日  誌
2009年3月⑤

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 2009年日誌
 「団結」ビラ
101号~103号(12.8~2009.1.30)
104号~116号(2009.1.31~3.3)
3・20集会に向けて、スタート
117号~   (2009.3.4~)

スケジュール

動労千葉のストライキに続け!

職場・キャンパスから団結を固めて大恐慌に立ち向かおう

世界の行動と連帯する3・20渋谷5000デモを

>>3月17日~19日 動労千葉が〈解雇撤回・大幅賃上げの〉ストライキ!(A4サイズ単色)

3月18日(水)

 

17日夜 スト突入集会 320名が結集 千葉市民会館 地下小ホール



「スト突入しました」千葉駅街宣

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3月17日(火)
浸水被害を防ぐための工事だって?!  これは東京都による、住民に対する 洪水攻撃だ!  
住民の生活を破壊する 石神井川、拡幅工事、絶対反対!
東京都による、「現況測量」強行を許さないぞ!
3.17日誌 
今日はメジャーを持って自分達で川を実地測量。
ここまで川になる、ということが実感されました。
通りがかる人たちも興味津々。
「え~っっつ!!ここまで?」という反応がほとんどです。
川沿いに住んでいる人が自分の家が大部分、予定地内に入っていることを知って、
「ここまでとは・・・・」と、びっくりしていました。

今日の「石神井川拡張反対署名」は36筆。昨日は45筆でした。
「署名頑張ってください!」と言う人もいました。
測量用のメジャー(50m)の寄付があったので、周辺を測量しました
家のトレイも無くなるヨ。


怒る、対象地域の住民
昼食は大根とスルメ煮 五目、厚揚げ 山形ダシ
人参シリシリ 三里塚・聖護院大根漬け
夕食は、手巻き寿司
種無しブドウ クーブイリチー
ソウル・ワーカーズ・タコ焼き屋台

「3・20へ!」大街宣とデモで渋谷駅前を制圧
 3月15日、ワーカーズアクション実行委員会主催で3・20イラク反戦全世界一斉デモへむかった渋谷駅前大街宣・デモを210人で打ち抜きました。この日はまず渋谷駅ハチ公前での街頭大宣伝。こちらの人数は約50人。「3・20渋谷デモへ!」の訴えが駅前を完全に制圧しました! 街はまさに「3月問題」が爆発し、怒り渦巻く状況です。日産で「派遣切り」にあったという青年。日産は県から資金援助をうけ新工場を建設中であるにもかかわらず首切りをしていると怒りまくっていた。

 さらに別の青年労働者は3・20賛同署名に「資本家を倒せ!」と書く。「資本と闘う労働組合を甦らせよう」の呼びかけがどんどん浸透していく雰囲気でした!

 街宣後、場所を移しデモへ決起。3・25鉄建公団訴訟の控訴審判決の情勢です。政治和解を掲げ解雇撤回の旗を降ろした4者4団体路線は破産した! いよいよ動労千葉労働運動の路線が勝利の展望を指し示す時がきた! 織田陽介全学連委員長は、「労働者の怒りに火をつけよう! 3・20で決着つけるぞ! 国鉄決戦闘い、連合ぶっとばし労働運動の主流派へ!」と熱烈アピール。精研労組の労働者は「4者4団体派を粉砕しきった春闘をやりきる」と大幅賃上げの春闘ストを打ち抜き3・20へ攻め上る決意を語りました。自治体労働者は「第2次国鉄闘争勝利は民営化反対・道州制粉砕の闘いそのもの! 動労千葉のストに続こう」と訴えました。

 みんなが団結を固めところでいよいよデモに出発。「動労千葉のストに続くぞ!」「国鉄1047名闘争に勝利するぞ!」「労使共同宣言粉砕!」「労働者は団結しよう」「3・20へ5000人結集だ!」。渋谷の青年たちは大注目! 警察権力は労働者がデモに合流してくることに心底恐怖し、終始、弾圧を狙っていました。しかし団結を固めたデモ隊はそれを一蹴しデモを貫徹!

 さあ3・20渋谷デモの5000人結集へ! 全国のみなさん! 職場・地域で組織しぬき、3・20代々木公園で会いましょう!!(KZ)
東海でもトヨタと経団連を揺るがすデモ!
「生きさせろゼネスト!」東海ワーカーズアクションに35名が結集し、トヨタ名古屋本社ビルとアメリカ領事館へのデモンストレーションに起ちあがりました。「許すな! 派遣切り」「ぶっとばせ! 戦争」「つくりだそう! 闘う団結を」を掲げた集会には、愛知、三重、岐阜で闘う労働組合や青年労働者が結集しました。

 「労働者を救済の対象としかみない運動ではなく、奪われた職場を自らの手で取り戻そう!」「解雇も自殺も労働者の自己責任などと叫ぶ橋下の道州制攻撃を、労働者の団結した力でうちやぶろう!」「パレスチナの民衆が求めているものは、援助や同情ではありません。救済でなく帝国主義を打倒しようということです」と、次々と報告や闘いの提起が続きました。
 デモ行進には、東海合同労組、ス労自主労組などの組合旗、「トヨタも経団連もぶっとばせ」「ガザを生きさせろ!」「裁判員制度はいらない!」などの20本を越えるノボリとプラカードが名古屋駅周辺にひるがえり、飛び入りの女性や青年労働者で膨れ上がりました。3・20渋谷大デモンストレーションにはバスで参加します! 団結! 闘争!(東海合同労組・K) 
全社労・関合労が3月闘争勝利へ総決起集会
 3月15日、「3月闘争勝利、全社労・関合労決起集会」が大阪市旭区で開催され、80人が結集した。関西労組交流センター事務局長の司会のもと、関西労組交流センターからの経過報告、全社労(全国社会保険協会連合会労組)委員長と関西合同労組大阪東部支部長からの闘争報告、3・6を闘いぬいた豊中市職女性部長、2・26を闘いぬいた八尾北医療センタ-労組委員長と全国連西郡支部、国労5・27臨大弾圧被告団長、大量解雇を迎え撃つパナソニック連帯労組委員長、4月解雇を迎え撃つ関合労泉州支部S分会長、職務命令を打ち破り卒業式闘争を闘う吹田市教組の仲間、大阪市職の青年から熱烈な発言があいついだ。

続いて全社労と関合労技能育成センター分会の当該13人が登壇して発言した。全社労はすでに施設が廃止・売却され、3・12付で解雇予告が出されている。全社労三役は3・11~12と上京して本部に実力就労を打ち抜いた。ラディアホールディング(旧グッドウィル、旧クリスタルなど)は、子会社プレミアライン(旧技能育成センター、約1600人)を売却し、さらに傘下4500人を解雇すると3・2に発表した。大量解雇を迎え撃ち、6000万労働者階級の先頭でその先駆けとして闘い、壮大な「生きさせろ」ゼネストを切り開く時が来た。3月後半、さらに情勢は激しく動く。動労千葉の09春闘3・17~19ストライキと一体で、3・20に攻めのぼる3月闘争をともに闘うことを確認して、技能育成分会からのカンパアピール、関合労東部副支部長のまとめ、全社労副委員長の団結ガンバロウで集会を終えた。(関西合同労組・う)
福岡の天神で3・20渋谷デモにむけ大街宣
3月15日、福岡天神でイラク反戦6周年3・20渋谷デモにむけた全国統一行動として大街宣を行い、「生きさせろ!」ゼネストへの決起を訴えました。「ごく一部の資本家のために貧困と戦争が拡大する社会は、絶対にまちがっている」「“もう資本主義は終わりだ!”ということをはっきりさせよう。私たち労働者が、資本家に代わって歴史の表舞台に登場する時代がついに来た!」

 「私たち労働者は、決して無力ではないし“救済の対象”でもない。労働者こそが社会の真の主人公だ」「イラク開戦から6年目の3月20日、全世界の労働者がイラク反戦デモに立ち上がる。ストライキとデモで戦争を止めよう! 今こそ全世界の労働者とともに、生きさせろ!のゼネストを闘って、職場と社会を労働者の手に取り戻そう! 職場を変え、社会を変えて、労働者が胸をはって生きていける世の中にしよう!」

 若者でにぎわう福岡の中心地で私たちはこのように訴え、圧倒的な注目を集めながらビラを配り、3・20渋谷デモへの賛同署名を集めました。とりわけ「もう資本主義は終わりだ 労働者の新しい世の中を」と書かれた大きな横断幕に注目が集まり、食い入るように見ていく人。興味深そうに携帯で撮影する人。ケンカごしでくってかかる人が出てくるほどでした。その中で、なんと『前進』を4部も売ることができました。私たちの登場は大きなインパクトになりました。

 また署名に応じてくれた多くの若者が、一言メッセージの欄に「仕事よこせ!」「がんばれ! 仲間はどこにでもいる」「人間扱いしろ!」といった切実で怒りに満ちたメッセージを書いてくれました。街頭の多くの労働者と世の中の矛盾や怒りを共有できたことで、「この労働者たちとつながっていける!」という大きな展望を感じることができた、とても有意義で元気の出る行動となりました。

 この行動をバネにして3・20渋谷デモに勇躍決起し、大単産の体制内労働組合が総屈服する09春闘を現場労働者の団結の力で突き破って、九州の地から第二の動労千葉をつくっていく闘いに挑戦していきたいと思います。(青年・M)
1~2月の闘いをひっさげ、3・15宮城で集会・デモ
3月15日、宮城の労働者・学生50名は、1~2月の闘いをひっさげ、「ワーカーズアクションinみやぎ」に集まった。東北石けん労組の青年が司会を行い、「現在は革命情勢だ。今こそ労働者が立ち上がるときだ」と集会開始を宣言した。基調報告には被解雇者の自治体労働者が立ち、「今日の闘いは3・20渋谷デモへの総決起集会だ。われわれは資本・体制内御用幹部との激しいやりあいの中で、労働者と資本は倒すか倒されるかの関係であり、『奪われたすべてを奪い返せ』と労働者の誇りを取り戻し、団結を深めてきた」と総括。「動労千葉ストライキに連帯し、労働組合を甦らせる闘いに立とう」とアピールした。

 各発言では、闘いでつかんだ自信にあふれた顔が並んだ。「卒業式では、体育館から締め出されながらも、職場の仲間とぶつかり、団結をつくるため闘ってきた」(教育労働者)。「生産性向上運動の組合幹部と闘っている。解雇撤回、戦争協力拒否など、労働者が曲げられないものは曲げられない」(全逓労働者)。「御用二組に行こうか動揺している仲間に、革命をやろうと訴えて獲得した」(自治体労働者)。「闘いの中に革命の現実性を見た。資本と闘い、われわれは勝利してきた。JAMと闘い、職場支配権をとっていく」(全金本山労組・長谷武志副委員長)。さらに革命やるため闘うとの訴えが続いた。最後に東北大の学生が「4者4団体の政治和解が破産した。革命のチャンスが来た。労働者は団結して闘おう」と檄を発した。

 集会後、日曜の買い物通りを、圧倒的なデモに出た。集会会場の隣で行われていた反貧困ネットの集まりに来ていた多くの労働者もデモに合流した。デモは解雇への怒り、資本・体制内労働運動の労働者支配への怒り、資本主義を倒したいという思いが一つになり、道行く労働者と交流・交歓が交わされた。(みやぎ労組交流センター・M)
WAinふくしま、「生きさせろ!」の決起呼びかけ
 3月15日、ソマリア沖への侵略出兵弾劾! 動労千葉の17~19日ストライキに続こう! 道州制攻撃粉砕と3・20渋谷5000人決起を訴える午前11時からの福島駅前街宣で、「ワーカーズアクションinふくしま」は開始しました。ふくしま合同労組の「団結」と白抜きされた組合旗がたなびくほどの風の強い日和ながら、「3・20渋谷デモへ!」を呼びかける黄色いチラシは1時間で約400人近い人に手渡されました。

 全国第3位の派遣切りに加え、あいつぐ工場の閉鎖と内定取り消しなど、労働者家族の急激な意識の変化、闘いへの共感と期待が、チラシを受け取る姿勢からもいつになくものすごく強く感じられました。

 13時から市民会館で決起集会。国労の仲間からは、外注化攻撃に対する反転攻勢の闘いに立つ決意表明。郵政労働者の仲間からは、交通事故を口実にしたつぶし攻撃=自主退職強要攻撃粉砕の勝利報告と、本人同意なき配転をJP労組中央が許したJPエクスプレス子会社出向攻撃粉砕の闘いのもつ位置の大きさを提起。さらに、3月からの5%賃金カット攻撃を団結形成のチャンスとして闘っていくという運輸労働者の職場報告。精神病者を食い物にする経営方針を打ち出した経営者に対する福祉労働者の怒り。職場ではミスの連続だという福祉労働者からは、ひとえに要因不足が原因との怒り。現場はすでに道州制攻撃そのもの、早急に足下から団結をつくりだして決戦を見据えるという自治労の仲間の決意が、次々と語られました。「闘っても無駄、勝てやしない」という絶望や敗北主義を組織してきた旧来の既成労働運動と決別し、動労千葉派として展望を組織していく、職場に団結を作り出し、職場支配権を握り、この腐りきった資本主義をひっくり返すための労働運動を展開していこうとする、それぞれの心意気が会場全体に溢れました。

 その息吹を引き継いで、駅前まで「生きさせろ!」の垂れ幕を先頭に、初参加の高校生を交えてデモを打ち抜きました。20日までの1週間、組織化に全力をあげるぞ!(ふくしま合同労組・S)
3・15札幌で真っ向から革命を訴え、市内デモ
 3月15日、イラク反戦6周年全国統一行動の一環として、ワーカーズ・アクションin札幌が行われました。市内中心部でのデモは青年労働者たちが牽引し、「労働運動の力で革命をやろう」「生きさせろ!ゼネストを一緒に闘おう」「道州制攻撃を粉砕しよう」「ソマリア派兵を阻止しよう」「3・20渋谷に行こう」という元気なシュプレヒコールに、沿道の注目が集まりました。世界大恐慌が始まって以来、札幌で初の真っ向から革命を訴えるデモです。

 行動の最後に実行委員会から、仲間を増やし何度でもデモをやろうというまとめの提起があり、高揚感に満ちて散会しました。

 これに先立つ交流集会は、北海道労組交流センター代表の「自分の職場でも3月末、派遣切りが行われる。動労千葉のストに続いて闘おう」という開会あいさつから始まりました。基調報告では「許せないことに、大量の派遣切りで路上をさまよう失業者が急増している。生命力の尽きた資本主義を打倒するために団結を拡大しよう。解雇撤回を降ろした4者4団体路線は団結を解体する。動労千葉のように闘おうと闘争団にも働きかけよう」との提起がありました。続いて、タクシー労働者は「まだ年金をもらっていない仲間は大半が生活できない状況にある。膨大な決起が起きていないのは、こちらの訴えが弱いから。この春闘では団結を強化して職場支配権の奪取をめざす」、2人の青年労働者は「革命をやるために世界・全国とつながって職場闘争を闘う。合同労組をつくって4大産別労働者の決起を促す」「職場闘争で障害者と介護・医療労働者の分断をぶち破る」、2人の自治体労働者は「首にされてたまるか。動労千葉に学んで道州制攻撃と闘う」「体制内派には任せられない。階級的労働運動で闘う組合を甦らせる」と発言。駆けつけた星野文昭さんの兄・治男さんから「労組交流センターの取り組みに期待する」という支援要請があり、それに応えることを全体で確認しました。(北海道・JS)

詳細記事

2/28 韓国民主労総労働者大会

3/14 ソルボンヌ大学 再度 教育改革反対で大学封鎖 機動隊と激突

3月16日(月)
世界の労働者と共にゼネストへ! MGC労連がストライキ
 三菱ガス化学関連労働組合連絡会(MGC労連)は3月13日、世界中でゼネストに立ち上がる労働者、動労千葉をはじめ日本中で資本と非和解の闘いに決起している労働者と一致団結し、年休ストライキに決起した。合同労組かながわと東京東部ユニオンの団結の力で結成されたMGC労連は、2月26日にMGC資本に対し、労働者として当然の6項目の要求を突きつけた。これに対し、会社側は団体交渉を受けようとしない。MGC労連が労働組合として認められないなどと言って団交を拒否してきた。ふざけるな! 労働者をなめるな!

 要求は、一律賃上げ4万円、組合員の懲戒解雇・報復人事撤回、全社での非正規雇用の正規雇用化、などだ。
 当日の行動は、朝の葛飾と平塚の同時行動から始まった。三菱エンジニアリングプラスチックス(MEP)平塚の門前には、合同労組かながわの仲間と全逓労働者が結集し、ストライキを呼びかけるビラまきを圧倒的にやり、春闘ストライキ総決起集会を門前で打ち抜いた。葛飾のMGC(東京開発センター、東京研究所)門前では、カメラを持って監視するMGC当局と関連会社(菱東運輸倉庫)幹部による妨害をもはねのけ、ビラまきを圧倒的にやりきった。特に関連会社幹部は門内に立ちはだかり、ものすごい形相で監視。ビラを受け取る労働者をにらみつけたり、「ビラを受け取るな」と圧力をかけたり、ビラまきをする東部ユニオンの仲間に下品極まりない悪罵を投げつけたりしてきた。このような不当労働行為は絶対に許せない。労働者階級の敵そのものである。妨害にもかかわらず、多くの労働者の手にストライキ宣言のビラが吸い込まれていった。朝の双方の行動は大勝利であった。

 葛飾ではこの後、最寄りの金町駅前でストライキ宣言の街宣をやり、街頭の圧倒的支持を得た。そして昼休みには平塚からの仲間も合流して、東京開発センター門前での春闘ストライキ総決起集会を圧倒的に貫徹した。集会では、ストライキに決起したMGC労連の仲間の力強い発言に始まり、「君が代」解雇された教育労働者や、障害者介護の現場でサービス残業やパワハラと闘う労働者が次々と発言。要求項目のシュプレヒコールもあり、盛り上がった。通りがかる労働者も集会に注目している。

 MGC資本側は、昼休みにもかかわらず多くの労働者を門前に配置し簡易型バリケード(持ち運びタイプ)を門に設置するなど、ふざけ切った対応。運んできた管理グループの労働者もうんざりした雰囲気。菱東運輸倉庫幹部は性懲りもなくまた妨害活動を開始。しかし集会参加者は妨害をものともせず、構内の労働者に春闘勝利に向けて共に闘おうと圧倒的に団結を呼びかけました。最後は懲戒解雇攻撃と闘うMGC労連組合員の発言とガンバロー三唱で締めくくりました。

 次は三菱ガス化学本社のある丸の内三菱ビル前での闘いだ。郵政民営化破綻の象徴、東京中郵がすぐ目の前。労働者の敵である大資本があちこちに居を構える丸の内での街宣は圧倒的だった。団体交渉を拒否してきたMGC資本に怒りのアジテーションをたたきつけ、丸の内の労働者に「資本主義は終わりだ!」「労働者が団結して闘えば勝てる!」「3・20渋谷に結集しよう」と団結を呼びかけました。「ストライキ」「不当解雇」の言葉が丸の内の労働者の心にも響いている。就職活動中の学生も足を止めた。「がんばれ!」と声をかけてくれる労働者もいた。

 街宣終了後、ビルの中でコソコソと監視する当局に、MGC資本の不当労働行為を弾劾し時代認識で圧倒する抗議書を突きつけ、行動を貫徹した。このあと夕方の亀戸街宣で一日の行動を締めくくった。ストライキは大勝利だ!

 このストライキは、「労働者に権力をよこせ」と資本と非和解で闘う世界中の労働者・労働組合と連帯し、ともに革命情勢を切り開いていくものとなった。会社側はこの闘いにどうしようもなく恐怖している。多くの労働者がMGC労連のビラに興味を持ち、共感している。ストライキは労働者を解放する。本来の怒りと団結、そして労働者の誇りを取り戻す闘いだ。ストライキに決起した仲間は、一日闘いぬいた充実感のもと、今後もますます闘争を燃え広がらせなければと決意。MGC労連は要求貫徹まで団結を強化・拡大して闘い続ける!(MGC労連・F)
動労西日本広島支部が09春闘第一派ストに決起
 動労西日本広島支部は、3月14日、岡山駅を拠点に、契約社員の正社員化の要求を掲げて09春闘ストライキを闘った。スト突入集会には約40人の仲間が駆けつけ、闘う決意を固めた。大江支部長の挨拶の後、ストに決起した契約社員の青年労働者がストライキ宣言を発し、労働者を使い捨てにするJR西日本会社へ怒りをたたきつけた。

 動労西日本広島支部は、契約社員の無条件正社員化を求め、また、5年で雇い止めの現制度を改めて希望する者は引き続き働くことができるように要求している。このストライキに、JR西日本当局は岡山支社あげての厳戒態勢をしき、ストの圧殺をもくろんだ。また、御用組合である西労組=JR連合は、動労西日本の職場でのビラまきへの妨害を繰り返した。岡山駅の営業職場には約110人の労働者が働いているが、そのうち約40人が不安定雇用の契約社員である。時給1000円~1025円。1年ごとの契約更新で5年で雇い止め。3年たてば正社員への採用試験を受験できるが、その採否の基準は不透明。ゴマすり、コネが横行している。この契約社員の怒りが爆発したのが3・14岡山駅ストであった。

 スト突入集会には、元衆議院議員の矢山有作さんを始め、自治体労働者、郵政労働者、マスカットユニオンの青年労働者、そして岡山大学、広島大学の学生も駆けつけ、激励のアピールが行われた。このストライキには、動労千葉・田中委員長及び国労5・27臨大闘争弾圧被告団・富田団長からのメッセージが寄せられた。
 生きさせろ!ゼネストへ、動労千葉の3・17~19=72時間ストと連帯して闘おう!3・20東京・渋谷デモへ! 4・25尼崎事故4周年弾劾現地闘争に結集しよう!(T・U)
フランス・ソニーで労働者が工場占拠闘争に決起!
 南西フランスのボルドー南部のソニーの工場(写真)で、工場閉鎖(4月17日に予定)を理由に311人の労働者が全員解雇を通告されたことに対し、労働者たちが抗議の闘いに決起した。解雇された労働者たちは、通例の半額しか提示されなかった退職金の加増を要求して、フランス・ソニー会社のCEO(最高経営責任者、社長)のセルジュ・フーシェおよび、人事部長ローランド・ベンツを「人質」にとって3月11日午後より工場に立てこもった。

 フーシェは労働者たちに首を通告するためにこの工場に立ち寄ったところを、労働者たちによって取り囲まれ、「人質」にされたのだ。労働者たちは、周辺の木を切って工場を封鎖し、工場を取り巻く20人の憲兵隊と対決した。彼らは、「フーシェは俺たちの言うことを何も聞こうとはしなかった。こうするしかなかったんだ」と語っている。13日には、退職金に関して交渉を継続する約束を経営側から勝ち取り、「人質」を解放した。
 ソニーは昨年12月に全世界の工場の労働者の4%、8000人を解雇することを発表した。この中に、ビデオテープなどの記録媒体を生産しているこの工場も含まれていた。この工場は1984年に建設され、20年以上にわたった雇用されていた労働者も多くいる。だが、ソニーは、この地方の経済にとって重要な位置を占める工場の閉鎖と全労働者の解雇をいとも無造作に通告してきた。これに対して労働者たちは怒りを爆発させたのだ。このような闘いは今後、世界展開している日本の多くの工場で爆発するであろう。(TZ)
 写真は「労働者を尊重しろ」と書かれたソニー労働者の横断幕

辺野古☆ワーカーズ☆ブログ~
新基地建設阻止!解雇撤回!
富田晋くんと共に闘う会~

出来ました!!

ミテネ!
ジュゴンの家日誌
 
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