日  誌
2009年3月⑨

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 2009年日誌
 「団結」ビラ

101号~103号(12.8~2009.1.30)
104号~116号(2009.1.31~3.3)
3・20集会に向けて、スタート
117号~   (2009.3.4~)

スケジュール
暫定滑走路北延伸10月完成粉砕 市東さんの農地を守ろう
農地法改悪=改憲攻撃粉砕 成田を軍事基地にするな
3・29全国総決起集会
 3月29日(日)正午 成田市天神峰 反対同盟員所有地
 主催/三里塚芝山連合空港反対同盟

  【会場への行き方】成田駅からタクシーで「東峰十字路」まで約
   2500円。車は、成田インターから国道295号線、
日航ホテルのところを左折し小見川県道、東峰十字路近くへ

裁判員制度実施をみんなで阻止しよう!
4・21日比谷全国集会と銀座デモ
●日時 4月21日(火)午後6時開場/6時半開会 午後8時デモ出発
●会場 日比谷野外音楽堂
●主催 裁判員制度はいらない!大運動


3月28日(土)
昼食は皿ウドン
昼食後、裁判員制度の学習会
夕食はモズク雑炊

アジ・カレイの縁側・カンパチの刺身
鶏ハム

ナスの甘辛炒め
Hungary and Czech: Government collapsed one after another
ハンガリーとチェコで政府が次々と倒壊
EU(欧州連合)の議長国チェコの議会が3月24日、トポラーネク首相の「中道右派」連立政権にたいする不信任案を可決した(写真は議場で頭を抱えるトポラーネク首相)。この結果、同内閣は総辞職に追い込まれる。中東欧では、この21日、大恐慌の深まりに「打つ手なし」でハンガリーの社会党政権・ジュルチャーニ首相が辞意を表明したばかりだ。
 深刻な金融・経済危機に見舞われたヨーロッパ諸国で、政府が次々と倒壊を開始している。1月末はアイスランド(人口32万人)で、2月後半はラトビア(人口230万人)で、そして今回がハンガリーとチェコ(ともに人口1000万人強)だ。次は、ポーランド(3863万人)かウクライナ(4773万人)の番だろうと言われている。しかもこの東欧危機は、そこに莫大な投資をしている西欧帝国主義を回復不能の恐るべき危機にたたき込む。

 相次ぐ東欧政権の退陣に米欧の帝国主義は根底から危機感を募らせている。EU議長国の政権が任期途中で退陣表明するのは異例のことだ。今年1月にフランスからチェコに議長国が交代した時点から波乱の予兆はあったが、大恐慌が本格的に深刻化するなかで27か国の「大欧州」をまとめる議長国が事実上完全に「死に体」となり、欧州の帝国主義諸国はその意味でもパニックに陥っている。

 チェコは4月5日、プラハにオバマ米大統領を迎え、米EU首脳会議を主催することになっていた。しかし、今回の政変でチェコへの配備が計画されているミサイル防衛システムの扱いなど、どこまで具体的な議論になるか完全に不透明になった。今ヨーロッパでは、大恐慌の深まりの中で、中小諸国の政府が完全に行きづまり、ドミノ現象のように次々と崩壊し始めている。他方、ギリシャ・スペイン・ベルギーなどで闘われた全国ゼネストが、イタリアやフランスといったEUの中軸をなす国にも及び始めている。世界大恐慌と世界革命情勢の成熟は、ヨーロッパにおいてこうした二つの事態として爆発的に進行している。(つ) 
写真は3月19日のフランスのゼネスト

動労千葉を支援する会のホームページから転載

世界各地で労働者の工場占拠 社長監禁 実力決起

 フランスを先頭に労働者の激しい怒りの実力行動が吹き荒れている。フランスのタイヤ工場や、3M社の工場では、ソニーフランス工場閉鎖粉砕=社長監禁の実力闘争につづいて、アメリカ本社の社長を監禁して交渉を強制する激しい闘いが起きています。またドイツ資本の自動車タイヤ工場閉鎖攻撃に対して、大統領宮殿近くでタイヤを燃やした実力デモが展開されています。
 またカナダの自動車部品工場で組合KUW本部の裏切りを許さず現場の労働者が、工場占拠闘争に決起しています。それも多くの労働者の支持のなかで繰り広げられているようです。
 世界大金融恐慌、巨大資本救済のために膨大な税金が投入され、その金で今でも巨額な役員手当・給与や退職金を手にしている資本家。一方、多くの労働者が工場閉鎖やリストラで首を切られている、この現実に対す激しい怒りが爆発している、ということです。
 3/19フランスゼネスト以降、ヨーロッパ全体の状況は、体制内組合指導部の制動をうち破って、暴動的実力決起が始まっているということです。サルコジのおそれた「全ヨーロッパのギリシャ化」「68パリ革命」情勢に完全に突入しています。また学生運動も、教育予算削減反対・新自由主義教育改革反対のストライキ、キャンパス占拠闘争、権力との激しい激突というすさまじい状況になっています。
 この3月、世界は「革命情勢だ」というより「革命前夜だ」ともいうべき雰囲気のよ うです。

 

イタリアローマで教育予算削減反対で各地で激突
3/19国会前

3/18 ローマの大学図書館前で激突

ストライキ中のフランス3M工場労働者が3Mアメリカ本社の社長を監禁

3/26 フランス タイヤ工場労働者 工場閉鎖=解雇攻撃に実力反撃
大統領宮殿に実力デモ

3

19日ゼネスト後、パリで労働者が暴動的実力闘争に決起 3/20

イギリスで工場 占拠闘争 ビデオ


3月27日(金)
午前中は看板づくり
完成です!
春休みの小学生も頑張ります
昼食
昼食後、新聞の読み合わせ
夕食はウナギ玉子丼
今夜のソウル・ワーカーズ・屋台


焼きソバ
バター・ニンニクライス

日機で36年ぶりの春闘半日ストライキ!
 JAM日本機械工業労働組合150人(東京都八王子市)は3月23日、春闘半日ストライキに一人の脱落もなく決起した。昼過ぎから支援の労働者が駆け付ける中、午後の就業時間からいよいよスト突入だ。全組合員が職場旗を先頭に食堂前に集合し、闘争委員長がマイクを握り「経営陣の責任を追及しこれからの半日を怒りのストライキとして構えよう! 『リストラするな!』の宣言をし、みんなの団結の力で最後まで闘いたい」と決意を表明。続いてストライキ宣言が高らかに読み上げられ、36年ぶりの半日ストライキについに突入した。

 合同労組八王子委員長、三多摩労組交流センターなどから熱い連帯のあいさつを受けて、14人の職場員と青年女性部長が「団結して最後までがんばろう!」と発言。いよいよ会社に対して全組合員による怒りの抗議行動だ。隊列を組むデモは初めての人が多い。デモ訓練後、2隊列に分かれてデモに出発だ。工場内を「要求貫徹! 春闘勝利!」とコールしジグザグデモで社長室前に向かった。全員がそろって「賃下げ・リストラを許さないぞ!」「勝つまでストライキで闘うぞ」「組合員は怒っているぞ! 要求貫徹まで闘うぞ!」とシュプレヒコール。日頃の怒りが青空のもと爆発した。

 今春闘は大恐慌が全産業に及ぶ中、当初から闘う労働組合の再生をかけて取り組まれた。2月の臨時大会から3月初めの地区の春闘集会、回答促進に向け職場員を中心にした連日の朝ビラをやり、職場全体の力で春闘態勢を確立していった。それに対して会社は17日の回答指定日になんの回答も用意しなかった。組合員の怒りに火がついた。「ふざけるな! 組合員をなめるな! このかんずっと賃下げ状態だ。これ以上はもう我慢の限界だ」。18日昼休みの闘争宣言集会に続き、19日定時後、会社のふざけた態度に対する抗議集会を行い、執行委員全員がストに立ち上がる決意を表明し、23日のストに臨んでいったのだ。会社は姑息にもなんとかストを回避させようとしてきたが、まったく無駄に終わった。

 ストの後半。まず動労千葉の闘いの記録「檄」(88年)を全員で鑑賞し、その後春闘について職場討議を行った。ほとんどの職場から「ここまできたら納得のできる闘いをしよう」「半日のストをやってよかった」という声が多く上がった。

 まとめでは「09春闘の勝利に向かって」が提起され、今後の方針として、「団結を強化して一人の首切りも許さない闘争をつくっていこう」と訴えられた。再度、外に出て団結ガンバローで半日ストを締めくくった。

 今回のストは①「労使共同宣言」の連合打倒、②道州制・民営化に絶対反対、③動労千葉との連帯を掲げ、階級的労働運動の路線をとことん貫いたストとして打ち抜かれた。(東京三多摩・M)

3月26日(木)
昼食 ナポリタン
3時のオヤツ
アダムス
夕食は三里塚の里芋と鶏肉の煮物 ツッチーのお土産の明太子 三里塚のホウレン草のお浸し
インドネシアで工場占拠 自主管理 (3月)
動労千葉を支援する会のホームページから転載


3/ フランス 教育改革反対デモ パリ


フランス・ ストラスブール大学の5週間のストライキ 3/11

成田航空機事故弾劾! 3・29三里塚大結集を!
フェデックス(Fedex)貨物機事故の責任は、日帝・国土交通省とNAA(空港会社)にある
国交省、NAAへの怒りを爆発させ、3・29三里塚現地に総結集を!

 3月23日朝6時50分頃、米フェデックス貨物機が着陸に失敗し、炎上し、機長と副操縦士の2人が死亡した。事故に遭遇した今回の機長と副操縦士の2人は、経験を積んだベテランパイロットだという。


 今回起こった事故について、徹底的にはっきりさせなければならないのは、安全性無視と利益優先の運用を続けている国交省、空港会社にこそ一切の責任があるということだ。

 この日は平均秒速14・9m、最大瞬間風速21・1mの強風が吹いていた。しかも、事故の前に着陸した航空機9機のうち7機からウインドシア(風向きや風速が突然乱れる現象)発生の情報が管制官によせられていた。そもそも成田空港は、ウインドシアの発生頻度の高い空港として有名だ。極めて予測しにくいウインドシアに遭遇すれば、事故の危険性が高まることは明らかだ。他の空港でもこの手の事故は起きている。そうであればなおさら、安全性を考え、この時点で直ちに空港を閉鎖すべきなのだ。しかしこの悪天候の中でも、空港の運用を続けたのだ。

 日帝・国交省とNAAはこれまで、国家の暴力を最大限行使し、空港建設に反対する多くの労働者・農民、学生を逮捕・投獄し、傷つけ、虐殺してきた。そして今日、地元出身の国会議員や千葉県経済団体を中心に、年間発着回数30万回をぶち上げ、今年の10月に暫定滑走路の2500m化を完成させようとしている。多くの欠陥=危険性をもつ成田空港の存続とさらなる拡張を推進しようとしている。暫定滑走路の欠陥=危険性は、2500m化によりさらに増幅し、労働者・農民をいっそう危険にさらすことになる。絶対に許してはならない。

 千葉県知事の堂本は、国交省に「人家も近くにあるので、航空会社への指導の徹底をお願いした」そうだ。暫定滑走路の延伸を推進している堂本自身が「安全性」を口にするなどふざけている! しかも堂本は、市東さんの農地取り上げを決定し、農民の生活そのものを破壊している張本人ではないか。

 また、2人の労働者を死に追いやったフェデックス資本は、1971年に設立された総合物流企業である。米国内の全域の翌日配送を保証する「オーバーナイト配送」や世界中に48時間以内に届けることを売り物にし、規制緩和にのっかり急成長してきた。総合物流の分野ではUPS社などと並ぶ最大手であり、宅配便ではUPS社に次ぐ米第2位だ。一貫して労働組合の結成を抑圧し、搾り取るだけ搾り取ってきたとんでもない企業なのである。

 今回の航空機は、MD11型というマクダネル・ダグラス(現在はボーイングに吸収合併)社製で、91年に初就航しているものだ。このMD11型は、他の航空機と比較して極めて安定性が悪いというのがパイロットの間で評判となっていた。1997年には同型のフェデックス社の貨物機が着陸に失敗し、横転炎上事故を起こしている。99年には香港国際空港で、中華航空の同型機が着陸に失敗し、3人が死亡している。

 フェデックス社は、今回事故当日の2日前に点検したときは異常はなかったと発表しているが、機材の就航時間に関しては明らかにしていない。しかし、過去の例からして危険きわまりない同型の機材を使用し続けていることに最大の問題があることは明らかではないか。事故につながる危険因子があるにもかかわらず、放置し、運行を続けていたのだ。このような中に労働者をたたきこみ、死に追いやるのが資本主義・帝国主義なのだ。

 いまこそ、帝国主義に対する怒りを爆発させ、闘う労働組合を甦らせこの腐りきった社会を根底からひっくり返そう。青年・労働者学生を先頭に「暫定滑走路粉砕! 市東さんの農地強奪粉砕! 空港廃港」を掲げ、09年の攻防の決定的な環として全国から3・29三里塚現地への総結集をかちとろう。
ジェコーで期間従業員92名全員解雇攻撃にストで反撃
埼玉県行田市にあるトヨタ系自動車部品メーカー・ジェコーで、3月24日、92名の期間従業員全員雇い止め攻撃に対して白紙撤回を求めるストライキが打ち抜かれた。24日始業時から翌25日未明の夜勤終了時までの18時間、期間従業員と正社員、被解雇者を含めたJAM神奈川ジェコー労働組合に所属する組合員12名がストライキに突入した。

 支援者も含めて早朝から工場通用門前でスト突入集会が開かれたが、この日は、ジェコーはそれまでとは一変して、職制をはじめ役職層を多数早朝から動員、警備員も増強して、IDカードを持たない従業員は構内に入れない、ものものしい検問体制をしいた。かって二組との激しい激突があった時以来の厳戒体制だ。スト決行は、会社に完全に打撃を与えたのだ。

 2月27日に突然発表された92名の期間従業員雇い止めは、4月25日に50名、その後契約期間満期を迎える順に雇い止めにして、09年9月末には期間従業員92名全員を放り出すという大量解雇だ。すでに150名近くいた派遣契約の労働者は3月末をもってゼロになっており、300名近くいた非正規雇用労働者を全員解雇するというとんでもない攻撃だ。生産現場が回らないことを承知の上で、あえて期間従業員全員を解雇したのは、次に正社員解雇を意図しているからだ。
 一年前と比べ入構者の姿が激減した早朝の出勤風景の中、「スト決行中」「一緒にストをやろう」と呼びかけながら、ビラが労働者に渡される。マイクからは「忙しいときは過労死寸前に酷使しておきながら、会社の都合が悪くなればゴミのように放り出す。そんなことが許せるか。経営能力のない役員は土下座しろ! 責任とって辞任しろ!」と、激しい弾劾が浴びせられる。この日生まれて初めてストライキをやった4名の期間従業員も、ビラまきに立つ。その表情は明るい。マスコミの取材に「このストで、少しでも状況が変われば」「ストをやると決めて、すごい勉強になった。すっきりした」「3ヵ月後の自分がどうなっているか想像するだけで気持ちが落ちこむ。ストに入っているほうがいい」と語る。

 構内に一列に並んだ職制たちは、アジテーションの前に下を向いている。ベテラン組合員から「出てきていない役付きがいる」と指摘された。労務担当取締役だけが、うろたえながら携帯でどこかに連絡をとっている。他は動かない。職制も含めて誰もが「あと数ヵ月後は自分か」と自覚しているからだ。かつて激しくスト圧殺の先頭に立った二組の姿もまったくない。二組の執行委員の中らも「仲間がクビにされているのに、何もしない今の組合はだめだ」との声が来ているという。体制内労組の協力によって成り立ってきた労働者支配が、「自動車壊滅」情勢の中で崩れ始めた。

 スト突入集会を終了した後、今度は正門側に移動して、構内に突入。警備も職制もまったく制止できない。20名近くが本社社屋の2階にある総務の部屋にかけのぼり、「92名もクビにして、それが人間のやることか! 普通に仕事をしているときか! ふざけんな! 労務担当は出て来い!」と激しく弾劾をたたきつけた! びっくりして、あわてて出てきた労務担当が、「要求書は受け取るから、これで終わりにしてくれ」と泣きつく。総務部屋のほかの職員は、じっと見ているだけだ。

 再度正門でシュプレヒコールをあげて、午前中の行動は終了し、午後の熊谷市内での動労連帯高崎のスト報告集会にむけて移動。また夕方には、夜勤者のスト突入に合わせた情宣活動を展開した。

 大量首切りの連続、休業が増え数万円規模で減収になっているうえに、賃上げゼロ回答の春闘妥結で、もはやジェコーの体制内組合を手先にした労働者支配は急速に瓦解している。「自動車」「電機」と世界金融恐慌情勢に直撃されている製造現場は、闘う労働運動が労働者の多数を獲得する情勢に完全に入った。そのことを実感させたジェコーのストライキ貫徹であった。(投稿・埼玉I)
動労連帯高崎が3・24スト突入
 3月24日未明から、国鉄高崎動力車連帯労働組合は2名の組合員が動労総連合のストライキ行動の一環としてストライキに立ち上がった。ストライキ決行中の24日午後、熊谷市商工会館でスト報告集会が開かれた。集会には、派遣切りと闘う非正規労働者が大量に合流した。和田山繁委員長は、「こういう時代だからこそ、3万8000円の要求を掲げてストに立った。また、地域の仲間の闘いを聞いて、非正規雇用労働者の闘いに連帯する意味で、24日のスト方針にした」と提起した。

 和田山委員長からはさらに、「JRでも非正規雇用労働者が増えてきている。組合の規約を改正して非正規雇用労働者も組合に入れるようにした。定年後はエルダーとなって働くと思うがそこでも新たな闘いを作って闘う。信濃川の水泥棒事件のようにJR会社の違法はとんでもない。籠原では、構内作業の合理化提案がされていながら、当局は1ヶ月待ってくれといっている。当局の提案がそもそも無理であるからで、それを居直っている。今回のストライキには、東労組をスト破りに入れるんではなくて国労を入れてきた。東労組だと、動労千葉や総連合に加入してしまう情勢だ。スト破りに応じる国労は問題だ。これからも地域の仲間と連帯してストライキを構えて闘っていく」と闘いの決意が語られた。

 この日、隣の行田市内でストライキに入ったJAM神奈川ジェコー労働組合からも多数参加。同じく行田市内の自動車部品メーカー・ショーワの派遣切りと闘っている一般合同労組さいたまユニオンの仲間も参加し、それぞれの思いを語った。ジェコーの仲間からは、「非正規が切られていることに何もしないでの春闘はおかしい」「92名の解雇は絶対に許せない」「生まれて初めてストライキをやったが、気持ちがすっきりした。非正規雇用の問題がないような社会になってほしい」と一人一人の思いが語られた。ショーワの仲間からは、「ストライキを闘って、会社側がうろたえているのが気持ちよかった。50歳をすぎて初めてストライキに参加したが、闘いが楽しくて仕方がない」「クビをきった経営者を引っ張り出して、土下座させたい」と、怒りと解放感あふれる思いが語られた。

 地域の仲間からも、「1987年の動労連帯高崎の結成当時も、原則を貫いて闘う労働者の結集軸になろう、ということが和田山委員長から語られたことを覚えている。まさに今日はそのようになっている」「25日には鉄建公団訴訟の判決が出る。4者4団体は資本にひざまずくものだ。その中で原則を貫きストライキで資本と闘う動労連帯の位置は決定的だ」「道州制攻撃は、全社会を国鉄分割・民営化型のリストラに叩き込む攻撃。職場と地域でともに闘おう」「民営化されて郵政職場でもめちゃくちゃな労働強化になっている。職場に入ってすぐブツだめストを経験したが、今の職場でもその闘いを復活させるように闘っていく」と語られた。

 1980年代半ばの国鉄分割・民営化の攻防は、派遣法や雇用機会均等法の成立、労働基準法の大幅改悪、女子保護規定の撤廃と一体で、戦後労働者がかちとってきた労働条件をがたがたにして最悪の労働条件をつくった原点。派遣切りをはじめとして大量首切りが嵐のように襲い、「生きることさえできない」労働者が陸続と闘いに立ち上がりつつあるその時にこそ、解雇撤回の原則を貫く国鉄闘争が燦然と輝き、闘いの結集軸、牽引車として登場する。24日の動労連帯のストライキとスト報告集会は、そのことをまざまざと実感させた。

 最後に、再び和田山委員長が立ち、「ストライキで闘うというのが労働組合の基本であり原則だ。動労連帯は、1047名解雇撤回の原則を貫いて闘う。原則をまげてしまったら労働運動にならない」と、「生きさせろ!ゼネスト」の中軸となって闘う決意が語られた。全参加者で団結がんばろうを三唱して熱気ある集会を閉じた。(埼玉I)
金融危機、中・東欧で相次ぎ政権崩壊 国民の不満高まる ニッケイネット
 【ウィーン=岐部秀光】金融危機の深刻化が中・東欧の政権を揺さぶり始めた。ラトビアやハンガリーに続き、チェコでも内閣が解体に追い込まれた。リトアニアなどでは激しい反政府デモが発生。雇用情勢の悪化などを背景に国民の不満が高まっているためで、政治空白が続けば事態を一段と悪化させかねない。中・東欧の政治不安定化は安全保障の面にも影響が及ぶ可能性がある。

 チェコの議会下院は24日、経済運営の失敗を理由に野党が提出したトポラーネク首相率いる内閣への不信任案を賛成多数で可決した。同国は現在、欧州連合(EU)議長を務めており、任期途中に内閣が崩壊する異例の事態となった。(07:00)


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