日  誌
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 2009年日誌
スケジュール

2009年民主労総全国労働者大会の日程が確定
11月7日(土)前夜祭(場所未定)
11月8日(日)本大会(場所未定)

9月8日(火)
バイクが壊れてこの間、自転車で配達
する郵政労働者
昼食 労働者の味方。今日もサンマ
サンマのなめろう 水ナス 「前進」を読みます
お疲れのハネやんの肩もみに来る、オカちゃん
夕食は豚角焼き丼 珍しくヘチマを売っていたので、
ナーベラー・チャンプルーに
三里塚のジャガイモとアサリの洋風煮
夕方、ビラまきとソウル・ワーカーズ・屋台をやる青年部

9月7日(月)
 夕食は「韓味庵」から出前。ビビンバ、チヂミ、ユッケ他
楽しそうなので、ブーちゃん、登場

 だ  ん   け  つ
2009年9月7日
№200
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

裁判員制度やめろ!秋の闘いへ

 8月から裁判員裁判が始まった。東京地裁とさいたま地裁で行われた二つの裁判だけでも、さまざまな問題点が浮き彫りになった。秋から各地で続々と裁判員裁判が始まり、闘いは重要な段階を迎える。どのように闘うべきか? 「裁判員制度はいらない!大運動」の呼びかけ人の一人であり、「憲法と人権の日弁連をめざす会」代表の高山俊吉弁護士にお話をうかがった。

(写真 高山俊吉さん【東京弁護士会所属】)

 ワイドショー化した裁判

「市民参加」とは名ばかり
〈同意と強制〉で戦争動員  裁判員制度の本質と狙い
 高山 二つの裁判の中に、裁判員制度の本質と狙いがはっきりと示されていると思います。「体感治安」の不安と言いますが、世の中なんとなく落ち着かないという不安感を背景に、「現代の赤紙」で市民を動員し、「公」のために市民に市民を監視させ取り締まらせる。「豆を煮るにまめがらをたく」という言葉がありますが、兄弟同士がお互いに傷つけ合う。「現代の隣組」であり、相互監視制度です。心の中に権力が踏み込んで、最基底部から「国を守る気概」をつくりだす。そのための権力的司法の公民教育なのです。「苦しみつつ権力化する市民」がそこから生まれる。

 「簡易・迅速・重罰」は戦争に臨む司法の最大の特徴です。”兵隊さんが前線で闘っているときに、銃後で人権だの民主主義だのと言っているわけにはいかない。彼も闘いなら我も闘い。兵隊さんに前線で心おきなく闘ってもらおう”ということです。

 戦前の日本でも、弁護士会が関東軍に感謝状を贈り、戦闘機まで贈呈しました。最大の人権侵害である戦争政策に命をかけても抵抗すべき弁護士が、人を殺す道具・大量殺戮(さつりく)の武器を軍隊に提供するところまで落ち込んでいった。それこそ究極の「同意」です。労働組合が戦争政策の担い手になったことも忘れてはいけません。

 でも、当時と今とで決定的に違うことがあります。ナチス・ドイツも、戦前の日本も、徹底的な国家統制のもとで反対勢力の存在が許されなかったというところです。今は違う。闘う労働運動があり、闘う弁護士の力もある。国会が全政党一致で裁判員制度を成立させても、国民の85%が背を向けている。それがすでに闘いです。
反発・批判は一層広がる 秋の闘いが極めて重要だと思います。展望と具体的方針
高山 いったん制度が始まると、往々にして反対運動は退潮します。消費税や自衛艦のインド洋派遣など、反対運動があってもいったん制度・政策が動き出せば、やめさせるのはなかなか難しいことになる。しかし、裁判員制度はそのような運命をたどらない。ここが私たちの勝機です。制度発足後、反発・批判は、いよいよ強く、いよいよ高く、いよいよ広範になった。5月の制度開始後の世論調査で80%を超える国民が制度に背を向けている。宗教界でも、日本カトリック司教協議会(※)は「聖職者は、たとえ過料を払っても出頭すべきでない」と発表しました。(※司教ら聖職者7600人、信徒約45万人)

 この運動の決定的特徴は、一人ひとりが反対することが大きな力になるということです。裁判員が法廷に行かなければ制度が破綻する。どこまで行ってもこの制度は危機をはらんだままです。

 翼賛勢力も動揺しています。共産党や国民救援会などにも動揺と混乱が広がっている。マスコミのあいだでも、これでいいのかという声が出ています。
「絶対反対」を貫けば勝てる
これから闘っていく上で最も重要なことは、「裁判員制度絶対反対」の立場を一歩も引かないことです。

 私たちは、「修正ではない。〈やめろ!〉だ」というところから一歩も下がらない。なぜなら、裁判員制度は本質的に改憲であり、一人ひとりの国民を戦争政策の担い手にする制度だからです。戦争政策に手直しはない。”重火器をやめてピストルで殺そう”という反戦運動はないでしょう。

 反裁判員闘争の勝利は、改憲阻止闘争の勝利に直結しています。国民がこの戦時国策を粉砕すれば、改憲をめぐってしのぎを削る白兵戦で全面的に前進する。反裁判員闘争ほど仲間の多い闘いはありません。

 9月以降、各地裁で裁判員裁判が一斉に始まります。1年間で2000件以上、1カ月に150件以上もやります。11月からは、無罪を争う裁判や死刑求刑を争う超重大裁判が始まります。比較的「軽い」事件の裁判でもこれだけ悲鳴が上がっているのです。11月になったら途方もない状況が始まります。制度のもっともっと深刻な問題性が突き出され、「裁判員は嫌だ」の思いが厚く積み重なっていく。

 一層仲間が増えるときです。だから、「全国民規模の反撃態勢を整えよ」です。10月2日には東京・四谷区民ホールで全国規模の決起集会が開かれます。何としてもここに集まりましょう。この間、裁判員制度闘争を闘ってきた皆さんが一堂に会して、これからの闘いの方針と展望を共通のものにしたいと思いますね。これを大きなステップにして、11月の全国労働者集会に向かっていきたいと思います。
自民党崩壊は権力の危機 総選挙では自民党が歴史的大敗
高山 自民の壊滅の始まりであり、この国の支配層の画歴史的な敗北です。「09年体制時代に突入」とか「2大政党制の幕開け」などとはやすマスコミ論調がありますが、それはウソです。「民主党政権になってもそんなに変わらない」と冷めた目で見る人もいる。それも違うと思います。

 自民党が力を蓄えて戻ってくることはあり得ない。「行きつ戻りつ」を期待する人たちを中心に、今回の事態をできるだけ平静を装ってみようとしている勢力があります。それほどに彼らにとってこの危機が深刻なのであり、私たちにとってはまさに革命的な前進の契機なのです。

 自民党が大半の国民から絶縁状を突きつけられている状況と、裁判員制度が嫌だという人が八十数%いる状況は、けっして無関係ではありません。雪崩を打つような基底部からの情勢変化がここに見えます。

 民主党政権に期待を示すのはとんでもない話ですが、「どうせあまり変わらないよ」と冷めた目で評論するのも間違いですね。「一億総評論家」からは変革の力は生まれません。自民党を中心とする保守政権がついに崩壊したこの時を、私たち一人ひとりが主体的に立ち上がる歴史的なきっかけにしたい。


(写真 8月3日、第1号裁判の初日に「大運動」が
450人で東京地裁へ抗議デモ)
 裁判員制度ほど権力の危機をリアルに示すものはありません。反裁判員闘争は、貧困、格差、”生きさせろ”の時代の反道州制闘争、国鉄1047名闘争、法大闘争など、この社会を変えていこうとするあらゆる闘いと深く結びついている。このことをしっかり確認し、9条改憲阻止闘争の柱にしていきたい。

 憲法をめぐるわれわれの闘いは、すべて戦争に向かう勢力との根底的な闘いです。困難な課題ももちろんありますが、最も基本的なところで「情勢われに利あり」です。私たちの闘いは確実に勝利の展望を持っている。
 私もがんばります。皆さん方には、それこそ闘いの最前線の担い手となっていただき、ともに闘っていきたいと思います。がんばりましょう!


9月5日(土)
障害者自立支援法、撤廃! 石神井川拡幅工事絶対反対!
道州制・民営化攻撃、粉砕!
11・1労働者集会、1万人決起実現、ストライキ中!
委員長が通りかかる。「何やってるの
?」委員長にも話してない山猫ストです
昼食はつけ麺 サンフランシスコ・パンフお買い上げ
スト頑張れ! お茶の時間
3時のアイス 署名する人 拡幅工事反対、橋の上に座る中学生
法事帰りの御大登場 夕食はゴーヤー・チャンプルー 鶏肉のシソ・バター炒め
三里塚のジャガイモとアサリの煮物 鶏皮のカリカリ焼き 差入れのキュウリ漬け
ビルの上に満月が出て… スト支援者が登場し…七カ国に入らないアジアの人が、祖国の労働者が
来ないことを悔しがる。「私の国にも労働運動はある」と資料をたくさん持って
帰るなど…ソウル・ワーカーズ・屋台は盛り上がる
 当初は、二ヶ月くらいストを続けようと
思っていたが、終日ストで結構疲れてしま
い、日和見って毎週土曜日ストに、
戦術ダウン。

かくして、「街」分会の山猫ストは
終わった。

あぁ、面白かった。
酒・ドリンク・デザートがたくさん出て

 だ  ん   け  つ
2009年9月5日
№199
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
仙台で法大弾圧許さない!
8学生を取り戻そう!

集会とデモ
 8月30日、仙台弁護士会館で「法政大での学生弾圧を許さない! 8学生を取り戻そう! 団結して暴処法をぶっとばそう! 8・30大行動」が闘われた。会場には100人を超える学生・労働者・弁護士らが東北各地から結集し、8学生奪還への大運動を拡大し、11月1万人結集を実現しようと熱気溢れる集会となった。

 集会後のデモは総選挙情勢を切り裂き、労働者の団結したエネルギーを示した。「法大弾圧許さないぞ」「革命やろう」と青年労働者の解放的コールが街中に響き渡るや、デモを見ていた青年労働者が「もっと法大の話を聞きたい。興味がある友達もいるから誘って話をしたい」と声をかけてくるなどの反響も次々と出ている。労働者が実力で権力を奪い取っていく闘いが始まった!
 集会の冒頭、百万人署名運動の代表の方から「今日は資本主義の総本山・自民党がつぶれる日。私は60年間、自民党をつぶすために生きてきた。資本主義をぶっ壊す、いまこそ労働者の社会を実現するために闘おう」と戦闘宣言。主催者あいさつに立った全逓の青年労働者は、体制内指導部による集会つぶしと対決して結集したことを報告した。

 東北大の学生が基調提起に立ち、「学生の自由を取り戻そうと闘ってきた8人が何カ月も獄中にいる。絶対に許せない。社会の主人公である学生と労働者が団結する歴史的集会として勝ち取りたい」と訴え、「東北大でも寮食堂の民営化が狙われてきたが、絶対反対だということをハッキリさせた。民営化された学生寄宿舎では、シーツから電化製品、すべてレンタル制。学生の生活が丸ごと資本の餌食にされている」「私たちは110人逮捕されても、誰一人屈していない。文化連盟と全学連の闘いが、法大当局の暴力支配を日々打ち崩している。戦争をとめる力もここにある」と確信溢れる提起を行った。

 国労5・27臨大闘争弾圧弁護団の山本志都弁護士による講演では、「団結破壊のために使える、ストレートに治安弾圧のために使えるのが暴処法。なぜ暴処法弾圧かということを考えるとき、やはりその時代認識であり、その根底にあった全学連と文化連盟が団結していたということをきっちりと押さえる必要がある」「暴処法は闘えば勝てる。弾圧を恐れず、暴処法を引き出し、これを打ち破っていく闘いをともにやっていきたい」と力強いアピールがなされた。

 集会の第二部はメインの法大・文化連盟の洞口朋子さんからのアピールだ。会場からの万雷の拍手のなか洞口さんのアジテーション! 「ある学生は、奨学金を返すために働かなければならず、そのせいで大学に行けなくなっている。これが大学なのかと怒っている。この怒りと結合させないための処分、暴処法だ」「5月16日に沖縄で逮捕され、『仲間を裏切れ』という取調べ。しかし外の仲間や、一緒に逮捕された12人の仲間との団結があったから、この弾圧を打ち破ることができた」「なんとしても8人の学生を取り戻すために全国声明運動を広げよう。暴処法をぶっとばす力はこの場にいる一人ひとりの中にある。私たちが社会の主人公になろう」という感動的アジテーションに全参加者が奮い立った。

 さらに、解雇撤回・JR職場復帰を闘う国労秋田闘争団の小玉忠憲さんから、1047名解雇撤回闘争勝利の火を噴くようなアピールが続いた。「国鉄分割・民営化は戦後の労働者と資本の階級的力関係を変える攻撃だった。しかし、動労千葉と1047名闘争は脈々と生き続けてきている。『解雇は許さない、失業しても団結に依拠しともに生きよう』という国鉄闘争は、法大闘争とともに6千万労働者、300万学生と結合できる。11月1万人結集で労働者の革命的回答を叩きつけよう」 

 発言の最後に全国声明運動事務局から「全国声明運動を『8学生を即時釈放せよ』という10万人の全人民的大運動へと本格的に発展させよう」として、①11月1万人結集運動と全国声明運動を一体のものとして取り組もう、②自分の職場にこだわって勝負し、全国声明を職場で拡大して労働組合を甦らせよう、③青年を組織する運動にしよう、大胆に青年を革命に組織しよう、と3点の核心が提起された。(宮城・T)

11月1万人決起で自治労本部打倒を
大阪市役所前で毎週街宣
 大阪では、毎週水曜日の退勤時に大阪市役所前で11月1万人決起を訴える街頭宣伝を行っています。自民党支配を打ち倒した「8・30」情勢は、労働者の中に力をみなぎらせ、労働組合を革命の武器に握りしめてたたかいぬく決定的好機を生み出しています。

 「道州制攻撃はすでに自分たちの職場で始まっています。公務員バッシング以来、大阪市の人員は1万人近く減らされ、査定給・賃金カットの強行と民営化攻撃が吹き荒れています。生活保護の職場でもこの人員不足につけ込んで臨時任用職員が導入され、すべての労働者への非正規化攻撃が始まりました。『半分の人員で倍の仕事』という攻撃はとんでもない団結破壊であり、私たちの職場をめちゃくちゃにしている。これを推進しているのが自治労本部であり、大阪市職本部です。『反対だけでは通用しない時代になった』などと本部は言うが、冗談じゃありません! 絶対反対でしか生きていけない現実が私たちの職場の現実じゃないですか! 今こそこの現実を生み出している道州制に絶対反対を貫き、与党としてこの攻撃を推し進めようとしている自治労本部を打倒しよう」「11月日比谷1万人結集で、自民党を倒したぼくら労働者の怒りの団結を民主党・連合にたたきつけよう」――青年労働者の訴えがラッシュアワーの淀屋橋周辺に響き渡って、多くの労働者の圧倒的注目を浴びています。

 労働組合としての自己解体と大政翼賛会への「質的転換」を宣言し、360万首切りの道州制推進に転落した自治労本部。熊本大会でのこの歴史的転向を徹底的に弾劾して闘った自治労の労働者は、ただちに自分の職場でも怒りの最先頭で闘っています。大阪市職でも、豊中市職でも、現場労働者のランクアンドファイルの闘いが激しく闘われています。とりわけ新たに自治労本部委員長になった徳永は大阪市職出身。大阪市職本部を打倒する闘いは自治労本部を直撃する決定的闘いです。11月1万人決起で連合本部、自治労本部を打倒しよう!今こそ絶対反対を貫いて体制内労働運動との激突をやり抜き、階級的団結を打ち固めて11月1万人決起へ突き進もう。(関西・S)

9月4日(金)
昼食は今年最後の冷し中華 餃子
夕食はウナ丼 ブロッコリーのサラダ
イカの沖漬け いろいろな漬物
今日のソウル・ワーカーズ・屋台 差入れのりんごジュースとおから
 毎日のビラまき

 だ  ん   け  つ
2009年9月4日
№198
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
「解雇撤回!」 「民主労組死守!」
さらなる闘志で闘う双龍支部
 韓国・双龍(サンヨン)自動車労働者の77日間に及ぶ工場占拠ストは、8月6日、労使合意により一旦終結したが、会社側は早くも、労組側が大きく譲歩した合意事項さえ踏みにじり、攻撃を激化させている。100億ウォンの損害賠償請求、スト参加組合員に対する会社と労組事務所への立ち入り禁止および無期限待機発令、「救社隊」社員による民主労総脱退の動きなど、むき出しの労組破壊攻撃だ。

 こうした中、金属労組双龍自動車支部の労働者たちは、解雇者を先頭に、闘争継続の意志を打ち固めている。
 支部ではこれまで、拘置所内で断食闘争を闘っているハンサンギュン支部長に代わってキムソニョン首席副本部長が支部長職を代行してきたが、キム職務代行も拘束不可避と判断し、第3指導部を選出した。一般組合員出身のパククムソク職務代行だ。

 さらに8月26日、組合傘下の解雇者組織である整理解雇特別委員会が主催して整理解雇者懇談会(写真)が開かれた。その場には、スト参加者全員を先頭に、労組指導部の予想を超えて500人が結集し、イスが足りなくなった。会場各所で討論の渦ができた。パク職務代行は、解雇者支援事業と職場復帰闘争を提起した。

 支部ではさらに、シュプレヒコールの繰り返し部分も、「整理解雇撤廃!」から「民主労組死守!」へと変えた。
 あれほどの殺人的な鎮圧作戦と労組破壊攻撃を受けてなお、しかもパニック障害や対人恐怖症などの後遺症に苦しみながらもなお、闘う意志をみなぎらせているのだ。労使合意の内容こそ、大幅に労組が譲歩したものだったが、この闘争意志と団結を見たとき、双龍闘争は勝利できる闘いだと言えるのではないか。

 一方、工場に残ることができた労働者に対しても激しい労働強化と不当労働行為が加えられている。30分早く出勤しての体操強要、全てのイスの撤去、工場間の移動禁止、暴力ガードマンによる恒常的な写真撮影、待機発令に直結する人事評価など。

 こうした状況に対し支部では工場前での宣伝戦を繰り広げ、会社側に動員された労働者の中でも労働組合の必要性に対する意識が高まっているという。双龍自動車闘争はまさにこれからが勝負だ。11月集会1万人に向けたわれわれの組織戦は、解雇撤回と団結を切望する双龍労働者の闘いと一つだ。(H)
8・31 関西 国鉄集会
1047解雇撤回掲げ 140人が結集
 8月31日18時30分から東淀川人権文化センターで、「5・27国労臨大闘争弾圧粉砕!1047名解雇撤回!関西国鉄集会」が5・27国労臨大闘争被告団、関西労組交流センターの主催で開催され、労働者学生140人の結集で闘いとりました。この集会で、8月30日総選挙による自民党崩壊、民主党・連合政権の成立という歴史的事態に、国鉄1047名解雇撤回闘争を基軸に11月1万人決起をつくりだすことを圧倒的に確認しました。

 集会は、韓国民主労総双龍自動車支部の「77日間」の闘いのビデオ上映を受け、司会の国鉄労働者の開会宣言ではじまりました。

 集会基調は、5・27国労臨大闘争被告団長の富田益行さんが提起。富田さんは「8・30総選挙の自民党崩壊は、30年代をこえる階級的大激動情勢の突入であり、プロレタリア革命・プロ独か問われる情勢だ。民主党・連合政権は革命鎮圧、戦争・道州制突撃政権であり、ここで「4者4団体」などの体制内勢力は、民主党政権の先兵になって、1047名闘争を絞殺し、360万首切りに打って出てきている。われわれ動労千葉派だけが、6000万労働者の怒りと結びつく情勢の到来だ。11月1万人結集が、8・30情勢への回答であり、プロレタリア革命を切り開く闘いだ」と鮮明に提起した。さらに富田さんは「11月1万人結集を1047名闘争を基軸に闘おう」と現下の動労千葉や動労水戸、5・27臨大闘争弾圧の攻防と意義を明らかにした。「5・27臨大闘争弾圧との闘いは国労本部打倒の闘い。1047名に心棒を入れた闘いであり、4者4団体が投げ捨てた1047名闘争の革命的意義を11・1で復権させよう」「9・26集会、10・11三里塚、11月1万に進撃しようと方針を提起した。

 九州小倉地区闘争団、5・27被告団の羽広憲さんが特別報告。国労大会での4者4団体の大破産に対して、「解雇撤回以外に勝利はない。1047名解雇撤回を訴えて仲間を拡大している、われわれは力を持っている。11月1万人結集から革命に」と訴えました。

 続いて、9・26集会実行委員会の青年労働者が特別提起。「<絶対反対・階級的団結>で闘えば、2000万青年、6000万労働者を獲得できることを7・29青年集会で確信することができた。民主党政権の成立で敵がはっきりした。11月1万に向かった決定的集会として開催します」とアピール。

 関西労組交流センターから争議組合にカンパの贈呈、各団体からの決意表明を受けました。ス労自主、教労、自治労、全逓、八尾北医療センター労組、全学連、青年労働者が続々と決意表明。特に自治労からは、熊本大会での「道州制推進に転落した自治労本部打倒の闘いが青年労働者を始め圧倒的共感をつくりだしたこと、職場の事故問題を一切は当局に責任ありで闘ったことが労働者の決起を生み出している」ことが報告されました。いずれも11月1万決起で闘うという鮮明な決意表明でした。

 5・27臨大弾圧家族の会からの決意表明を受けて、国鉄5・27臨大闘争被告団が登壇。小泉さん、東さん、原田さんが「11・1集会の1万人結集で、われわれが1047名闘争の責任勢力になる」と提起しました。

 5・27臨大闘争被告団副団長・橘さんが「8・30情勢は30年代の戦争と革命の荒々しい時代に突入した。動労千葉派がここに登場したことが勝利の展望だ。民主党政権との闘いは1047名解体、動労千葉・三里塚破壊として火を噴いている。この激突の最先端攻防は国鉄決戦だ。5・27被告団がそこに責任をとって闘いぬく。9・26から10・11三里塚、そして11・1の1万人決起を」とまとめました。

 全国の仲間のみなさん!8・31集会は、2000万青年、6000万労働者との階級的団結をつくりだし、11月を切り開く総決起集会として大成功しました。ともに11・1の1万人決起を切り開こう!(関西・K)


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