日  誌
2009年8月⑪

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 2009年日誌
スケジュール
29日夕方~
福祉労働者連帯ユニオン「街」分会
夏休み最後の
団結バーベキュー
「街」の前の駐車場

2009年民主労総全国労働者大会の日程が確定
11月7日(土)前夜祭(場所未定)
11月8日(日)本大会(場所未定)

8月28日(金)
ホセ、お出かけ 朝顔、8つ咲いてました
午前中、青年部の会議 昼食 「前進」の読み合わせ
サロンド・ベッキー  郵便労働者です
ビックリ、民主党 新亀さん、登場
夕食は毎年、8・15にやるスイトン ホッケ焼き 昼の残りのミートソース・なす入り
ミネちゃん、で~す 死んでいたサブローが、 半分、生き返りました
スイトンを食べます  懐かしい味 韓国にも、スイトンあります
← バリバリ、ミネちゃん


完全復活、サブロー →
一年ぶりに、ミッちゃん登場

 だ  ん   け  つ
2009年8月28日
№196
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
 サンフランシスコ国際会議が大成功
イタリア 大恐慌の中で生きる港湾民営化反対闘争の教訓 
ジェノバ港湾労組 ピエトラサンタ・マルコさん
 私たちイタリアにも労働者の闘いの伝統があります。サンフランシスコゼネストと同じ年に、イタリア労働者もファシスト・ムッソリーニの支配に対して闘ったのです。

 80年代に世界的に行われた、全産業にわたる生産組織の大規模再編の結果、規制緩和が開始され、港湾も激変しました。機械とコンテナの大規模な導入や労働条件の変化です。

 これに対してCULMV(荷役労働者統一組合)の港湾労働者が決起し、ストライキを含む激しい闘争が行われましたが、イタリアの労働組合全国組織も既成政党も、この闘いを支援しようとせず、CULMVは孤立しました。
  92年、港湾の規制緩和・民営化を促進する法的措置がとられ、イタリアの全港湾をすべて同じ条件のもとに置き、民間企業に明け渡す流れが強まりました。94年以降、ジェノバでも、民間会社が直接、港湾労働者を雇うことができるようになってしまいました。こうして港湾は細分化され、分断され、六つもの異なった契約形態が存在することになりました。その結果、港湾労働者の賃金は低下し、新規採用の青年労働者は異なった雇用条件のもとに置かれるようになりました。

 今回の世界恐慌で港湾の作業はほぼ半減しました。現在、世界大恐慌のただなかで共産主義、革命、インターナショナルについての議論が始まっています。『資本論』を読めという声が高まっている一方、「マルクス主義は幻想だった」などと言う人がいます。

 しかし私は、共産主義は夜明けを迎えていると思います。労働運動は拡大しており、不満をもった青年たちの数は増えているからです。ともに闘いましょう!
ブラジル 国際連帯前進へ、もっと組織し第2回国際会議を 
コンルータス(全国闘争連盟) ファビオ・ボスコさん
 私は、労働組合の全国的連合体であるコンルータス(CONLUTAS=全国闘争連盟)の代表として来ています。

 ブラジルの代表的な労組組織CUT(労働者中央同盟)とFC(組合の力)は、ルラ政権のもとで労資協調主義に陥っています。ルラ大統領は30年来、この国の最も重要な労働運動指導者でしたが、彼は政権に就くや、金持ちと銀行のための政治をやりだしたのです。
 コンルータスは、年金削減に反対する公共部門労働者の40日のスト(03年)を支援するために、翌04年3月に結成されました。同年5月の第1回労働者階級全国大会には2729人の代議員、235人のオブザーバー、529の労組・団体から268人のゲストが参加し、文字どおり労働者の全国組織になりました。
  コンルータスは、譲歩によって職は守れないと考えています。われわれは公的資金を銀行や企業に注入することにも反対しています。公的資金は、公教育、医療、社会保障などの改善に使われるべきであり、資本家どものために使われるべきではありません。

 われわれはランク&ファイルの民主主義を追求しています。労働組合は、労働者が社会を運営する方法を学ぶ学校であるべきだと考えているからです。組合を運営できれば、社会と世界を運営することができるようになるからです。
 ブラジルでいま最も注目すべき闘争はGMの闘いです。ブラジルで起こっていることは、アメリカの自動車産業でも見られないレベルです。

 われわれはまた国際連帯の活動に力を入れています。昨年、ラテンアメリカ諸国の労働団体とともに、ブラジルでラテンアメリカ・カリブ海諸国労働者連帯会議を行いました。

 さらに、ハイチからブラジルの軍隊を撤退させるべく闘っています。われわれブラジルの労働者人民にとって、ハイチ人民に対する抑圧と搾取は最も恥ずべきことです。 動労千葉が教えてくれたように、国際連帯の重要な一歩が始まりました。動労千葉から決議案が出されました。私はこれを支持します。

 一定の時間をおいて、もっと多くの人と組織を集めて第2回の会議を開きましょう。それは国際連帯をつくりだすうえで重要な前進となるでしょう。マルクスが『共産党宣言』で述べた言葉、「万国の労働者、団結せよ!」を実現するためにともに闘いましょう。
法大暴処法弾圧粉砕 の賛同署名街宣
 全学連大会-11月集会に向かって、首都圏の学生は連日、<法大暴処法弾圧粉砕!8人の学生を取り戻そう!全国声明>の賛同署名街宣にたっています。総選挙情勢と真っ向対決して、全員がマイクを握り、それぞれの言葉で法大闘争をアジり、情勢を語り、賛同署名を訴えています。

 街頭では17日(月)のテレビ番組の効果が如実に表れています。「テレビ見ました」、「テレビは見てないけど、ネットで書かれているのを見て法大闘争のことは知っています。資料あったら下さい」、「京都大でも同じ署名を集めていましたよね」(帰省中の京大生)。討論が始まり、署名をしていく。「テレビ見たよ、全部に賛同するわけじゃないけど、共感するところもある」(労働者)と署名とカンパ、という場面も。こちらのアジテーションを聞いて、近寄ってビラを受け取り署名をしていく。特に予備校生・学生の反応がよく、多くの学生との結合を勝ちとりました。

 やって感じたことは、「いま街頭がアツイ!!」ということです。総選挙ということもあり、大衆は政治討論を求めています。
労働者の展望は、自民でもない、民主でもない、ましてや日共でもありません。どこまでいっても労働者の立場に立てない国会に、現在の大恐慌情勢における展望など出せはしない。「道州制でないと生きられない」(大阪府知事橋下)と叫び立てる資本主義を否定し、労働者に学生に権力をよこせと、大学資本と闘い続けてきた法大闘争のなかにこそ、社会の展望はあります。

 8人奪還の全国声明は、階級闘争を最先頭で闘っている獄中8同志と団結し、「法大闘争」で大衆と結びつき、大衆を組織するチャンスです。これをいかしきろう! 職場・学園に全国声明を持ち込もう。署名の集め手を組織しよう。
今夏、全学連大会の成功に向かって、上り詰めよう。(Ue)

<失業率>過去最悪5.7% 有効求人倍率も最低更新…7月 8月28日8時38分配信 毎日新聞
 総務省が28日発表した労働力調査(速報)によると、7月の完全失業率(季節調整値)は前月より0.3ポイント悪化し5.7%となり、03年4月などの5.5%を超えて過去最悪となった。完全失業者数は前年同月比103万人増の359万人だった。

 また、厚生労働省が同日発表した7月の有効求人倍率(同)は前月より0.01ポイント低下して0.42倍と過去最低を更新した。

兵士3000人暴徒化、警官隊と衝突 南ア
兵士3000人暴徒化、警官隊と衝突 南ア 南アフリカで、兵士によるデモが暴徒化し、警官隊と衝突した。 「2010 FIFA ワールドカップ 南アフリカ」の開催を来年に控え、治安が心配されている首都・プレトリアで26日 ...
8月27日(木) 14時28分 - 海外総合(日本テレビ)
デモ隊と警官隊が衝突、67人逮捕 ドイツ

 ドイツ北で4日夜から5日朝にかけて、左翼のデモ隊約600人が警官隊と衝突し、67人が逮捕された。デモ隊と警察の双方に多数のケガ人が出ている。

 衝突があったのは、ドイツ北部の都市・ハンブルクの中心部。4日夜から5日朝にかけて、左翼グループの若者ら約600人が警官隊に石などを投げつけたり、警察車両を燃やしたりした。これに対し、警官隊約1800人がホースで水をかけるなどして応戦、放火などの疑いで67人を逮捕した。AP通信によると、この衝突で、警官28人とデモの参加者の多くがケガをした。

 ドイツではここ数年、過激派による暴力がエスカレートしていて、先週には、サッカーの試合がネオナチの抗議デモが予告されたことを受けて中止となる騒ぎがあった。


8月27日(木)
昼食は、大根おろし讃岐うどん&引っ張りうどん。イナリ 厚揚げ
朝顔、★三つ半 →
江東区の共同作業所から見学に来ました
夕食は、焼き鯖。油がのって美味い 炊き込みご飯と、モズクうどん 三里塚のキュウリとゴーヤーなどの
浅漬け
三里塚のミニトマト 幸水・梨 最近、恒例の、岡ちゃん、ハネやんの
肩をもみに来てくれます。極楽・極楽!
今夜のソウル・ワーカーズ・屋台
自治労大会に情宣、本部の裏切りを徹底的に暴露
 8月25~28日の4日間にわたる自治労弟81回定期大会がグランメッセ熊本(熊本市郊外)で開かれた。全国労組交流センター自治体労働者部会は大会1日目、早朝から40人の部隊で登場し、代議員、傍聴、大会運営など自治労大会参加者に対する宣伝活動を展開、自治労本部打倒と11月労働者集会への結集を訴えた。

 闘う自治体労働者がマイクをとりアジテーションのリレー、そのなかで1500枚のビラをまいた。特に青年労働者のはつらつとした訴えは注目を集めた。

 労組交流センター自治体労働者部会の仲間は、「自治労本部は、労働組合の原点を捨て、資本主義救済、道州制・民営化推進、北朝鮮排外主義扇動―戦争協力に踏み込み、産業報国会への道を歩もうとしている」と暴露、「賃下げ、人員削減、労働強化、労組破壊など当局の攻撃激化に現場から怒りの反撃に立とう。闘う組合員を抑圧・弾圧する自治労本部を打倒しよう」と訴え、「世界大恐慌と自民党崩壊、革命情勢の中、民主党への政権交代では事態は変わらない。労働者階級の実力を示すこと、革命が必要。それを切り開くのは国鉄分割・民営化反対を貫く国鉄1047名闘争と動労千葉、農地死守・空港絶対反対を貫く三里塚闘争、法大闘争、国際連帯の闘い。11月1日の国鉄1047名解雇撤回・労働者総決起集会への1万人結集で歴史を変えよう」と呼びかけた。

 大会冒頭、自治労本部の岡部謙治委員長があいさつ。原稿棒読みだが反動性に満ちている。「明治維新以来の中央集権体制から脱却し、地域主権を確立して地域社会を立て直す」と事実上の道州制推進宣言。また「政労使パートナー」路線を唱え、階級闘争、賃金闘争をやめると言明。総選挙に全力を挙げ、政権交代を呼びかけた。労働組合運動をやめる――これが議場正面に掲げられた「転換」の内実だ。

 昼休みのアジテーションで早速、委員長あいさつを批判。会場前庭のそこかしこで組合員と討論となった。
 午後、金田文夫書記長による経過報告。闘う意欲をまったく感じさせない。質疑では、自治労名称を捨てて強引に地公3単産組織統合に向かったが断念に至ったことへの批判が出されたが、「結果としてそうなった」「『21世紀宣言』堅持」の居直り答弁。責任感も闘う意欲もまったく感じられない。

 労組交流センターは2日目も20人の部隊で登場し宣伝。「『転換のとき』とは労働組合であることをやめ資本の下僕になれということだ」という本部批判の交流センターのビラが1300枚もまけた。出席代議員が800人以下(定数870)、傍聴者が数百人という中で圧倒的な関心を示す数字だ。

 わが闘う自治体労働者は、自治労本部労働局長で来年の参院選に自治労組織内候補予定の江崎孝の会場ロビーへの登場に対して間髪を入れず批判、「2割削減の『標準的給与』案を作った江崎さん。自分から賃下げを提案する労働組合なんて信じられない。江崎さん、説明してください。江崎さん」。こんな本部を打倒し、自治労を労働組合としてよみがえらせなければ、という切実な訴えは、組合員を大きく引き付けた。

 議事では両副委員長が2年間の運動方針案、当面の闘争方針案を提起、質疑に入った。公立病院民営化、指定管理者制度、臨時・非常勤職員=非正規職員化、賃金引き下げ、人員削減、地公3単産組織統合断念などの問題が討論された。

 総選挙動員で大会参加者が4000人(本部)に激減する中、2日間の宣伝で11月集会賛同署名、法大弾圧抗議署名が計40以上寄せられ、前進が10部以上売れるなど、闘う現場自治労組合員の存在と可能性を示した。(K)

8月26日(水)
 三里塚、産直野菜の日 昼食はカヤク・梅おろし・ソーメン 昨日のウナギちらしご飯+卵焼き
 青年部、編集会議
不審な奴がいたので糾察。東京都の
石神井川拡幅測量でなく、練馬区の
放置自転車・調査の人だった
醤油の差し入れ
夕食は、初サンマ 舞茸ご飯 冷奴
三里塚のジャガイモとアサリの煮 三里塚と青森のミニ・トマト
「先日は大変お世話になりましたり有難う
御座いました。長男が日頃お世話になり、
有難う御座います。青森に来た時は、是非
お立ち寄り下さい」 実
三里塚のキュウリとワカメの三杯酢
デザートは、梨 ついに朝顔が咲きました! 全体会の前に屋台、24才のボーカリス
トと語り合う
福祉労働者連帯ユニオン、全体会 終了後、ソウル・ワーカーズ・屋台に突入。←酒組、→食事組
森二中さん ブーちゃんに触る  練馬・派遣村以来の再会
ハルキと語り合う 11月集会に向けて、職場闘争をやるぞ

労     働     者     魂
2009年8月26日
№1
福祉労働者連帯ユニオン
 「街」分会
 青年部
 11月集会に1万人決起を 
 大恐慌は「反帝国主義・反スターリン主義プロレタリア世界革命」の条件を日々つくり出しています。だからこそ、日本において動労千葉が先頭となって呼びかけ、「国鉄1047名解雇撤回闘争勝利!」を中心的スローガンとする11月労働者集会を、1万人の大結集でぶち抜き大成功させよう!

 
新自由主義に断を下そう! 
それは新自由主義を推し進めてきた中曽根や小泉といった自民党連中であり、資本家連中です。80年代の国鉄分割・民営化から始まる新自由主義政策によって労働組合の団結は破壊され、民営化・規制緩和によって労働者の権利も社会保障もズタズタにされ、これによって資本は「空前の利益」をたたき出してきました。ブルジョアどもはそれでもあきたらず、金融規制をとっぱらい、ボロもうけした揚げ句に世界を大恐慌に突き落としました。その彼らが今度は巨額の税金をのみ込んで生き延び、労働者はクビを切られて殺されています。いったいこの構図は何なのか! 今こそ新自由主義に断を下そう! 国鉄分割・民営化から22年、1047名解雇撤回を掲げ、動労千葉を先頭に国鉄労働者が不屈に闘い抜いている。この動労千葉労働運動と1047名解雇撤回闘争、そして国労5・27臨大闘争弾圧被告団の闘いを中軸とする国鉄闘争が、日本階級闘争の最先端で今ものすごい展望を持っています。ここにすべての怒りを合流させよう! 

 なぜ、世界を動かす労働者が生きていることもできないのか? それは、労働者が競争させられ団結を奪われているからです。なぜ、本来社会的行為であるはずの労働が、仲間を蹴落とし、成り上がるための手段に落とし込められているのか? それは、労働者が競争させられ団結を奪われているからです。労働者には、もっともっとすごい力があります。団結という熱い生き方には、もっともっと大きな可能性がある! このことを11月1万人大結集の実現によって、世界に向かって声を限りに叫びたい。社会には、怒りと「仲間がほしい」という声があふれています。今こそ労働運動を復権しよう!
 
 青年部を立ち上げました。みんないろいろ抱えているけど、ひとつの思い「団結」の中で頑張っていくんだとぶっ立ちました。まだ生まれたばかりなので、皆さんよろしくお願いします。
それでは、青年部一人一人のコメントです。
J組合員:「僕は今の『街』の仲間が大好きです。立場を超えてこの仲間を深めてやっていきたい!」
組合員:「11.1に向けてよりいっそう団結を深め、前進していきたいとおもいます。」
М組合員:「『街』で団結を深めて、日々、人と交流を深めて頑張ります。」
B組合員:「やっと気持ちの整理がついて、ぶっ立ことができました。『街』で、さらに、いろいろな人と団結していきたい。」
S組合員:「ふん~ふん~ふ~ん」
1・8、経団連、打倒デモ 中山充 組合員逝去 3・20  渋谷デモ
法政に行ってきます!         4月24日、法大解放総決起集会
5・13 共同作業所についての検討会 5.16-18沖縄闘争 6・14全国労働者総決起集会
  6・15反弾圧全国労学総決起集会 7・5三里塚現地闘争 8・5~8・6、ヒロシマ大行動


8月25日(火)
何やら製作中。

完成! 11月集会看板。

下には、動員確定数の欄。

数は、教えないっと。

昼食は、動労千葉物販のカレー キャベツ・サラダ
みんなで車掃除
夕食はウナギ・チラシ シッタカ・ナガラミ
冷奴 関二中、差入れの素で浅漬け。 今日のソウル・ワーカーズ・屋台
何年ぶりかでシーちゃん登場。昨日、シーちゃんの事を話題にしてたら、今日突然
現れた。何なんだろう、それって。彼女とは小学生時代に出会い、いろんなことを
話し合ってきた。イラク反戦闘争…アメリカ人・中学生の彼女にとって、反米・反戦は
「排外主義」的ニュアンスを感じていた。そして差別され、不遇の高校時代を過ごした
という。今は労働者だという。
 ギラギラ・キラキラしていたシーちゃんが、もの分かりの良い大人になりかけている。
悲しい! 11月集会を訴えた。昔の彼女らしさを取り戻してもらいたくて。
 11月集会、一緒に行きましょう!
婦民全国協26回総会「労働者の社会開こう」と宣言
 8月22・23の両日、大阪で婦人民主クラブ全国協議会第26回全国総会が開催され、全国各地から会員・読者が結集して大成功した。
 総会では、「大恐慌の到来は資本主義の終わりのときを示している。労働者と資本家は非和解だ。今度こそ世界戦争を止め労働者の社会を切り開こう」と確認され、さらに「婦民全国協は、時代認識・路線で一致し、戦争絶対反対、労働者の階級的団結にかけきってたたかう組織として飛躍しよう。10・11三里塚から11月労働者集会一万人の大結集をともに開こう」と高らかに宣言した。

 1日目は西村綾子代表の主催者挨拶に続いて三里塚芝山連合空港反対同盟・婦人行動隊の宮本麻子さん、泉州住民の会の国賀祥司さん、八尾北医療センター労組委員長の藤木さん、部落解放同盟全国連合会・西郡支部の谷さんと佃さん、国労5・27臨大闘争弾圧被告・家族の東理恵さんらが共闘の挨拶に立った。とりわけ三里塚からは、市東孝雄さんの農地の取り上げや第三の誘導路建設など、追いつめられた権力・空港会社による三里塚闘争解体攻撃を粉砕する10・11三里塚全国闘争への総結集が訴えられ、満場の拍手で確認した。

 獄中の全学連・法大文連の学生たちをはじめ熱いメッセージが多数寄せられた。

 鶴田事務局長からの議案提案に続いて、大阪豊中市職女性部長・婦民全国協・大阪北支部会員の深町加代子さんから特別報告が行われた。今年の3・6大阪府庁前での道州制反対、橋下打倒の3・8国際婦人デー闘争をたたかって、その後の当局や体制内派執行部とのたたかいが具体的に語られた。絶対反対貫く中でいったんは孤立しても、やりきったときに団結が生まれた。団結といっても大同団結ではなく、資本や体制内派のつぶし攻撃に負けない階級的団結が必要だとの報告に全体が獲得され力がわいた。

 2日間、交流会・分散会を含めて熱い討論が繰り広げられ、資本主義を倒すことで労働者・労働者家族は生きていけるということが明らかになった。これらすべての発言には、昨年の脱会派との激突から1年、会員読者一人一人が大恐慌・戦争・大失業―資本主義の終わりの時代に向き合って、どのように生きかつたたかうかを考えぬき、婦民全国協の存在意義をつかみなおしてきたことがあふれていた。

 8・30衆院選挙後情勢に対して道州制―戦争・改憲、民営化・労組破壊の攻撃と真っ向から対決する11月1万の労働者集会で情勢を塗り替えること、さらにこの過程で婦民全国協の組織拡大を勝ち取ることが決議され、直ちに全国に散ってたたかいぬくことが確認された。(T)

 だ  ん   け  つ
2009年8月25日
№193
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
東北石けん闘争全一日行動、
地労委審問 開始決定 勝ち取る
 8月20日、東北石けん労働組合は、朝から愛島台門前闘争、午後には地労委闘争と全1日行動で画期的な地平を切り開いた。地労委ではついに審問の開始決定を勝ち取った。決定的な勝利だ。解雇撤回・原職奪還に向けて闘いは新たな段階へ突入した。

 朝8時、名取市愛島台の新工場門前には20名の仲間が年休を取って登場。ブラインドを下ろして恐怖に震える会社を圧倒して、ごうごうたる弾劾の嵐が叩きつけられた。「解雇を直ちに撤回しろ!」「門前実力闘争で勝利するぞ!」「地労委で佐藤・畑を打倒するぞ!」「すべての不当労働行為を暴き尽くすぞ!」怒りのシュプレヒコール。参加者は次々と悪徳資本を弾劾し、勝利するまで闘い抜く、東北石けん闘争をさらに強化していくと発言した。

 圧巻は、当該・成田副委員長の決意表明。「会社は、釜出し一番石けんをエキナカで1000円もの値段をつけて売っている。ふざけるんじゃねえ!労働者は群れてなんぼだ。われわれは軍隊アリのように群れて団結して、団結できない資本をぶっ倒す!新工場で働くみなさん、私たちはあなたたちを奴隷として毎日毎日搾取し、ぼろ儲けを行っている悪の元凶、佐藤吉範・畑文雄の息の根を止めるべく地労委で徹底的に弾劾し、追及し、釜茹でにしていきます。職場復帰を果たし、資本主義を終わらせるまで革命勝利の最後まで闘い抜く!万国のプロレタリア、団結せよ!」

 
愛島台新工場門前闘争は、終始戦闘的に貫徹された。
 午後から舞台を地方労働委員会に移して、地労委第4回調査が行われた。30人を超える当該、支援が怒りを込めて審問廷を制圧した。事態は既に鮮明だ。審問の開始以外にあり得ない!当該は、畑惣商店が解雇や一連の不当労働行為の当事者そのものであり、労働組合員の雇用に責任を負っていることを突きつけた。そしてついに労働委員会は審問の開始を決定した。重大な勝利だ。われわれは、審問の中で、佐藤・畑の行った不当労働行為を全面的に暴き出し、解雇の撤回・原職奪還を勝ち取っていく! 地労委の審問日程が提示され、地労委闘争は決定的な攻防戦に突入した。東北石けん労働組合は、門前実力闘争を基軸にして、あらゆる闘いで資本を追い詰め、解雇撤回まで闘い抜く!

 またこの日の闘いは、先日急逝した全金本山労組の熊谷春男さんの遺志を受け継ぐものとして闘い抜かれた。熊谷さんの遺影が終日闘いの先頭で参加者を鼓舞し、勝利を牽引したのだ。熊谷さんは、本山闘争の被解雇者当該として本山闘争を先頭で闘い抜いて職場復帰を勝ち取った。そして、解雇撤回を投げ捨てて屈服に走る4者4団体の路線に心底から怒り、「私は最高裁で負けても、職間実力闘争で解雇撤回・原職奪還を勝ち取った」と不屈に解雇撤回闘争を闘い抜くことを呼びかけていた。また、東北石けん闘争には欠かさず参加し、先頭で闘ってきた。「東北石けん労働組合の準組合員になりたい」と言ってくれた熊谷さんは、門前で当該をもこえるような怒りに燃えて闘い、吠え続けた。熊谷さん、あえて私たちはこう呼びたい。「熊谷同志、あなたの遺志を引き継いで、東北石けん闘争に必ず勝利します。いつも戦列とともにいて、勝利の日まで励まし続けて下さい。」

「ふたたび 団結しましょう!」 双龍自動車支部ハンサンギュン支部長 獄中書簡
画像  黙々と現場を守り、言われるままにひたすら懸命に働いてきた組合員たち…。彼らが、解雇するな! 解雇は殺人だ!と怒り開始した「双龍自動車77日闘争」。その過程で経なければならなかった、この世のいかなる言葉でも表現しえない闘いの傷…

 そもそもの間違いは、海外売却を誤って推進した政府にあります。また、上海自動車は産業銀行と結んだ特別協定を破棄し、双龍自動車の独自開発能力を無差別に強奪しました。そしてこの国の政府と国民に語った1兆2千億ウォンの投資約束を守りませんでした。
 4年間、新車ひとつなく生存してきた双龍自動車!
 上海自動車は、食い逃げ資本の卑劣なやり方をそのまま踏襲し、双龍自動車の労働者と国民をたぶらかし、みずから法定管理を申請したあと、去ってしまいました。
 われわれ双龍自動車支部は、会社が厳しいことをよくわかっていました。だから危機をともに克服しようと、ともに生きようと叫びました。さらに、代案を提示し、国民と政府にも訴えました。

 会社側は、根拠もなく、理屈にも合わないサムスンKPMGとサミル会計法人の双龍自動車再建策を、唯一の解決策であるかのように押しつけるだけでした。おそらく彼らが整理解雇以上の他の代案すら提示せず、われわれの提案を無視したのは、はじめから売却だけを念頭に置いていたからでしょう。


 彼らは、
賃金労働者にとって命のような雇用を、差し出せと言いました。2646名にとっては、むしろ死ねということに他なりませんでした。だから全組合員が全面ストを決意し、死を覚悟した闘いを開始しました。会社側は希望退職を強要し、生き残った者に、スト隊列から離脱するようそそのかしました。それでも最後の名簿が発送されるまでは、一緒に生きようと決意した同志たちでした。

 結局、整理解雇名簿は、黙々と働いてきた労働者を、弱い労働者と、死ぬ気で闘うという決意を引き継ぐ戦士たちとに分断してしまいました。400から600、800,1300へと増えていったスト隊列は、患者の離脱、懐柔脅迫、放棄、恐れ、連行などによって減り続けました。

 しかし、決死抗戦を決意した決死隊の組合員たちは、指導部の信念を確認するまで、いかなる襲撃があろうとも現場を死守し、整理解雇を撤回させると何度も誓い合いました。自らストの道具を作り、戦術を編みだし、一日2~3時間の睡眠と、数十回に及ぶ強烈な催涙液の乱射などの弾圧に耐え抜きました。

 支部長である私自身も、解雇は殺人だと怒った我が
組合員たちが、こんなにも闘えるなど想像もできませんでした。最後まで工場を死守しぬいた同志たちは、闘士ではなく英雄でした。77闘争の戦士でした

 公権力の殺人的な鎮圧作戦、野蛮で非人道的な副食、電気、水道、ガス、医療の遮断によって限界点はありました。最後まで抗戦できなかった責任は痛感します。生きようと始めた闘いが、鎮圧作戦にともなう事故により惨事に結びつくことを望みませんでした。生産施設が全焼することを望みませんでした。だから大妥協という選択をしました。

 今も夢遊病患者のように、寝たと思ったらガバッと起きることが続いています。ヘリコプターの音、戦闘警察らの怒号、会社側の宣撫放送が耳元から消えません。若い身で先に天の国へと逝った6名の魂が脳裏から、胸の中から消えません。

 「支部長、動揺しないでください。組合員を信じてください」という同志たちの絶叫が離れません。
 病床で呻吟している同志たちよ! 拘束され、絶望し、嘆いている同志たちよ! 生き残っても労働者の言語を発せられず、胸をいためはじめた同志たちよ! 管理者による参加強要とチェックにより、やむなく救社隊に参加したものの、胸中いまだ労働者の血がたぎっている同志たちよ! 希望退職によって現場を離れたものの、絶望的な選択だったことを早くも確認し、辛い思いをしているであろう同志たちよ!
 全てが、この国で生きてゆくすべての労働者の痛みでもあります。

 うまくいっているときは卓越した経営能力のおかげだと言い、危機が近づけば全責任を労働者がかぶらなければならない世の中! 壮絶な双龍自動車77闘争を終え、いまもわれわれすべての労働者に与えられた宿題は、まさに
団結、また団結の道だけです。 団結しようという私の訴えが、空虚な叫びでないことを願います。双龍自動車支部長のささやかな願いでこの要求を提出します。

 この間、ともに闘ってくださった南の地のすべての労働者に熱い同志愛を伝え、連帯の精神で今後も常にともにあるという誓いと約束を、双龍自動車全労働者の名で捧げます。             
       
ハンサンギュン

 だ  ん   け  つ
2009年8月26日
№194
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
と固く誓う サンフランシスコ国際会議が大成功
アメリカ 組合官僚を打倒し、団結し闘えば必ず勝利できる 
ILWUローカル10 ジャック・ヘイマンさん
今日のテーマは、「過去の闘いから現在の闘いへの教訓を学ぶ」です。

 3日の1934年サンフランシスコゼネスト記念学習集会で、あのゼネストは、腐敗した組合指導部に対するランク&ファイル労働者の反乱であり、その結果として団結がかちとられたということが明らかにされました。それは組合幹部と政府に立ち向かう団結でした。われわれが34年のストライキから学んだことは、組合官僚というものは組合員を攪乱(かくらん)し、資本と闘うことを妨害するということです。

 われわれは現在、当時と同じ状況にあります。問題は、1929年に資本主義が死にかけたということではなく、インターナショナルが死んでいた、ということです。
 
 去年のメーデーで起こったことは重大な意義を持っています。アメリカ史上初めて労働者が西海岸の全港湾を封鎖した。実際にはストライキです。帝国主義の戦争を止めるための職場・生産点での初めての闘いでした。

 われわれローカル10は、07年10月20日、戦争阻止のための労働者会議を開きました。会議には動労千葉やその他多くの国からの労組代表が参加しました。そこでわれわれが決定したことは、組合の現場にもどって、労働者が職場=生産点で持っている力を発揮させ、行動を組織しようということでした。ILWUはそれを実行したのです。

 このレベルにとどまらずわれわれがやるべきことは、港湾労働者の枠を越えて移民労働者を大量に組織化することです。アメリカの港湾トラック運転手の大部分は移民労働者です。しかし港湾のトラック運転手は、規制緩和の結果、ほとんど組合に入っていません。

 ILWUにも、他の組合と同様、組合官僚は存在します。ビジネス・ユニオン官僚です。彼らは会社と結託して労資協調路線をとり、政府と結託してTWIC(港湾労働者身分証明カード)のような新たな規制に協力しています。

 また彼らは、ランク&ファイルが組合会議で決めた決議に枠をはめようとしました。この決議は、イラクとアフガニスタンからの即時撤兵を要求していましたが、組合官僚はアフガニスタンからの即時撤兵の項目を削除しようとしたのです。しかし結局のところ、そうはさせませんでした。

 1934年ゼネストの教訓は何か。労働者が階級闘争的基礎において団結し、組合官僚をのりこえ、打倒して闘うならば、資本と権力との闘いに必ずや勝利することができるということです。

日本 国際連帯の基礎は自らの職場で組織化することだ 
動労千葉委員長 田中康宏さん
 ILWUが信念としているランク&ファイルの組合員への絶対的な信頼というのは、私たちの組合員が同じく信念としてきたことです。

 私たちは22年間、国鉄の分割・民営化を認めずに、ずっと闘いを続けています。私もこの民営化で解雇された労働者ですが、22年間闘いを続けてこられたのは、組合員が本当に家族のように団結をしてくれたからです。私がこの間、闘いで学んだことは、労働者は団結をした時には、解雇も恐れずどんな弾圧も恐れず闘い続けることができるということです。


 
私たちは、この闘いの後、闘いをもっと広げました。鉄道という枠を越えて日本の全国の現場の労働者の活動家たちを結集して、労働運動をもう一度再生する組織をつくりました
 労働組合が最も闘わなければいけない時に、ほとんどの多くの労働組合が労資協調派に転落し、闘えなくなっていく。この現状こそ、僕らが打破しなければいけない問題だと思っています。

 今、日本では大恐慌のもとで労働者に対する重大な攻撃が激しく襲いかかるとともに、北朝鮮をめぐって戦争の危機が高まっています。日本政府とアメリカ政府によるこの危機を止めることができるのも労働者の団結した力、これを許してしまうのも労働者です。だったら私たちは、これを止める団結した労働者の力を日本で登場させたいと願っています。


 
法政大学をめぐる状況がこの間激変したのも、労働者に対する大変な攻撃や社会的な反動が急速な速度で進行していることを示すものです。労働者にはこうした国際連帯が絶対に必要です。それ抜きには今の情勢に立ち向かうことは絶対にできません。その基礎は、一番困難な自らの職場で同志を組織する、自らの職場で本当に組合員の団結を組織する、この課題に挑戦することだと思います。問われていることは、社会主義をめざす労働運動への変革です。

 私たちは、韓国の民主労総の同志たちを心から尊敬しています。というのは、今日80万人の組織である民主労総は、新自由主義攻撃まっただ中の1995年にナショナルセンターとして立ち上げ、世界全体の労働運動が後退を続ける過程で、世界中の労働運動の先頭に立っているからです。私たちは、ILWUの同志たち、民主労総の同志たちとともに闘えたことを心から誇りに思います。これからも私たちは永遠に闘い続けることを誓います。
韓国 民主労総は労働者の闘争と変革の軸として再び立つ 
民主労総ソウル地域本部指導委員 イジェヨンさん
   今、朝鮮半島は戦争の暗雲が立ちこめています。帝国主義による侵略戦争の可能性が急速に高まっています。

 オバマ政権は、世界の資本主義が恐慌に陥れば陥るほど、侵略的にならざるをえません。イラン大統領選挙を契機に内戦を誘導しており、ホンジュラスの軍部クーデターも米国と無関係ではありません。北朝鮮に対しては、戦争をとおした体制転覆を狙っています。そこでの日本の支配階級の役割も重大です。


 
韓国経済は世界資本主義経済に深々と組み込まれ、大恐慌の余波をもろに受けています。08年第4四半期にはマイナス20%成長へと経済が縮小しました。このようななかイミョンバク政権は、〈内に向かってはファシズム、外に向かっては帝国主義覇権勢力の下位パートナー>という亜帝国主義化によって切り抜けようとしています。すでに「海賊退治」を名目にソマリア派兵を行い、アフガニスタン派兵も検討しています。
 こうした厳しい情勢のもと、民主労総は変革性・戦闘性を喪失し危機に直面しています。この10年以上、賃金・団体協約闘争中心の組合主義的実利主義にとどまっており、全労協時代の変革指向は「社会改革」へと後退しました。1600万労働者階級の代表ではなく正規職組織労働者中心の運動になっています。

 一方、貨物連帯が果敢に闘っています。運輸労組貨物連帯は6月11日、ストライキに突入しました。大韓通運と交渉を行い、「解雇組合員の原職復帰」など生存権要求については合意に至り、組合は認めなかったものの、合意書の署名主体に「貨物連帯」という4文字を明記させ、貨物連帯のストライキ闘争は終結しました。

 私は、マルクスが150年前に訴えた「万国のプロレタリア、団結せよ!」こそ、今の情勢において主要な実践になるべきだと考えます。今こそ労働者階級の国際連帯の強化が切実に求められています。恐慌と帝国主義戦争に立ち向かう反戦・反帝国主義・国際連帯の強化に向けてともに闘っていくため、今回の国際労働者会議は出発点になるものと考えます。

 最後に、労働運動が急進化・政治化してこそ恐慌と戦争の突破は可能であり、反イミョンバク・反ファシズム闘争へと打って出ることこそ、労働者階級の現下の任務だと考えます。そのためにも、民主労総が韓国労働者階級の闘争の軸、変革の軸として再び立ち上がっていきます。


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 2009年日誌
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