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スケジュール

2009年民主労総全国労働者大会の日程が確定
11月7日(土)前夜祭(場所未定)
11月8日(日)本大会(場所未定)

9月20日(日)
北部11月集会、池袋街宣&東京北部ユニオン第4回大会

東京北部ユニオン第4回大会
東京北部の主流派へ!
 今回の大会をもって福祉労働者連帯ユニオンを「東京北部ユニオン」と名称変更する決断をしました。それは、この1年間の中で培ってきた職場・地域を越えた団結を発展させ、北部労組交流センターや職場闘争委員会に結集する全労働者の力で、東京北部地区における主流派として登場し立ちきろうということです。(中略)

 つまり福祉労働者連帯ユニオンに更なる飛躍が求められているのです。一切の回答は、動労千葉などの3組合が呼びかける11・1労働者集会への1万人結集です。ここに集まった皆さんの全身全霊をかけての飛躍を要請して、総括とします。
 大会後、交流会へ
最後にインターナショナル
隣りで飲んでいた青年も合流  店外に出て、街頭でもう一度、インターナショナル
←「七彩」  「江戸甘」 → 
帰りに都立家政の「麺や・七彩」に行ったがお休み、代わりに夜の部は「七彩」のセカンド・ブランド
「TOKYO味噌らーめん・江戸甘」という店に。東京味噌ラーメンの麺・スープは感動的だった。

米カリフォルニア州で
全大学が一斉授業放棄へ
 全米最大の州カリフォルニアで9月24日、州立大学が一斉授業放棄に突入する。州の教育予算カット、解雇・強制休暇(賃金カット)、学費値上げに対する実力反撃だ。これまでは、州都サクラメントでの全州結集デモや各大学での抗議行動はあったが、全州一斉に大学で大規模な実力行動をするのは初めてだ。参加するのは、カリフォルニア大学(ロサンゼルス校、バークレー校など多数のキャンパスをもつ)や他のいくつかのカリフォルニア州立大学である。

 ストライキ決議をしたのは、AAUP(全米大学教授協会)、UPTE(大学専門職・技術職労組、1万2千人)、UCSA(カリフォルニア大学学生協会、20万人)だ。また、UCB(カリフォルニア大学バークレー校)連帯連合は、9月24日に授業放棄とティーチインをすることを呼びかけ、またすべての大学職員、学生、その他の関係者にピケットラインを越えないよう呼びかけた。UCSB(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)では、90人の教授が学部スタッフの授業放棄に参加する団結署名をした。
 州の教育費カットによって、たとえばサクラメント州立大学の教授は、月に2日の休暇を取ることを強制されている。その分だけ賃金が減らされる。同大学の学生は、今学期は2400ドルの学費を要求されている。06年の同学期1200ドルの2倍だ。退職教授の不補充と教授や講師の解雇、強制休暇で講義数が減り、どこも満員状態。授業を申し込んでも何期も待たされる状態なのに、学費だけが値上げされている。今期中にさらに学費を10%値上げする案が浮上している。
 カリフォルニア大学当局は、今後2年間で定員の4万人削減を達成するとしている。これは、低所得層を大学から排除する攻撃だ。
 州政府は、生活関連の予算をカットする一方で、それに対する怒りを警察と監獄の力で強引に押さえ込もうとしている。カリフォルニア州は、1984~85会計年度から2009~2010会計年度に、刑務所予算を685%も増加させた。同期間の高等教育予算は159%増加にすぎない。カリフォルニア大学の赤字は、5・6億ドルというが、それは、カリフォルニア州の刑務所が投獄している16万7千人のうちの1万1千人分の費用でしかない。アメリカの刑務所人口は、人口比で世界一だ。これら一切への怒りが本格的に爆発する時代が始まった。(S)
 写真は州の予算カットに抗議するロサンゼルス技術短大の学生(09年6月)

鈴木さん一坪裁判で
仲戸川裁判長に怒り炸裂
 9月17日、千葉地裁で三里塚反対同盟の鈴木幸司さん、いとさん夫妻の一坪共有地裁判の口頭弁論が開かれた。この裁判は駒井野の一坪共有地の明け渡しを求めて、千葉県が共有者の鈴木さん夫妻を訴えたもの。この土地は「千葉県物流構想」なるものが計画されていたがすでに頓挫し、県が成田空港会社(NAA)に転売することだけを目的に強奪を狙っている。裁判長は、現闘本部裁判で不当な訴訟指揮を行ったあの民事5部・仲戸川隆人だ。

 開廷に先立って、反対同盟は地裁民事の書記官室を訪れ、仲戸川裁判長への申し入れ行動を行った。6月25日の現闘本部裁判の法廷で突如、実質審理の打ち切りを一方的に通告したことに対して、反対同盟はすでに7月21日に①石橋恵美子、法理哲二証人の再喚問と直接対面による証人尋問②木造建物の存在と建物構造を確認する実地検証を求める申し入れを行っていたが、2カ月が経過しようとしているのに回答がないことへの再度の抗議・申し入れだ。だが仲戸川は書記官を通じて「法廷でしか対応しない」と伝え、あくまで面会を拒否。怒りの中で北原鉱治事務局長が申入書を力強く朗読した。続いて顧問弁護団が、地裁所長に仲戸川更迭を求める申し入れ行動を行い、法廷に臨んだ。

 10時半に開廷。弁護団はただちに葉山岳夫弁護士を先頭に発言を求め、面会拒絶という対応を徹底的に弾劾・追及した。仲戸川は「本件とは関係ない」と言い放ち、法廷は怒りに包まれた。北原さんも傍聴席から「公平な裁判をやれ!」と弾劾した。

 今回の弁論では、先日千葉県側が出してきた準備書面がまったくずさんでいい加減なものでしかないことを弁護団が鋭く追及した。しかも県の代理人は、前回の法廷で提出命令が出されていた譲渡契約書、買付証明書、購入申込書などいずれも「ない」と強弁し、言い逃れを試みた。原告・千葉県は「全面的価格賠償方式」(当事者が反対しても金を払って土地を取り上げる)を使っての一坪強奪を画策している。反対運動の共有の財産である一坪共有地を、空港への地上げ屋的転売のために寄こせ、などというのは全面的に違法・不当だ!

 仲戸川裁判長は「双方の主張を早めにそろえて」などと拙速裁判、早期結審の意図をあからさまにした。抗議の中を閉廷を宣して退出しようとする仲戸川に対し、市東孝雄さんが「法廷でしか対応しないと言うからここにきたのに、関係ないというさっきの態度は何だ!」と鋭く追及した。

 閉廷後に裁判所内の待合室での反対同盟、弁護団、支援者の会合がもたれた。弁護団の解説・発言に続き、鈴木いとさんが「あの土地は私らのものではなく反対同盟の財産です。これからもがんばります」と笑顔で決意を語り、大きな拍手を受けた。動労千葉の後藤俊哉さんのあいさつを受け、最後に萩原進事務局次長が「現闘本部裁判は年内結審、いや年内判決もありうる情勢。市東さんの裁判も重大局面にある」と注意を喚起し、10・11全国集会大結集へ気を引き締めて闘うことを誓い合った。(TN)

9月19日(土)
11・1労働者集会、1万人決起実現、毎週土曜日、第3波、全日ストライキ決行中!
頑張って下さい!
昨夜のソウル・ワーカーズ・屋台



青年部の連日ビラまき

ブーちゃん、登場、家猫スト 昼食は定番・つけ麺
宇都宮餃子
カンパ、サンフランシスコパンフお買い上げ、いろいろあった
夕食はサンマ、5匹で200円。どこまで安くなるのだ!
スト差入れ、

← イナダ  枝豆  →  

「杉並まるごと民営化」の破綻が表面化しはじめた 2009年09月17日 | 日記
北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」 のブログから転載
 昨日の東京新聞のみに報道されましたが、高円寺地域区民センターの受付業務を受託していた(株)東宝クリーンサービスが、契約期間中であるにもかかわらず事業からの撤退を区に申し入れ(他の自治体でも10ヶ所以上そういう事態を生じさせているようです)ました。しかも、50人の労働者には2ヶ月の賃金未払いが発生していたというのです。現状を昨日現場で聞いてきましたが、18日から新たな事業者が業務を引き継ぐことになっており、労働者はそのままの労働条件で新しい事業者に継続して雇用され、未払い賃金は撤退する事業者から支払われる約束をとった、とのことです。この件はすでに議会にもさまざまな形で訴えられ、党派を超えて問題になっていたところでした。労働者が団結して声をあげたからこその現状であり、団結して行動することの強さを実感したところです。

しかし、今回の事態についての区当局の責任は重大で、「杉並まるごと民営化」政策の矛盾・破綻が表面化しはじめたひとつの典型的な事例と言うことができます。すでに今年3月から賃金の遅配が発生しており、労働者の訴えを受けて区は業務改善命令を出していたそうです。けれども、さしたる事態の改善が見られないにもかかわらず、区は事業者に委託料を支払い続けていたのです。こうした事業の9割以上は人件費ですから、そこから賃金を支払っていなかったということは、明白な業務委託契約違反ですし、他の用途に使っていたのでしょうから「横領」さえ構成する犯罪的事態です。

私たちが繰り返し繰り返し議会の内外で弾劾・追及してきたように、民営化にともなう民間労働者の労働条件について区は責任をもたないという問題が、ついに表面化してきました。議会答弁で区は、「それぞれの事業者は法令を遵守してやっているので問題ない」と何度も答弁してきました。その結果がこれですか!区はただちに民営化政策をやめよ!



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