日  誌
2009年7月⑤

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 2009年日誌

 「団結」ビラ
福祉労働者連帯ユニオン「街」分会
2009年11月労働者集会に向けて、スタート
150号~    (2009.6.16~9)

    戦争・民営化、道州制粉砕!
   石神井川、拡張事業、絶対反対!
障害者解放、自立支援法撤廃!

福祉労働者連帯ユニオン 
ビデオ・ライブラリー
 
2009年・2008年・2007年
スケジュール
田母神講演会粉砕!「つくる会」教科書採択阻止!
7・12労働者集会
 
7月12日(日)午後1時半
 杉並産業商工会館3階

  呼びかけ/西部労組交流センター
        東京西部ユニオン
イラン大使館に「労働者弾圧やめよ」の怒りの抗議
 7月10日午後3時から動労千葉と外登法・入管法と民族差別を撃つ全国研究交流集会などの呼びかけでイラン大使館抗議行動に決起した。イランではイラン大統領選直後から数百万の民衆が「不正選挙」を糾弾して決起しており、治安部隊の暴力的弾圧の中で、多くの人が虐殺され、投獄されている。この日の行動はイラン労働者民衆の決起に連帯し闘われた。数人のイラン人をはじめとして30人近くが参加した。

動労千葉の川崎昌浩さんがあいさつした後、直ちに怒りのシュプレヒコールを参加者全体でイラン大使館にたたきつけた。イラン労働者人民へのイラン政府の弾圧に抗議する声明を読み上げた。「イラン政府は6月15日にはデモ隊の7人を射殺、20日には13人が射殺される事態となった」「闘うイラン人民、労働者階級との連帯を求めて、イラン政府によるイラン人民、労働者階級人民に対する弾圧に強く抗議します。」「イラン政府は直ちにイラン労働者人民への弾圧を止めよ!」「逮捕されている労働者人民を直ちに解放せよ!」と抗議文を読み上げた。再び怒りのシュプレヒコールをイラン大使館にたたきつけた。イラン人の参加者たちはペルシャ語で怒りのシュプレヒコールをたたきつけ、怒りの激しさを示した。

 抗議部隊は弾圧に出てきた警察を後目に怒りのシュプレヒコールを再度たたきつけ、国際連帯の闘いをさらに強めることを誓い合ってこの日のイラン大使館抗議行動を戦闘的に打ち抜いた。(KS)

7月11日(土)

気持ちいい~。欲しい~



結局買いました。快眠かな?
昼食はソース焼きそば 海鮮・塩焼きそば えびシュウマイをつぶして
新作・えびワンタンを作りました
少年隊 差入れのメロン。北海道では夕張メロン
がカブトムシのえさだそうです
豆知識です。どうですか? 若山さんからの差入れです 紙袋を開いて新聞紙の代わりにします
組み立てなおしています 
悪戦苦闘してます
地域の不・叶姉妹 南口商店街の福引で当たった
モス・バーガーのチケット
今日も大人数の3時のオヤツ
明日の集会のビラまき。 ヤジくんも参加
いよいよ7・12-13闘争直前
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」 のブログから転載
7・12集会&デモ―7・13田母神講演会粉砕闘争も直前となり、基調提起の書きあげ、デモ時のプラカード作成、会場資料づくりなどが進んでいます。街宣も連日やっていますが、都議選最渦中ではあるけれども、候補者を有する他党派との競り合い(場所取り)にも負けずにがんばっています。集会組織化も最後まであきらめずにやりきることではないでしょうか。基調提起は私がやる予定でもう完成しているのですが、集会前に公開するのはご法度かもしれませんね。

13日の田母神講演会粉砕闘争は、荻窪駅北口を街宣隊が埋め尽くすような街宣、右翼反動や警察権力がたまらずに妨害に出てくるような街宣をやりたいものです。多くの闘う仲間の参加を待っています。
浜ちゃんからの差し入れ。 
いつもありがとうございます
孫の世話をしている気分? 甘えたい盛りです。
歩けなくなっちゃいました
夕食は田無で買った刺身。
鯛・鰹・鯵・鮭・ツブ貝
レバニラ・チャンプルー 三里塚のトウモロコシ
 「街」の昼食は300円、夕食は400円です。要、予約!
ハネやんはリハビリ生活中。朝8時40分、デイバッグを背負って徒歩で隣駅まで昼食の食材の仕入れに行きます。約45分。
午後は自転車で約45分、隣・隣・隣駅まで夕食の仕入れに行きます。仕込み時間以外は、寝て休んでいます。
夕食後、休憩して、ソウル・ワーカーズ・屋台に登場。焼酎が入ると、かなり元気になります。体を動かしているので、大汗を
かいて、一日三回、シャワーを浴びている。風呂嫌い・汗くさいのハネやん像からのイメージ・チェンジ中。
 「団結」ビラが週5回も出るのは、怪我の功名か? 多分、生涯で一番、健康的な日々を送っているのかも…
キュウリに金山寺ミソを付けて… 5時前からソウル・ワーカーズ・屋台
フィリピンの人から差入れ

韓国金属労組双龍自動車支部ホームページ
動労千葉を支援する会のホームページから転載

10日 聯合ニュース 「公権力投入は当分難しい」
双龍(サンヨン)自動車の平沢工場の正面玄関に強制執行を通知したが、 1週間が過ぎた10日、水原地裁平澤支援執行官は"強制執行のための公権力投入は当分難しいだろう"と明らかにした。 執行官は同日、 連合ニュースとのインタビューで、 "強制執行をすることになれば、警察や管理者側から具体的な計画についての協議をしなければならないが、まだ協議がなかっ た"と明らかにした。 彼は"強制執行のための法的手続きはすべて完了した状態で期限が決まっているわけではない"とし、 " 引火物質などによる障害事由がないことを確認し、債権団と警察のすべての準備が完了されれば強制執行が可能だ"と説明した。  600人から 1千人と推計されている組合員が籠城している 塗装工場内に20万㍑以上の引火物質が残っているなど、大規模な人命事故の懸念のため、強制執行のための公権力投入を容易に決定できずにいる。

*「塗装工場が火災になれば自動車工場のドアを閉めなければならない。いや塗装工場が爆発すると、半径1 ~2kmが火の海になるという。塗装工場で働く友人たちはそう信じている。」と連日新聞は報道。


7月10日(金)

ファッション対決 ズボンに注目 作るより壊すほうが好きだそうです 昼食は豚トジ丼
ホセ・葡萄。ホセの差入れ 三里塚の玉葱・人参のコンソメ煮。
玉葱・人参が甘~い!
ブロッコリー・サラダ
「前進」の定例・金曜日・読み合わせ 佐藤さんからの寄付 北海道直送です 3時のオヤツ、ハマちゃん差入れの
心太 法政弾圧カンパ 定額給付金の残りを全部カンパ。
凄~~い!
夕食は舞茸ご飯に三里塚のジャガ芋  ワンパック、半額150円のイカ焼き まだまだ半額のスペアリブ
三里塚の大根サラダ


三里塚のトウモロコシ
今夜のソウル・ワーカーズ・屋台 関町№①ラブラブ・カップル 本所出身・ハマちゃん、飲みます
一年以上かかって、マッちゃんの得意技・発見。何と紙芝居が得意だった。数年ぶりにやりました
「わたしは無実」石川さんの紙芝居と後半はビデオをみます
地域のいろいろな人が見ていきます
第一回・初見だから下手に決まってます。でも常設にするので、期待していて下さいね。
●金属労組15万組合員同志へ
●煙突から 愛するヨシンへ  
●生き残った者の悲しみ   

7/20 動労千葉を支援する会09年度総会 参加しよう!

サンフランシスコから 7/5  写真集
75th Anniversary of San Francisco General Strike
動労千葉訪米団

民主労総ソウル本部訪米団

 だ  ん   け  つ
2009年7月11日
№163
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
リサイクルショップ街 気付
留置場への
2ヶ月半もの拘禁は
拷問だ!
 
法大救援会が地裁前で訴え
7月7日の昼、法大救援会と全学連の仲間が、「暴処法、4・24弾圧で起訴された学生をただちに拘置所に移監せよ!」「裁判所は8学生の統一公判を行え!」と訴えて、2度目の東京地裁前行動に立ち上がりました。まったく許し難いことに、法大弾圧で起訴された8学生のうち3名がいまだに警察の留置場に入れられたままです。とりわけ文化連盟の恩田亮君と倉岡雅美さんに対して、不当逮捕以来2ヶ月半にもわたって、獄中弾圧を目的にした留置場での拘禁が続けられていることを絶対に! 絶対に! 許すわけにはいきません。

 また、東京地裁刑事17部の登石郁朗(といしいくお)裁判長は、8学生が統一して裁判を受けることを拒み、闘いの分断を狙っています。同じ法大闘争の中で弾圧された学生が共同で裁判を行い、併合の利益を求めることはあまりにも当然の権利です。弁護団による裁判の統一の要求を門前払いにする登石裁判長の横暴は絶対に許せません!

 弾劾行動では、学生の訴えに多くの労働者、市民が耳を傾け、ビラを受け取り、署名に応じてくれました。感じたことは、資本家と裁判所が一体となって労働者民衆を痛めつけていることに、労働者のものすごい怒りが渦巻いているということです。「会社と裁判所が一体となって労災が認められない」「今の裁判所は誤った判断だらけで腐っている」「裁判員制度なんかやっても良くならない」「不当な弾圧に屈せず共に闘いましょう」という、熱いメッセージが寄せられました。8名の学生の闘いはこうした労働者の怒りと闘いの最先頭にあると実感しました。広範な労働者の怒りと結びつけば必ず勝利できます。法大署名を11月1万人集会の武器として使い切り、8名の即時釈放を勝ちとりましょう!(TG)

橋下・中田の政治グループに やっぱり山田が登場
田母神講演会粉砕!
「つくる会」教科書採択阻止!
7・12
労働者集会

7月12日(日)午後1時半
 杉並産業商工会館3階
  呼びかけ/西部労組交流センター        東京西部ユニオン
>
 橋下徹・大阪府知事、中田宏・横浜市長などが旗揚げした政治グループに、やっぱり山田宏・杉並区長が参加してきました。今朝のニュース映像で両首長とともに並んで映っていました。このグループが東国原英夫・宮崎県知事とどのような連携をとっているのは不明ですが、いずれもが政府・財界―とりわけ日本経団連のバックアップを受けた道州制推進の“突撃隊”であることに変わりはありません。
 自民VS民主の対決構図=政権交代論の不毛さに対して、こうした形で切り込んでくるところに、彼らのファシスト性がよく表われています。断固粉砕してやらなければなりません!このグループの弱点は、われわれに真っ向から対決を挑まれている山田宏・杉並区長です。ここを粉砕・打倒していくことが、こうした自治体首長を装うファシズム運動を根絶・一掃していく最大の勝負どころです。7・12-13闘争の重要性がますます高まってきましたね。
 自民党道州制推進本部、日本経団連、政府の道州制ビジョン懇談会などからそれぞれの道州制論が出ているが、基本的には

①都道府県を廃止して全国を約10の道または州に分割し、道州に国の役割以外の権限を移譲する、道州に立法権、行政権を与える、
②市町村を合併(廃止)し最終的に300の新しい基礎自治体に再編する、
③国の役割を外交・軍事などに特化する。

   「国の形を変える」国家大改造ということだ。

 
「国鉄分割・民営化から道州制を見る」という観点がないと、道州制の正体は見抜けないことだ。道州制とは、国鉄分割・民営化を国と地方自治体にあてはめたものであり、国鉄分割・民営化を全社会に拡大したものだ。

  道州制は、旧来の行政改革や教育基本法改悪や公務員制度改革ではやりきれなかった自治労・日教組解体攻撃を、「国の形を変える」ことでなしとげることに核心がある。
 
道 州 制
 国家と地方自治体の大改造とは、「国の形を変えること」による国鉄分割・民営化型の自治労と日教組の破壊による公務員労働運動の解体であり、その結果として公務員労働者を労働者ではなく、国家に忠誠を誓う官吏にしてしまおうという狙いだ。 この点をストレートに言っているのが、関西経済同友会の提言は、国鉄分割・民営化の教訓の上に立って以下のことを主張している。
 
410万人いる国家公務員と地方公務員のうち、警官・自衛官など50万人を除いた360万人を「いったん全員解雇」する。85万人の定員を削減する。教育公務員と現業労働者126万人の職場は最初から公設民営化され、無条件で非公務員化され、いつでもクビが切れる非正規職に置き換えられ賃金を半分にすることが狙われている。

 新たなエリートとして中央・道州で新規採用されるのは
50万人、残る解雇された公務員234万人のうち中央・道州で再雇用されるのは100万人。「国家に忠実な下僕となり、半分の人員で倍の仕事を引き受ける」と誓った者だけが選別雇用される。

 選別・排除された
134万人が、国鉄分割・民営化の時の清算事業団のような「公務員支援事業団」という就職あっせん団体送りになる。清算事業団がそうであったように「就職あっせん」などしない、元の職場に戻ることを断念させる機関だ。

 410万人の公務員は200万人に削減され、教育労働者を含めると実に
260万人の公務員労働者がクビを切られる。
道州制攻撃で自治労・日教組を破壊し、資本家階級と労働者階級の階級的力関係の反革命的転覆を通して、派遣労働者の解雇から正社員解雇に進もうとしている。「正社員は保護されすぎている」「正規と非正規の格差を解消」「解雇4要件の規制緩和」などと宣伝を強めている。公務員バッシングによる「分限免職の自由」と公務員の「非公務員化」によって6000万労働者を「首切り自由」の無権利状態に追いやろうとしている。


7月9日(木)

地域の保育園の夏祭り 山車を引きます カワ~イイ
寝ぼけ眼の峰ちゃん
外環反対のケイさんから寄付 昼食はつけ麺とスペアリブ添え 餃子
あのバナナ スペアリブにかじりつきます おいし~い

仕事するホセ。珍しい~ 仕事そっちのけで服を選びます
いすを組み立てたら疲れちゃいました ホセの夕飯のおかずだそうです。
 信じられない~
おやつのアイスです。
暑い日が続いてますね
夕食はウナ丼 三里塚のトウモロコシ 三里塚のキューリの昆布漬け
冷奴
  今日の石神井川。
 夕方、屋台を始めようとした時、都議選のJ党立候補者が、「街」のすぐ横で演説を始めた。応援の区議が「石神井川拡幅工事の必要性」を訴えていた。都議候補者も「区議が武蔵関公園の誘水池を提案したこと」 さらに「上石神井団地を立ち退かせて、そこにも誘水池を作る」ことを企んでいる」と話していた。「石神井川拡幅、絶対反対!」のノボリを見せたら、こそこそ逃げていった。
今夜の屋台と



法政弾圧カンパ
初めて通った人が楽器を背負っていた。「何の楽器ですか?」と聞くと、「大正琴」だと言う。早速、大正琴ライブをやってもらうことに。「こきりこ」「ある愛の詩」など演奏してくれました。
みなさまへ
東京新聞の2つの記事を画像添付します。
ご存じと思いますが、6月30日付「外環道に高速3社名乗り」記事と7月5日付「外環道既に事業着手」記事です。
国交省の姑息な着工は許せません! しかし公然とできないのも、彼らの追いつめられた姿です。外環と青梅街道インター撤回へ頑張りましょう!
『外環道』既に事業着手 練馬―世田谷 国交省HP“こっそり”公表 東京新聞 2009年7月5日 朝刊
 東京外郭環状道路(外環道)整備の焦点だった練馬-世田谷(東京)間十六キロの事業着手を、国土交通省がホームページ(HP)上の公表にとどめていたことが分かった。「外環道」の表記も使われておらず、建設反対派は「大半の住民は事実を知らない」と不快感を示す。一兆円規模の税金を使う事業だけに省内からも「記者発表すべきだった」と“こっそり公表”に疑問の声が出ている。

 国交省によると、事業着手は五月二十九日で、同省道路局のHPに載った。重要な発表は通常、省全体のトップページの目次に載るが、今回は目次にもならない扱いだった。

 しかも、HP上の整備計画に「外環道」の文字はなく、「関越自動車道新潟線の三鷹市東京都練馬区間の新設」(建設費七千六百四十億円)▽「中央自動車道富士吉田線の三鷹市東京都世田谷区間の新設」(同五千百八十億円)-との記載だった。

 両計画はともに政令上の正式名称。合計の区間が外環道の練馬-世田谷間になるため、間違いではないが、過去の記者発表資料やパンフレットには「外環道」と記し、建設費も両計画の合計額で説明してきた。

 今回の公表では、正式名称を知る関係者以外には外環道と分かりにくい。

 練馬-世田谷間は、国交相の諮問機関の国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)が四月、事業着手の前提となる整備計画に格上げ。反対派住民らは格上げ見直しを求める要望書を同省に提出しており、事業着手時期が注目されていた。

 道路局は「整備計画に格上げした計画は従来、未公表。今回はHPで公表し住民説明会でも話した」とするが、市民グループの「市民外環連絡会・三鷹」は「説明会に出ていない大半の住民は事業着手を知らず、HPでは外環道と分からない」と反発。同省広報課は「過去の整備計画に比べ、巨額事業で社会的関心も高い外環道で記者発表しなかったのは反省点。改善策を検討したい」としている。

◆景気対策一気に事業化?
<解説> 外環道練馬-世田谷間十六キロの建設費は一メートル当たり約八千万円。小泉純一郎政権時の「既存の整備計画以外の高速道建設は白紙」からの転換を象徴する事業着手だけに、国土交通省は目立つ公表をしたくなかったとみられる。

 四月の国幹会議(国会議員や有識者の委員二十人)も緊急招集に近かった。審議時間は短く、多くの委員が会議の形骸(けいがい)化を訴えた。約四十年間凍結された計画を、景気対策名目で一気に事業化した印象が強い。

 都心の渋滞解消やCO2排出量削減に寄与するとする行政側は、構想段階から住民に意見を聞くパブリック・インボルブメント(PI)を高速道建設に初めて導入。住民説明会などは四百回を重ねる。

 しかし、「市民外環連絡会・三鷹」の豊田詠史代表は「練馬-世田谷間は水源地帯を通る。直径十六メートルのトンネル二本が帯水層を貫くことによる地下水流の変化や水枯れ、地盤沈下と隆起への影響や、将来の交通需要予測の検証も不十分」と指摘。「ジャンクションの地下化や排ガス施設の分散など住民の要望は全く反映されず、住民説明会が建設手続きを踏むアリバイにされた」と憤る。

 土壇場で見せた事業着手に至る短兵急な動きや公表方法は、行政不信を強めかねない。  (西岡聖雄)

外環道延伸に高速3社名乗り 事業受注で初の競合 朝日新聞 2009年6月29日15時0分

 10年ぶりの高速道路の新規整備計画決定を受け、着工に向けて動き出した東京外郭環状道路(外環道)の練馬―世田谷間16キロの事業主体に、東日本、中日本、首都高の高速道路会社3社が名乗りを上げていることが分かった。高速道路事業を巡り、複数社が競合するのは初めて。従来より効率的な道路建設や維持管理が期待される。

 05年の旧日本道路公団民営化により、高速道路事業は国が道路公団に命令する方式から、希望する高速道路会社が実施する方法に変更された。先の国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)で外環道をはじめとする4区間(計71キロ)が整備計画に追加され、今回初めて事業主体を募る。事業主体は設計や発注だけでなく、完成後の維持管理も請け負う見通しだ。

 外環道では、接続する関越道(東日本管内)、中央道や東名(ともに中日本管内)を管理する両社と、路線が近い首都高の3社が競合することになった。

 外環道は想定交通量が1日8万~10万台(国土交通省試算)と全国最大級。少子高齢化などで全国的に交通量減少が見込まれる中、高速道路会社にとっては将来性のある路線とされる。高速料金収入は長期債務の返済に充てられるものの、維持管理業務で安定した収入が得られるからだ。

 一方、外環道の練馬―世田谷間は、事業費1兆2820億円の7~9割を税金でまかない、残りを高速道路会社が負担する「合併施行方式」で造る。高速道路会社が競えば税金の投入が減り、道路建設が効率的に進む利点もある。国交省は今後、各社の負担額や技術力などを総合的に判断して事業主体を選ぶが、競争入札とするか、随意契約とするかは決まっていない。

 今回決まった4区間のうち、外環道と同じ「合併施行方式」の名古屋環状2号線や東関東道水戸線は競合ゼロ。それぞれ中日本、東日本が事業主体となり、両社が国と協議し採算がとれる範囲で事業を引き受ける見通しだ。全額税金で建設する日本海沿岸東北道は、国が事業主体となるか、高速道路会社に委託するかは未定だ。(津阪直)
田母神講演粉砕!「つくる会」教科書採択反対!杉並で連日の街頭宣伝
 6・14-15闘争の高揚を受けて、東京・杉並では、都議選と総選挙情勢に革命派として殴り込みをかける「田母神講演粉砕!『つくる会』教科書採択反対」の街頭宣伝を6月18日から連日、闘っている。都政を革新する会の北島邦彦区議や長谷川英憲代表、東京西部労組交流センター、西部ユニオンの労働者が、駅頭で、区役所前で、労働者に革命情勢を語り、「法大のように闘い、動労千葉のような労働者の国際連帯で戦争をとめよう!」と訴えている。

 「つくる会」教科書反対の闘いは、戦争・改憲と民営化・労組破壊攻撃との闘いだ。「お国のために、そして資本の金もうけのために命を投げ出す子どもをつくれ」と労働者に迫る攻撃だ。絶対に認められない! 戦争と民営化=道州制攻撃の最先頭を行く山田区政や石原都政、自民党麻生政権をぶっ飛ばす闘いだ。大恐慌が激しく進行し、保護主義・愛国主義が台頭する中で、労働者の団結が崩されたら戦争に行き着く。しかし、ここで団結し、4大産別の青年労働者と団結したら、最末期の資本主義を倒すことができる。絶対譲れない攻防だ。

 都議選のまっただ中の街頭は熱い。自民党や民主党に加えて、オバマのプラハ演説を礼賛し反核闘争を解体する共産党や、社民・福士派、そして「つくる会」や「憲法9条を変えて北朝鮮のミサイルを迎撃しよう」と叫びたてる幸福実現党など、有象無象の勢力が杉並に押し寄せ、労働者階級の闘いを圧殺するために躍起になっている。特に幸福実現党の街頭宣伝は、腕を振り上げて同じフレーズをがなり立てるファシストのスタイルそのものだ。全反動が戦争・改憲と民営化・労組破壊を掲げて押し寄せてきている。猛然と決起し、この攻撃をぶち破ろう!

 7月2日は、東京西部ユニオンの青年部が杉並区役所前で退勤する労働者に、一緒に闘おうとリレートークで呼びかけた。7月6日の荻窪駅では、「民営化のせいで労働者がバラバラにされて格差が広がった。山田区長は許せない!」と話す女性が、郵政民営化と対決する青年労働者K君の演説に聴き入っていた。青年の訴えにもっと話を聞きたいと話し込む青年が出てきている。

 都議議選の投票日である7月12日、午後1時半より杉並区産業商工会館で開かれる「田母神講演を許さない!『つくる会』教科書採択阻止労働者集会」に参加し、山田区長と田母神をぶったおすデモを闘おう! その力で、7月下旬から8月5日に予想される「つくる会」教科書採択をぶっとめ、青年労働者、特に4大産別の青年労働者と合流し、8・6-8・9、8・15、そして11月1万人結集に攻めのぼろう! (東京西部・IN)
留置場への2ヶ月半もの拘禁は拷問だ! 法大救援会が地裁前で訴え
7月7日の昼、法大救援会と全学連の仲間が、「暴処法、4・24弾圧で起訴された学生をただちに拘置所に移監せよ!」「裁判所は8学生の統一公判を行え!」と訴えて、2度目の東京地裁前行動に立ち上がりました。まったく許し難いことに、法大弾圧で起訴された8学生のうち3名がいまだに警察の留置場に入れられたままです。とりわけ文化連盟の恩田亮君と倉岡雅美さんに対して、不当逮捕以来2ヶ月半にもわたって、獄中弾圧を目的にした留置場での拘禁が続けられていることを絶対に! 絶対に! 許すわけにはいきません。


 また、東京地裁刑事17部の登石郁朗(といしいくお)裁判長は、8学生が統一して裁判を受けることを拒み、闘いの分断を狙っています。同じ法大闘争の中で弾圧された学生が共同で裁判を行い、併合の利益を求めることはあまりにも当然の権利です。弁護団による裁判の統一の要求を門前払いにする登石裁判長の横暴は絶対に許せません!
 弾劾行動では、学生の訴えに多くの労働者、市民が耳を傾け、ビラを受け取り、署名に応じてくれました。感じたことは、資本家と裁判所が一体となって労働者民衆を痛めつけていることに、労働者のものすごい怒りが渦巻いているということです。「会社と裁判所が一体となって労災が認められない」「今の裁判所は誤った判断だらけで腐っている」「裁判員制度なんかやっても良くならない」「不当な弾圧に屈せず共に闘いましょう」という、熱いメッセージが寄せられました。8名の学生の闘いはこうした労働者の怒りと闘いの最先頭にあると実感しました。広範な労働者の怒りと結びつけば必ず勝利できます。法大署名を11月1万人集会の武器として使い切り、8名の即時釈放を勝ちとりましょう!(TG)
7・6~8日教組第97回全国大会“道州制・民営化粉砕へ”情宣
7月6日、東京永田町の社会文化会館で開かれた日教組第97回定期全国大会で、全国労組交流センター教育労働者部会が横断幕を掲げて早朝からビラを配布した。「"教え子を戦場に送る道"に転落した日教組本部打倒! 11月労働者集会1万人結集の力で、道州制民営化粉砕へ」の訴えに、大きな注目と共感が集まった。(東京S)

 だ  ん   け  つ
2009年7月9日
№161
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
リサイクルショップ街 気付
民主労総、
ゼネスト宣言大会に7000人
 7月4日午後、ソウルの官庁街・ヨイドの産業銀行前で民主労総主催の「双龍(サンヨン)自動車問題政府解決要求! MB悪法阻止! 全国労働者大会-汎国民大会」が開かれた。全国から集まった7000人の労働者が「MB悪法阻止/MB独裁粉砕」「公的資金投入/労政交渉争取」の文字も鮮やかなメッセージボードを掲げていた。MBとはイミョンバク(李明博)大統領のことだ。この日、工場籠城ストライキ44日目を向かえた金属労組ヨンサン自動車支部の労働者、家族も参加していた。

 民主労総のイムソンギュ委員長は、非正規法改悪案の強行とヨンサン自動車平沢工場ストライキ現場への公権力投入に対しては民主労総のゼネストで反撃することを宣言し、「この大会直後から全組織がゼネストの組織化に打って出ることを指令する。新自由主義とイミョンバク政権を墓に埋める瞬間まで戦い続けることができる力強く頑強なゼネストを組織することを要求する。民主労総委員長がその決戦場の一番前で旗を掲げるだろう」と力を込めた。

 大会後、参加者たちは与党・ハンナラ党本部に向かってデモ行進。ハンナラ党本部前で抗議集会となった。団結闘争歌が鳴り響く中、参加者がみな携帯電話を取り出し、ハンナラ党への一斉抗議電話を集中した。

 集会では全教組のチョンジヌ委員長が、6・18「時局宣言」への弾圧に怒りの声を上げた。△公権力乱用に対する政府の謝罪△言論・集会・良心の自由の保障△競争万能教育政策の中止△教育福祉拡大を盛り込んだ「時局宣言」には1万7000人を超える教員が署名。発表前から「誠実・服従・品位維持の義務および集団行動禁止などを規定した国家公務員法に違反する」「労組の政治活動を禁止した教育労組法に違反する」と事前弾圧にのりだしていた教育科学技術部は6月26日、全員懲戒を強行し、さらに88人を告発、7月3日には全教組本部への捜索・差し押さえに至ったのだ。

 ヨンサン自動車家族対策委員会のイジョンア代表は「猛暑の中、私たちの夫1000人あまりは工場占拠ストライキ44日目を闘っている。煙突座り込みは52日目となった。一日一日が血がにじむ日々だが、会社側は数日前から断水し、中の人びとを飢えで殺そうとしている。さらに電気まで切ろうとしている」と連帯を訴え、「私たちの闘いは正当であり、必ず勝利する」と語った。

 サンヨン自動車支部闘争実践団のパククムソク団長も「十数年一緒に働いてきた同僚らを強制的に動員し、労働者同士を戦わせることがイミョンバク政権の労働政策か!」と怒りを爆発させた。「民主労総と金属労組の連帯闘争があるだけに私た


ちは必ず勝利する。ハンサンギュン支部長以下、"玉砕ストライキ"中である1000人あまりの同志たちは一歩も退くことなく、イミョンバク政権の誤った労働政策を阻止するまで命をかけて戦うだろう」と語った。

 参加者たちは「非正規職を量産するイミョンバクは退陣せよ!」「時局宣言は正当だ。全教組弾圧をやめろ!」「解雇は殺人だ! 整理解雇を粉砕しよう!」「非正規法を撤廃し、人間らしく生きよう!」などとスローガンを叫んだ。

 サンヨン自動車は7月5日、「会社の管理人の許可なしに無断で工場に入って会社の業務を妨害した金属労組委員長などの占拠座り込みを支援する『外部勢力』62人を建造物侵入、業務妨害罪と暴行罪で平沢警察署に告訴した」と語った。サンヨン自動車は先月22日ころ、座り込み中の労組員190人に対する50億ウォンの損害賠償請求訴訟を提起してハンサンギュン双竜車労組支部長など労組幹部9人の賃金を仮差し押さえた。 サンヨン自動車は労組の幹部9人のほかに、労組代議員60人余りの賃金債権についても、仮差し押さえを申請する方針だ。(M・J)
長崎で反戦反核講演集会、オバマ演説に怒り
 6月21日長崎で、8月8日―9日の長崎反戦反核行動に向けて、「オバマ『プラハ宣言』は、『核廃絶』の道か?反戦反核講演集会」を開催しました。8・6広島―8・9長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会事務局長の三角忠さんとともに、オバマ演説をめぐっての学習討論を行いました。

 この集会には、長崎の地で被爆者運動を担ってきた人も参加しました。彼の発言は非常に重要でした。彼は、資料として配られた「オバマ米大統領のプラハ演説全文」に目を通しながら、「私は始めてこの演説の全文を読みましたが、これは言われているような
核廃絶演説ではありませんね。マスコミも正確に報道していませんね」と発言し、「今、被爆者の会議にいくとすごいんですよ。私が『少しオバマに浮かれすぎていないか』と言うと、みんなからいろいろ言われて袋叩きみたいな状況になる。しかし、やはりオバマは核廃絶ではありませんね。」

 さらに学習会では、オバマ大統領のプラハ演説こそが、北朝鮮を追いつめ、
北朝鮮は反動的な核実験を強行したことや、さらに一方でこの演説が、日本の核武装への動きを促進させ、激しい北朝鮮への排外主義を煽りながら海賊対処法や北朝鮮臨検法案などへの動きを加速させていることも議論になりました。

 原水禁も原水協も連合も全労連もそして日本共産党も、オバマを大翼賛し、アメリカや日本の核政策の推進者となり、一部の被爆者もそれに乗せられている現実があります。しかし、今回の学習会を通じて明らかになったことは、被爆者の中から、こうした現実、オバマ翼賛運動に疑問をもち、それに対して異議を唱える人たちが必然的に出てきているということです。

 まさに今年の8月長崎行動は、こうした体制内労働運動が推進する反動的運動(全国の職場地域では原水禁や原水協が進める『核廃絶』署名運動が大々的に進められている)と全面的に対決し、4大産別決戦を貫きながら、被爆者の自己解放的決起と結びつきその獲得をもかけた闘いです。

 全国で4大産別を決戦場にしながら、闘う被爆者の獲得をもかけて、長崎反戦反核闘争の高揚をともにかちとっていきましょう!(長崎K)

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