日  誌
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 2009年日誌
スケジュール

暫定滑走路北延伸10月供用粉砕 市東さんの農地強奪阻止
 農地法改悪・改憲攻撃粉砕
 成田を軍事基地にするな

三里塚芝山連合空港反対同盟ブログへ
10・11全国総決起集会

10月11日(日)正午 成田市東峰 反対同盟員所有地

【会場への行き方】成田駅からタクシーで東峰十字路まで約2500円。車は、成田インターから国道295号線、日航ホテルの所を左折し小見川県道、東峰十字路近くへ。

主催/三里塚芝山連合空港反対同盟

2009年民主労総全国労働者大会の日程が確定
11月7日(土)前夜祭(場所未定)
11月8日(日)本大会(場所未定)

10月10日(土)
11・1労働者集会、1万人決起実現、毎週土曜日、第5波、全日ストライキ決行中!
賛同署名が集まります
 「街」前の農園で茗荷
青木さんが昼顔(カンピョウ)をもってきました
昼食は熊本ラーメン
いろんな人が通ります。
「いまの政治は間違ってる。
敗戦後、天皇を取り囲んで、
列車に逃げ込んだのに対して、
警察の阻止線を突破した十数名、
の闘い」を静かに訴えるジェントルン
がいました。サンフランシスコ・パンフが
たくさん売れました。
労働者階級は本当に怒っている、
ということを感じた、
第5波、全日ストライキでした。
与論島からドラゴン・フルーツが来ました。感謝!
夕食はたくさんあったけど、写して
いません。

悲願の「外環道」建設遅れ、民主都議も落胆 10月10日3時8分配信 読売新聞

悲願の「外環道」建設遅れ、民主都議も落胆
 「渋滞解消の切り札なのに。建設が遅れてしまう」――。東京外郭環状道路(外環道、練馬―世田谷間)の建設事業で、計71億円の補正予算のうち9割以上の執行停止が9日、国土交通省の馬淵澄夫副大臣らから発表された。

 停止を免れたのは測量・設計費5億円のみ。東京都の担当幹部からは「地元自治体の意見を一切聞かれなかった。これでは“非民主党”だ」と皮肉交じりの嘆息が聞こえ、政権交代に一役買った民主党都議からも「残念の一言」と疑問の声が出た。

 「国交省の出先事務所に聞いても『わからない。本省に聞いてくれ』の一点張りで、現場に情報がない。政治主導にもほどがある」。外環道事業を担当する都建設局には、発表にあたり国交省から連絡は一切なく、情報収集に追われた担当幹部は怒りに語気を強めた。

 都にとって、外環道建設は「悲願」だ。16キロに及ぶ練馬―世田谷間は1966年に都市計画決定されたが、地元の反対運動で凍結。99年に就任した石原慎太郎知事が、「渋滞は東京の致命的な欠点」などと凍結解除を訴え、計画が動き出した。

 今回、事業費が国の補正予算にやっと盛り込まれ、「渋滞解消は鳩山政権が掲げる温室効果ガス削減にも寄与する。大事な事業なので、執行停止はないだろう」との見方が強かった。

 それだけに、用地買収費など66億円の停止に落胆が広がったが、別の都幹部は測量・設計費が残ったことに望みをつなぎ、「着工は遅れても、事業自体は続ける考えだと受け取った。用地買収はできなくても住民向けの説明会など必要な措置を早く始め、早期着工を目指すべきだ」と注文した。

 今月7日には、民主党を含む超党派の都議が、前原国交相に執行継続を要望したばかりだった。民主都議団の大沢昇幹事長は「補正見直しという党本部の大きな波にのみ込まれてしまった。今後も必要性を訴えたい」と無念そうに話した。

 一方、建設に慎重な立場の住民団体「外環道検討委員会」の運営委員、大塚康高さん(67)は「少なくても予算が付くと言うことは、事業が進むということ」と不満を語った。

補正見直し2400億上乗せ、2兆7500億確保

 政府は9日、2009年度補正予算の見直しで、執行停止する事業についての各府省庁からの追加報告を締め切った。

 内閣府、厚生労働、国土交通、経済産業省などが上積みを回答した。執行停止総額は第1次集計(6日発表)の2兆5169億円から少なくとも2400億円程度を上乗せし、2兆7500億円を確保した模様だ。仙谷行政刷新相はさらに精査したうえで16日に最終的な執行停止事業を閣議決定する予定だ。

 内閣府は公共事業の地方負担分の一部を肩代わりする「地域活性化・公共投資臨時交付金」のうち1000億円の執行停止を決めた。

 厚労省は新たに854億円分を加え、総額5213億円を執行停止すると発表した。地域医療の問題を解決するための「地域医療再生臨時特例交付金」の一部(削減額750億円)を凍結する。

 国交省は295億円を上積みして総額9170億円分の事業を削減すると正式に発表した。削減する主な事業は、岐阜、和歌山県などの高速道路6路線で、暫定2車線を4車線化する事業(2613億円)や、東京外郭環状道路(練馬―世田谷間)の用地買収費用など(66億円)
10・16JR本社前に結集を、動労千葉など3労組呼びかけ
 動労千葉、動労水戸、動労連帯高崎の3労組が10・16JR本社緊急抗議行動の呼びかけを発した。11・1労働者集会の爆発を切り開く決定的闘いだ。全力で集まろう。(編集局)

 すべての闘う仲間の皆さん! 私たち三組合は、10月16日、国鉄1047名解雇撤回を求め、卑劣な組合潰し、業務外注化、安全崩壊の現実と闘うために、JRに対する緊急の抗議行動に立ちあがります。

 JRの職場では、今も露骨な組合潰し、不当労働行為がまかり通っています。私たちは、運転士の国家資格をもちながら、動労水戸や動労千葉の組合員であるというだけの理由で20年以上も運転士に発令しないという露骨な差別事件で、最高裁の勝利判決をかちとりました。ところがJR東日本は、この判決を守るどころか、それを逆手にとって、動労水戸の組合員を通勤に4時間もかかる職場で運転士に発令しようとしています。こんな卑劣なやり方は絶対に許せない。

 千葉では、動労千葉のベテランの車両検査係を業務から外し、組合役員を狙い撃ちで配転するという攻撃が今も続いています。

 尼崎事故をめぐり、「事故調査委員会」の委員に飲食接待等を繰り返して、事故調査報告を改ざんさせようとしていたことがあらわになっています。107名の乗員・乗客の生命を奪っておきながら何の反省もなく、事実を隠ぺいすることしか考えていなかったのです。信濃川での不正取水問題も含め、平然と違法行為が繰り返されています。事故や車両故障が多発しJRの安全は崩壊しようとしています。これが民営化の結果もたらされたものです。

 われわれは闘い続けます。なぜなら、国鉄分割・民営化が戦後最大の労働運動解体攻撃だったからです。その結果もたらされたのは1000万人をこす労働者が非正規職に突き落とされる現実でした。そして今また、道州制導入をめぐり、「国鉄方式」で公務員労働者360万人を一旦(いったん)解雇し、選別再雇用するという究極の民営化=労組破壊攻撃が労働者にかけられようとしています。私たちはすべての労働者の怒りの声の先頭に1047名闘争の旗をおし立てる決意です。10・16抗議行動から、11・1労働者集会に攻めのぼろう。ぜひとも多くの仲間の結集をお願いします
国鉄1047 名解雇撤回!
JRは運転士登用差別事件最高裁判決を守れ!
不当配転、組合つぶしを許すな!
動労千葉を支援する会のホームページから転載

車両検修業務外注化阻止! ライフサイクル制度白紙撤回!
JR-事故調による尼崎事故隠ぺい工作弾劾! 運転保安確立!
派遣法撤廃! 道州制-公務員労働者360 万人首切り攻撃粉砕!

JR抗議行動10月16 日(金)17時~
JR東日本本社前(JR新宿駅南口)
抗議デモ同日18時30分
新宿中央公園・水の広場集合(出発19時)

【呼びかけ】
国鉄千葉動力車労働組合(千葉県千葉市中央区要町2-8 DC会館℡043-222-7207)
国鉄水戸動力車労働組合(茨城県水戸市三の丸3-1-3 ℡0292-27-6020 )
国鉄高崎動力車連帯労働組合(埼玉県熊谷郵便局私書箱56 号℡0485-32-1203)


 だ  ん   け  つ
2009年10月10日
№216
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
法大4・24弾圧裁判初公判、
恩田君が裁判長に宣戦布告!
           
10月7日、東京地裁で、法大4・24建造物侵入・威力業務妨害デッチあげ裁判の初公判が開かれました。5日の暴処法裁判にも出廷した恩田君、増井君、内海君とあわせて、齋藤君、倉岡さん、冨山君が元気に出廷しました。

 今日は何より、東京地裁刑事第17部の登石郁朗裁判長がものすごく強権的で、威圧的で、権力の塊みたいな奴でした。恩田君が意見陳述の終わりにさしかかった頃に「裁判所は公平に裁くところかと思っていた。だけどそうじゃないことがわかった。俺たちが貴様らを裁く」と宣戦布告をしたんです。かっこよくて私も「よしっ!」と言いました。そうしたら裁判長が「貴様というのが不穏当発言だ」と言って恩田くんに退廷命令を出しました。それに抗議した冨山君にまで(今から意見陳述だというのに)退廷命令を出し、冨山君だけ意見陳述できないまま裁判が終了するというむちゃくちゃ横暴な裁判でした!!

 自ら退廷させておきながら「明日の打ち合わせはどうしますか」と言ってきた裁判長に対し、弁護団が「打ち合わせ拒否!」と断ったそうです。

 そして、出廷した6人はとにかく元気でした! 意見陳述トップは斎藤君。トップらしく堂々と発言していて「大学だから自由なんじゃない。自由なところが大学なんだ」と今の法大のあり方は正しいのか? と問いました。増井君は時間内に言いたい事をすべて言うために間髪を入れずに訴え、「10・16でガンガン暴れよう!」と傍聴席の方に身体を回転させながら全身でアジッてました。内海君は「キャンパスで闘うんじゃない。闘うところがキャンパスなんだ」「みんな革共同に結集しよう!」と彼らしく元気に力強く訴えました。恩田君は法大の悪業、不当な取り調べ、裁判所に対する宣戦布告。いずれも実名を挙げて暴露していました。恩田君の自分史とも言えるような陳述内容で、今の恩田君になっていく歴史(葛藤)がよくわかりました。

 そして倉岡さんは「教員をめざしていた時に、自立支援法が制定されたり教基法が改悪された。これを問題にしないで授業が進められていくことに疑問を感じた。これと闘わないで、教員になって不起立で闘えるはずがない、そう思って法大に来た。それまでも闘っているつもりでいたが、心のどこかで自分だけは就職できるんじゃないかと思っている自分がいることに気付いた。法大にきて、本気で闘うということは逮捕も恐れずに闘うことだとわかった」と言っていました。涙が出そうでした。

 私はみんなの意見陳述がグサグサ心に刺さって、ホントにすごい闘いをしてるんだと思いました。それと対照的な権力の醜さ! いくらグラグラだからと言っても、こんなやり方は絶対に許さない! 認めない! 殴ってやりたくなりました。

 そして、倉岡さんが言っていたことは辺野古で金城祐治さんが言ってたことと同じだと思いました。「今闘わなくていつ闘うんだ」。まさに時代は民主党に擦り寄って権力の奴隷になるのか、プロレタリア革命を対置して勝ちきるのか、そういう情勢だと思います。今日の裁判長を見て「あんなめちゃくちゃなやつに権力握られたままでたまるか!」っていう怒りがより一層わいてきて、改めてこの情勢における階級闘争が決定的だということがよくわかりました。

 彼らにとっての法大が私にとっての職場です。職場は職場で苦闘の連続です。だけど私は今日の怒りも悔しさも仲間の勇姿もすべて闘う力に変えて、明日からまた職場でやりたいと思い直しました。10・11三里塚、10・16法大&JR本社弾劾、11・1日比谷と、闘いは目白押しです。共に頑張りましょう!!(東京・E)
 10/7初公判報告
「法大を学生の手に奪い返す」(倉岡さん)
6学生が裁判官を圧倒し法廷から熱烈な訴え
10月7日、今年の4・24法大解放集会での「建造物侵入・威力業務妨害」でっち上げ弾圧裁判の初公判が行われました。文化連盟の齋藤君・恩田君・増井君(企画局)、そして倉岡さん、内海君(全学連前副委員長)、冨山君(全学連書記長)の6学生が、5ヶ月の不当勾留を打ち破って裁判所に元気に出廷し、熱烈な意見陳述をやり抜いた!!(抜粋を掲載)

 これに追い詰められた裁判官が、恩田君の「裁かれるべきは国家権力だ」という訴えを理由に退廷命令、それに抗議した冨山君は意見陳述すらやっていないのに退廷にさせられた。絶対に許せない。これが裁判か! 被告人をたたき出し、意見陳述すら封じて、何の真実があるというのか! このデタラメな訴訟指揮を徹底的に弾劾し、激しい怒りで傍聴席と6学生は一つになって闘い抜きました。

 10/5暴処法弾圧裁判も含め、8学生は法廷から大学のあり方を真っ向問う闘いの宣言を発しました。「学生の手にキャンパスを取り戻そう」と訴えて闘う8学生と団結し、この秋の自主法政祭を、すべての規制をぶっ飛ばして成功させよう。そのために10・16法大集会-11・1労働者集会に集まろう!
倉岡雅美さん(人環3年・全学連副委員長)】 【齋藤郁真君(法3年・文化連盟委員長)】
「営業権と施設管理権を振りかざし、立て看板・ビラ撒きの自由、学生会館、学生ホール、サークル活動、自主法政祭と、学生の自治活動をカネと暴力でことごとく奪ってきた法大資本。この許しがたい現実と真っ向から闘うことで奪い返してきたもの。奪われた中から奪い返すことができた人間性と階級性、キャンパスの主人公であるという誇り。そしてかけがえのない仲間との団結。奪われたから負けるんじゃない。『決まったこと』『しょうがない』と屈服したときに負けるんだと闘いの中でつかんできた」「反撃の主導権は最後まで我々が握っている。法大キャンパスを必ず学生の手に奪い返す」 「ビラも自由にまくことができず、そのことに抗議する者達を大学から叩き出す法政大学は、もはや本質的に『大学』ではない。法政大学はこの一連の弾圧を『施設管理権の範囲内であり、大学の自治に含まれる』などとすっとぼけたことを抜かしている。これは『大学の自治』という権利への侵害である。なぜこの権利が獲得され、守られてきたのか、そのことを理解せず、法律の条文から都合よく抜き出し、使っているだけにすぎない。『大学の自治』の名の下に施設管理権を濫用し、社会の中で最も政治的公共性が保たれなければならないはずの大学を私物化している、現法政大学理事会の罪こそが裁かれなければならないのである」
恩田亮君(文連副委員長・文3年) 織田陽介君(全学連委員長・東北大学)
「逮捕者のべ110名、起訴者延べ33名、監視カメラ総数約150、有刺鉄線の包囲網、これが法大当局のいう『正常な教育環境』である。学生の人権を粉砕しておいて『平穏なキャンパス』などといっているのだ。我々が自分たちの尊厳を守り、大学に理性を再建することを国家権力が圧殺するのなら、そんな体制は転覆して然るべきだ」 「昨年のリーマン・ショックを受け、法大当局は学生の生活を心配するどころか、奨学金返済の『誓約書』を書かせることに必死になった。学生の未来に寄生する詐欺商売、こんなものが教育を名のっていいのか。本公判は、大学とはいかにあるべきか、その路線をめぐって行われるべきものです」 ※織田君は10/5の意見陳述
次回公判は10/21、30です
■10月21日(水)
法大暴処法弾圧裁判
第2回公判(刑事1部・秋吉裁判長)
(恩田、増井、織田、内海、新井)

■10月30日(金)
4・24法大集会弾圧裁判
第2回公判(刑事17部・登石裁判長)
(斎藤、恩田、増井、倉岡、冨山、内海)


10月9日(金)
昼食は讃岐・おろしぶっかけウドン 天ぷら 三里塚のピーマンの炒め
昼食後、恒例の「前進」読み合わせ
夕食はエビが格安だったので、エビチリ 三里塚のター菜とベーコンの炒め
自立支援法撤廃について語る 米・韓・日連帯! ハマちゃんにもらったカップ麺
岡山裁判員裁判、「昔の赤紙と同じ。やめてほしい」と候補者
 10月6日強行された岡山初の裁判員裁判に対して、「裁判員制度はいらない!大運動・岡山」は制度の廃止を求めて抗議行動を行いました。これに先立つ10月4日には、岡山市中心部で街頭宣伝とデモ行進を行い、裁判員制度廃止をアピールしました。街頭宣伝では「通っている教会で配布するから、今あるビラを全部下さい」と、数十枚のビラを持って帰る女性も。裁判員制度に対する根強い怒りの声を改めて実感しました。

 6日は朝8時から、小雨の降る中を選任手続きに出席する裁判員候補者に「拒否しましょう」と訴えビラを配布。「仕事を休んでしぶしぶ来たが、迷惑なことだ」「人の一生を決めるようなことにどうして素人を強制的に参加させるのか」と、その場で話し込み署名に応じてくれた候補者もいました。抗議行動に参加した仲間は「裁判で一番大切なのは真実の解明です。裁判の簡略化で冤罪の増加は避けられず、裁判員はその冤罪の後押し役をさせられることになります。裁判員制度を廃止しましょう」「裁判、判決という権力行使の一翼を労働者人民に強制的に担わせるのは、徴兵制と同じ。まさに現代の赤紙だ」と口々にマイクで訴えました。

 抗議行動は開廷直前の午後1時まで続けられました。くじ引きではずれた裁判員候補者が私たちのところにやってきて、「選ばれなくて良かった。昔の赤紙と同じだ。こんな制度はやめてほしい」と、抗議の意思を表明しました。

 法廷はCGを使った再現ビデオをモニタに映し出すなど、ワイドショーと化しています。100名の候補のうち、辞退する人が続出して、呼び出し対象は47人、出席は39人。罰則や強制によってかろうじて維持されている制度はもはや破たんしています。民主党・日本共産党も含めて全会一致で成立させたにもかかわらず、労働者人民の8割が公然と反対を表明していることの中に、裁判員制度を廃止に追い込める最大の根拠があります。

 11.1の1万人結集の力で、裁判員制度廃止-改憲阻止の闘いを広げていきましょう。(岡山・FE)
名古屋と岐阜での裁判員裁判第一号に抗議行動
 10月6日、裁判員制度はいらない!大運動・東海連絡会が呼びかける名古屋と岐阜での裁判員裁判第一号への抗議行動が朝8時から昼過ぎまで行われました。名古屋では、呼び出し状を送った74名のうち,辞退許可23名,不達4名を除く47名中,出頭42名で,出頭拒否者が5名。岐阜では呼び出し状を送った43名のうち,辞退許可6名を除く37 名中出頭32名で,ここでも出頭拒否者は5名にのぼりました。各地で、呼び出し拒否があいつぐなかで、制度廃止にむけてまた大きな前進がかちとられています。

 愛知・三重・岐阜の弁護士から200名を超す裁判員制度の廃止を求める声明が出されるなか、名古屋地裁前抗議では、地検の入場に「市民参加は建前だけだ。被告人の弁護権を破壊するな。新たな徴兵制を辞めろ!」の怒りの声が直撃しました。東海連絡会の弁護士や東海合同労組、ス労自主などの労働組合、百万人署名運動・愛知連絡会、岐阜連絡会が早朝から岐阜駅や名古屋市役所前で「裁判員制度廃止へ!」を訴えビラ配布を行い、「裁判員制度の正体は、現代の赤紙で市民を強制動員し、国家権力の統治主体に仕立て上げる思想改造攻撃です。裁判員制度廃止の運動は、改憲阻止、戦争国家化阻止の運動です。絶対反対の力で裁判員制度を廃止に追い込みましょう!」と訴えきりました。

 小雨が降る中を名古屋地裁前に「ストップ!裁判員制度」の真っ赤な横断幕が登場し、東海連絡会のビラ500枚と大運動の三つ折りリーフレット200枚は傍聴希望者や裁判所に出入りする労働者・市民に手渡されました。裁判員制度廃止を求める署名には幾人もが署名をしてくれました。

 岐阜での反対行動は写真で大きく報道されています。岐阜でも名古屋でも出頭拒否者が5名も出てきました。呼び出し状の43%=32名しか出頭しないという制度の破たん=労働者の抵抗を示しています。裁判員制度は、労働者・市民を分断して統治主体=戦争体制に組み込む改憲攻撃です。労働者の団結した力で裁判員制度を廃止へ追い込もう! 戦争・改憲と民営化・労組破壊攻撃と対決する11・1全国労働者総決起集会に一万人を結集させる闘いが決定的です。東海の絶対反対派は11・1へ総決起しよう!(東海 SK)

 だ  ん   け  つ
2009年10月9日
№215
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
11月総決起へ、
沖縄で10・4労働者集会
 10月4日、集会実行委員会の主催による「国鉄1047名解雇撤回!道州制・民営化絶対反対!闘う労働組合を甦らせよう!11・1すべての労働者は日比谷へ!10・4労働者総決起集会」が那覇市内で開催されました。集会の冒頭、主催者の青年労働者は8・30情勢、1047名闘争、道州制・民営化攻撃に触れ、すべては11月にかかっていると檄をとばし、自らの決意を明らかにしました。

 基調報告では、最初に「民主党・連合政権に労働者の未来を託せるのか。民主党・連合政権は労働者の敵だということをはっきりさせ、労働者が団結して、闘いを開始していこう」と呼びかけられました。そして国鉄1047名解雇撤回闘争のもっている位置を鮮明にさせ、道州制・民営化攻撃に「絶対反対」の闘いを職場からまき起こそうと提起し、「自分の職場で真正面から国鉄1047名闘争、動労千葉の闘いを訴えよう。その力が闘わない執行部から現場労働者の手に労働組合を奪い返していく道だ」と訴えました。そして最後に「11月集会に、国境を越えた労働運動のこの力を、団結した一つの力にして登場しよう」と11月への総力決起が呼びかけられました。

 この鮮明な基調提起を受けて、各職場の労働者から、11月にむけたそれぞれの職場での闘いの報告がなされました。民間パート労働者は春闘2波のストライキと団結拡大を総括軸に闘ってきたことを報告。そして「賃金カットや雇い止め攻撃に対して絶対反対で闘い、一人の首切りも許さない闘いをつくり、11月集会へ」と決意が語られました。さらに「サンフランシスコ国際会議のパンフを5冊販売した。自分の職場で11月集会のチケットを持ち込んでいく」と報告した労働者。一時金カットで闘おうとしない組合に対し「自分一人でもストをやる。指名ストに入れろと要求した。職場では何もやらないくせに、地労委でやるという。ふざけるな!」と怒りを込めて弾劾した労働者。

 NTTの労働者からは「自分の職場から1人、あと1人を組織していく」と、11月集会の組織化への決意が述べられ、うるまユニオン、南部合同労組からも発言。動労千葉の田中委員長からの物販の取り組みへのお礼状が読み上げられ、11月集会の大勝利を何としても実現させようという決意が会場全体にみなぎりました。そして最後にうるまユニオンの青年労働者がまとめと団結ガンバローを行い、1047名闘争と11月1万人結集の組織戦に突入する決意を打ち固めました。そしてこの後、雨のなか 国際通りを「民主党・連合政権は労働者の敵だ」のシュプレヒコールでデモ行進を行いました。(沖縄・M)


写真ビデオ http://www.jpnodong.org/1005gasa.wmv
大阪で民営化絶対反対・民営郵政打倒!関西集会
 11月集会1万を〈絶対反対〉の路線の力で実現するぞ! 

 10月4日に大阪で民営化絶対反対・民営郵政打倒!関西集会が40名の結集で開催されました。8・30情勢と10月1日、現場の怒りで粉砕されたJPEX統合「無期延期」情勢での集会になります。
 何よりも11月労働者集会1万結集実現のために、とことん時代認識と絶対反対・階級的団結・地区党建設の路線論議に徹した斬新かつ画期的な集会でした。

 郵政労働者が地区党建設の先頭に立つ!11月集会に向かう過程でまさにその立場が鋭く問われていることを集会全体の論議の中で鮮明になりました。

 「この間、君は営業ノルマをしていない。いつでも代わりはいるんだ」とクビ切り宣告を受けた大阪のある局に勤める非正規の青年は「8・30情勢では黙っていてもクビは切られる。 闘うしかない」と宣言しました。地区党の一致と団結こそ、クビ切り宣告を受けた青年の闘いを職場の怒りと結合させて郵政民営化粉砕の闘いに押し上げていく一切の鍵です。

 国鉄1047名闘争の位置を鮮明にさせて、この青年が受けている攻撃がまさに国鉄分割・民営化型の道州制攻撃であると路線的にとらえることが大事である、と集会の論議の中で出されました。

 特にJPEXの破綻は決定的です。郵政民営化の完成形態であるJPEX統合を緒戦の段階とは言え、粉砕したことは「絶対反対派」の主張と闘いが正しかった、「絶対反対」を貫けば勝てるんだ、という展望を労働者に指し示しています。
 国鉄労働者のメッセージや道州制=民営化攻撃の最先頭で闘う八尾北労組の発言をはじめ、4大産別決戦の爆発が地区党建設に結実して11月集会の1万結集を可能とする、情勢と実践を路線的に結びつくことを明確にした集会でした。(大阪・春真早樹)

10月8日(木)
2009/10/8 台風18号、接近中!
朝の3時過ぎに、「川があふれる危険がある」との練馬区の防災警報でたたき起こされる。
商店の入り口に土嚢を積んだりしました。それでも、石神井川拡幅工事には絶対反対だ!
知り合いの区の職員とあったので、11月集会のオルグをしました。
現在6時前、睡魔と闘いながら、作ってます。
水位観測情報【溜渕橋】   (所在地) 練馬区関町北3-45
水位観測情報【富士見池】   (所在地) 練馬区関町北3-45
水位観測情報【稲荷橋】 練馬区石神井台7-9
深夜、浸水か? 「街」の前に土嚢を積みます
昼食はウナ丼 若者用、別メニュー 冬瓜汁
夕食は焼きサンマ
今日のソウル・ワーカーズ・屋台 飯田鮨さんから玄米赤飯の差入れ

 だ  ん   け  つ
2009年10月8日
№214
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
1047名解雇撤回!
 11・1へ 倉敷で集会
 9月30日、倉敷労働会館に「国鉄1047名解雇撤回! 道州制・民営化絶対反対!」を掲げ、30名が結集した。集会は「11月集会1万人結集に向け、駅や市役所で5千枚のビラをまき、集会を準備してきた」というマスカットユニオンの仲間の開会・司会で始まった。最初に医学部職員組合の仲間から、「8・30の労働者の怒りを民主党打倒へ。国鉄分割・民営化攻撃に勝利してきた動労千葉と1047名解雇撤回闘争が中軸となり、労働者の国際的団結がつくり出された。11月労働者集会1万人結集へ残る1カ月、組織して組織して組織しぬこう」と基調提起がされた。

 続いて、動労西日本の大江照己委員長が、「岡山駅の山田君を仲間に迎え、さらに広島でも組織拡大し、9月19日に動労西日本の再建を勝ち取りました。JR資本は自らに尼崎事故の責任があるからこそ、事故原因を隠そうとしている。経営陣を全員打倒して労働者が取って代わるときです。国鉄分割・民営化で全員解雇を覚悟した。獄中の法大生と団結し11月1万人結集へ」と訴えた。

 さらに、自治労倉敷の百本敏昭委員長は、「大恐慌により解雇され、住宅ローンが支払えず家を奪われた労働者が市営住宅に入っている。道州制はもう始まっている。市町村合併によって、職場の仲間は配置転換され、短期雇用職員や派遣職員ばかり増えている。保育園の仲間は労働強化により退職を強いられたにもかかわらず、人がいないことを理由に臨時職員として再雇用されている。熊本大会では、自治労本部の組合員利益を求める運動から政労使パートナー運動への転換に対し、現場から怒りの声が上がった。11月1万人へ」と決意を明らかにした。

 2人の決意に応えて、会場からも、元衆議院議員の矢山有作さんが「国鉄分割・民営化は、国家権力による不当労働行為だ。権力と闘って解雇撤回を勝ち取ろう」と意見が出された。

 最後に、動労西日本の山田和広副委員長が、「JR西労組の役員からの通報により、駅長が休憩時間中の11月集会のビラ配布を弾圧してきた。まったく許し難い。西労組の青年は、こころよくビラを受け取ってくれている。敵を追い詰め弾圧を引き出した大勝利だ。断固としてビラまきに決起していく」と決意を表明し、全体で「動労千葉のストライキに連帯し11月集会に大結集する決議」を採択し、団結ガンバローでしめくくった。集会は、自治労本部の集会破壊策動を粉砕して大成功した。岡山からも11月集会へ大結集を勝ち取ろう!(岡山・M)

天野美恵 忍草母の会 事務局長の告別式 がしめやかに
 10月7日正午から10月4日に急逝された天野美恵忍草母の会事務局長の告別式が、シティホール富士吉田でしめやかに、また北富士闘争に生涯を捧げた天野さんの闘いをたたえるにふさわしい内容で行われた。
 僧侶の読経に続いてまず忍草入会組合の天野豊徳さんが弔辞を述べた。

 豊徳さんは、故天野美恵さんを「姉」と呼び、「昭和22年忍草入会組合結成以来五十有余年の長きにわたり、姉は活動されました。昭和三十五年忍草母の会の骨組みを作り、事務局長として北富士梨ヶ原への入会権の確立、平和利用の最終目的に向かってありとあらゆる手段をもってその目標に挑戦してきたよなあ」と故人に呼びかけた。そして「北富士忍草に母の会あり」とその名を轟かせたすばらしい闘いを確認し、「波瀾万丈に富んだ姉の一代記は一言では言い表せません」とたたえ、「一緒に活動できたことが私の一生のよい思い出です」と述べ、「忍草の夜明けを信じながら、活動の途中であの世へ行った数々の仲間たちに最後までがんばり抜いた忍草の女集団・母の会の生き様、死に様をよーく話してくれ」とはなむけの言葉を贈った。 

 次に三里塚芝山連合空港反対同盟の北原鉱治事務局長が弔辞を述べた。北原さんは美恵さんの逝去を悼み「もったいないことをしたという一念を感じています」と語った。「三里塚との連帯、命がけで着弾地に座り込んで軍事演習をくいとめた忍草母の会の闘い、さらに全国の基地反対闘争に取り組み闘った姿は、偉大な歴史の証人」と美恵さんの偉業をたたえた。そして「反対同盟は、北富士闘争と三里塚闘争、すべての住民闘争の勝利を必ずや実現する決意であることを御霊前に誓います。それが故人の遺志を引き継ぐ者の使命であると深く肝に銘じるものです」と誓った。

 続いて婦人民主クラブ全国協議会代表で相模原市議の西村綾子さんが弔辞を述べた。「数々のゲリラ闘争の先頭に立ち、米軍演習をぶっ止め、米軍にも警察にも大泡を吹かせ、たくましく、粘り強く北富士反戦闘争の勝利を手にしてこられた生き様は、世界に誇る、歴史に深く刻まれる。美恵さんこそ偉大な反戦の母でした」「私たち婦人民主クラブは母の会と共に闘ってきたことを誇りにしています。とりわけ全国協としての再出発をこの北富士で宣言して以来、どれほど教えられてきたか計りしれません」と感謝を述べた。「美恵さん見ていて下さいね。美恵さんが生涯かけて貫いた戦争も差別もない社会の建設、基地を完全になくす悲願を今度こそ実現するために、私たちもがんばります。いつか再び霊峰富士の上でお会いするときまで、感謝を込めてお礼の言葉とします」と弔辞を結んだ。

 3人の弔辞を聞きながら参列者は亡き美恵さんの姿をまざまざと思い出し、涙を抑えることができなかった。

 最後に遺族が、「皆様が語られたように強い母でしたが、私たち家族にとってはとても優しい母でした。孫も良くかわいがってくれました」と家族愛にあふれた一面を語り、お礼の言葉を述べた。(T)
本日も法大裁判に行ってきました。
本日も法大裁判に行ってきました。そして今日は貴重な傍聴券をもらい、中に入りました。全体の詳しい報告は前進ブログにアップされたら読んで下さい。

http://www.zenshin.org/cgi-bin/mt4i.cgi

今日は何より裁判長がものすごく強権的で、威圧的で権力の固まりみたいなやつで、恩田くんが意見陳述の終わりにさしかかった頃に『裁判所は公平に裁く所かと思っていた。だけどそうじゃない事がわかった。俺たちが貴様らを裁く』と宣戦布告をしたんです。かっこよくて私も『よしっ!』と言いました。そうしたら裁判長が“貴様というのが不穏当発言だ”と言って恩田くんに退廷命令を出しました。それに抗議した冨山くんにまで(今から意見陳述だというのに)退廷命令を出し、冨山くんだけ意見陳述できないまま裁判が終了するというむちゃくちゃ横暴な裁判でした!!悔しさと怒りでいっぱいでした。

自ら退廷させておきながら『明日の打ち合わせはどうしますか』と言ってきた裁判長に対し、こちらの弁護団が『打ち合わせ拒否!』と断ったそうです。なんてかっこいいんでしょうか!

そして、出廷した6人はとにかく元気でした!意見陳述トップは斉藤君。トップらしく堂々と発言していて『大学だから自由なんじゃない。自由なところが大学なんだ』と今の法大のあり方は正しいのか?と問いました。かっこよかったです!

増井くんはとにかく時間内に言いたい事を全て言うために間髪を入れずに訴え『10・16でガンガン暴れよう!』と傍聴席の方に身体を回転させながら全身でアジッてました。

内海くんは『キャンパスで闘うんじゃない。闘うところがキャンパスなんだ』『みんな革☆同に結集しよう!』と彼らしく元気に力強く訴えました。

恩田くんは法大の悪業、不当な取り調べ、裁判所に対する宣戦布告。いずれも実名を挙げて暴露していました。恩田くんの自分史とも言えるような陳述内容で、今の恩田くんになっていく歴史(葛藤)がよくわかりました。

そして倉岡さんは『教員をめざしていた時に、自立支援法が改定されたり教基法が改定された。これを問題にしないで授業が進められて行く事に疑問を感じた。これと闘わないで、教員になって不起立で闘えるはずがない、そう思って法大に来た。それまでも闘っているつもりでいたが、心のどこかで自分だけは就職できるんじゃないかと思っている自分がいることに気付いた。法大にきて、本気で闘うという事は逮捕も恐れずに闘うことだとわかった。』と言っていました。涙が出そうでした。

私はみんなの意見陳述がグサグサ心に刺さって、ホントにすごい闘いをしてるんだと思いました。それと対照的な権力の醜さ!いくらグラグラだからと言っても、こんなやり方は絶対に許さない!認めない!殴ってやりたくなりました。

そして、倉岡さんが言ってた事は辺野古で金城ゆうじさんが言ってたことと同じだと思いました。

『今闘わなくていつ闘うんだ』 まさに時代は民主党に擦り寄って権力の奴隷になるのか“プロレタリア革命”を対置して勝ちきるのか、そういう情勢だと思います。今日の裁判長を見て“あんなめちゃくちゃなやつに権力握られたままでたまるか!”っていう怒りがより一層わいてきて、改めてこの情勢における階級闘争が決定的だということがよくわかりました。

彼らにとっての法大が私にとっての職場です。職場は職場で苦闘の連続です。だけど私は今日の怒りも悔しさも仲間の勇姿も全て闘う力に変えて、明日からまた職場でやりたいと思い直しました。10・11三里塚、10・16法大&JR本社弾劾、11・1日比谷と、闘いは目白押しです。共に頑張りましょう!!
法大4・24弾圧裁判初公判、恩田君が裁判長に宣戦布告! 
10月7日、東京地裁で、法大4・24建造物侵入・威力業務妨害デッチあげ裁判の初公判が開かれました。5日の暴処法裁判にも出廷した恩田君、増井君、内海君とあわせて、齋藤君、倉岡さん、冨山君が元気に出廷しました。

 今日は何より、東京地裁刑事第17部の登石郁朗裁判長がものすごく強権的で、威圧的で、権力の塊みたいな奴でした。恩田君が意見陳述の終わりにさしかかった頃に「裁判所は公平に裁くところかと思っていた。だけどそうじゃないことがわかった。俺たちが貴様らを裁く」と宣戦布告をしたんです。かっこよくて私も「よしっ!」と言いました。そうしたら裁判長が「貴様というのが不穏当発言だ」と言って恩田くんに退廷命令を出しました。それに抗議した冨山君にまで(今から意見陳述だというのに)退廷命令を出し、冨山君だけ意見陳述できないまま裁判が終了するというむちゃくちゃ横暴な裁判でした!!

 自ら退廷させておきながら「明日の打ち合わせはどうしますか」と言ってきた裁判長に対し、弁護団が「打ち合わせ拒否!」と断ったそうです。

 そして、出廷した6人はとにかく元気でした! 意見陳述トップは斎藤君。トップらしく堂々と発言していて「大学だから自由なんじゃない。自由なところが大学なんだ」と今の法大のあり方は正しいのか? と問いました。増井君は時間内に言いたい事をすべて言うために間髪を入れずに訴え、「10・16でガンガン暴れよう!」と傍聴席の方に身体を回転させながら全身でアジッてました。内海君は「キャンパスで闘うんじゃない。闘うところがキャンパスなんだ」「みんな革共同に結集しよう!」と彼らしく元気に力強く訴えました。恩田君は法大の悪業、不当な取り調べ、裁判所に対する宣戦布告。いずれも実名を挙げて暴露していました。恩田君の自分史とも言えるような陳述内容で、今の恩田君になっていく歴史(葛藤)がよくわかりました。

 そして倉岡さんは「教員をめざしていた時に、自立支援法が制定されたり教基法が改悪された。これを問題にしないで授業が進められていくことに疑問を感じた。これと闘わないで、教員になって不起立で闘えるはずがない、そう思って法大に来た。それまでも闘っているつもりでいたが、心のどこかで自分だけは就職できるんじゃないかと思っている自分がいることに気付いた。法大にきて、本気で闘うということは逮捕も恐れずに闘うことだとわかった」と言っていました。涙が出そうでした。

 私はみんなの意見陳述がグサグサ心に刺さって、ホントにすごい闘いをしてるんだと思いました。それと対照的な権力の醜さ! いくらグラグラだからと言っても、こんなやり方は絶対に許さない! 認めない! 殴ってやりたくなりました。

 そして、倉岡さんが言っていたことは辺野古で金城祐治さんが言ってたことと同じだと思いました。「今闘わなくていつ闘うんだ」。まさに時代は民主党に擦り寄って権力の奴隷になるのか、プロレタリア革命を対置して勝ちきるのか、そういう情勢だと思います。今日の裁判長を見て「あんなめちゃくちゃなやつに権力握られたままでたまるか!」っていう怒りがより一層わいてきて、改めてこの情勢における階級闘争が決定的だということがよくわかりました。

 彼らにとっての法大が私にとっての職場です。職場は職場で苦闘の連続です。だけど私は今日の怒りも悔しさも仲間の勇姿もすべて闘う力に変えて、明日からまた職場でやりたいと思い直しました。10・11三里塚、10・16法大&JR本社弾劾、11・1日比谷と、闘いは目白押しです。共に頑張りましょう!!(東京・E)
大阪で民営化絶対反対・民営郵政打倒!関西集会
 11月集会1万を〈絶対反対〉の路線の力で実現するぞ! 

10月4日に大阪で民営化絶対反対・民営郵政打倒!関西集会が40名の結集で開催されました。8・30情勢と10月1日、現場の怒りで粉砕されたJPEX統合「無期延期」情勢での集会になります。
 何よりも11月労働者集会1万結集実現のために、とことん時代認識と絶対反対・階級的団結・地区党建設の路線論議に徹した斬新かつ画期的な集会でした。

 郵政労働者が地区党建設の先頭に立つ!11月集会に向かう過程でまさにその立場が鋭く問われていることを集会全体の論議の中で鮮明になりました。

 「この間、君は営業ノルマをしていない。いつでも代わりはいるんだ」とクビ切り宣告を受けた大阪のある局に勤める非正規の青年は「8・30情勢では黙っていてもクビは切られる。 闘うしかない」と宣言しました。地区党の一致と団結こそ、クビ切り宣告を受けた青年の闘いを職場の怒りと結合させて郵政民営化粉砕の闘いに押し上げていく一切の鍵です。

 国鉄1047名闘争の位置を鮮明にさせて、この青年が受けている攻撃がまさに国鉄分割・民営化型の道州制攻撃であると路線的にとらえることが大事である、と集会の論議の中で出されました。

 特にJPEXの破綻は決定的です。郵政民営化の完成形態であるJPEX統合を緒戦の段階とは言え、粉砕したことは「絶対反対派」の主張と闘いが正しかった、「絶対反対」を貫けば勝てるんだ、という展望を労働者に指し示しています。
 国鉄労働者のメッセージや道州制=民営化攻撃の最先頭で闘う八尾北労組の発言をはじめ、4大産別決戦の爆発が地区党建設に結実して11月集会の1万結集を可能とする、情勢と実践を路線的に結びつくことを明確にした集会でした。(大阪・春真早樹)
11月総決起へ、沖縄で10・4労働者集会
 10月4日、集会実行委員会の主催による「国鉄1047名解雇撤回!道州制・民営化絶対反対!闘う労働組合を甦らせよう!11・1すべての労働者は日比谷へ!10・4労働者総決起集会」が那覇市内で開催されました。集会の冒頭、主催者の青年労働者は8・30情勢、1047名闘争、道州制・民営化攻撃に触れ、すべては11月にかかっていると檄をとばし、自らの決意を明らかにしました。

 基調報告では、最初に「民主党・連合政権に労働者の未来を託せるのか。民主党・連合政権は労働者の敵だということをはっきりさせ、労働者が団結して、闘いを開始していこう」と呼びかけられました。そして国鉄1047名解雇撤回闘争のもっている位置を鮮明にさせ、道州制・民営化攻撃に「絶対反対」の闘いを職場からまき起こそうと提起し、「自分の職場で真正面から国鉄1047名闘争、動労千葉の闘いを訴えよう。その力が闘わない執行部から現場労働者の手に労働組合を奪い返していく道だ」と訴えました。そして最後に「11月集会に、国境を越えた労働運動のこの力を、団結した一つの力にして登場しよう」と11月への総力決起が呼びかけられました。

 この鮮明な基調提起を受けて、各職場の労働者から、11月にむけたそれぞれの職場での闘いの報告がなされました。民間パート労働者は春闘2波のストライキと団結拡大を総括軸に闘ってきたことを報告。そして「賃金カットや雇い止め攻撃に対して絶対反対で闘い、一人の首切りも許さない闘いをつくり、11月集会へ」と決意が語られました。さらに「サンフランシスコ国際会議のパンフを5冊販売した。自分の職場で11月集会のチケットを持ち込んでいく」と報告した労働者。一時金カットで闘おうとしない組合に対し「自分一人でもストをやる。指名ストに入れろと要求した。職場では何もやらないくせに、地労委でやるという。ふざけるな!」と怒りを込めて弾劾した労働者。

 NTTの労働者からは「自分の職場から1人、あと1人を組織していく」と、11月集会の組織化への決意が述べられ、うるまユニオン、南部合同労組からも発言。動労千葉の田中委員長からの物販の取り組みへのお礼状が読み上げられ、11月集会の大勝利を何としても実現させようという決意が会場全体にみなぎりました。そして最後にうるまユニオンの青年労働者がまとめと団結ガンバローを行い、1047名闘争と11月1万人結集の組織戦に突入する決意を打ち固めました。そしてこの後、雨のなか 国際通りを「民主党・連合政権は労働者の敵だ」のシュプレヒコールでデモ行進を行いました。(沖縄・M)

10月7日(水)
寄付できた被り物で遊びます
昼食は太田さん手作りのパン 卵サンド
明太子パスタ ミートソース 陽子さん作パッチワーク
夕食は大勝軒のラーメン 鮭チャーハン
全国で不当なガサが続いている。

ソウル・ワーカーズ・屋台で迎え撃つ。

おかげさまで、

地域の労働者に対して、

11月集会の宣伝になりました
動労千葉を支援する会のホームページから転載

ドイツ・レーバーネットlが、DCストをトップ面で報道しています。

 「動労千葉は10月1日、幕張支部の副委員長・書記長の配転にたいして全1日のストに決起した。ストと集会はとても活気あるもので戦闘的だった。多くの労働者人民が動労千葉とそのストを応援している。他方、不正義のJR資本側はいまや追い込まれている。動労千葉の闘いは勇敢にさらに前進している」
→ここ


写真ビデオ
北富士忍草母の会天野美恵事務局長の逝去を悼む
 北富士忍草母の会事務局長の天野美恵さんが10月4日容体が急変して逝去されました。享年85歳。
 天野美恵さんは北富士演習場撤去・梨ヶ原入会地奪還の闘いを生涯貫いてきたが、この間は病気で入院生活を余儀なくされてきた。

 遺族も、「本人もやり残したことはあると思っていると思いますが、皆さんと最後まで一緒で悔いのない一生でした」と語っているように、天野さんは闘魂あふれる闘いの生涯を全うされた。日帝権力と真っ向から対決し、入会地強奪と全力で闘い抜いた生涯だった。

 わが革共同は、北富士現闘を先頭に天野さんを始め忍草農民と血盟を誓って闘い抜いてきたなかで、天野さんを失った悔しさと悲しみは計り知れない。天野さんの遺志をあくまでも引き継ぎ、北富士闘争の勝利まで闘い抜くことを改めて決意する。そのためにも、10・11三里塚闘争の大爆発、11・1全国労働者総決起集会の大成功のために全力で闘い抜く決意である。(T)

 だ  ん   け  つ
2009年10月6日
№213
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
「制度廃止の日まで」闘う、
裁判員制度いらない全国集会 
 10月2日、「裁判員制度はやっぱりいらない! 10・2全国集会」が東京・四谷区民センターで開催された。「裁判員制度はいらない!大運動」の主催で450人の労働者・市民・学生が全国から集まり、「制度廃止の日まで、国会に、政府に、最高裁に、そして権力翼賛の日弁連執行部に、私たちの怒りをたたきつけましょう!」と集会宣言を発した。

 集会では、裁判員裁判の実態が暴露され、ますます盛り上がる全国各地、各層の裁判員制度廃止の闘いが報告された。
 藤田正人弁護士は裁判員裁判の実態について、「『市民参加』という名の刑事裁判ショー。そして、簡易・迅速・重罰の『お白州』だった」と言い表した。「お白州」とは江戸時代の奉行所などに置かれた法廷のこと。裁判員裁判では、裁判員や被害者の参加によって、検察側と弁護側が対等に主張・立証を行い裁判官が第3者として冷静に判断するという「当事者主義の原則」は投げ捨てられ、被告人の裁判を受ける権利は完全に踏みにじられていると指摘した。さらに司法への「市民参加」なる偽装についても暴露。最高裁による「高い出席率」の演出とは、呼出対象者から呼出状発送段階で拒否した人々を含めないで計算した数値であり、実際の出席率は東京47%、高松29%など拒否者続出だという。藤田弁護士は、この制度の目的は結局、「市民・国民に治安維持を担わせ、権力の思想に染めることだ」と批判した。

 弁護士、町内会、市民運動、労働運動の各層が登壇したパネルディスカッションは、制動廃止の運動がますます強固となって広がっていることを実感させた。愛知の弁護士は9月に東海3県の弁護士ら約200人が制度廃止の声明を発表したと報告、弁護士会でも廃止決議をあげたいと意気込んだ。町内会でも会長自ら運動の先頭に立ち地域を組織している。市民運動でも絶対廃止以外にないとますます確信を深めている。労働運動ではス労自主の棚橋竹三郎副委員長が登壇した。

 また各地の報告では、福岡、岡山、大阪、東海、神奈川、埼玉、千葉のどの各運動体も裁判員裁判実施に絶対反対の抗議の声をたたきつけ大きな反響を生み、地域の結集軸になっていることが報告された。実施されてからもなお、運動はますます大きく広がっているのだ。

 まとめのあいさつに立った「大運動」の呼びかけ人の高山俊吉弁護士は、「裁判員裁判の実施はこの国の政治権力の危機を示している。支持なく始めるざるを得なかった。途方もない矛盾をかかえている。われわれの勝利の証だ」と確認し、「修正は違う。廃止以外にない。われわれが制度廃止の旗を掲げているから「いやだ」というたくさんの人がいる。さらにその旗を高くかかげよう」と呼びかけた。方針は「各地の学習会を運動の拠点にし全国で連携していく」ことだ。「大運動」は各地の裁判員裁判の真実を知らせるための「裁判員いらない全国情報」を発行していくという。

 11月以降さらに裁判員裁判の件数ひと月200件ほどに激増し矛盾も拡大していく。制度廃止の旗を高々とかかげ、いよいよ廃止に追い込もう!(東京 KN)

法大5・15暴処法弾圧初公判、
5人の仲間の飛躍と団結に感動
10月5日、ついに法大5・15暴処法裁判の初公判が、東京地裁刑事第1部で行われました。70名以上もの傍聴者がつめかけ、廊下にあふれ出しました。

 法廷には織田陽介君、恩田亮君、内海佑一君、増井真琴君、新井拓君が元気に登場しました。5ヵ月半もの勾留をはねのけ、互いに見つめ笑い合う姿がとても印象的でした。

 織田君は、「学生注目!」と気合いを入れ、「3年半に及ぶ法大闘争の切り開いた勝利は、団結の復権であり、8人が元気に出廷していることだ」と力強く断言しました。

 恩田君は、法大当局が行ってきた数々の学生弾圧を、当局者たちの実名をあげて具体的に怒りをもって告発しました。
 増井君は、ノート一杯に書き込んだ意見書を、早口で読み上げました。誰もが驚く豊かな内容で、新自由主義大学の現実を批判し、あるべき大学とは何かを論じきりました。

 内海君は暴処法弾圧の反動性を暴き、法大闘争の正義性を、傍聴席の方を向きながらアジテーションしました。
 新井君は、弾圧に加担する裁判所を徹底的に批判し、「闘いにかけた思いは、仲間への熱い思いだ。支配をくつがえす力は、誰もが持つこの思いにある。力関係を変えよう」と呼びかけました。

 闘いのリーダーとしての5人の仲間の飛躍と団結を実感し、感動に包まれた初公判でした。暴処法弾圧を粉砕し、獄中の仲間を奪還し、10・16法大闘争、11・1労働者集会を全力で闘おう。(T)(写真は裁判所前での街宣)

報告集会で初公判闘争の勝利を確認
暴処法弾圧裁判初公判後には、弁護士会館において報告集会が開催されました。冒頭、公判傍聴をともに闘ったス労自主の山川中央執行委員、10・1ストライキをうちぬき、組合つぶし攻撃と激しい組織戦を闘い抜いている動労千葉の後藤執行委員が発言。

 続いて学生からの公判総括。5名の冒頭意見陳述を引用しながら、①8名が元気に法廷に登場し闘い抜いていることがまず大勝利であること、②闘いの争点は大学とはいかにあるべきかということであり、「教育の民営化」絶対反対の闘いに学生の未来があること、
 ③そして今回当局が引きはがされたとされたと主張する看板の不正義性を徹底的に弾劾し、④いまこそ「すべての怒りを行動にしよう」と10・16法大集会から11・1労働者集会への決起を訴えました。また、鈴木達夫弁護団長は、「刑事裁判は被告が胸を張って何を主張するかが一切。今回の初公判では獄中の学生の活動家としての飛躍が敵権力を圧倒した」と5学生の圧倒的なアジテーションに初公判闘争の勝利を確認しました。

 さらに集会では、警察・検察による切り崩し攻撃をはねのけ、被告の家族、法大生、法大OBが参加・発言し、より一層団結が深まっています。この団結は、現場の闘いから逃れたところで『やり方が間違っている』などと批判し、闘いの中から分断を組織する者たちとの激しいやり合いの中で生み出されたものでもあります。団結破壊を目的とした暴処法弾圧は、曖昧(あいまい)なものをぶっ飛ばし、すべてを「力勝負、団結勝負」に持ち込んだということです。10・7公判-10・11三里塚-10・16法大集会とますます団結を拡大することが勝利の道です。そして11・1の1万人結集で決着をつけましょう!(T)



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 2009年日誌
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