日  誌
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 2009年日誌

スケジュール


2月17日(火)
沖縄に帰ります 夕食はアジフライ 三里塚の里芋とイカの煮物

2月16日(月)
800人の結集で大成功! 4・4派集会、400人で大破産!
2・16国鉄・春闘集会
 2・16国鉄・春闘集会です。「派遣村」から労組交流センターの仲間となった労働者も何人か参加し、800人の大集会となりました。動労千葉がなぜ動労千葉であるのか…その核心は、時代認識でゴリゴリ一致した団結を形成してきたからです。ふんわりとした仲間としての「団結」ではなく…。先日の経団連デモで私たちに合流した派遣労働者の青年も集会に参加しましたが、さてどんな感想をもったでしょうか。それを聞くのが楽しみです。(↓ に続く)
夕食の豚とじ丼を食べて出発
開会あいさつ(司会)動労千葉争議団・
中村 仁さん
来賓あいさつ 三里塚芝山連合空港
反対同盟
動労千葉弁護団長 葉山岳夫さん 動労千葉を支援する会 山本さん
基調提起 国鉄千葉動力車労働組合
 執行委員長 田中 康宏さん
5.27国労臨大闘争弾圧粉砕に向けて *1047名争議団、闘争団の決意
小玉さん 羽広さん 動労千葉・高石さん
闘いの報告と決意 09春闘勝利!「生きさせろ」ゼネストを準備しよう
閉会あいさつ 副委員長 繁沢さん
団結ガンバロー
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」 のブログから転載
(↑から続く)今回も1番で区議会の一般質問を行ないました。「資本主義は終わった」という私の発言に、自民党席あたりから「そんなはずないだろ」というヤジが聞こえてきたような気もします(よく聞こえないんです)。また政策経営部長は、「表層的な現象を見てそのように考えるのはまちがい」といった答弁をするなど、様々な反応が返ってきています。今回の一般質問について言えば、現場で起こっている事実を収集して質問に形づくるという面での弱さがありました。日常的な活動をがんばらねばならないということですね。一般質問の内容を何回かに分けて掲載します。

★区長の政治姿勢―減税自治体構想について
徹底した民営化・規制緩和による資本の無制約な利潤追求、労働者の分断・団結破壊と労働組合解体・権利の剥奪による労働者階級への攻撃と労働運動の体制内への取り込み、年金・医療・介護をはじめ高齢者・「障害者」に対する社会保障政策の徹底した削減と解体…。これらと歩調を合わせて度重なるバブル経済を創出していくという、1970年代にデッドロックにぶち当たった資本主義経済の最後の延命策であった新自由主義は、その柱であったGMやシティといった世界最大の資本の破産的事態に見られるように、とうとうその臨終の時を迎えました。300年にわたって労働者人民を搾り取り、踏みにじり、縛りつけてきた資本主義は、ついにその歴史的存在意義を喪失しました。世界経済は大恐慌に突入し、労働者階級を徹底して抑圧してきた社会体制が崩壊を始めているのです。

 だからこそいま全世界で労働者のストライキ・デモの嵐が吹き荒れており、「資本主義は終わった!労働者階級に権力をよこせ!労働者が主人公になる社会をつくろう!」との声が響き渡っています。1月29日フランスではサルコジ政権の雇用政策と資本救済策に断固反対して、500万人の労働者がゼネストに突入し、250万人の労働者学生が街頭デモに決起しています。ドイツにおいても2月3日、賃上げを求めるストライキ闘争が交通労働者を先頭に全土を覆い尽くしました。米ロスアンゼルスではオバマ新政権発足直後の1月29日、学校リストラに反対して1万5000人の教育労働者が街頭デモを行ないました。日本においても、ホンダ自動車系列の部品メーカー・ショーワではたらく派遣労働者が2月3日に第2派ストに突入。工作機械メーカー森精機では、昨年末より派遣労働者が3派にわたるストライキを決行して契約解除・雇い止めへの抗議闘争を行なっています。そして、国鉄千葉動力車労働組合は万全のスト体制を固めて、組合員である運転士の強制配転を阻止する勝利をかちとっています。労働者への大量首切りを強行する資本への怒りは、日本経団連への連続デモとなって爆発しています。

 まさしく世界は革命情勢です。労働者自己解放の思想であるマルクス主義が、いまこそ荒々しくその真価を発揮する時代の到来です。ロシア革命の世界史的意義を裏切ったスターリン主義によって長らく踏みにじられてきた社会主義―共産主義の思想と実践が、労働者の団結と闘争主体としてのエネルギーに徹底的に依拠した本物の姿を現わそうとしています。労働運動の力で革命をやる世界単一の労働者党の建設が、全世界の労働者階級の心からの希求として呼びかけられているのです。これに対してその拠って立つ基盤の崩壊の淵にある資本は、絶望的な首切り―労働組合破壊と侵略戦争への動員による労働者階級への攻撃をしかけてきており、田母神前空幕長や橋下大阪府知事などのようなファシスト勢力の跳梁も顕著になっています。革命と反革命の正面激突、階級闘争の史上最大の激闘がすでに始まっています。いま私たち労働者階級に問われているのは、解散―総選挙で自民党にするのか民主党にするのかといった政権交代などではなく、体制選択こそが問われています。
こうした時代認識に立って階級情勢を見すえた時に、先に最終報告書が出された「減税自治体構想」とは一体どのような意味をもつのでしょうか。「持続的に維持される資本主義体制」という、まったくの幻想でしかないことが事実によって突きつけられている概念にもとづいて構築された「減税自治体構想」最終報告書について、区長としての評価と今後の取り扱いについて見解を述べてください。

 世界経済が大恐慌に全面的に突入しているなかで、年間150億円を積み立てて1.5%の利率で資産運用するという減税自治体構想は、その物質的基盤そのものが崩壊しています。また、再来年2010年度には都区財政調整金は大幅減となることが確実視されていますが、こうした事態もまた「減税自治体構想」の物質的基盤を否定するものと考えますが、区長の見解を述べてください。

 しかし、なおかつ年間150億円を積み立てるということは、「人員削減」という首切り・賃下げのさらなる強行であり、教育・福祉予算の10%以上の大幅削減をもたらすことになるのは確実だと考えますが、区長の見解を述べてください。

 あらゆる意味でその構想自体にNOが突きつけられている「減税自治体構想」について、条例化など一切の動きをやめるべきです。区長の見解を述べてください。

大阪市大で道州制粉砕・2部廃止絶対反対で集会、デモ
 2月13日(金)、大阪市立大学で「道州制粉砕・2部廃止絶対反対」のキャンパス集会とデモが曇天を突き破ってうちぬかれました。  大阪市大当局は昨年秋に2部(夜間学部)の来年度での募集停止=廃止を発表しました。これは京都大の非正規職100人雇い止めや、富山大新樹寮の募集停止などと一体で大学を資本の利益のためだけの機関に変えようとする道州制攻撃です。

 さらに集会の数日前には、大阪府知事・橋下が府立大学への交付金100億円の全廃=府大潰しと、市大への統合を計画していることが明らかになりました。法人化による予算削減の中ですでに大阪女子大、府立看護大と統合されている府大ですが、橋下はさらに踏みこんで全廃を打ち出し、市大との統合によって、道州制=関西州設立の突破口にしようとしています。

 橋下による道州制攻撃と、その下での大学潰しを迎え撃ち、2・4の京大集会に続いて大阪市大からも闘いの火蓋は切られました。

 テスト期間中ですが、道行く学生、職員の注目は圧倒的。何人もの学生が足を止め、ビラを受け取ってアピールに注目していました。飛び入り参加の学生も出てくる中で大阪市大生、さらに2/4集会を打ち抜いた京大生のアピールがキャンパスに響き渡ります。  「橋下は府大と市大の統合を扇動し、それを突破口に道州制を導入しようとしている!その中で学生、労働者の団結破壊が狙われている!絶対に許せない!2部廃止を、橋下の打ち出した統合計画もろともストライキで粉砕する」「道州制の本質は国鉄分割民営化でも解体できなかった4大産別の団結を叩き潰すこと。

 しかし、これは資本家どもの弱点でもある。何故なら分割民営化は動労千葉のストライキと、1047名闘争の継続でうち破られてるから。動労千葉労働運動と労働者・学生の怒りが結びつけば必ず勝てる!」「2部廃止を絶対許さない。橋下が統合だ、というなら府大生とも団結して2校同時の全学ストで橋下を焼き尽くす。」

 集会後はキャンパスをデモ。「道州制粉砕!2部廃止絶対阻止!」のコールがキャンパスに響き渡りました。大黒学生担当部長をはじめとする当局は、学生を監視、弾圧するためにコソコソとデモをつけ回してきましたが、8号館内の学生支援課前では多くの学生が注目するなかデモ隊が弾劾のコール。すると当局職員はすごすごと逃げ去り、デモは圧倒的に勝利して貫徹されました。

 最後に道州制粉砕のストライキを4/24法大集会を突破口に全国大学で開始することを確認。参加者からは今回の集会、デモの地平をさらに前進させて、新歓決戦をかつてない規模で激しく闘おうということが提起され、満場一致で決定、300万学生ゼネストの展望をつかみ、その号砲を打ち鳴らした集会として大成功しました。(大阪市大・A)
迎賓館・横田爆取弾圧裁判の勝利へ、団結集会開く
 「『簡易・迅速』裁判粉砕し、4人の無罪確定へ差戻し審・上告審の勝利かちとろう!2・14集会」が、2月14日午後、東京・池袋で開かれ、80人が集まり、被告団を先頭に新たな決意を固めあった。1986年東京サミットのレーガン、サッチャー、中曽根らを直撃した迎賓館・横田ロケット弾戦闘に対する爆取(爆発物取締罰則)デッチあげ弾圧裁判が昨年末以来重大な局面を迎えている中で、あらゆる反動を粉砕して敵権力をさらに徹底的に追いつめ、勝利を実力でもぎとる決意と態勢を打ち固めた。

 集会では、4人の被告がそれぞれ、現局面の重要な意味について語り、闘う決意を述べた。
 昨年控訴棄却の有罪判決を受けた福嶋昌男同志は、5月期限の上告趣意書提出に向かっての決意を明らかにした。

 須賀武敏、十亀弘史、板垣宏の3同志は、16年の長期裁判の後に無罪判決をかちとったが、東京高裁は一切の事実審理抜きに一審判決を破棄、差し戻しした。昨年6月に始まった差し戻し審は、12月になって突如、検察側が一人を除くすべての証人申請を撤回し、裁判所と一体となった早期結審策動を開始した。3同志は、「形式的に審理したふりをして雰囲気だけで有罪にしようとしている」(板垣同志)、「敵は立証できない。根本的に無力だ」(十亀同志)、「革命を暴力で屈服させようとする国家意志だ」(須賀同志)と攻撃の本質を明かし、裁判勝利と革命に向かって共に闘おうと訴えた。

 また、裁判員制度はいらない!大運動事務局長・佐藤和利弁護士から「裁判員制度導入を阻止しよう」の訴えがあった。さらに弁護団、家族、4同志に連帯してともに闘ってきた多くの人々、全学連の学生、沖縄からの発言など、戦闘性あふれる発言が相次いだ。

 爆取裁判の「簡易・迅速」化攻撃は、5月から実施されようとしている裁判員制度と本質は同じだ。裁判員制度粉砕と爆取裁判勝利を一体のものとして闘おう。(星)

2月15日(日)
夕食は、麻婆豆腐、人参シリシリ
千葉で「生きさせろ!」第2波津田沼デモ
 2月14日千葉県習志野で、「生きさせろ! 第2波津田沼デモ」を掲げた千葉春闘団結集会実行委員会主催の集会とデモが行われた。会場、デモコースとも1月18日の第1波行動と同じだ。午後6時すぎから新京成線・新津田沼駅近くの津田沼第一公園に労働者が結集してくる。6時30分、20人の参加で集会が開始された。直前の街宣で署名に応じてくれた2人の労働者の参加で全員の意気も上がる。「これから第2波の集会とデモをやります! 皆さんもぜひ参加して下さい!」。司会を務めるちば合同労組の青年労働者が、近くのスーパーの前で見て労働者に向かって元気良く呼びかける。

 冒頭、広島連帯ユニオンの労働者からの連帯発言。「20代の頃から三里塚闘争などでよく千葉に来ている。千葉に来ると元気になる。広島でもマツダの派遣切りに対して、労働者が怒っている。千葉の皆さん、共に頑張りましょう!」。医療労働者の「資本家は労働者から奪った福祉を返せ! 年金を返せ! 医療を返せ! 職場から団結をつくって闘おう!」の力強い発言が続く。ちば合同労組の青年労働者が最後にひときわ大きな声で「デモには感動があります。一緒にデモやりましょう!」と周辺の労働者に訴える。
 デモに出発だ。「労働者は団結しよう! 団結したら百万馬力!」。デモコールが響きわたる。新津田沼駅とJR津田沼駅を結ぶ繁華街を2往復するデモは前回以上に労働者・市民の反応が大きい。歩道を歩く流れが止まってデモ隊を注目する。歩道橋の上も動きが止まり、デモ隊を見下ろす。一人の中年の女性が最初から最後までデモ隊の脇を歩き、「あなた達の言うとおり、この社会は変えなきゃ」と話しかけてくる。地区単独の小規模な集会とデモだが労働者・市民の反応がこれまでとまったく違ってきている。街頭情勢は、年末年始よりも進み、劇的に変わりつつあります。この情勢を本当に私達の力にすることが必要です。

 千葉の労働者は、今月28日午後6時から千葉市民会館で開催される「ちば春闘団結集会」の大成功に向かって、あと2週間全力疾走します。(ちば合同労組H・A)
広島・呉からの自衛隊ソマリア沖派兵を許さない!
 海上自衛隊の軍艦「さざなみ」「さみだれ」が、呉からソマリア沖へ
派兵されようとしています。本日2月14日10時、百 万人署名運動広島県連絡会と婦人民主クラブ全国協広島支部、広島県労 組交流センター、高陽第一診療所労働組合、広島大学全学連の仲間が、 麻生太郎と防衛大臣浜田靖一、海自呉地方総監杉本正彦に対して、「さざなみ」と「さみだれ」の訓練を直ちに中止しソマリア沖への派兵を中 止せよ、と抗議・弾劾の申し入れを行いました。

 麻生首相や「国際社会」がいう「海賊」とは何なのか! 帝国主義者どもがアラブ・アフリカの資源や市場に群がり自らの権益や儲けのためにアフリカの人々を食い物にしてきたことがそもそもの問題ではないですか。そうした自らの強盗行為を隠蔽しながら、生きるために外国資本や大企業の有害廃棄物投棄や資源・市場の略奪に抗議している漁民たちを「海賊」と称して、アラブ・アフリカを軍事力で制圧し、自らの権益確保に走ろうとしているのです。
 私たちは怒りをもって、軍服を着た労働者・自衛隊員に「ソマリアの人たちに銃を向けるな!私たちの敵は一つ、麻生であり御手洗だ。労働者と団結して闘おう!」と訴えました。呉総監部総務の松下という人物が責任者として出てきましたが「いつソマリアへ出発するのか」「この申し入れは杉本呉地方総監、浜田防衛大臣、麻生首相に宛てて出しているがちゃんと渡すのかどうか」と聞いても「お答えする立場にありません」と同じ台詞を繰り返すだけで本当に許せない態度です。こうした奴らや麻生などに、人を殺し殺される「戦場」に行けなどという命令を出す資格などありません。
 さらに許せないのは、今日、あの田母神前航空幕僚長が呉市内で講演を行うというのです。日本会議呉支部が田母神を呼び、自衛隊員や呉を軍都として「活性化」させようという人々を鼓舞激励をしようというのです。ふざけるのもいい加減にしろ!

 私たちは呉地方総監部への申し入れの後、呉駅前で宣伝戦を行いました。自衛隊の街であるが故のビラの受け取りのよさを感じました。また、自衛官の家族とも熱い討論になりました。全世界で戦争反対のデモがまきおこり、兵士が戦争協力拒否の闘いにたちあがっていることを訴える中で、「命令に従うのが自衛隊だから・・・」という言葉の中に、今自衛隊員がおかれている現状が如実に現れていると感じました。やはり誰も、戦争や戦場に行く事を望んでいないのです。
 労働者階級の戦争協力拒否の闘いと、自衛隊内での軍命拒否の闘いを一つのものとし作りあげ、戦争を阻止し資本主義を打倒する闘いにうってでていきましょう!(広島 たけかな)
ロサンゼルス統一教組が新たな勝利
 アチーブメントテストのボイコット闘争、1月29日の大デモと、スト権確立のための投票(3月20日~25日)の実施の発表などのあいつぐ闘いによって、ロサンゼルス統一教組(UTLA)とロサンゼルス統一学区(UTLSD)内の他の7つの組合に属する教育労働者は、2300人の教師の解雇撤回を勝ち取った。さらにそれ以後の闘いで、ついに医療手当の削減も阻止するという大きな成果を勝ち取った。学区側は、カイザー・アンド・ヘルスネットという保険会社以外の会社と契約している教師は、月187ドルの保険金を払えといってきたが、一連の激しい闘いによってこれを阻止したのだ。学区側はこれまでどおりどの保険会社の保険金も負担することを認めた。

 こうした成果のほかにも、組合の医療手当委員会が、医療手当に関する諸計画で大きな発言権を獲得した。また新規採用の教師にも生涯医療保障の権利を保持することを約束させた。州および連邦全体の教育予算削減が激化しつつあるなかで、このような勝利が勝ち取られたことは非常に大きな意味をもっている。1月29日の1万5000人の教師の実力決起、ストライキを辞さない闘争体制こそ、この勝利の決定的原動力だ。
 UTLAの闘いのもう一つの勝利は、UTLA内で活動するCAMS(校内の軍国主義に反対する連合)が、軍の学校内での宣伝活動を阻止したことだ。
 軍当局はロサンゼルスの高校に軍の宣伝隊を派遣する計画を立てていた。宣伝隊は校内で最新の軍の装備を展示し、模擬射撃訓練や基礎訓練、接近戦訓練などを行い、軍隊と戦争を賛美し、あわせて高校内での募兵活動を行う部隊だ。
 事前にこれを察知したアーリーン・イノウエさんらCAMSのメンバーと生徒、両親、支持者は共同して宣伝隊の高校での活動を阻止する闘いを開始した。教師たちは学内での監視活動を行い、門前で生徒に宣伝隊反対のビラを配布した。宣伝隊が来たら、生徒たちは横断幕を出して抗議行動を行う体制をとった。CAMSのメンバーはイノウエさんを先頭に生徒の両親などとともに学校管理者と交渉を行い、軍の宣伝隊を校内にいれないように要請した。こうした闘いによってベルドゥーゴ高校での軍の宣伝活動は阻止された。その他の高校でも宣伝活動も延期ではなく、中止された。校内での募兵活動を阻止する闘いはまたもう一歩大きな前進を勝ち取ったのだ。(た)
Mさんへの強制執行実力阻止へ西郡住宅裁判闘争やりぬく
2月13日、午前10時から大阪地裁807号法廷(稲葉重子裁判長)で、家賃供託で応能応益と闘う住民が八尾市による預貯金差し押さえを提訴した「差し押さえ弾劾裁判」が闘われた。全国連西郡支部、八尾北命と健康を守る会、八尾北労組を先頭に、東京からかけつけた全国連杉並支部と品川支部、関西でともに闘う労働者、議員が傍聴席をうめつくした。前回(12月12日)の裁判では裁判長の抑制を粉砕して、八尾市が送ってきた住宅追い出しの「催告状」に対する原告による怒りの陳述をかちとった。

 この日も原告団は意見陳述を要求し、裁判長は「陳述を認める」と言わざるをえなかった。傍聴席から拍手と「ヨシ!」の声。原告を代表してTさんが陳述書を読み上げた。Tさんは、応能応益は完全に破産している。2月26日に同じ西郡住民であるMさんにかけられた強制執行は、私たち一人ひとりにかけられた弾圧だ。民営化、道州制攻撃そのものだ。絶対許さない! 強制執行を決定した裁判所も同罪だ、と怒りをもって弾劾し阻止闘争に立ち上がるとの宣言を発した。原告と傍聴団の怒りと決意は裁判長や廷吏の制止の声もかき消すほどだった。前回傍聴席にも入れなかった八尾市住宅管理課は今回なんと被告席にすわった。しかし、激しい弾劾に何も答えられず廊下にも出れず裁判官と一緒に裏口からこそこそと逃げ帰った。
 新たな青年の決起も始まった。帰りのバス内集会では、初めて傍聴に入った八尾北労組員が「八尾市住宅管理課と裁判所の態度にはらわたが煮えくり返った。Mさんの問題はみんなの問題。八尾北労組は2・26ストにむけて論議を重ねている」と報告。西郡支部員は、口々に「団結こそ最大の力。ともに闘う」と決意を固めあった。まとめで「京品ホテルの闘いと同じように、われわれの闘いに交渉なんかありえない」「Mさんへの強制執行くるなら来い」「『09春闘勝利生きさせろゼネストへ!2・15総決起集会』を成功させて2・26を迎え撃とう」と提起された。裁判闘争は、強制執行阻止決戦に向けて明るく戦闘性あふれる行動としてうちぬかれた。2・26強制執行阻止へ、全国から西郡に駆けつけよう。(関西 M・K)

パスポートには正式なスタンプを押しましょう
鈴木喜志子2009/02/14  インターネット新聞・ジャンジャン
 建前上、仮放免では日本で働くことはできないが、入管職員のほとんどは仮放免やビザ申請中の外国人が働いていることは知っている。だからといって、働いていますと公言するのもいかがなものか。夫を派遣切りしたA社の審査には問題がある。派遣会社が外国人スタッフのビザをチェックすることについては異存はないが、仮にある外国人がA社に提出した書類上では「日本人の配偶者」となっていても、はたしてそれが真実かどうか。審査を厳格に行うのなら配偶者の住民票と戸籍謄本も併せて提出させるのが筋ではないか。
パスポートには正式なスタンプを押しましょう | <center>在留期間更新許可のスタンプ</center>
在留期間更新許可のスタンプ
 昨年11月、夫がいわゆる派遣切りで解雇された。夫にはビザがないから(正確に言えば仮放免*)というのが派遣会社(以下A社)側の言い分だ。

 A社はこれまで外国人スタッフに対する入管の抜き打ち調査で問題が起きたことは1回もないと言う。しかし、昨年私が会社に提出した夫に関する書類(パスポート、外国人登録証、仮放免の書面のコピー)を見たA社の幹部は、これではうちの会社で働いてもらうことはできない。働き続けたければ入管に行って労働許可証をもらってこいとのたまった。その件で、私たちは会社側と数時間にわたり電話で激烈な口論を展開した末、夫は解雇された。

 建前上、仮放免では日本で働くことはできないが、入管職員のほとんどは仮放免やビザ申請中の外国人が働いていることは知っている。だからといって、働いていますと公言するのもいかがなものか。場合によっては著しく不利な立場になる恐れがある。A社側の言い分に疑問を感じた私たちは弁護士の先生に相談した。先生によれば、夫の場合は労働許可証といった類の書類は入管では出してくれないだろうという回答だった。

 A社の審査には問題がある。派遣会社が外国人スタッフのビザをチェックすることについては異存はない。だが仮にある外国人がA社に提出した書類上では「日本人の配偶者」となっていても、はたしてそれが真実かどうかは書類を見ただけではわからない。審査を厳格に行うのなら、配偶者の住民票と戸籍謄本も併せて提出させるのが筋ではないか。外国人の中には偽装結婚をしている人もいるからだ。

 夫の元同僚のなかには違法にビザを取得して働いているのではないかと疑われる外国人がいたことは事実だ。断っておくが、私は彼らを裁くつもりはない。みんな夫のいい友達だし、そういう手段をとらざるを得ない人たちの立場は理解できる。しかし、夫のクビを切っておきながら、他の外国人スタッフに対しては何の疑いも抱かないというのはとうてい納得できない。
 
パスポートには正式なスタンプを押しましょう | <center>同不許可のスタンプ
</center>
同不許可のスタンプ
 たとえウソでもパスポートに私は日本に合法的に滞在していますというスタンプさえ押してあればOKなのか? どうせビザなんて単なるスタンプなんだし、紙にOKという文言を書いたインクがのっかっていれば内容はインチキでもいいというわけか? 確かにビザのスタンプそのものは一般的に使われているものとほとんど変わらないが、ビザは公の機関が発行する証明なのだから軽々しく扱われるべきではない。

 大きな声では言えないが、金さえあればパスポートに偽造のスタンプを押すのは簡単だ。そういうスタンプを作っている奴を探して、そいつに頼めばいい。後はスタンプだけ見て人を信用するアホな派遣会社に登録すれば、明日からだって大いばりで働ける。もちろんそれがバレたら一巻の終わりだが。

 しかし、たとえ会社のチェックではごまかせても、たまたまどこかで警官に職質されたりして違法行為がばれたらA社だっておっとり構えてはいられまい。それをA社はどこまでわかっているのだろうか。私はビザを持ってますよというウソのスタンプを平気でパスポートに押す人間と、たとえ「不許可」でも本物のスタンプを押す人間とどちらが信用できるだろう。後者に決まっているではないか。

*入管法に違反している外国人が、健康上の理由もしくは入管による人道的判断により一時的に収容を停止されること。仮放免中は日本に滞在できるが、定期的に入管に出頭する義務があり、さまざまな生活上の制約もある。

2月14日(土)
散歩する
トムが問題提起し、「団結」をめぐる
長時間ミーティング。
昼食は鮭のホイル焼き
若山さんからブロッコリーの差入れ
広島の下田禮子さんから差入れ。ごちそうさま。
皆さんお元気でいらっしゃいますか。
今年初めてお便りします。
 
百年に一度と云われる不景気で皆生きさせろのゼネストをドーム前で連日やっているようです。
2月11日明日は君が代の不起立等に関する教育労働者団結集会が広島市西区民文化センターで13時から15時半まであります。
昔私は公民教育を受けてきました。それが当然の様に教育されましたがそうなるまでは今の根津さん達と同じような事があったのでしょうと思い返されます。
じわじわと天皇制を出してくるのかもしれませんね。
私も参加して頑張ってくるつもりでいます。
 
皆さんも息苦しい世の中でしょうが今こそ団結して改革めざして頑張るときだと思います。
ビタミン補給してください(みかん新種)を少々送りました。
風邪を引かないようにしてくださいませ。
 
オープンスペース街の皆さんへ
                                      下田礼子
ハーゲンさんから差入れのヒジキ
夕食は手巻き寿司。カンパチ・あじ・中落ち・カニ、アボガド、卵・キュウリなど
アサリの味噌汁 ハマちゃんからチョコの差入れ
ソウル・ワーカーズ・屋台 アンサンブルの主演女優と握手

2月13日イタリア ゼネスト突入70万人がローマをデモ
動労千葉を支援する会 のホームページから転載

イタリア政府の失業対策不満で大規模デモ
2009.2.13 19:58
 イタリア政府の失業・低所得者対策が不十分だとする大規模な抗議デモが13日、首都ローマで行われた。同国最大の労組中央組織「イタリア労働総同盟」(CGIL、組合員数約550万人)による全国の公共施設のストも同時に行われた。

 フランスでも1月末、同様の抗議デモやゼネストがあったばかりで、世界的な景気後退で失業者が増大する中、欧州主要国で反政府デモが頻発している。

 デモを主催したCGILや野党「価値あるイタリア」、共産党はバス約1000台や列車16本を使い、地方から市民を動員。デモは10万人以上の規模に達したとみられる。

 ストは全国の大学、小中高校のほか病院、郵便局、市役所などで行われた。CGILは19日にバスや電車など交通機関のストも計画、政府に揺さぶりをかける構え。(共同)

仏 大学改革反対の大規模デモ

2月10日パリの大学 ストライキ投票の様子


France: Students voting for the strike

02月11日 10時55分 NHK

サルコジ政権の経済対策への反発が広がっているフランスで、今度は大学の合理化に反対する教職員や学生による大規模なデモが行われ、参加者は、政府に対し、改革案の即時撤回を求めました。フランスでは、先月にも政府の経済対策に反発する全国規模のストライキが行われています。

フランスでは、10日、パリやリヨンなどの主要都市で、教職員と学生による合同のデモ行進が行われ、主催者側によりますと、あわせて6万人が参加しました。サルコジ政権は、国立大学を合理化するため、学長の権限を強化して研究職の職員を自由に選定させることや、教職資格を与える基準をより厳しくすること、さらに、全国で教職員ポストを900人削減することを盛り込んだ改革案を掲げています。これに対して、教職員や学生は、大学に競争原理を持ち込み自由な研究を阻害するばかりか、大学の序列化を進めるとして、反発を強めており、すでに複数の大学で無期限のストライキに突入しています。パリでのデモの参加者からは「教育が商品化されることは断じて許されず、徹底して抵抗する」といった声や「教育関係者だけでなく、あらゆる人々がサルコジ政権の改革に怒りを爆発させようとしている」といった声が聞かれました。フランスでは、先月にも政府の経済対策に反発する全国規模のストライキが行われており、サルコジ大統領の支持率も、おととしの就任以来最悪の36パーセントにまで落ち込んでいます。

2/10ベルギーの金属労働者の解雇反対のデモ

   だ    ん      け    つ
2009年2月14日
№112
福祉労働者連帯ユニオン
「街」分会
関町北4-2-11
リサイクルショップ街 気付
「御手洗許すな、ぶっ倒せ!」
経団連へ第3波デモ
 日本経団連への第3波デモが2月12日、380人の結集で闘われた。デモの標的は鮮明だ。御手洗・経団連会長だ。偽装請負・派遣切りの上に30億円もの裏金・脱税! 搾取と解雇の裏側で私腹を肥やす御手洗の首をとる!! 経団連会館前では「御手洗倒せ」「脱税やって株買うな」のシュプレヒコール。建物はほとんど消灯している。だが実はかなりの人数がブラインドの隙間から恐る恐るのぞいているのだ。労働者の怒りを思い知れ!

 デモに先立つ集会で、最初の発言は東京労組交流センターの小泉義秀さん。「経団連と連合の労使共同宣言から正社員の首切りが始まった。連合がお墨付きを与えている。動労千葉と国鉄1047名解雇撤回闘争を先頭に、腐った体制内労働運動を打倒しよう」。全逓の青年労働者は、麻生の「郵政民営化に反対だった」発言に抑えきれない怒りを爆発させた。「民営化してかんぽの宿を1000円で売却した。ふざけるな! 連合が労働者の首を切って資本主義を守っている。組合本部派を打倒する」。自治体労働者は労使共同宣言を推進した自治労中央を弾劾した。「橋下知事打倒・道州制粉砕の3・6の大阪府庁前行動を全国の自治体労働者の蜂起で闘う」。全学連の織田陽介委員長が火を吐くアジテーション。「経団連・御手洗への怒りを爆発させてデモをやろう。労働組合をよみがえらせ、すべてを奪い返そう。これが春闘スト方針だ」。動労千葉の後藤俊哉執行委員が「4者4団体をぶっ飛ばし、2・16集会を。春闘でストやろう」と檄を飛ばした。その後、デモに出発した。
 次回の第4波経団連デモは2月26日6時30分、神田公園に集合。

宮城でワーカーズアクションの集会デモ
 2月8日、ワーカーズアクションin宮城やりました!
 宮城でも、初詣展開や成人式展開、東北石けん労組のストライキへの合流などなど、革命情勢を革命に転化する闘いをじゃんじゃんやっています。そしてこの日は仙台市内デモ! このかんの闘いの地平を街頭へと拡大する闘いとして打ち抜きました。 集会に先立ち、繁華街で街頭宣伝を行ないました。のぼりや垂れ幕が林立し、トラメガの声が鳴り響きます。街頭の雰囲気は一気に明るくなりました。ビラがどんどんと受け取られ、あちこちで議論になり、3・15―3・20ワーカーズアクションへの賛同、東北石けん労組スト支持の団結署名が集まります。

 いよいよ集会。青年労働者の勢いある司会で、集会は開始からハイテンション! 道州制粉砕、東北石けん労組のようにストライキで闘おう、みやぎ連帯ユニオンに入ろうと宮城労組交流センターからの基調報告で始まりました。
 発言のトップは2派のストライキを打った東北石けん労働組合。この日は総決起で登場! 「ストライキと団交で会社を追い詰めた!」といきいきとした報告がなされました。さらなるストライキで打撃を与えると宣言、最後まで実力闘争でガンガンたたかおう!と呼びかけました。

 続いて全金本山労働組合から。「『一人の首切りも許さない』という闘いは、裁判ではなくて現場の闘いで勝利した。東北石けん労組は兄弟組合。ともに闘う」とアピールしました。

 教育労働者、東北大学学生自治会の仲間からの発言を受けた後、教育労働者のコールで仙台のアーケード街を突っ切るデモに出発! 青年がデモをバックに記念撮影したり、労働者が手を振ってくれたり。いつにもまして、私たちのデモ隊に圧倒的注目が寄せられました。街頭は怒りに溢れている! その怒りと合流できるのは体制内勢力ではなくて「ワーカーズアクション派」だ!

 警察権力の妨害をはねかえし、断固デモを貫徹しました。
 宮城での次のデモは3月15日! 資本家と体制内勢力を串刺しにするデモとストライキをやろう!(宮城 H・T)
   

2月13日(水)
2/12 「街」日誌
「街」の仲間、なんちゃんが今朝6時45分、亡くなりました。

改めて、自分がどう生きていくのか、握りしめて生きていくことの大切さを思い知らされます。

店の中に、なんちゃんの写真、なんちゃんの街宣ビデオ(パソコンで)が見られるコーナーを作りました。
お客さんも、メンバーの皆も、なんちゃんを知っている人も、知らない人も、
ビデオを見ていきます。

なんちゃん、1日中、サミット粉砕のアピールをしています。
ジミー 「街」日誌
「テーマ」 私の人生を振り返って、目標が見つかった 

私は人生を振り返って、今、こう思う。
自分のまちがいを生かしている時とまじめな時を
うまく表現できなかった。(気付いてもらいたかった自分がいた。)

僕が何か恐怖を感じたらそこから逃げ出して救いの声をかけてもらう事で安心して、人を誰でも疑わなかったと思う。
だまされる事で憎しみがでて、人に当たったり物にあたったりした。

今、こうして生きている事は人とのつながりを大切にしてこなかった事が証明されていると思う。
多少、文章がおかしなことがあるかもしれないけど、素直に考えたら思い出をしっかりと見つめる事ができる。

過去、現在、未来とよくいうけど、もともと本来の意味を考えると、自分の生涯を周りの人から、色々な意見を聞いて、行動する。又は発言するのは自分次第なんだと思った。

「少年よ大志を抱け」とことわざがあるけど僕は自分の気持ちが少年のように純粋で、ある一つの目標を達成するためにあり、このことわざは、常日頃からテーマとして、私の目標は何なのか、葛藤している。

自分のことはこれくらいにして、自分の周りの人や、世界各地でもっと大変な思いや出来事と比べたら、自分の悩みはすごく小さいものであると思います。
ただ1人の考えや行動ではなく、周りの人や、世界の人々が輪となり問題を解決するために団結して議論し合い、人と人とのつながりや、笑顔を世界中の人が協力しあうことが大切だと思いました。
私は現在酔いながら書いているが、これが本当の自分の姿の鏡だと思う。

このきもちを純粋にして素直に発言や行動することが一番の目標だと思いました。

                             2009.2.11  Mさんより

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新基地建設阻止!解雇撤回!
富田晋くんと共に闘う会~

出来ました!!

ミテネ!
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