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スケジュール

4月5日(月

 だ  ん   け  つ 2010年4月5日
№334
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
 「尼崎事故弾劾!」掲げ
JR西日本入社式闘争
 4月1日、JR西日本の入社式闘争は、動労西日本と5・27被告団・国労共闘、そして青年労働者を先頭に、関西と中四国から25人が結集して闘われた。JR西日本は、なんと入社式の冒頭に尼崎事故への黙祷を強要し、1100人の新入社員に対して「JR資本の奴隷となれ」とする許し難い攻撃に出てきた。青年労働者に一切の責任を押しつけるこの攻撃を徹底的に弾劾し闘ったことは決定的だ。青年労働者の決起を恐れるJR西日本は、宣伝隊と新入社員をトコトン分断しようとした。新入社員全員を吹田の研修センターに前泊させ、当日は労務担当の下に一列縦隊20人ぐらいの部隊をつくらせて、第一陣を入社式開始の2時間も前から会場のJR西日本本社に押し込んだ。帰りは宣伝隊のいない路地に新入社員を誘導し、コソコソと逃げるように“洗脳研修”へのバスに押し込む経路を練ってきたのだ。

 われわれの入社式闘争は、JR西日本が堂々と入社式もできない、尼崎事故調査報告をも改ざんするという後ろめたいことをやってはばからない“悪徳企業”だという正体を完全に暴き出した。宣伝隊による鮮明なアジテーションは、こうしたJR西日本の無様な姿を暴き、1100人の新入社員全員に怒りの決起を呼びかけるものとなった。また、「1047名解雇撤回・車両検修全面外注化阻止」「尼崎事故弾劾!4・25尼崎事故5周年全国総決起集会へ」の2つの横断幕と「JRは尼崎事故を繰り返すな!鉄道業務の全面外注化絶対反対」ののぼりは、新入社員の圧倒的な注目を集めた。

 その先頭に立ったのは動労西日本・山田副委員長だ。契約社員として不当解雇された山田副委員長は、3・31岡山駅ストライキでこの不当解雇を迎え撃った。その翌日、JR西日本本社前に圧倒的に登場し、「青年労働者を使い捨てにする契約社員制度の撤廃を訴えた私を解雇したJR西日本は腐りきっている」「歴代社長が強制起訴になったJR体制を弾劾し、動労千葉のようにストライキで闘おう」「社会を動かしているのはわれわれ労働者だ。動労西日本に結集しよう」と新入社員に訴えたのだ。また、この闘いに連帯した関西の青年労働者も休暇をとって決起し、「青年労働者に事故責任を押しつけるJR体制を打倒しよう」「4・25尼崎事故弾劾闘争に立ち上がろう」と渾身のアピールを行った。5・27被告団・国労共闘も休暇闘争で総決起し、動労西日本・山田副委員長との団結を固め闘いぬいた。

 一方、国労西日本は、青年部を先頭に全地方本部の全力動員でJR西日本本社前に登場したが、「JR西日本を良い企業にしよう」と言い出す始末だ。新入社員に尼崎事故の責任を転嫁する黙祷を強制したことを一切弾劾せず、尼崎事故問題で歴代社長が強制起訴されたJR西日本を全面的に擁護したのだ。これが労働組合のやることか! これは御用労組であるJR西労組と訣別して、国労加入した青年労働者への裏切りだ!これこそが、1047名闘争「和解案」受け入れから国労解散・JR西労組への合流を目論む4者・4団体の本質そのものである。4・1入社式闘争は、こうした共産党・革同や協会派の国労西日本指導部を弾劾する闘いとしても打ちぬかれた。4・25闘争の勝利を勝ちとり、動労千葉が呼びかける「国鉄闘争勝利の全国大運動」の発展を闘いとろう。(関西・H)

東北石けん労組、
解雇1周年弾劾し
総決起集会
 4月2日、東北石けん労組は、仙台市内で「解雇1周年弾劾!東北石けん闘争勝利!総決起集会」を35人の結集で勝ち取った。東北石けん労組は3月12日の地労委において、資本と労働委員会一体となった「金銭和解」策動を完全に粉砕し、闘いの新たなラウンドに突入した。国鉄1047名闘争解体策動が密集した反動として襲いかかっている中で、解雇撤回の旗を高々と掲げて勝利するまで実力闘争として闘い抜く決意を満天下に明らかにしたのだ。この総決起集会は、1047名闘争・第2次国鉄決戦勝利への闘いに大合流する、熱気あふれる集会として打ち抜かれた。

 冒頭、主催者挨拶に立った洞口委員長は、「解雇、地裁仮処分反動決定、そして地労委での金銭和解攻撃という敵の攻撃を、そのたびに組合の団結を強化することで跳ね返してきた。その上に立ってこの集会が開催されていること自体が、組合が日々勝利している証しだ。今日の集会は、第2次国鉄決戦に合流し、大恐慌時代の解雇撤回闘争の新たな地平を切りひらく集会だ」と鮮明に提起し、新たな戦闘宣言を発した。

 連帯のメッセージが遠く沖縄をはじめ全国から寄せられた。集会では、全金本山労組、仙台市職労、福島合同労組、平和を守る戦中派の会の小野寺さんから、次々と東北石けん闘争に連帯する挨拶がなされた。「東北石けん闘争は自分自身の闘いだ」、「解雇撤回闘争が決定的だ」、「1047名闘争解体攻撃を許さない」と熱気あふれる発言が相次いだ。

 集会の圧巻は、小原書記長の基調提起だ。「金銭和解攻撃を完全に粉砕した。構図は国鉄1047名闘争破壊策動と一体のもの。断固闘い抜く」という宣言に全参加者が「そうだ!」と答える。「昨年の闘いでわが労組は、2・16国鉄集会において全金本山労組・熊谷春男さんと共に発言し、全国デビューを勝ち取った。そこを出発点として1年間国鉄闘争を闘い、国鉄1047名解雇撤回・第2次国鉄決戦勝利を自らの闘いとして闘うという勝利の路線をつかみ取ってきた。 門前闘争、地労委闘争、すべての闘いを路線で闘い、団結強化を総括軸として闘い抜いた。すべての戦場で、参加した仲間も元気になる自己解放的な闘いをやり抜いてきた。革命が現実の問題となる時代が到来している。首を切られても、これと闘い抜くことが無上の喜び。解雇撤回は革命のスローガンだ。 東北石けん労組は、アルバイト先でも、すべての場所で団結を求めて闘う。地域の青年をみやぎ連帯ユニオンと共に組織していく。志半ばで斃れた全金本山労組の菅原徹さん、熊谷春男さん、交流センターの東正策さん、そして中野洋さんの遺志を引き継いで、勝利するまで闘いましょう!」

 
総括と展望は圧倒的だ。集会の熱気は最高潮に達した。
 決意表明は、兄弟組合のみやぎ連帯ユニオン、「東北石けん闘争から学んだことは、労働者は資本に飼われる存在じゃないということ。革命の日まで闘う」。そして当該を代表して成田副委員長、「解雇撤回を捨てたら労働者の魂を売るということ。首を切られるべきは社長だ。この闘争がなければ自分も何も知らないつまらない人生になっていた。すべてを作っているのは労働者だ。革命で社会を変えよう!」。熱烈な決意に満場の拍手が答える。

 この集会を新たな出発点として、東北石けん労組は2010年決戦を国鉄闘争と固く団結して闘い抜く! すべてのみなさん、共に勝利の日まで闘い抜きましょう! (東北石けん労働組合・H)

4月3日(土
3日(土) 12時前から
武蔵関公園で「街」のお花見
去年の様子
お弁当を作ります
桜は満開 武蔵関公園に向かいます
豪華弁当ですが、フタで見えません 三里塚のホウレン草のおひたし
春子さんから春野菜の差入れ
10年ぶりにモトハル登場 「街」に戻って、お花見・二次会
夜、おめかしして吉祥寺に
生涯に数度かのご馳走・イタリアン

4月2日(金
昼食は動労千葉物販のソバ たらの芽・椎茸・ちくわの天ぷら
広島の下田禮子さんから差入れ・手紙
 広島は今雨が降っています。平和公園の桜も散りそうです。

 昨日はおいしい千葉のピーナッツ・ホシイモをありがとうございました。
足がよくないので私は家にあるものを送ります。タクワン漬けは私が畠で無農薬で作ったものをつけました。おいしいかどうか?奈良漬は一昨年つけたものです。新しい酒かすを三度とりかえてやっと今位の味になります。これは瓜は白瓜を買ってつけました。少しで申し訳ないですがみなさんに少しずつ差し上げています。オリーブオイルはギリシャのクレタ島のバージンオイルです。野生のオリーブの木からとったものだそうです。パスタにかけて食べてください。ミルクジャムは広島の湯来というところの牧場の牛からとれたミルクで作った物をもらいました。小さい瓶にしか入っていないこだわりの一品だそうです。以上私の気持ちです。

 皆様のお口に合うかどうか分かりませんが・・・・・・
広島のことを思い出して話の種にして下さい。
また8・6でお会いしましょう。
ではお元気でさようなら

オープンスペース街のみなさまへ

下田禮子
 差入れの大漁旗 夕食はつけ麺 野菜付き
餃子 明日のお花見用のエビマヨのテスト 舞茸ご飯
差入れのナポレオン 大量のレコードの寄付が来たのでプレイヤーを出して…
ドーナツ盤をかけます
懐かしくて、ジルバを踊ります
♪ウォンチュー 床屋に行った洋平が「雪国」熱唱 驚くブーちゃん
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動労千葉を支援する会のホームページから転載
案内

世界の闘い

 だ  ん   け  つ 2010年4月2日
№333
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11

JR東日本入社式を直撃、
妨害撃退し
青年労働者と合流!
 4月1日、国労共闘と埼玉労組交流センターの仲間は、JR東日本の入社式を直撃し新入社員と合流する宣伝行動を大宮駅周辺で闘った。

 朝9時から、国労共闘代表の吉野元久さんや秋田闘争団の小玉忠憲さんを先頭に、東京と埼玉労組交流センターの仲間が大宮駅に駆けつけた。入社式会場の大宮ソニックシティー前までの歩道に、のぼり旗を立ててマイク演説をする中で、新入社員への2種類のビラまきが行われた。実に500枚のビラセットが手渡され、大勝利した。

 JR東日本は入社式(の前)から新入社員に、「ビラを受け取るな」と注意し、軍隊式に並べて引率し、歩道でも「早く行け、隊列を乱すな」と怒鳴って青年を従わせようとした。歩道に並んだ本社の管理職(勤労や人事の幹部)は、カクマル体質むき出しで「早く行け、受け取るな」と怒鳴りちらした。しかし、「取るなと言われました」と言いながら、ニコニコとビラを受け取る青年が続出した。沖縄基地撤去の署名にも何人もが応じた。

 吉野代表は、マイクで「検修外注化の実施を阻止した。青年の決起が世の中を変える。動労千葉のように団結してストライキを闘おう」と訴えた。「労働者は団結して闘おう」の一声は、確実に青年の心をとらえたのだ。
 ビラまきを妨害するJR管理職に対し、ビラまき隊は「青年に命令するな。JRは軍隊か。俺の職場に来てみろ!」、「下請けを何人殺したら気が済むんだ」「外注化は粉砕した。1047名の解雇を撤回せよ」などと弾劾し、撃退し続けた。JR資本と激突しながらビラまきを貫徹した。

 入社式を直撃し、青年と合流する闘いは東西で同時に闘われた。今年は1047名解雇撤回闘争解体攻撃をめぐる超緊迫情勢の中で、格段に取り組みが強化された。国鉄闘争勝利を確実にたぐり寄せた。(TD)

信号手5000人は、連日6:00~10:00、18:00~22:00のストライキ
RMT メンテナンス要員12000人およびTSSA監視員800人は4月6日6;00から9日深夜までのストライキ 
  ボブ・クロー書記長は、「メンテナンス要員の削減は、安全を崩壊させハットフィールド、ポッターズ・バー、グレイリグ惨事の再来を不可避とする」と発言。

独航空 ルフトハンザのパイロット, 外注化に反対し 過去最大のストに突入


4月1日(木
昼食は玉子サンド 太田さん作りのパン 買ったアップル・パン
パンの耳のフレンチトースト風 コーン・スープ
ブーちゃん、一階に引越し
夕食はイナダの刺身 鶏つくねのハンバーグ
春子さん差し入れの春の煮物 久しぶりの屋台
 韓国の若者と、世界・人生についての


論争

 だ  ん   け  つ 2010年4月1日
№332
東京北部ユニオン 「街」分会
関町北4-2-11
5・29弾圧裁判(第1グループ)の控訴棄却弾劾!!
 先日、08年5・29弾圧の控訴審判決が行われました。判決は控訴棄却という、全く許し難い反動判決です。徹底弾劾しよう!
 判決文は地裁判決よりもさらに踏み込んだ内容となっており、大まかに言うと

(1) 東京地裁・稗田裁判長が、清宮前総務部長を「この人は当時の総務部長として来ているのであって、学校全体の責任者として来ているのではありません」と言ったことは言葉のあやであり、増田総長でなくとも「管理者の意志」は立証されたということ。

(2) 00年の立て看板規制ルールと自治会非公認化でもって全学連看板は一貫して「学外団体の看板」であったのであって、看板撤去は正当であるということ。

(3) よって退学処分は正当であり、事件当時被告人らは全員学外者であって「建造物侵入」は成り立つということ。

(4) 「恩田君への不当処分撤回」「沖縄サミット粉砕」を掲げた08年5・29デモは「キャンパスの平穏な教育環境」を侵害したものであるので、憲法の「集会・表現の自由」にはあたらないということ。また法大生が呼びかけていたとしても、せいぜい数名であるので学外者のデモであることに変わりはないということ。

(5) 山本君の「公務執行妨害」がビデオに映ってないのは、柱の陰に隠れているからであるということ。


といった感じです。怒りなしには読めない判決文であり、実際被告人はほとんど怒りの声をあげ退廷になったほどです。
 とりわけ許し難いのは山本君の「公妨」です。「柱の陰に隠れているからむしろ見えなくて当然」という、裁判的に言っても全く転倒した論理でもって有罪を下しているのです。「推定有罪」そのものではありませんか。断じて許すことはできません。

 法大当局の下僕以下と成り果てた東京高裁に徹底弾劾を叩き付けよう!!
 4・23法大解放総決起集会の爆発で大反撃を!!

 BA客室乗務員、
第2波ストで団結拡大の大勝利!
 英最大の航空会社ブリティッシュ・エアウエイズ(BA)の客室乗務員労組は、3月20~22日に決行した第1波スト(既報)に続き、4日間の長期第2波ストを3月27~30日、断固として貫徹した。資本はこの日のために1000人のスト破り要員と11カ国からスト破り飛行機をかき集め、政府・メディアを総動員したストバッシングを繰り広げたが、1万2000人もの労働者がストに突入し、イギリス最大のハブ空港ロンドン・ヒースロー空港で41%をキャンセルにたたき込んだ。資本が最も大切にしていた遠距離便はたった30%の運行。ストの影響を少なくごまかしている資本ですら一日550万ポンド(7億7千万円)の損害・敗北を認めざるを得なかった。写真 青年労働者を先頭に組合旗とBAのCEOウォルシュの顔を持ってデモする客室乗務員。3月29日ヒースロー空港前

 なによりも第2波ストは団結を拡大して大勝利した。BA資本は昨年11月に突如、1000人の解雇を含む遠距離部門の客室乗務員の人員削減、2年間の賃金凍結計画を発表し、あからさまな客室乗務員労組つぶしに突入した。中核労組である客室乗務員労組を破壊することによって、英最大の労組ユナイト労組(200万人)をも破壊することを狙ったのだ。この攻撃は客室乗務員のみに攻撃を集中することでパイロットなど他の部門の労働者と分断し、さらに客室乗務員労組をユナイト労組中央と分断する目的意識的な分断攻撃であった。

 この攻撃に対して今回、荷物担当とチェックイン関係の労働者が、旅行特典の剥奪などの報復の脅しをのりこえて第2波ストに合流したことは決定的であった。これは第1波ストで自信を深めた客室乗務員労組の労働者が現場に帰って他部門の労働者の獲得に立ち上がったことを示している。さらに国内の基幹労組の支援のみならず、ストのピケにはイタリアやスペインのBAの労働者も合流し、来月BAに吸収合併されようとしているスペインのイベリア航空の労働者まで駆けつけた。まさに団結破壊攻撃に対して、団結の拡大をかちとったのだ!

 もう一つの勝利は、体制内指導部の裏切りを打ち破ってストが打ち抜かれているということである。ユナイト労組中央は、この期に及んでも「できればストライキは避けたかった」と言明し、「組合は賃下げや労働条件の改悪を逆提案し、外注化提案まで認めたのに」などと自らの決定的な裏切りを恥とも思っていない。現場労働者の怒りが腐敗した労組指導部の裏切りを打ち破ってストライキとして爆発したことは明らかである。

 三つ目は、世界大恐慌下における反撃の拡大として勝利的に打ち抜かれたということである。BAストはイギリス財政赤字の急速な拡大のなかで、ギリシャ情勢の波及と受けとめられている。資本のみならず労働党政権による労組破壊攻撃を打ち破って打ち抜かれた今回の13年ぶりのBAストは、ヨーロッパ中の注目を集めて闘われたがゆえに、その闘いも巨大な波及力を持っている。イギリスでは4月にさらに大規模な鉄道ストが予定され、選挙を前にしたブラウン労働党政権は恐怖にうちふるえ始めている。 

 4-5月革命情勢はさらに深化する。国鉄・沖縄軸に総決起しよう!(SG)

 

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