行動を呼びかけ
 ドイツのセフダ・ローターフィッシュさんという女子学生が、ハイデルベルク大学の教育スト実行委員会にあてて、日本の獄中8学生と全学連に連帯する緊急行動に今すぐ決起するよう、熱烈な檄を発している!(以下はその訳文)

 教育ストを闘っている学友のみなさん!
 今年、日本の法政大学では、ビラをまいたからという理由で多くの学生が逮捕されました。ビラは主に大学当局に対して向けられたもので、その内容はヨーロッパの教育ストで掲げられているのと同じような内容です。

 逮捕された学生のうち8人は、まだ判決も出ていないうちに、もう6か月以上も勾留されているんです!
 こんなことは許されません!

 私はすべてのみなさんに、日本の学生と連帯することを訴えます!日本は経済的・政治的理由から外圧に弱い国です。

 だから私たちが一緒になって法大総長と日本政府に強い国際的圧力をかけるなら、学生たちの釈放をかちとることができるのではないかと思います。

 私が抗議と連帯のアピールのひな形をつくってみましたので、これを教育スト実行委員会の総会で可決してください(早く、クリスマス前に)。そのうえで一番いいのは、ポツダムでおこなわれる教育スト実全国会議にこれを持ち込むことです。
 抗議・連帯アピールに署名して、在独日本大使館と法大総長にメールしてください。全学連の学生へも送ってください。彼らが喜ぶと思うので。 国際連帯万歳!
8学生奪還、5000万円カンパを!



12月⑤へ 12月⑦へ
 2009年日誌
inserted by FC2 system