日  誌
2009年9月④

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 2009年日誌
スケジュール

2009年民主労総全国労働者大会の日程が確定
11月7日(土)前夜祭(場所未定)
11月8日(日)本大会(場所未定)

9月18日(金)
労組周りに出発 オカちゃん通過
昼食は豚バラのスペアリブ風 ブロッコリーとトマトのサラダ
夕食は野菜チャンプルーそば
餃子 ウナギ・チャーハン 鮭・高菜・チャーハン

動労千葉を支援する会のホームページから転載

サンヨンDVD総集編(20分)完成!
9.26千葉県三里塚集会へ
9/10制作 最新
ビラ ダウンロード pdf

 だ  ん   け  つ
2009年9月18日
№205
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
千葉、裁判員裁判に抗議行動
動労千葉が合流しデモ
 9月14日、千葉県で初の裁判員裁判が行われ裁判員制度はいらない!千葉県実行委員会に結集する広範な労働者・市民の闘いが迎え撃った。動労千葉がそれを牽引した。

 朝、30名が地裁前に結集。裁判員拒否者 Iさんが「私は人を裁きたくない!」という怒りの声をあげた。動労千葉からも、裁判員制度が戦争と改憲攻撃であり、11・1で反撃しようとアピールが行われた。地裁前を通る県庁労働者の注目のなか、1000枚のビラはすぐになくなった。

 12時からのデモには多くの動労千葉組合員が合流し、80名の隊列で千葉地裁を包囲し、「千葉地裁はただちに裁判員裁判を中止せよ!」「裁判員をみんなで拒否しよう!」とシュプレヒコールをとどろかせた。

 その後の千葉駅街宣では用意したビラ500枚はすぐにまききってしまった。一方、何人かは裁判員裁判の傍聴に入った。公判前整理で、検察・弁護側が、どこに裁判員の注意を向けることにするかというシナリオのもと進められた裁判は、完全な「裁判ショー」であり、多くの傍聴者が「茶番でしたね」と話かけてきた。 これは裁判などといえない。同時に、労働者にとって、資本への怒りを労働者同士に向かわせる、団結破壊攻撃そのものです。わたしたちは、裁判員制度を本当に廃止させるような労働者・人民の決起をつくりだすためにも、戦争・改憲への道を阻む結集軸として11・1への大結集運動をまきおこし、そこからさらに12・5裁判 員制度反対千葉県大集会の勝利をかちとっていくつもりです。(裁判員制度はいらない!千葉県実行委員会 N)

迎賓館・横田裁判差し戻し審、
弁護側立証に突入
 9月17日東京地裁で、迎賓館・横田爆取デッチ上げ弾圧裁判の差し戻し審第17回公判が開かれ、弁護側の冒頭意見陳述が行われた。東京高裁による一審無罪判決破棄・地裁差し戻しの暴挙により、無実の3同志はすでに22年も「被告」の座に縛りつけられている。許せない! しかも差し戻し審では検察官は立証計画を自ら撤回・変更するしかないところに追いつめられ、完全破産した。そしてこの日、被告団・弁護団による満を持した猛追撃が始まったのだ。

 法廷はかけつけた労働者、支援者であふれかえり、傍聴できない人も多数出るほど。最初に板垣宏同志、須賀武敏同志、十亀弘史同志が次々と立って、検察官の主張を裏付ける「証拠」など一切ないことが改めて明々白々となったにもかかわらず、何がなんでも被告を「有罪」にせよとの国家意思にあくまで従おうとする裁判所の卑劣で犯罪的な態度に激しい怒りをたたきつけた。「問題はきわめて単純だ。私たちは無実だ。やってないから証拠がない。やってないから有罪の立証ができない。このことを現存の法と、ごく当たり前の論理に従って判断すれば、直ちに無罪の判決を出す以外にない!」。傍聴席から「そのとおりだ!」の声が飛び、拍手が何度も起きるが、被告団の迫力と正義性に圧倒された裁判長は、制止することなどまったくできない。続いて弁護団が、すでに破産した検察立証に最後のとどめを刺すために、弁護側立証をとことん攻勢的、徹底的に闘いぬく決意を明らかにした。

 次回は10月15日。次々回は11月24日。林正彦裁判長は、弁護側立証をこの2回で終わらせ、年内に論告求刑という超スピード審理で逆転有罪判決にもちこもうと企んでいる。まさに最後のあがきだ。これを粉砕し、絶対に勝利をもぎとろう。そのためにも11月労働者集会1万人結集が決定的だ。11・1の大爆発をかちとり、デッチ上げ弾圧完全粉砕へ攻め上ろう。(千)

9月17日(木)
今日の石神井川、水が少なくてカルガモが歩いてる
迎賓館・横田裁判差し戻し審、「街」分会から3人が参加
昼食
2種のパスタ
夕食はイナダの開き サンマとサーモンの刺身 三里塚のポテト
地裁から戻り、夜はれんじつのビラまき
今夜のソウル・ワーカーズ・屋台

 だ  ん   け  つ
2009年9月17日
№204
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
福岡地裁前で弁護士先頭に
裁判員裁判抗議行動に立つ
 9月9日、福岡地裁で九州では初めての裁判員裁判の開始に対し、「市民のための刑事弁護を共に追求する会」に結集した25名の仲間が、"裁判員制度は廃止だ"と怒りに燃えて半日の抗議行動を行った。

 横断幕を張ったテントを中心に裁判員候補者たちが地裁に来る8時30分から10時と傍聴希望者や裁判関係者が最も通行する昼の時間帯の2回の抗議行動は、注目を集めた。「裁判員制度を廃止に!全九州キャラバン行動」でそれぞれの地域で闘いを共にした北九州、長崎の人たち、佐賀から弁護士が早朝から結集した。

 皆の怒りがビラを渡す時の声となって大きく響く。その先頭で共同代表の渡邉弁護士がマイクを握って、「この間の裁判員裁判は、わかりやすさだけが強調され、被告の防御権が保障されていない。刑事裁判ショーになっている」「国民の8割も反対していることに対し、罰則をもって強制動員して人を裁かせるのは違憲だ」「崩壊しつつある国家的秩序・治安を、国民が国民を裁く側に動員し統治者意識をもたせて支配を維持しようとする改憲攻撃だ」と訴えた。続く訴えも、昨日の山口地裁での裁判員裁判が、13年間、連れ合いの介護で疲れ果てた被告が無理心中を図って10日間の傷を負わせたという殺人未遂事件だが、事件の深刻さは計り知れないものがあるにもかかわらず、たった4時間強で審理が終了、きょう判決という時でもあっただけに、「たった4時間で彼の13年間がわかるのか。これで罪が問えるのか!」と弾劾した。

 昼休みには、ビラをまいている弁護士たちの知り合いたちが、「自分も反対だから。御苦労さん」と声をかけて通って行き、カンパをくれた弁護士もいた。ビラは次々と人の手に渡り、福岡では初めて1400枚もまけた。また、署名をした50代の女性は「絶対反対。呼び出しがあっても自分はいかない。罰金なんか払わない。刑務所にだって行ってやる」と激しい憤りをぶちまけていた。

 今日の事件は覚せい剤密輸事件。「もっとも市民感覚に遠い」事件で、候補者たちからも「市民が参加すべき裁判なのか」「一体量刑判断はどうやってするのか」の疑問が多く出された。裁判員候補者は候補者名簿1万2千人から80名が選出され、最終的に35人が出頭通知を受けた。しかし、来たのは31人で、4人も拒否した。出席率は、全国で行われた8件の裁判員裁判で3番目の低さだ。しかも、当日も4人が辞退を希望し、3人が辞退となった。1人が認められなかったのは重大問題だ。候補者の一人は、マスコミの取材に対し、「3日間拘束されると仕事に影響する。絶対に選ばれたくない。制度にもいい印象をもっていない」と語気を強めて述べた。

 この辞退者の多さこそ、裁判員裁判が破綻必至なことを示している。この間だけでも、あまりの審理時間の少なさに「これで真実が追究できるのか」という声が噴出、福岡ではさらに地裁職員の同席の下でさえ、「審理時間もそうだが、評議時間があまりに短くドタバタした」の批判の声があがっている。私たちの運動が、確実の人々の声をとらえていることを確信し、絶対反対を一層高くかかげ、10・2全国集会を成功させて11月全国労働者集会の1万人結集を勝ち取る中で、廃止を勝ち取っていこう。(福岡 S・N)

香川の教育労働者先頭に
四国初の裁判員裁判に抗議
  9月15日、香川県高松地方裁判所で行われた四国初の裁判員裁判に対して、裁判員制度はいらない大運動の呼びかけに応え、地元香川、徳島、岡山の仲間が抗議行動を行った。
 9時半から始まる選任手続きに来る裁判員候補者に対して、香川の教育労働者は、「私は、『日の丸・君が代』の強制に不起立で闘っています。労働者を強制的に動員する裁判員制度は戦争への道だ。労働者は団結して拒否しよう」と訴えた。

 続いて、徳島の仲間は「裁判員制度は廃止以外にない。裁判員を拒否すれば制度は破綻する」と訴えた。野田隆三郎岡大名誉教授は、「人を裁くことを強制することは問題。裁判員の負担軽減を理由に、公判前整理手続きでストーリーを決め、短時間で判決を出していいのか。裁判員と裁判官とで密室で話し合う評議では、どういう議論が行われているのか」と裁判員制度の問題点を暴露した。

朝8時からビラまきを開始したが、地裁にやってくる裁判員候補者が少ない。先月、候補者60人に呼び出し状を発送し、当日は37人に出席が強制された。しかし、実際に出席したのは29人で、出席率は78・4%とこれまでの裁判員裁判で最低となった。労働者の拒否によって、制度が破綻寸前に追い込まれているのだ。

 裁判は、現住建造物放火、傷害、強盗の3件で起訴された事件で、7月に2回行われた公判前整理手続きで事実関係は争わないことがすでに決められており、「刑の重さ」が争点となり「情状面」が審理の中心となるという。2日目には結審し、3日目には判決だ。こんなデタラメな裁判に強制的に労働者を動員する裁判員制度は廃止以外にない。
 署名に応じる通行人や高山弁護士の本を読んで関心があるという青年、マスコミ動員も含め500人の傍聴者、裁判所職員らに、用意した1000枚のビラを撒ききった。来月には、岡山、徳島でも始まる。11月1万人結集と一体で闘おう。(岡山 本原太郎)

9月16日(水)
昼食は揚げ鳥のネギソース掛け 三里塚の空芯菜の炒め スイカの漬物
アラッピー登場
3時のオヤツ 夕食は焼きエビ シシャモ煮
揚げナスのおろしあえ モズクに大葉・茗荷
漬物
ソウル・ワーカーズ・屋台 青年部のビラまき
ハマちゃんから餃子の差入れ
横で食べます
元気な高校生
外国人が通りかかりました

 だ  ん   け  つ
2009年9月16日
№203
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
動労水戸、JR研修センター
ストライキに決起
 JR東日本による組織破壊攻撃に対し、7~8月の2波のストライキを打ち抜き、新規組合員を獲得してきた動労水戸が、9月14日、三度ストライキに決起した。JR東日本は、最高裁判決での敗北を居直り不当な遠距離配転を撤回せず、運転士になるためと称して9人の組合員に研修センター入所の発令を強行した。すでに運転士資格を持っているのになぜ研修を受けなければならないのか! 研修初日、研修センターの中で、入所した組合員が怒りのストに決起した。

 
午後2時過ぎ、福島県白河市にあるJR東日本総合研修センターの門前には、動労水戸の組合員をはじめ、茨城、福島、宮城、栃木、東京などから闘う労働者がかけつけた。司会の国分勝之副委員長の音頭によるシュプレヒコールにつづき、石井真一委員長が動労水戸23年間の闘いの歴史を振り返りJRによる不当労働行為を弾劾、ストライキの意義と勝利への決意を表明した。激励の発言が、動労千葉、茨城県地域連帯労組、全金本山労組、東北せっけん労組、ス労自主から寄せられた。

2時50分、スト突入の時間に合わせ連帯のシュプレヒコールが響き渡る。入所していた組合員が門前に現れ感動的な合流を果たした。引き続き、宮城、福島の労働者、全学連の坂野陽平委員長代行、動労水戸家族の辻川あつ子さんが発言。集会の脇を通って行き来する研修中の青年労働者に、ともにストで闘おう、動労水戸と団結しようという熱い呼びかけが続いた。最後にストに突入した組合員を代表して、木村郁夫書記長が発言。屈服強要を許さず、400人が入所している研修センターの中で2カ月間闘い団結を拡大する、新自由主義の頂点に立っているJR東日本を打倒するとの戦闘宣言を発した。そして、労働者の解放をかちとるために11月労働者集会への結集を呼びかけた。

 不屈に闘う動労水戸のストライキは、11月集会1万人結集実現への決定的な号砲だ。この闘いに応えて職場、街頭で組織戦に打って出よう。(TK)


自由主義攻撃に反撃する 英労働者

英・ベスタス工場の労働者が工場占拠  双龍闘争に呼応し

  韓国双龍労働者の77日間の工場占拠、権力との死闘が、全世界の労働者をふるいたたせている時に、イギリスでも世界大恐慌に真っ向から立ち向かう労働者の階級的闘いが、工場占拠闘争として爆発している。

 イングランド南部のワイト島にあるベスタス風力発電機製造工場(デンマーク資本)の労働者が、工場閉鎖と600人の首切りに反対して、7月20日から8月7日までの18日間、工場占拠の闘いに決起した。占拠後、ただちに工場を包囲した機動隊と会社側の暴力部隊に対抗し、工場の門前に、占拠労働者の防衛・連帯のピケが張られ、支援団体のテント村が作られた。

 この報に、ロンドンを始め、全英各地で「工場占拠、断固支持」のデモや集会が爆発的に展開された。占拠中、韓国サンヨン労働者との間で連帯のメッセージが交換されている。

(写真 ベスタスの工場を占拠した労働者)
工場閉鎖、首切りへの反撃
 この工場の資本=ベスタス社は、風力発電機製造の世界最大手であり、ワイト島の工場は、イギリスで唯一の風力発電機製造工場である。ベスタス社は、ワイト島工場閉鎖の理由として、イギリスには風力発電機の有力な市場がない、イギリス政府は風力発電に積極的ではない、などとして、アメリカのマサチューセッツ州に巨大な風力発電基地の建設を決めている。

 闘争は、7月20日、突然、工場閉鎖と首切りの通告を受けた525人のベスタス労働者によって開始された。30人近い労働者が、会社の事務室を占拠し、バリケードを築いて、工場占拠に突入した。彼らのかかげた要求は、工場閉鎖反対・首切り反対、風力発電機製造工場を国有化せよである。工場を包囲した機動隊と会社側の暴力部隊の壁を破って、占拠に合流しようとした5人の労働者が逮捕された。占拠中の労働者を防衛するために、工場の前では、連日、200人規模のピケやデモや集会が行われ、環境団体などの支援グループがキャンプを設営した。

 会社側は、工場占拠の当初、占拠労働者への食料供給を一切遮断し、糧道を断つ作戦を強行したが、世論の怒りにおされてピザの差し入れを余儀なくされた。しかし、そのピザの包装紙の中に、「占拠中の労働者は、即時解雇、退職金なし」という一方的通告の文書を挿入するなどという卑劣な手段を用い、労働者の怒りをいっそう爆発させることになった。
 連帯闘争の爆発
 ベスタス工場の労組(RMT=鉄道・運輸・海運労組加盟)が全国の労働者にむけて発した支援・連帯を求める呼びかけにこたえて、7月22日、ロンドンでは、エネルギー環境省に対して、ベスタス工場閉鎖反対と国家による救済措置を要求するデモが「ベスタス労働者の工場占拠闘争に勝利を!」というプラカードをかかげて行われた。このロンドンの闘いを先頭に、工場閉鎖に対して抗議し、工場占拠を支持する大衆的デモが、リバプール・マンチェスター・ブリストルなど全国各地で、波状的に行われていった。ベスタス労働者支援・連帯のホームページが開かれ、激励のメールとカンパが集中、数日間のうちに、この工場占拠闘争は、全イギリス的闘争となった。。
 工場占拠闘争の拡大
 工場占拠闘争は、一方的な通告で、労働者の職を奪い、生活を破壊しようとする資本の横暴に対し、労働者が、労働者としての誇りをかけて団結して決起し、階級としての自信を回復・獲得する闘争として、また体制内労働運動の壁を突き破る闘いとして、まさに大恐慌のもとで、文字通り職場から、職場において、戦闘的大衆的に闘われ、中南米諸国からアメリカへ、韓国へ、そして全ヨーロッパに拡大している。30年代にアメリカで行われた工場占拠闘争を再現するような闘いが発展しつつある。闘争の直接の帰結は、現在の段階では、工場閉鎖をのまざるをえず、一定の退職金の獲得に終わるにしても、いったん現場労働者が、自分たちの職場を闘いの砦として、資本に対する強力な武器としてつかみとり、階級的力を敵味方に見せ付けるということは、かぎりなく偉大な経験として、全労働者階級に獲得されていくのだ。

9月15日(火)
月曜日の夕食 明太子
豚汁
千疋屋のケーキ
大根をオロシしているので… 今日もサンマ
天才数学者のセルゲイがロシアから数年ぶりに来ました。9月末まで大学で教えるそうです
9.14裁判員裁判弾劾千葉地裁包囲デモ
動労千葉を支援する会のホームページから転載

西荻館のホームページから転載
「えいじんぐ~地域の中で~」 最新号(第189号)
(2009年8月1日発行)

189号の内容

  • 地域に開かれた共同作業所を続けていきましょう
  • 最近の新聞記事から
地域に開かれた共同作業所を続けていきましょう
杉並区の作業所は、毎年、共同で区に対して要望書を提出します。その主体である「杉並区精神障害者共同作業所・グループホーム連絡会」の名称をどうしようか。という議論になりました。障害者自立支援法に移行して作業所ではなくなった施設も多いからです。結果、「作業所という名称をあえて残そう」「このままで良いよ」ということで変更しませんでした。それは、目まぐるしく変節する福祉行政に「飲み込まれないぞ」という私たちの意志でもあります。

にしおぎ館は「通所系施設の増加・充実を要望します」という項目を担当、同じように移行していない「TAO」の職員と文章を巡って話し合いました。

★現代の社会では皆さまざまな困難を抱え、心の問題は決して特別なことではありません。開かれた小規模作業所は通所メンバーにとってだけではなく、その必要性は地域から求められています。
★喫茶店や食堂、リサイクルショップという形態が地域に浸透し、ニーズを掘り起こしているのです。
★あそこに行けば相談できる。仲間がいる。安心できる。
★作業所は皆で掘り当てた井戸です。

区との交渉は8月31日。日本ーー世界の情勢も大激動、時代認識が重要です。

最近の新聞記事から

友達いなくて便所飯?(朝日新聞7月6日)
友達がいなく一人で学食などで食べているのを見られたくない、とトイレで食べる学生がいるという記事の紹介。

「独りで食べる人」を私は支持したい。私自身そうだから。「食事する患者に声をかけてはいけません」「病人の食事中は独りでおくほど良く食べる」と言ったのはナイチンゲールだ。食べることだけで精一杯なのだ。あいそ話をしないからと言って「問題がある」とか「不満なのか」なんて憶測しないで欲しい。「独りで食べたい」「声をかけないで」食べることはデリケートなのだ。

「脳死は死」僕にはできない(朝日新聞7月18日)
自分の祖父が脳死状態だが、声掛けに反応するようになっているという体験から、生命維持装置を外すのは人を殺す事ではないか、という中学生の投書の紹介。

「貸し剥がし倒産」の危機 AERA9月14日(月) 11時58分配信
─野党転落、議席激減でピンチとなるのが自民党の台所事情。実はずっと「借金浸け」だった。
政党交付金と献金の減少で、「倒産予測」も出始めた。──

「今の自民は衰退政党で日本の姿そのもの。出直すには倒産寸前の財務状況を立て直せるかどうかも試金石だろう」
 自民党から飛び出して総選挙直前に旗揚げして社民党並みの支持を受けた「みんなの党」の渡辺喜美代表は、野党に転落した自民の急所をカネと見ている。命運を握るのが国庫から税金で支給される政党交付金だ。
 企業献金への批判や先細りを背景に1994年にできた制度だが、金の配分は議席数や得票数に比例する。今回の衆院選大敗で、衆院の議席が300議席から119議席に激減。2009年分の交付金は今年1月時点の算定では、約157億円もあったが、そこから来年は約53億円も減る予定だ。
 これまで「余裕の過半数」を背景に、党本部は銀行から借金を続けていけば、年間300億円規模の予算を運営できた。だが、その構造は「他人依存」でいびつだ。
 自民党本部の直近の政治資金収支報告書(07年分。08年9月公表)を見ると、前年からの繰越分を除く収入(252億円)の3分の2は交付金に依存している。機関紙の発行など事業収入は5億円余り。党員らが払い込む党会費は10億円に過ぎない。つまり、選挙次第で増減が激しい交付金の衝撃を緩和できる自主財源を欠く危うい財務基盤だ。

■メインはりそな銀

 07年末の銀行からの融資残は63億円ある。今回の総選挙で、来秋に公表される今年分の借入残高は「増えているはず」という見方が強い。また今月末に公表される昨年分も「大敗した参院選に金がかかって、借金は削減できていないはず」(閣僚経験者)と見られている。
 東京・永田町にある自民党本部の土地は国有地のため、担保に差し入れられない。1966年完成の9階建てのビルも担保価値はほとんどない。このため、銀行融資を受ける際には歴代の幹事長と経理局長が連帯保証してきた。
 今選挙で比例で何とか復活当選した中川秀直元幹事長は、
「幹事長を降りて融資や(連帯保証の)引き継ぎが終わると、ほっとしたものですよ」
 今回は借金が予定通り返済できない可能性が高く、借り換えの際にも「保証人」となる次期幹事長の荷は重い。「細田幹事長の後任選びは難航する」といわれる理由のひとつだ。台所を預かる宮路和明経理局長と木村義雄財務委員長がそろって落選したことも痛手だろう。
 借金を抱えて下野した自民を支えるのは、2兆円もの公的資金の注入を03年に受けたりそなグループだ。実質国有化され再建途上のりそなは、前述した自民への07年の融資残63億円のうち、約33億2500万円と過半を占める。05年には、実質的に他行の融資分を肩代わりした形で54億円もの融資残があった。国から救済された側が、政権党の台所事情を支えた形だ。
 りそなは、議員会館や国会に支店を持ち、旧大和銀時代から政界と関係が深いと言われるが、民主党政権下になる金融庁の指導強化によって、年末、年度末に向けて「貸し剥がし」圧力がかからないとも限らない。
 自民が借金体質に陥ったのは、バブル崩壊、細川政権下での初の野党転落、小選挙区制導入、政治資金の規制強化などの「逆風」のためだ。

■小沢氏の置きみやげ

 90年の総選挙の際には、大手9行に150億円を融資させた。当時の小沢一郎幹事長が金融・建設業界に献金を割り振り「献金までのつなぎ」として大手行が融資に応じた経緯がある。
 続く、93年の総選挙でも、梶山静六幹事長が100億円融資を求め、経団連トップが「経団連が返済に協力する」との念書を銀行側に示したとされる。
 しかし、経団連は93年、ゼネコン汚職事件をきっかけに企業献金の斡旋をやめてしまう。翌94年には政党助成法が成立して難を逃れたが、交付金頼みが始まった。
 党本部の交付金を除いた主な収入は、政治団体からの寄付(07年だと31億4000万円)だ。すべてが自民党への企業献金の窓口である国民政治協会からのものだ。
 国民政治協会の会長を務める山口信夫旭化成会長は厳しい見方を明かした。
「財界の財布の紐は締まるばかりです。自民の財政は相当厳しくなるでしょう」
 日本経団連のある幹部も、
「野党になった自民への献金が現状維持とはいかないのでは」
 と漏らす。
 そもそも民主党は企業献金廃止を公約に政権奪取してもいる。
 となると、リストラで帳尻を合わせるしかない。
 選挙後、党財政改革の焦点に「代議士数より多い」という約180人の党本部職員の削減問題が浮上した。だが、大量解雇は「組織力が落ちて来年の参院選が戦えなくなる」との懸念から先送りされた。代案として2割前後の賃金カットの方向が固まった。ただ人数も「いずれ3割は辞めさせられる」という噂が広がっている。
 また、党グッズ販売や食堂経営など党本部は多くのファミリービジネスを抱えている。党の幹部職員が役員を務める広告会社などとの10億円単位の取引について、国会で追及されたこともある。「特殊法人のファミリービジネスのように不透明、不採算だ」といった指摘もくすぶる。

■再建は国鉄方式も

 党本部の組織・財務改革の必要性を訴える田村耕太郎参院議員は、こう話す。
「解党的出直しをするなら、借金漬けの党財政を上場企業並みの情報開示でガラス張りにして、組織のリストラで党の台所から立て直してゆくべきです」
 野党転落で議席や献金が減り続けるとどうなるか。
 自民党を形式的に「倒産」させ、債務を減額してもらい、新たな受け皿政党を用意して、そちらに議員が移る。
 こんな国鉄清算事業団方式を彷彿とさせるウルトラC再建案を示唆する関係者もいる。
 膿を抱えた組織から議員が集団離党し、借金もしがらみもない新しい組織に丸ごと移って、献金も交付金もそちらで受け取るやり方だ。旧自民党は解散、休眠させるなどの処理法はいろいろある。債務処理は、銀行と交渉すればよい。こうした「新会社」「受け皿組織」を利用した再建は法人では珍しくない。
 過去に解散・合併した政党は数多い。総務省は「政治資金規正法上、債務を残して政党を解散してはならないなどの規制はなく、収支報告書など届けを出せばよい」という見解だ。
編集部 山下努
(9月21日号) 最終更新:9月14日(月) 11時58分

9月14日(月)
法大5・28暴行デッチあげ裁判で無罪
 9月14日、新井拓君と中島宏明君の法大5・28暴行デッチあげ裁判の判決公判が行われました。結果は、2007年の4・27弾圧における新井君の一部の行為を除き、すべてを無罪とする決定的な勝利判決です。
 5・28弾圧は、新井君と中島君が、法大当局が雇った東京警備保障の警備員である星と正木を殴ったとするものです。しかし、裁判所はこれをデッチあげと認め2人に無罪を言い渡しました。

 そして、4・27弾圧についても、「新井君が法大職員の佐藤を投げた」とする点について無罪の認定を行いました。しかし、「安東学生部長に後ろから抱きつき首を絞めた」という部分については、デッチ上げを追認し「懲役3ヶ月、未決算入3ヶ月、執行猶予3年」と実質無罪ではあるものの、不当な判決を言い渡しました。

 藤田正人主任弁護人と河村健夫弁護人、そして中島君と法大生の洞口朋子さんは、さっそく司法記者クラブで勝利の記者会見を行いました。突然の会見にも関わらず、十数社が詰めかけました。

 2006年の3月以来、110名の逮捕者と33名の起訴者を出してきた法大弾圧のなかで、最初の起訴者を出し争ってきたのが、この5・28裁判でした。不当なデッチ逮捕や暴力的な排除と処分を繰り返し、学生支配を行ってきた法大当局の正体を、東京地裁ですら認めざるを得なかったのです。
 法大闘争を闘う学生の正義と、法大当局の腐敗ぶりが誰の目にも明かです。東京拘置所から出廷した新井君も、元気いっぱいでした。これから始まる新たな法大裁判の勝利にともに進みましょう。(T)

 だ  ん   け  つ
2009年9月12日
№202
福祉労働者連帯ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
9/14 に 動労水戸ストライキ

 動労水戸は、JR東日本による最高裁判決を逆手にとった組合破壊攻撃に対して、7月~8月と2波のストライキを軸に闘い、不当配転を阻止し、新しい組合員を獲得、JR東日本を追いつめ、闘いを継続しています。

 しかしながら、JR東日本は、不当な遠距離配転を撤回せず、運転士になるための研修センター入所発令を強行してきました。

 動労水戸は9月9日19時から闘争委員会を開催し、ストライキで反撃することを決定しました。 組合の団結を強固に固めながら、不屈に闘う動労水戸36名の決起は、8.30情勢下で11月へ激しく闘いぬいている全国の仲間に対する限りない激励です

■動労水戸闘争委員会での決定事項■
1.9月14日(月)入所する当事者組合員が14時45分からストライキ突入。
2.全体の結集方針
9月14日(月)14時
福島県白河市「JR東日本総合研修センター」入口に結集



自由主義攻撃に反撃する 英労働者

ストライキと工場占拠で決起
 大恐慌下、民営化と闘う英郵便労働者

  波状ストへの突入

 イギリス郵便労働者は、世界大恐慌に立ち向かい、民営化反対の数波にわたる闘争を、体制内労働組合の壁と激突しつつ、粘り強く闘い続けている。

 6月19日、ロンドン全域とスコットランドの一部地区の郵便労働者が、2日間のストを闘った。スト権投票は、91%という高率だった。

 7月17日の“全国統一行動”では、1万2千人がストを闘った。
 8月7日、2万5千人の郵便労働者が、一連の24時間郵便ストの一環として、ストを行った。

 8月12日には、ロンドンの数千の郵便労働者が24時間ストを行った。全国的には参加者は、1万2千人で、郵便物の集配にまる一日中影響が出た。
  (写真 ストライキ中にデモをする郵便労働者【7月20日】

  体制内指導部への怒り

 こうした数波におよぶ英郵便労働者のストライキは、ロイヤルメール(郵便公社・郵便部門)が計画している「部分的民営化」計画と、その先取りとして、現在郵便事業現場に襲いかかっている当局・資本の攻撃に対する怒り、そしてこうした闘いを抑えつけようとしている体制内労働組合指導部への怒りの爆発である。

 現在、労働党政府は、野党である保守党の支持のもとに郵便事業の民営化、さしあたりは、ロイヤルメール(郵便部門)の30%を民間会社に売却する計画を強行しようとしている。しかし、現在の世界大恐慌情勢のなかで、なかなか、買い手がみつからない状況だ。このなかで、イギリスの郵便労働者を組織するCWU(通信労働組合)は、民営化計画は、“ロイヤルメールとCWU合作による近代化プラン”として遂行されるべきだ、などと称して基本的に賛成し(2007年の労資協定)、現在、買い手の民間企業が見つからないのは、ロイヤルメールの“近代化プラン”推進の努力が足りないからだ、などと“批判”している有様である。

 しかし、郵便労働者の職場では、民営化を待たずに、休憩時間を認めない勤務計画、時間外労働の強制など、協約違反の数々の労働強化が襲いかかっている。組合の会議では、一年に46時間にのぼる超過勤務、年収が6千ポンド(約93万円)減収した例、強制配転が日常となり、労働条件が日々悪化している例などが、怒りをもって報告されている。

 民営化計画の核心には、30~40%におよぶ首切りとならんで、膨大な赤字をかかえる年金制度の問題がある。ロイヤルメール関係者は、「年金制度の廃止」を公言している。ところが、CWU本部は「今のようなガタガタの経済の状況では、年金要求はできない。近代化が先だ」などと主張し、ロイヤルメールの年金攻撃を容認している。こうしたなかでマスコミは、「レーガン・サッチャーの勇気に見習え」などとあおっている。
  決起する現場労働
 郵便労働者は、こうした現実に対し、波状ストで闘っているが、その闘いの最大の妨害者はCWU(通信労働組合)そのものである。現場労働者は、全国ストを求め、そのためのスト権投票の実施を要求する声が400から500の支部から本部に殺到していた。しかしCWU本部は、これを執拗に無視し、絶対に全国統一ストの指令は出さず、各支部のストライキを分断し、無力化し、労働党政府およびブルジョアジーとの激突を必死になって避けようと、全力をあげているのである。

 7月17日のCWU全国集会では、本部への怒りが爆発し、ある代議員は、「私は、公認だろうと非公認だろうと、ストはやるつもりだ。それに、闘う鉄道労働者、地下鉄労働者との最大限の団結をかちとるべきだと思う」と発言した。さらには、「労働党と絶縁せよ」という動議さえ提出される〔討論はされなかったが〕まで、政府・体制内労働組合への現場労働者の怒りは高まっている。



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 2009年日誌
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